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緑の加護と眷族 2
しおりを挟むリゼがえらんだのは…選択1。森の奥に閉じ込められるのは可哀想だからと…従魔として手元に置く事を決心した。
「あなたは黒いからクロウ、今日から従魔としておいてあげてもいいですが、元の姿は怖いから可愛い姿になってほしいです。」
「んなっ!」
人間に化けていた元森の番人はリゼの言葉により契約が発動し、新緑の光の粒の渦に覆われ、渦が消えるとそこには黒色の小型犬姿の『クロウ』がいた。
「ふふふ。可愛いクロウ、これからよろしくね。」
「体がちっさく!」
「フヴ~!!グワァ~!」
クロウは威嚇し牙を剥き出しにさせリゼに飛びかかる。
飛び上がった直後クロウの首に新緑の光を帯びた蔦が現れ締め付けるように巻き付いた。
「ぐはっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ。」
地面に転がる様に着地したクロウの首を締め付けた蔦は瞬時に締め付けを緩め、クロウは酸素を取り入れようと必死に呼吸を繰り返した。
ミーとピーは怒った様子でクロウを見下ろし息を合わせ告げた。
「「あなたは主の従魔。悪い事はできないんだから!」」
こうして半ば強制的にクロウはリゼの従魔となった。
「よろしくクロウ。」
現状を受け止められないクロウは悔しそうに俯くのだった。
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