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① 章
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ミンには婚約者がいる。
リクトとミン、兄妹は二人暮らしだが、以前は両親と4人暮らし、ある日両親は隣国パマロフィまで行商にででいる間にジラードフの国境の門が閉じられてしまい…両国の関係が悪化、帰れなくなり、年に数回、知人のツテを使い子供達へ手紙をたくした。
リクトたちは両親から届く手紙でのやりとりを続けながら2人暮らしを続けていた。
両親の商会仲間の息子がミンの婚約者。
両親は商会仲間の協力を得て、安全な地での商売をはじめたと手紙で2人に伝えた。
そしてようやく、安全に国を出る準備が整い、旅立つ日を迎えたのであった。
•
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家を売り払い必要な荷物を荷台に詰め込み、ミンと猫のリアも乗り込むと、御者台にリクトが乗り込み馬はリクトの合図で走りだした。
ジラードフ国はパマロフィ国との関係は悪い状態。
サイハセ国もまた隣国の一つだがパマロフィ国よりも関係は良好なため、国境の封鎖もなく安全に通行できる。
リクトは通行証を見せ、荷馬車は無事国境の門をぬけサイハセ国の最初の街へ向け走りだした。
「これからどこに行くにゃ?」
「家族に会いに行くの。」
「ミンとリクトの?」
「そうよ、猫ちゃんの家族は?」
「話したくないにゃ…でも、とーさまはいるにゃ」
「そう、」
ミンは猫リアを心配するように優しく頭を撫で…
ぐしゃぐしゃ
「ミン!毛が乱れるにゃ」
「ごめんね、可愛くて手が止まらない。」
御者台に座るリクトは荷車から聞こえる会話に呟く、
「家族に会えるといいな。」
と…まるでリアに伝えるかのように。
リクトとミン、兄妹は二人暮らしだが、以前は両親と4人暮らし、ある日両親は隣国パマロフィまで行商にででいる間にジラードフの国境の門が閉じられてしまい…両国の関係が悪化、帰れなくなり、年に数回、知人のツテを使い子供達へ手紙をたくした。
リクトたちは両親から届く手紙でのやりとりを続けながら2人暮らしを続けていた。
両親の商会仲間の息子がミンの婚約者。
両親は商会仲間の協力を得て、安全な地での商売をはじめたと手紙で2人に伝えた。
そしてようやく、安全に国を出る準備が整い、旅立つ日を迎えたのであった。
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家を売り払い必要な荷物を荷台に詰め込み、ミンと猫のリアも乗り込むと、御者台にリクトが乗り込み馬はリクトの合図で走りだした。
ジラードフ国はパマロフィ国との関係は悪い状態。
サイハセ国もまた隣国の一つだがパマロフィ国よりも関係は良好なため、国境の封鎖もなく安全に通行できる。
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「そうよ、猫ちゃんの家族は?」
「話したくないにゃ…でも、とーさまはいるにゃ」
「そう、」
ミンは猫リアを心配するように優しく頭を撫で…
ぐしゃぐしゃ
「ミン!毛が乱れるにゃ」
「ごめんね、可愛くて手が止まらない。」
御者台に座るリクトは荷車から聞こえる会話に呟く、
「家族に会えるといいな。」
と…まるでリアに伝えるかのように。
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