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第5章 第24話:精霊のことばと根をはる声
しおりを挟むきの みきに、やわらかな ひかりが さしこみました。
はが ひとつ、 また ひとつ、しずかに まいおちて いきます。
どうぶつたちは、なにも いわずに、しずかに みみを すませました。
そのとき——
だれの すがたも ないまま、こえ だけが とどきました。
「それで いいのです。きは かれても、ことばは のこります。
ほんとうの ことばは、だれかの こころに ねを はるのです」
そらは やわらかく ひかり、ばは しずかに つつまれました。
かぜが そっと ふき、そこには、かたられた あとに のこる、しずかな よはくが ひろがっていました。
―おわり―
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