戦いの終わりに

トモ

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帰還

マーガレット13歳。
私の家族は、父、母、兄19歳、妹8歳、6歳の弟の6人家族。

長く続いた戦争も、終わりを迎え、もうすぐ父と兄が帰還する。

そんな嬉しい手紙が届いたのが今日。

女達4人はいつもより安心した雰囲気で夕食を食べ終えた。そろそろみんなで休もうか、そう思っていた頃、急に家の周りが騒がしくなった。

母がサッと顔を引き締め、「マーガレット!妹達と一緒に2階へ。何があっても出てきてはダメよ」
そう言われて、慌てて2階へ

上がると同時に乱暴に玄関が開いた。

マーガレットは、妹達を抱きしめ、怖がらないようベッドに寝かせて、抱きしめた。

妹達は怯えていたが、マーガレットがいてくれる事に安心し、眠ってくれた。

一方その頃、母は、敵兵士と向き合っていた。
「戦争は終わりました。殺すことは許されませんよ。」
すると敵兵士の中でも、位が上なのだろう、兵士が、「殺しはしないさ。食事とあとは楽しませてもらうがな」と下卑た声で言ってきた。

母は、これは子供達だけは守らないと。そう決意した。

「食事は、用意します。食べたら出て行ってください」ムダだとは思いつつもそう言うと、「おい、おまえら、食べていいぞ」と先ほどの兵士。

下っ端の兵士達は、大喜びでがっつき出した。

位の高そうな兵士は「おい、お前たち。俺はこっちで楽しんでくるから、来るなよ」そう言って、母をベッドルームへ連れて行った。

下っ端兵士達は「わかりました!」と、食事に夢中の様子。

そして、「物分かりのいい女だから、上の階にいる家族には手を出さないでやるよ」そう言って、乱暴に母の服を脱がせた。

兵士は、「久しぶりだぜ。女を抱くのは。おまけに、男たちもこの家にはいないということは、戦いから戻ってないだろ?男に抱かれるのも久しぶりだろ?たまらないぜ」と、やらしい顔で貪りつくした。

兵士は、母の体を乱暴に開き強引に何度も何度も突き続け、やっと満足したのか、身体を解放。

そして兵士達は、何事もなかったように去って行った。

時間にすると1時間もなかっただろう。
でも、この悪夢のような時間は、終わりがないほど長く感じた。

それから少しした頃、そっと階段を降りてきたマーガレット。

母の姿に、ショックを受けた。まだ13歳。だけど酷いことをされたことは、理解できた。

傷ついた母の体を何度も何度も温かいタオルで拭き、目には涙をため、母を癒し続けた。

上へ避難させてくれたおかげで、私達は無事だった。あいつら、許せない。

ヒガサ人なんて大嫌い。そう心に刻んだマーガレット。
そしてこの日を境にマーガレットは、家族以外の男性、特にヒガサ人を毛嫌いするようになった。

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