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デート
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約束通り、その日から、1人ずつデートをすることに
1番目は、トム、マッケン、タナー国の騎士団長からになった。
9歳年上で、無口。表情もいつも厳しい。
少し近寄りづらい雰囲気のトムさんからか~と思いながら、「今日は、デートよろしくお願いします」と笑顔で言った真奈。
すると「ああ、よろしく。この前、川を見て何か考えている様子だったから、同じように、自然が見られるところに行こうと思う。いいか?」と聞かれたので、「はい。もちろん。」と即答。
またいつものワープかと思っていたら、今日は、空から景色を見ながらデートするらしく、ヘリ?ではないけど空飛ぶ乗り物に乗ることに。
そして目的地まで15分ほど乗っていると、川や海、湖が見えてきた。
ただ、水の色が、海は青。川は緑。湖は、透明。
やっぱり川が私がいた時代とは違うのかも、そう思って、目的地の森へ到着。
そこは、少し開放的な、施設になっていた。
パラソルや、机などを準備してくれている間
散歩をする。
今日のトムは、厳しい顔というよりは、少しリラックスした雰囲気を醸し出していた。
真奈は、「トムさんは、私といきなり結婚とか言われて嫌じゃないですか?それも、旦那さんが他にもいるので」と聞いた。
トムは「元々、女性が少ない世界で育ってきたから、結婚できる自分は、幸せ者だし、真奈は俺の理想だ。優しい性格だしな。まあ妻になってくれる女性が、キツイ性格でも、受け入れるが、とにかく俺は、ラッキーなんだ。真奈は落ち着いているが、内心はどうなんだ?」
真奈は「うーん。正直、現実味がなくて、ずっと雲の上を歩いているような、ふわふわした感じで、来月結婚とか、ホント大丈夫かなと不安はあるし、私誰ともお付き合いすらしたことなかったから、皆さんが初めての相手になるんで、いろいろ心配ですね。女性との交流もないし。聞きたいことは、あるのですが、情報が入ってこないので」と正直に話した。
トムは「王様の母君と会えるよう、手筈を整えるよう伝えるよ。気づかずすまない。」と謝られてしまった。
真奈は「ありがとうございます。そういえば、トムさんは、なぜ騎士になったんですか?」
トムは、「もともと、体を動かすのが好きで、昔から武道を習い、勉強もそれなりに出来るが、やりがいを感じたのが、騎士の仕事だったので、今も続けてるんだ」と。
なるほど。ザ、騎士って感じだもんな。
と勝手に納得。
そして、また川の方まで来た。
川をよく見ると、魚が泳いでいた。
こんな汚染水に魚?「魚が生息できる環境?」と声に出していたら、トムが「それは、ロボットだ。環境改善の為、ロボットの魚を放流して、汚染水を改善中なんだ」とか。
へー。すごいね。
効果はいかほど?と思いつつ、ランチを食べる為元の場所に戻ってきた。
トムは椅子をひいて待ってくれていた
「ありがとうございます」笑顔でお礼。
トムは口元を僅かに上げ、向かい側に座った。
そして家族のことや、真奈のことを聞いてその度に、うんうんと親身に聞き入っていた。
顔は怖いけど、中身は優しいお兄ちゃん的な存在になりそう。
そう思ってデートを終えた。
別れ際に、「今日はありがとうございました。また連れて行ってくださいね」と伝えたら、「もちろん」と言って、頬にキスをしてきた。
いろいろ未経験の真奈は、固まってしまった。
トムは「俺もいろいろ初めてだから、お互いこれから知っていこう」と言ってくれた。
トムとのデートは、順調に終わった
1番目は、トム、マッケン、タナー国の騎士団長からになった。
9歳年上で、無口。表情もいつも厳しい。
少し近寄りづらい雰囲気のトムさんからか~と思いながら、「今日は、デートよろしくお願いします」と笑顔で言った真奈。
すると「ああ、よろしく。この前、川を見て何か考えている様子だったから、同じように、自然が見られるところに行こうと思う。いいか?」と聞かれたので、「はい。もちろん。」と即答。
またいつものワープかと思っていたら、今日は、空から景色を見ながらデートするらしく、ヘリ?ではないけど空飛ぶ乗り物に乗ることに。
そして目的地まで15分ほど乗っていると、川や海、湖が見えてきた。
ただ、水の色が、海は青。川は緑。湖は、透明。
やっぱり川が私がいた時代とは違うのかも、そう思って、目的地の森へ到着。
そこは、少し開放的な、施設になっていた。
パラソルや、机などを準備してくれている間
散歩をする。
今日のトムは、厳しい顔というよりは、少しリラックスした雰囲気を醸し出していた。
真奈は、「トムさんは、私といきなり結婚とか言われて嫌じゃないですか?それも、旦那さんが他にもいるので」と聞いた。
トムは「元々、女性が少ない世界で育ってきたから、結婚できる自分は、幸せ者だし、真奈は俺の理想だ。優しい性格だしな。まあ妻になってくれる女性が、キツイ性格でも、受け入れるが、とにかく俺は、ラッキーなんだ。真奈は落ち着いているが、内心はどうなんだ?」
真奈は「うーん。正直、現実味がなくて、ずっと雲の上を歩いているような、ふわふわした感じで、来月結婚とか、ホント大丈夫かなと不安はあるし、私誰ともお付き合いすらしたことなかったから、皆さんが初めての相手になるんで、いろいろ心配ですね。女性との交流もないし。聞きたいことは、あるのですが、情報が入ってこないので」と正直に話した。
トムは「王様の母君と会えるよう、手筈を整えるよう伝えるよ。気づかずすまない。」と謝られてしまった。
真奈は「ありがとうございます。そういえば、トムさんは、なぜ騎士になったんですか?」
トムは、「もともと、体を動かすのが好きで、昔から武道を習い、勉強もそれなりに出来るが、やりがいを感じたのが、騎士の仕事だったので、今も続けてるんだ」と。
なるほど。ザ、騎士って感じだもんな。
と勝手に納得。
そして、また川の方まで来た。
川をよく見ると、魚が泳いでいた。
こんな汚染水に魚?「魚が生息できる環境?」と声に出していたら、トムが「それは、ロボットだ。環境改善の為、ロボットの魚を放流して、汚染水を改善中なんだ」とか。
へー。すごいね。
効果はいかほど?と思いつつ、ランチを食べる為元の場所に戻ってきた。
トムは椅子をひいて待ってくれていた
「ありがとうございます」笑顔でお礼。
トムは口元を僅かに上げ、向かい側に座った。
そして家族のことや、真奈のことを聞いてその度に、うんうんと親身に聞き入っていた。
顔は怖いけど、中身は優しいお兄ちゃん的な存在になりそう。
そう思ってデートを終えた。
別れ際に、「今日はありがとうございました。また連れて行ってくださいね」と伝えたら、「もちろん」と言って、頬にキスをしてきた。
いろいろ未経験の真奈は、固まってしまった。
トムは「俺もいろいろ初めてだから、お互いこれから知っていこう」と言ってくれた。
トムとのデートは、順調に終わった
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