モンスター料理はお好きですか?  ー スライムは、万能らしい ー

御堂朱鷺

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朝御飯

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 身体がとても楽になっているし、元の世界よりもっと楽に眠れた。
 「素晴らしい寝心地だった、ありがとう。」
 〈いえ、光栄です。〉

 「下に行って朝御飯を食べてくる。あと、少し塩ももらってくるつもりだが食べに行くか?」

 〈いえ、美味しいのは確かですが、龍牙様の調理のものの方が美味しいので、大丈夫です。〉

 「うれしいな、またモンスターの料理させてもらうな。」
 〈喜んで。〉

 俺が下に行き、朝食と食べようとしていたら。
 「昨日はありがとうな。何か思う事はあるか?」
 「まずは、パンに関してですが、無酵母パンしかないのですか?あと、酒を見せて下さい。」
 「無酵母? 酒はワインだぞ。飲むなら持ってくる。」
やはり、微生物の知識がないか。

 「パンは時間をおいた方が旨いから、もちろん夜に寝かしてから朝に焼いている。酒と言うのはワインしかないぞ。」
 「わかりました。この国に、干し葡萄はありますか?」
 「オヤツとして食べられてはいるな。」
 「ならパンは、すぐは出来ないですね。」
 「何か面白そうなことを考えてそうだな。」
 「ですが、時間が少しかかります。」
 「骨付きの肉は色々試したが旨いな。」
 「はい、でも冒険者でやったことがある人もいるのでは?」

 「いや、骨をつけて。そのままと言うのは聞かないな。」
 「魔法で焼いたりは?」
 「魔法でそのまま焼いた肉を食べたいと思うか?」
 「可能性は低いな。」
塩をかけて食べるところを考えたが、やはり無しだ。

 「あ、やってもらおうと思って肉を用意しておいた。野菜もあるからやってもらえないか?」
調理場の横に肉と野菜が用意されていた。
 「やってみましょうか。胡椒とかの調味料はありますか?」
 「ああ、少しで頼むぞ。」
肉がミンチにはなってないから、まずは、肉を薄く切って。俺も食べてみたいから、少し多めにだな。
魔法で肉が動かないように
“氷れ”MP1
よし、これで出来そうだ。ミンチに近くなったから。
まずこれをボールにいれておき。
玉葱を細かくして、炒める。
火が通ったから、
“冷えろ”MP1
玉葱を冷してひき肉にした肉に入れて。卵をいれる。
パン粉は、あまり希望が持てないが
昨日の残ったパンをもらい少し削って中に入れ。塩や胡椒も少し入れて、混ぜた。
 「魔法を使うのか珍しいな。」
 「時間短縮の為ですよ。」
 形を小判型にして、何枚か焼くことにした。

 思ったよりうまく出来てるな。
肉汁の色が透明になったのをみて。 試食してみた。

 「旨い。」
つい声が出て、一枚を渡したら。
動きが止まっていた。
 「旨いか?」
 頭をブンブンふっている。
 「これが完成形か?」
と惚けた顔で呟かれたので。

 「まだパン粉が気に入らないな。」
と言うと。俺の肩をつかみ、
「お願いだ、そのパン粉が出来たら作ってくれないか。こんなの食ったことない。」と、言われた。

 「もちろん作るつもりだ。この残りは食べるか?」
頭が飛んでいきそうな位ふっているな。バディ達に持っていくつもりだったが、諦めよう。

 「パン粉が出来るまで、この料理は作らないから、本当に頼むぞ。」
と言われながら、部屋に戻ることにした。
 洗い物は、やると言われたので、勿論そのままだ。
 
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