猫の神社仏閣巡り ー 異世界転生する前に、やることやらなきゃ。 ー

御堂朱鷺

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 「この神社の権族一同、我が家族一同、浅井様には感謝しております。
まずは、お渡しできる物をと思ったのですが。我らが直接渡す事は禁じられております。
申し訳ありませんが、こちらに来ていただけますか。」枝光狐さんが、狐のままに、俺に深々と礼をした。
 
猫の身体でついていくと、社の後まできた。

「良く見てていただけますか。
やっていただきますので。」
と言うと。

 「コーン」
気合いと共に、口を土に付けた。
「枝光狐がお頼み申す、我の目の前に深く沈む宝をお出しください。」と、祈りが聞こえた。
すると、口を付けた所から小山になっていき。
しばらくすると山から光る物が見えてきた。

 「私はこれを、お渡しできませんが、まずやった事の説明をしますね。
今使ったのは五行の1つです。
土を意味する口で、必要な所マークをして、後は妖力、神力を使ったのです。
多分浅井様の、魔力ですよね。それを使うと、ここでなら一度だけ同じ用な力を使えるはずです。」と、礼をされた。
 「コーン」と、また叫ぶと。
光ってるものが、下へと隠れていった。
小山も平地に変わっていった。
 「申し訳有りませんが、物は渡せませんので、渡すのは一つ限りなのです。」と言われてしまった。

 俺も、「にゃー」と、口を地面につけた。
 「この、技は真下に有るものだけですよ。どこでも有ると思わないでくださいね。」
俺が頭をさげると。
 「身体に気を回す事が出来たのですよね、ならば、口と下の地面が一つのものだと思って下さい。そして今回は金が違う物ですから、それを吸い出す側にだすと言う感じです。」難しいが、やってみるしかない。
全身に回っている気が、下の土の中も回って行く。それが段々深いところへ、深く深く行っている。
 「にゃー。(やったー)」と喜びで声に出しそうになったが。
 「ダメですよ、心は静かに土と一体です。」と言われてしまった。

 もう一度、土も身体も一体である。そして違和感のある金を外に出したい。と、願っていると少しすると、小判が上に出てきた。

 「にゃー。(やった できた。)」
 「どうぞ、これで土と一体になる方法がわかられましたね。それは我々には、必要のない物ですから、お持ちください。後、力を出される時銀色の光はお止めした方が良いかと思いますよ。」と、言われてしまった。

 「にゃー。(銀色の光?わかりません。)」首を傾げると。
 「わからない物は、仕方ないですね。多分もうその力は、少しの間使えないと思いますよ。」
『コーン』と、前足で小山を踏むと山が平坦に戻っていった。
 「馴れたらこれくらいは、出来るようになります。今日は、これくらいで休まれた方が良いかと思いますよ。お家の前までお連れしますので、明日はまず、その小判を換金しましょう。」と言うと。俺は、元の家の前まで来た。
疲れたし後は、寝るだけなので礼をして、帰ってもらった。

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