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日課
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遊園地デート?を楽しんだ次の日から、ザックは、毎朝、キャリーの部屋まで、朝食に向うため、お迎えに来るようになった。
初めは、キャリーも、えっなんでという顔をしていたが、数日で慣れたようだった。
そして、キャリーのスケジュールもいつのまにか見直され、今まで、朝9時から夜22時まで、予定がびっしりだったものを、ザックが取れる仕事を振り分け、9時から18時で終われるように工夫。
キャリーは、今までやってこれたから、あと少しぐらいできたので、スケジュール調整なんて、今更いいのに。と思いつつ、楽になったことで、余裕ができ、考える時間も増えた。
あと2週間で誕生日。
ここともお別れよね。
と感傷に浸りながら、これからのことを考えていた。
キャリーは、皇太子妃の予算を今まで一度も使っていなかったから、(忙しくて使う暇がなかっただけ)そのお金で、すでに隣国との国境付近にある、小さな一軒家を購入済。
もちろん、秘書に契約をしてもらってきた。
決めては、写真で見た時に、庭があり、近くに小さな商店街があったから。犬と一緒に暮らすのが夢だったの。
そして、趣味とまでは言わないけど得意な刺繍を使って、販売することも初めている。
今まで作り続けた作品が、かなりあるので、1ヶ月は、何もしなくても、収入はあるわ。
家の中の改装や、備品を揃えるのは、外の世界にでてからやろうと思ってる。
着々と、離婚後の準備をしているなか、キャリーは、夫に疑問を抱いていた。
特にこの1ヶ月、今までにないほど、キャリーに構ってくる。
たしかに、初めの頃よりは、ザックも物腰柔らかくなったかもしれないけど、正直、今更なのよね。
遊園地はたしかに楽しかったけど、普通、もっと若い時に経験すると思うし、いくら忙しい身だとしても、今まで相談しても知らん顔をされていたし、変わろうとしている理由も、離婚したくないとか、自分の生活スタイルを変えたくないとか、そんな事だろうなと、思っているから、このまま、キャリーは、離婚したいという意思は変わらない。
具体的に、話をしてきたら、きちんと話し合いには応じるつもりだけどね。
隣国の王子様からも定期的に、手紙をもらっていて、離婚の話はもちろんしていないけど、遊びに来てという内容が書かれていたから、離婚後、遊びに行こうと思ってる。
キャリーは、親しい友人もいないし、これから人脈作りも頑張ろうと、張り切っている。
皇室の仕事は、そろそろ引継ぎをしないとダメだから、秘書に手を回してもらっているわ。
早く、外の世界に飛び立ちたいな。
そう思っている心には、もう夫の存在は、なかった。
初めは、キャリーも、えっなんでという顔をしていたが、数日で慣れたようだった。
そして、キャリーのスケジュールもいつのまにか見直され、今まで、朝9時から夜22時まで、予定がびっしりだったものを、ザックが取れる仕事を振り分け、9時から18時で終われるように工夫。
キャリーは、今までやってこれたから、あと少しぐらいできたので、スケジュール調整なんて、今更いいのに。と思いつつ、楽になったことで、余裕ができ、考える時間も増えた。
あと2週間で誕生日。
ここともお別れよね。
と感傷に浸りながら、これからのことを考えていた。
キャリーは、皇太子妃の予算を今まで一度も使っていなかったから、(忙しくて使う暇がなかっただけ)そのお金で、すでに隣国との国境付近にある、小さな一軒家を購入済。
もちろん、秘書に契約をしてもらってきた。
決めては、写真で見た時に、庭があり、近くに小さな商店街があったから。犬と一緒に暮らすのが夢だったの。
そして、趣味とまでは言わないけど得意な刺繍を使って、販売することも初めている。
今まで作り続けた作品が、かなりあるので、1ヶ月は、何もしなくても、収入はあるわ。
家の中の改装や、備品を揃えるのは、外の世界にでてからやろうと思ってる。
着々と、離婚後の準備をしているなか、キャリーは、夫に疑問を抱いていた。
特にこの1ヶ月、今までにないほど、キャリーに構ってくる。
たしかに、初めの頃よりは、ザックも物腰柔らかくなったかもしれないけど、正直、今更なのよね。
遊園地はたしかに楽しかったけど、普通、もっと若い時に経験すると思うし、いくら忙しい身だとしても、今まで相談しても知らん顔をされていたし、変わろうとしている理由も、離婚したくないとか、自分の生活スタイルを変えたくないとか、そんな事だろうなと、思っているから、このまま、キャリーは、離婚したいという意思は変わらない。
具体的に、話をしてきたら、きちんと話し合いには応じるつもりだけどね。
隣国の王子様からも定期的に、手紙をもらっていて、離婚の話はもちろんしていないけど、遊びに来てという内容が書かれていたから、離婚後、遊びに行こうと思ってる。
キャリーは、親しい友人もいないし、これから人脈作りも頑張ろうと、張り切っている。
皇室の仕事は、そろそろ引継ぎをしないとダメだから、秘書に手を回してもらっているわ。
早く、外の世界に飛び立ちたいな。
そう思っている心には、もう夫の存在は、なかった。
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