妄想日記1<<ORIGIN>>

YAMATO

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Chapter15(ピピ島編)

Chapter15-⑭【SQUALL】

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誰もいない砂浜で二人は真っ裸になった。
俺達を抑制するものは何もない。
押し倒され、背中が砂に塗れた。
69の体勢で口に巨根を押し込まれる。
同時にアナルへ指を押し込んできた。
いつものクールなタケルではなく、野生味のある乱雑さだ。
無精髭がその印象を強くする。
アナルを解す事などしない。
最初から指五本を束にして押し込む荒々しさに戸惑いを覚える。
丸でフィストファックを試している様だ。
「うわぁ!」思わず悲鳴が口を付く。
タケルは巨根を抜いた口を左手で塞いだ。
そして右手を更に捩じ込む。
「ぐわぁぁぁ!」塞がれた唇から声が漏れる。
タケルは自身が脱いだ水着を口の中に押し込む。
ざらついた砂が口内に零れた。
声が出なくなったところで、再びフィストを試みる。
アナルがみるみる広がっていく。
しかし限界を超えたところで、激痛が押し寄せてきた。
顔を振り、溢れる涙を振り飛ばす。
暫くその状態を繰り返したが、諦めたのか右手を退けた。
涙目でタケルが滲んで見える。
両足を高々と持ち上げると、一気に巨根を突き刺す。
腰振る力にいつも以上の雄々しさを感じる。
自然のパワーが乗り移ったみたいだ。
暴力的なタケルは射精に向かって、突っ走る。
Vの字に足を広げられ、タケルの射精の道具と化した。
その想いが欲情を増幅させる。
「おっ、おっ、おお!」
腰振りに合わせ、声をあげる。
「ぐおぉお!」タケルは雄叫びをあげると、最後に突き上げた。
逆さ吊りの状態の中、射精されたザーメンは体内を落下していく。
 
珍しくタケルが肩で息をしている。
「どうしたの?何か変だよ。」
心配になり聞いてみる。
「ああ…、ゴメン。痛くなかったか?」
正気に戻った様で、頭を下げた。
「俺さ、乳首を噛まれると、凌辱願望のスイッチが入るんだ。
無茶してゴメンな。」尚も謝る。
「そうなんだ。
だったら強姦されたい時は乳首を噛めばいいんだ。」
おどけ気味に小さく笑う。
「強姦されたい時はね。」
カケルみたいな二重人格の心配はタケルにはなさそうだ。
だがカケルに襲われた時に欲情したのも事実だった。
「そろそろ舟に戻ろうか?」
タケルが水着を穿く。
「おいおい、ヤマトさんの涎でべとべとだぞ。」
普段通りの笑い声に安堵する。
舟まで一気にクロールで泳ぐ。
舟に上がると、クンさんがランチを用意していてくれた。
簡単なフライドライスだが、空腹だったので凄く美味い。
舟は島を反対側を回って、ホテルに戻る予定だ。
ピピドン島に差し掛かったところで、前方に真っ黒な雨雲が見えてきた。
クンさんが舌打ちする。
 
舟は速度を上げたが、あっという間に雨雲に飲み込まれた。
ボートは大きく揺れ、雨が打ち付ける。
一応屋根があるが、クンさんはずぶ濡れになり操舵する。
入江に入り、スコールの通過を待つ。
外海に比べると、揺れはマシだった。
さっきまでの暑さが嘘のように肌寒い。
「これだったら海中の方がいいかもな。」
タケルはそう言うと、海に飛び込んだ。
「ヤマトさん、来てみろよ。
意外と温かいぞ。」
顔を出したタケルが手招きする。
ゴーグルをして、ダイブした。
水中は思った程濁っておらず、魚達はのんびり泳いでいる。
一時間程度、シュノーケルを楽しんで舟に戻る頃には雨雲は通過していた。
雲は薄くなり、ところどころから陽射しが出ている。
「本当に冒険になったね。」
この悪天候も満更でもなかった。
ホテルのビーチ前に戻り、クンさんに別れを告げる。
タケルが舟代を渡していた。
「幾らあげたの?」
「ちょっと多めに渡したら、喜んでいた。」
タケルがウインクする。
「早くプライベートプールに行こうよ!」
通り掛かったカートを停め、ルームナンバーを告げた。
カートは坂道の先にある青空に向かって、加速していく。
『絶対にユーキを超えてやる!』
タケルとずっと一緒にいれば、それはたやすく思えた。
 
 
(完)
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