-愛は転移を可能にします-

御堂朱鷺

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門での一幕とギルドへの移動

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「旅人で田舎の村からやって来て冒険者になりに来たのですが、そしてこちらが俺のペットで丸ちゃんです、父親の代から、家を護ってくれてる凄い奴です」
門番さんが居たので、話をしてみた。

「そうか、その獣魔がいたら冒険者には簡単になれるな。それでだ、関係者以外なら入門料が銀貨一枚だが持っているか?」

「この、ウサギを売ってからと思って居たのでお金は持って無いのです。」

「そうか、このウサギなら銀貨で三枚にはなるな。ちょっと待て、こいつを売って来ていいな?そこに肉屋が見えた」

「良いのですか?」

「ああ、冒険者になったら。無料だから、なったらここに来てくれるか?」

「誰が丸ちゃんだ」

「そうでも言わなきゃ、威厳が溢れでて皆が怖がるだろ」

「威厳か、仕方ないな」

銀貨三枚と鉄貨五枚を渡されて。
「思ったより高くなったぞ、ほら冒険ギルドは向こうだ」
と、指で示された。

「ギルドか。始めてだな」

「商業ギルドも、後から行くぞ」
ああ、塩を売らなきゃ行けないんだよな。

「ここがそうかな?」
文字も読めるみたいで、冒険者ギルドとかいてあるのが見える。
「キチンと翻訳されて見えてるみたいだ。これは凄い」

「加護や、スキルはそう言うことが出来る用になるんだ」

「なら、中に入って登録かな?」

「まて、私も入ろう。前と変わらないなら、職業はティマーと書いてくれ。魔物使いと言う意味だ」

「ありがとう。そう書くよ」
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