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第3章 第13話:木の精とホウホウの気づき
しおりを挟むうその きの まえに、やわらかい ひかりが ふわりと あらわれました。
きが すこしずつ ひかりを まとうように なって、その なかから、 やさしい こえが きこえて きました。
「この きが そだつのは、“ほんとうの きもち”を つつんだ “やさしい うそ”だけ」
ホウホウは、ゆっくりと めを ひらきました。
「……そうか。どうぶつたちは、“うその きは うそで そだつ”と しんじていた。
でも、うその なかみまでは しらなかった。
だから、ただの いつわりや、みを まもるための ぼうえいの うそ、えんぎの うそばかりを かたって いたんだ。
ほんとうの きもちを つつんで いなければ、きは そだたない。
――みんな、ほんとうの きもちを、うそに つつんで みよう。
だれかを まもるために。だれかに とどけるために。」
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