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36 弛緩
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突然始まった旧友の側面攻撃に、政信は動揺を隠して反論する。
「おいおい、何を根拠に言ってやがる。前線じゃいつ死ぬかわからねーからって、カップルはよくできてただろ」
「マサは、わたしとか一部を除いて、同輩とロクに会話もしなかったじゃない」
「その一部の誰かと、恋人になってかもしれないだろ」
「ないわね」
珠緒は、数学の定理を説明する数学教師のように、断言した。
「なぜ言い切れる」
「マサと仲が良かった連中って、私以外はみんな男で、しかも野獣みたいな連中ばっかりだったじゃないの。綺麗系の男子とならともかく、あいつらと恋仲になるのは、絵的に不可能でしょ」
真実だった。
政信と仲の良かった者は、戦場で頼りになる者たちばかりであり、性別は二の次だった。
仲間の選定基準は戦闘力と、劣勢時における粘り強さであり、美醜の概念を差しはさんではいられなかった。
驚異的な膂力を誇るオーガの戦斧組頭、接近戦もこなすドワーフの鉄砲奉行、灰色狼や人食いキノコに騎乗したり薬効のあるキノコに詳しいゴブリンの騎兵隊長などと、主に交流していた。
皆、性格は最悪で金木に汚く、手柄の横取りも茶飯事な油断ならない曲者揃いだったが、最高の強者でもある連中だった。
「でも、娼館だってあったんだぞ」
「むむ、娼館ですって。カタクラ、浮気の告白ですか。相手の女に、慰謝料を請求させていただきますからね!」
カタリンは、汚らわしい物を見るような目をしていた。
お嬢様を気取りやがって、いや、実際お嬢様として暮らしてきたわけだから、案外本気なのだろうか。そういえば、日本にいたころから、下ネタは嫌いだったな。容姿が良かったせいで、カタリンの前世である村田ミズキは、変態のターゲットにされていた。
無理もないか。しかし、元男なら娼館くらい許容してしかるべきではないだろうか?
政信が判断に迷い、思考を右往左往させている間に、珠緒が余計なことを言う。
「大丈夫よカタリンちゃん。マサは病気が怖いって、近づかなかったし、私がイカサマ賭博で給料を巻き上げていたから、行けるはずないわ」
「なによりです。しかるべき時が来たら、ユウキタマオに、褒美を取らせましょう」
「やったー。頑張って偉くなってね」
「やったーじゃない。タマお前、やっぱりイカサマだったのか。金返せ」
「イカサマは、現行犯以外無罪よ。それに、私の誘いを断った罰としては、安い金額だったでしょ」
珠緒の言葉を聞くや、カタリンの眉が跳ね上がる。
「カタクラ、其方、そこの下賤なダークエルフに、誘われたのですか?」
「断ったぞ」
政信は即座に否定した。
言ってから、別に肯定しても良かったんじゃないかと気が付いた。
「そーなのよねー。いけずだわー」
「なんとなく恥ずかしかったんだよ。それに、生き残れるかわからなかったからな」
慌てる政信に対して、ムーナの声が忍び込む。
「では、今ならどうなのですか?」
「え、そりゃあ」
政信は、珠緒が美人な上にグラマーであり、気が合うことを思い出した。
しまった。この角度で攻撃を仕掛けてくるとは、ムーナの奇襲にしてやられたか。勝利――ムーナが楽しむだけで意味は何もない――を確信した笑みをムーナが浮かべるが、政信はリラックスしたものだった。
「カタクラ! その態度は完全に、浮気とみなしますわよ! ここが西王国だったなら、四肢を牛に引っ張らせているところでしてよ」
政信が断る理由がないと思いいたる直前、口調をお嬢様に戻したカタリンが、物騒で恨みのこもった声を上げた。
集中力を大きく削がれたカタリンは、帯電の法術を切ってしまった。
馬車を包んでいた微弱な雷が失われたと判断するや、政信は警告を発する。
「上からくるぞ」
頭上からカラスの鳴き声がした。
「おいおい、何を根拠に言ってやがる。前線じゃいつ死ぬかわからねーからって、カップルはよくできてただろ」
「マサは、わたしとか一部を除いて、同輩とロクに会話もしなかったじゃない」
「その一部の誰かと、恋人になってかもしれないだろ」
「ないわね」
珠緒は、数学の定理を説明する数学教師のように、断言した。
「なぜ言い切れる」
「マサと仲が良かった連中って、私以外はみんな男で、しかも野獣みたいな連中ばっかりだったじゃないの。綺麗系の男子とならともかく、あいつらと恋仲になるのは、絵的に不可能でしょ」
真実だった。
政信と仲の良かった者は、戦場で頼りになる者たちばかりであり、性別は二の次だった。
仲間の選定基準は戦闘力と、劣勢時における粘り強さであり、美醜の概念を差しはさんではいられなかった。
驚異的な膂力を誇るオーガの戦斧組頭、接近戦もこなすドワーフの鉄砲奉行、灰色狼や人食いキノコに騎乗したり薬効のあるキノコに詳しいゴブリンの騎兵隊長などと、主に交流していた。
皆、性格は最悪で金木に汚く、手柄の横取りも茶飯事な油断ならない曲者揃いだったが、最高の強者でもある連中だった。
「でも、娼館だってあったんだぞ」
「むむ、娼館ですって。カタクラ、浮気の告白ですか。相手の女に、慰謝料を請求させていただきますからね!」
カタリンは、汚らわしい物を見るような目をしていた。
お嬢様を気取りやがって、いや、実際お嬢様として暮らしてきたわけだから、案外本気なのだろうか。そういえば、日本にいたころから、下ネタは嫌いだったな。容姿が良かったせいで、カタリンの前世である村田ミズキは、変態のターゲットにされていた。
無理もないか。しかし、元男なら娼館くらい許容してしかるべきではないだろうか?
政信が判断に迷い、思考を右往左往させている間に、珠緒が余計なことを言う。
「大丈夫よカタリンちゃん。マサは病気が怖いって、近づかなかったし、私がイカサマ賭博で給料を巻き上げていたから、行けるはずないわ」
「なによりです。しかるべき時が来たら、ユウキタマオに、褒美を取らせましょう」
「やったー。頑張って偉くなってね」
「やったーじゃない。タマお前、やっぱりイカサマだったのか。金返せ」
「イカサマは、現行犯以外無罪よ。それに、私の誘いを断った罰としては、安い金額だったでしょ」
珠緒の言葉を聞くや、カタリンの眉が跳ね上がる。
「カタクラ、其方、そこの下賤なダークエルフに、誘われたのですか?」
「断ったぞ」
政信は即座に否定した。
言ってから、別に肯定しても良かったんじゃないかと気が付いた。
「そーなのよねー。いけずだわー」
「なんとなく恥ずかしかったんだよ。それに、生き残れるかわからなかったからな」
慌てる政信に対して、ムーナの声が忍び込む。
「では、今ならどうなのですか?」
「え、そりゃあ」
政信は、珠緒が美人な上にグラマーであり、気が合うことを思い出した。
しまった。この角度で攻撃を仕掛けてくるとは、ムーナの奇襲にしてやられたか。勝利――ムーナが楽しむだけで意味は何もない――を確信した笑みをムーナが浮かべるが、政信はリラックスしたものだった。
「カタクラ! その態度は完全に、浮気とみなしますわよ! ここが西王国だったなら、四肢を牛に引っ張らせているところでしてよ」
政信が断る理由がないと思いいたる直前、口調をお嬢様に戻したカタリンが、物騒で恨みのこもった声を上げた。
集中力を大きく削がれたカタリンは、帯電の法術を切ってしまった。
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「上からくるぞ」
頭上からカラスの鳴き声がした。
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