猫の神社仏閣巡り ー 異世界転生する前に、やることやらなきゃ。 ー

御堂朱鷺

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境内(神域)にて

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 狐さんと、一緒に、「にゃー(失礼します。)」と、一礼して中に入ると。

 「猫の姿では、初めてだな。いつぞやは、酒をありがとう。」と、阿狛犬が俺に言ってくれた。

 「にゃーにゃー(今回はこの身になってから、お渡し出来ると聞き。こちらをお持ちしました。)」
狐さんが二本ずつ、少し嫌だと言う顔をしながら渡していた。本当は自分で食べたかったんだろうな。

 「いいのか?本当にいいのか?」
阿吽の狛犬さんは、尻尾をふって俺にヨダレをだしながら、びっくりするような感じで言ってきた。
 「にゃー(もちろんです。少しですが)」

 「調理したものは、久しぶりに食べた。我々は、友としてお前を呼ばしてもらおう。 」
 「にゃーぁ(前にも食べたのですが?)」

 「変化出来るものが昔はいたからな、その時我々にも持ってきてくれたのだ。」
 「にゃー(昔ですか。)」
 「ああ、ここは昔から長崎街道への通り道だったからな、妖怪と言われる者達も中にはいたから。その時に相伴に……。」
 「そろそろ行きましょう。」
 「また後から来てくれよな。」
 「にゃー(はい、ではまた。)」
久しぶりの肉が旨かったらしく、泣きながら食べていたのでハムとか買ってくれば良かったとか思ってしまった。

 「戻ったぞ。こちらの方から色々いただいたので出てこい。」と言うと。稲荷の屋代から白い狐が二匹出てきた。一匹は上品そうで、もう一匹は。後ろに隠れていた。
 「きゃんきゃん(ありがとうございます。妻でございます。そしてこちらは息子です。)」上品そうな声で、俺に二匹揃って礼を言ってきたので。
 「にゃー(これは、油揚と焼鳥です。食べましょうか。あとサツマイモも有りますから。)」
何故か、言葉が通じてるみたいだが。神域にいるからだと思っておこう。
 「御客人のいうとおり、まずは食べてからまた、神の所に、行きましょう。」と言うと。
おおきな白狐に戻って油揚と、焼鳥を美味い美味いと、食べ始めた。俺も猫の身体がお腹すいていたみたいでいつもより美味く感じた。
 「きゃん(お兄ちゃんありがとう。)」うーん、お兄ちゃんと言われてとても嬉しい。

 「きゃん(あ、猫言葉と、狐言葉が通じるのは霊力有るものどおりなら通じるからな。)」ありがとうございます。知りたい事を教えていただき。
 「では、そろそろ行きましょうか。」と、俺の姿に戻り。しかも神主の姿をしている。
 「きゃん(御客人様の服も有りますから。)」
 「にゃー(ありがとうございます。)」と、礼をすると、またさっきの神々の前に来たようだ。

    

 
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