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5話 旅獣人…シスタン【ホウモンシャ】
③
しおりを挟むシャドー達が村を見て回ってわかったことがいくつかありました。村の家々には自分達の畑から収穫した作物を保管する地下倉庫があり、犯人は家を荒らし地下倉庫を探したのだろうと。
作物は盗まれていたそうです。
そして食い荒らされた痕跡も。
食べ物に困っていた複数の誰かが村人達の不在の時間を選んで家々に盗みに入った。
シャドー達は村の入口に集合後、現状をまとめて…そこまではわかりました。
あとはその犯人は誰か…動物の足跡がいくつも見つかり、シャドーたちは足跡をたどることに…
「ミナ、応援が必要になるかもしれない。村の状況を書に纏めた。急ぎ領主クイナ・ガラン様にとどけてほしい。」
「はい。では、いってきます!」
「行く前にミナ…」
私が飛びたとうと彼の肩から離れた瞬間、彼の両手に囚われてしまい…背に彼の顔がくっつきました。
「愛しいミナ、気を付けて。」
僅かな時間囚われた私は、すぐに彼の手から解放。
私は、耳に残る彼の囁きと、背中に残る彼の温もりにドキドキしながら空高く舞い上がり飛び立ちました。
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