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2.新居からの新生活
51.メイ、めんどくさい
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ボクは、洗面所へ。マキナがジャケット、ズボンと脱いでいってる。
手伝ったらいいのかな? まあ、ボクは歯磨きしていよう。
「なんで、終わったら教えてくれない?」
カーテンから出たら、メイさんが噛みついてきた。知らないよ。
「ゴメンゴメン」と返したら不満顔だ。
「ボク、歯磨きして寝るから、ソファーで寝てていいよ」
「オレをソファーで眠むらせるのか」
「そうですよ。問題ある」と言いたいけど。
「ソファーじゃダメですか? そこしかありませんよ」って言いながら、洗面所へ。
「ソファーでは、護れない──」
もう、設定いいから。言い募るメイさんを無視して洗面所で歯磨きした。
身支度が済ませて、ベッドに戻るとマキナが既に横になっていた。
ボクもマキナの横に滑り込んでいこうとする。
後ろに纏わりついていたメイも同じく──ってオイ!
知らない間に脱いでしまってTシャツ、ショーツ姿になったメイが釣られてベッドに入ってこようとしていた。
「メイさん。ソファーへ、どうぞ?」
「そんな……。傍に居ないと……」
もうそれは良いから。マキナを見ると、苦虫を五十匹は噛んでるほど顔を歪めている。
「婦夫の場所なのでご遠慮ください」
「それじゃあ……」また護れないとか言って泣きそうになっている。
一周まわって可愛くなってくるから始末が悪い。
ああ~面倒くさい。マキナに向けて、どうにかしてと目と念話を送ってみた。
「変なこと、するなよ?」
そう言って意外にメイを許してしまったマキナ。
ええっ? 許しちゃうの。ボクが言える事じゃないけど。
「じゃあ、大人しく寝て、明日は学校行ってね?」
「お、おう! 分かってる」
なし崩しに同衾する羽目に。とほほ……。
まあ、女ふたりに挟まれて静かに眠れるワケもなく……。
「マキナ、擽ったい……」
「マキナとやら、不謹慎だぞ。ここは病室だ」
不謹慎で迷惑なのはメイ、あんただ。お腹と言うか腰と言うか、抱いてくるのはやめて。
マキナは良いんだよ。主人だから……。
そうして、ボクの上というか下と言うか、鍔迫り合いやってないでよ。
メイの纏わりつく手をマキナが剥がして戻しての応酬が果てしなく続く。
「もう全然、眠れない……」
クイーンズサイズに三人はムリと思ってだけど、いつしかうつらうつらして疲れて眠ってたみたい。
んがぁ~、寝てらんない……。
しかし、一度目が覚めると眠れなくなる……。
両脇の二人もいつしか眠ってたみたい。二人に挟まれて蒸したのか、汗をかいて喉が渇いている。
「結構、かわいい寝顔じゃん」
横のメイの寝顔を見て思う。
さて、乗っかかった二人の拘束を解いて……っと。
起こさないようベッドから脱け出す。洗面所へ行って水を飲もう。
いや、待て。水差しの水とか、備付けの冷蔵庫なんかに飲み物は無いかな?
かけ布団から出るとヒヤッとする。
二人に揉まれて掻いた汗で濡らした肌着が冷えてくる。
常夜灯の薄暗い中、部屋の中を探る。夜中に上がった月が、カーテン越しに部屋の中を照らしている。
何かヒヤッとする……。
それは、肌着の湿りではなく……。気のせいかと思い、目を凝らすと据えられたテーブルに備付けの水差しがあった。
お盆に載ったコップに水を注ぐ。
「生き返る……」
コップの水を飲み干し、プハァア~っと息をつく。
「冷蔵庫もあるかな……あった。どれどれ?」
ビルトインで備わった冷蔵庫を開けて中を確認。うん、ジュースとかスポーツドリンクとか……炭酸飲料まであるね。
でも、水やお茶が良いな。ミネラルウォーターまで入ってるけど、今は冷えてるものより、温かいものが良くなってきた。
冷蔵庫も確認してベッドへ戻ろうとする途中、また悪寒が……。
手伝ったらいいのかな? まあ、ボクは歯磨きしていよう。
「なんで、終わったら教えてくれない?」
カーテンから出たら、メイさんが噛みついてきた。知らないよ。
「ゴメンゴメン」と返したら不満顔だ。
「ボク、歯磨きして寝るから、ソファーで寝てていいよ」
「オレをソファーで眠むらせるのか」
「そうですよ。問題ある」と言いたいけど。
「ソファーじゃダメですか? そこしかありませんよ」って言いながら、洗面所へ。
「ソファーでは、護れない──」
もう、設定いいから。言い募るメイさんを無視して洗面所で歯磨きした。
身支度が済ませて、ベッドに戻るとマキナが既に横になっていた。
ボクもマキナの横に滑り込んでいこうとする。
後ろに纏わりついていたメイも同じく──ってオイ!
知らない間に脱いでしまってTシャツ、ショーツ姿になったメイが釣られてベッドに入ってこようとしていた。
「メイさん。ソファーへ、どうぞ?」
「そんな……。傍に居ないと……」
もうそれは良いから。マキナを見ると、苦虫を五十匹は噛んでるほど顔を歪めている。
「婦夫の場所なのでご遠慮ください」
「それじゃあ……」また護れないとか言って泣きそうになっている。
一周まわって可愛くなってくるから始末が悪い。
ああ~面倒くさい。マキナに向けて、どうにかしてと目と念話を送ってみた。
「変なこと、するなよ?」
そう言って意外にメイを許してしまったマキナ。
ええっ? 許しちゃうの。ボクが言える事じゃないけど。
「じゃあ、大人しく寝て、明日は学校行ってね?」
「お、おう! 分かってる」
なし崩しに同衾する羽目に。とほほ……。
まあ、女ふたりに挟まれて静かに眠れるワケもなく……。
「マキナ、擽ったい……」
「マキナとやら、不謹慎だぞ。ここは病室だ」
不謹慎で迷惑なのはメイ、あんただ。お腹と言うか腰と言うか、抱いてくるのはやめて。
マキナは良いんだよ。主人だから……。
そうして、ボクの上というか下と言うか、鍔迫り合いやってないでよ。
メイの纏わりつく手をマキナが剥がして戻しての応酬が果てしなく続く。
「もう全然、眠れない……」
クイーンズサイズに三人はムリと思ってだけど、いつしかうつらうつらして疲れて眠ってたみたい。
んがぁ~、寝てらんない……。
しかし、一度目が覚めると眠れなくなる……。
両脇の二人もいつしか眠ってたみたい。二人に挟まれて蒸したのか、汗をかいて喉が渇いている。
「結構、かわいい寝顔じゃん」
横のメイの寝顔を見て思う。
さて、乗っかかった二人の拘束を解いて……っと。
起こさないようベッドから脱け出す。洗面所へ行って水を飲もう。
いや、待て。水差しの水とか、備付けの冷蔵庫なんかに飲み物は無いかな?
かけ布団から出るとヒヤッとする。
二人に揉まれて掻いた汗で濡らした肌着が冷えてくる。
常夜灯の薄暗い中、部屋の中を探る。夜中に上がった月が、カーテン越しに部屋の中を照らしている。
何かヒヤッとする……。
それは、肌着の湿りではなく……。気のせいかと思い、目を凝らすと据えられたテーブルに備付けの水差しがあった。
お盆に載ったコップに水を注ぐ。
「生き返る……」
コップの水を飲み干し、プハァア~っと息をつく。
「冷蔵庫もあるかな……あった。どれどれ?」
ビルトインで備わった冷蔵庫を開けて中を確認。うん、ジュースとかスポーツドリンクとか……炭酸飲料まであるね。
でも、水やお茶が良いな。ミネラルウォーターまで入ってるけど、今は冷えてるものより、温かいものが良くなってきた。
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