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Chapter1(Paradise Gym編)
Chapter1-⑫【99ブルース】
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一時からのオープンにも拘わらず、ケンゴファンの二人組が自動ドアから顔を覗かせ
た。
「待ちきれなくて来ちゃったけど、大丈夫ですか?」
背の高い方のコージが、カウンターにいた岩佐に尋ねる。
「ええ、構いませんよ。
ケンゴさん、お客様をご案内して下さい。」
準備運動しているケンゴに声を掛けた。
「良かったな。
一番乗りだぞ!」
背の低いカズキが他に会員のいないフロアを見回し、歓喜の声をあげた。
「よう、来たな!
今日は扱くぞ。
覚悟してきたか?」
ケンゴが親密さを醸し出す為に、軽口で挨拶する。
これは岩佐からの指示だった。
タカユキには真逆の指示が出ている。
「タカユキさんのキャラは奉仕型Mです。
ひたすら丁寧にお客様と接して下さい。」
昨夜のミーティング時に言われた。
『何で俺にばかり、面倒な役を押し付けるんだ!
ケンゴは素で出来るのに。』
タカユキは膨れっ面で頷いた。
ロッカールームから出て来たケンゴ達の笑い声で、嫌な思いを断ち切る。
『時給が高い分、仕方ないさ。』
自分を納得させる。
自動ドアが開き仁藤が入って来た。
「いらっしゃいませ。」
タカユキは歩み寄り、丁寧に挨拶する。
「早速、やって来ました。
今日は宜しくお願いします。」
ラフなジャージ姿の仁藤が、タカユキの股間を凝視して言う。
「こちらこそ宜しくお願いします。
ではロッカールームにご案内します。」
タカユキはその視線に気付かぬ振りをして、先に歩き出す。
背後から視線が尻に注がれている事が、犇々と伝わってきた。
「鍵の付いているロッカーが空となりますので、好きな所をご利用下さい。
では表で待っています。」
頭を下げて、踵を返す。
「すみません。
ここは衣服に規制はあるのですか?
先に来ていた二人は、きちんと着ていましたが。」
顔を赤らめた仁藤が聞く。
カズキとコージはローライズのボックス型スイムウェアに、Tシャツを着ていた。
「いえ、全裸以外であれば、特に規制はありません。
お客様がトレーニングのやり易い格好で結構です。」
抑揚を抑えて答える。
「全裸以外は…ですか。
こんな格好でもいいんですか?」
更に赤みの増した仁藤がジャージを脱ぐ。
穏やかな紳士には似付かわない、Gストを穿いていた。
極小のポーチを細い紐が支えている。
「勿論、構いません。
お客様の望むウェアでトレーニング出来るのが、当ジムのモットーですから。
それにとてもお似合いです。」
事務的な対応から、親しみのある物に変えてみた。
声に出して笑わず、口角を上げる程度に抑える。
「それを聞いて安心しました。
では着替えたら、直ぐに向かいます。」
仁藤が安堵の表情を浮かべた。
Gスト姿の仁藤がロッカールームから出て来た。
キャッキャ騒いでいた二人組が静かになる。
仁藤の歩みに合わせ、視線を移動させていく。
「さあ、次はどっちだ?」
ケンゴの掛け声で、再びジムは騒がしくなった。
仁藤は思いの外、マッチョだ。
スーツ姿の時は気付かなかった。
「トレーニング歴が随分ありそうですね。
どれくらいやられているのですか?」
タカユキは仁藤の股間を見ながら聞く。
Gストのポーチが持ち上がり、隙間から極太のリングが覗いた。
「もう四半世紀になります。
こんな身体で恥ずかしいのですが。」
仁藤が照れ顔になる。
「そんな事ありません。
素晴らしい筋肉です。」
タカユキは本心からそう思った。
尻の張りなど、とても40代には見えない。
「今日はどうしましょうか?
トレーニングメニューを作成する事も出来ますが、仁藤さんには必要なさそうです
ね。」
仁藤の股間から視線を外せずにいた。
「私は脚が弱いので、スクワットのサポートをお願い出来ますか?」
ポーチが上下に動く。
「ええ、お手伝いします。
こちらへどうぞ。」
大殿筋に手を添えてエスコートした。
(つづく)
た。
「待ちきれなくて来ちゃったけど、大丈夫ですか?」
背の高い方のコージが、カウンターにいた岩佐に尋ねる。
「ええ、構いませんよ。
ケンゴさん、お客様をご案内して下さい。」
準備運動しているケンゴに声を掛けた。
「良かったな。
一番乗りだぞ!」
背の低いカズキが他に会員のいないフロアを見回し、歓喜の声をあげた。
「よう、来たな!
今日は扱くぞ。
覚悟してきたか?」
ケンゴが親密さを醸し出す為に、軽口で挨拶する。
これは岩佐からの指示だった。
タカユキには真逆の指示が出ている。
「タカユキさんのキャラは奉仕型Mです。
ひたすら丁寧にお客様と接して下さい。」
昨夜のミーティング時に言われた。
『何で俺にばかり、面倒な役を押し付けるんだ!
ケンゴは素で出来るのに。』
タカユキは膨れっ面で頷いた。
ロッカールームから出て来たケンゴ達の笑い声で、嫌な思いを断ち切る。
『時給が高い分、仕方ないさ。』
自分を納得させる。
自動ドアが開き仁藤が入って来た。
「いらっしゃいませ。」
タカユキは歩み寄り、丁寧に挨拶する。
「早速、やって来ました。
今日は宜しくお願いします。」
ラフなジャージ姿の仁藤が、タカユキの股間を凝視して言う。
「こちらこそ宜しくお願いします。
ではロッカールームにご案内します。」
タカユキはその視線に気付かぬ振りをして、先に歩き出す。
背後から視線が尻に注がれている事が、犇々と伝わってきた。
「鍵の付いているロッカーが空となりますので、好きな所をご利用下さい。
では表で待っています。」
頭を下げて、踵を返す。
「すみません。
ここは衣服に規制はあるのですか?
先に来ていた二人は、きちんと着ていましたが。」
顔を赤らめた仁藤が聞く。
カズキとコージはローライズのボックス型スイムウェアに、Tシャツを着ていた。
「いえ、全裸以外であれば、特に規制はありません。
お客様がトレーニングのやり易い格好で結構です。」
抑揚を抑えて答える。
「全裸以外は…ですか。
こんな格好でもいいんですか?」
更に赤みの増した仁藤がジャージを脱ぐ。
穏やかな紳士には似付かわない、Gストを穿いていた。
極小のポーチを細い紐が支えている。
「勿論、構いません。
お客様の望むウェアでトレーニング出来るのが、当ジムのモットーですから。
それにとてもお似合いです。」
事務的な対応から、親しみのある物に変えてみた。
声に出して笑わず、口角を上げる程度に抑える。
「それを聞いて安心しました。
では着替えたら、直ぐに向かいます。」
仁藤が安堵の表情を浮かべた。
Gスト姿の仁藤がロッカールームから出て来た。
キャッキャ騒いでいた二人組が静かになる。
仁藤の歩みに合わせ、視線を移動させていく。
「さあ、次はどっちだ?」
ケンゴの掛け声で、再びジムは騒がしくなった。
仁藤は思いの外、マッチョだ。
スーツ姿の時は気付かなかった。
「トレーニング歴が随分ありそうですね。
どれくらいやられているのですか?」
タカユキは仁藤の股間を見ながら聞く。
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「もう四半世紀になります。
こんな身体で恥ずかしいのですが。」
仁藤が照れ顔になる。
「そんな事ありません。
素晴らしい筋肉です。」
タカユキは本心からそう思った。
尻の張りなど、とても40代には見えない。
「今日はどうしましょうか?
トレーニングメニューを作成する事も出来ますが、仁藤さんには必要なさそうです
ね。」
仁藤の股間から視線を外せずにいた。
「私は脚が弱いので、スクワットのサポートをお願い出来ますか?」
ポーチが上下に動く。
「ええ、お手伝いします。
こちらへどうぞ。」
大殿筋に手を添えてエスコートした。
(つづく)
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