未来スコープ 運命の分岐点 番外編 ―ユカ外伝―

米田悠由

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エピローグ1

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未来スコープ:運命の分岐点 最終話より(里中ユカ・26歳)


ユカ:「私が本部からの指示に背いて、あなたを消さず、あなたが荒廃した未来を確定させたから…私を消す命令が…!」

ユカの足元から、微かな光が漏れ始める。

「10秒…」

ユカは、最後の力を振り絞り、美久へと手を伸ばした。

ユカ:「生きて…! 美久…!あなたならきっと未来を変えられる…」

彼女の瞳から、一筋の涙が零れ落ちる。

ユカ:「あなたと…あなたとの友情は…本物だった…!」

「3…2…1…」 

ユカの言葉が途切れる。 

「0!」

耳をつんざくような激しい閃光が、部屋全体を包み込んだ。美久は、思わず目を閉じた。熱い風が吹き荒れ、視界が真っ白になる。

光が収まり、美久がゆっくりと目を開くと、そこにユカの姿はなかった。

 ただ、その場に、焦げ付いたような匂いと、微かに残る電子音が響いていた。 
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