異世界設定のゲームだからこそ、幸せに成るんだ。

御堂朱鷺

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 食事と、両親とのはなし。

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 「ウサギ肉は、なにが美味しいの?」
 「母さんの料理なら何でも美味しいのは当たり前と言うのが正解だぞ。」笑いながら言う、父親がとても好きになってしまった。
 「父さんは、母さんの料理なら何でも好きだが、特に好きなのは、野菜が沢山入ったポトフだな。」
 「なら、僕もそうする。」うん、やはり子供でやるなら、乗らなきゃね。

 『僕も少し欲しいですー。』
 「スズカにも少しあげるからね。」
 『ご主人様ありがとうございます。』

 「母さん母さん。もうケンが狩りだけでなく解体も出来るようになったんだ。」と、肉と毛皮を女性(母親?)に渡してた。

 「ケン凄いね、大人に成ったら何になるか決めた?」うん、父親だけでなく、母親も美人すぎる。

 「まだまだ、強くならなきゃわからないよ。でも、父さん母さんを食わして行ける位に、なりたい。」
 「ケン」と言われながら。頬にキスされた。
 「成りたい者になるのが、一番だからな。」と、頭を撫でなれてしまった。


 凄いAIだと、考えながら。森の方をみていると。
 『ご主人様、ウサギがまたきますよー。次は四羽 一人でやつけたらレベルが上がるかも、たぶんご主人様なら 五羽を一人でやつけたら、レベルアップのはずだかー。』と、スズカが俺に言ってきた。

 「父さん母さん、狩りにまたいってきます。」と、頭を下げてからウサギ狩りに出かけた。

 『敵の数が多いときは、魔法を使うか、一匹ずつですよー、ご主人様。』
 「魔法の使い方は?」

 『簡単です。風魔法なら、風 を使うと、思って下さい。 一なら弱い風、二なら少し弱い風が使えます。』
 「魔法は、無詠唱なのか?」
 『長い詠唱のものも有りますが、何回か使っているうちに無詠唱にできますよー。あと、なれるまで指を指して下さい。』
 
 「なら、『風』」と、唱えると、弱い風が相手に向かって行ったようなきがする。 

 「狙いは目だ。そしてカマイタチのように鋭く。」
 『ご主人様ー、その技は今のレベルでは、足りないので5メートル先までしか使えません。 僕が言ってたのは、風を起こして、砂ぼこりをあげて個別撃破か、風を使い相手のスピードを落とす。感じだったのに。 流石僕のご主人様 すごーい。』

 「まずは一羽。」魔法で目をやったおかげでこいつは楽だった。
二羽目がまたきた、俺はまた、魔法を使い。
あ、当たらなかった。

 焦らずに、眉間をまた狙い。クリティカル。一発で、やったー。
『ご主人様、うまいー。』スズカは、テンションがあがっている。

 「三羽目、もう少し近寄ってきたら。『カマイタチ』」今度は、脚にあたり怪我をしたみたいだ。
動きが遅くなってるので楽々、ナイフ一撃で殺ることが出来た。

 「四羽目かー、少しでかいな。でもまずは目を狙い。」当たった。
 『ご主人!ご主人!ファイトー!』うん、テンション上がりすぎだ。
一撃は、無理だろうから脚から狙って…。
うん、スピードが遅くなっている。

 「トドメ!」と言って、また眉間に上手く当たった。

 『レベルアップおめでとうございます。あと、ウサギの群れ討伐ポイント2おめでとうございます。』

 「父さん、母さんが遠くてみてるから、まずは、解体して持っていくことにするから。あとからポイントでのスキル交換について教えて欲しい。」と頼んだ。

 『ご主人様、後からお願いねー。カッコ良かった。』と、ノリノリで空を舞っている。

 解体を終えて、俺が戻ると。
飯も用意されていた。
 「ポトフだー」と、俺がいって、「おかわりも大丈夫よ。」と、言ってもらった。

 「あと、一日で次の町につくから。今のウサギの皮で野菜と、日用品を買いましょう。あと、三羽分の皮はお小遣いね。肉は、肉屋に、持っていって、宿泊代にしましょう。」
 「はーい。」
 「10歳になるまで、お金を貯めてそれから、好きなの事をやりなさい。さっきのあなたの猟にかかる時間をみていたら、あと、二年で大丈夫だと、思うから。」
 
 『まずは二年間、ご主人様は何をするか悩むべきですね。』と、ポトフを飲みながらスズカは俺にいってきた。

  
 
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