騎士のお嬢は竜ビトの溺愛に戸惑う

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第2章・結婚

21.

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 結婚式…その日はあっという間にやってきた。

 ナクシス国の実家である丘のうえのラパス邸の庭は広く町を見下ろせ、そこで結婚式をした。

 ハミン国の家族も招いて賑やかな兎のダンスがお披露目された。ナクシス国の祖母ルイヴも参加し…静にみまもり、ルルの兄弟もそれぞれ恋人を連れて参加した。ヒカリの母は賑やかなラパス邸の家族に亡き夫を思いだし涙をためた。

 ナクシス国に建てた新居はナクシスで雇う使用人もいないし、夫婦二人で暮らす仮の住い。

 家族に見送られ、ルルとヒカリは新居にむかった。

 次の日は、エイト国のヒカリの屋敷の庭で2回目の式をするため、ルルの両親とヒカリの母をのせた馬車も新居に着くと…新居に入り、転移の間に移動した。

 部屋の床に描かれた円陣に竜ビトの使用人が待機しており、皆次々に円陣に消えた。

 最後はルルとヒカリ。

 使用人と共に円陣に消え…

 レイス邸へとむかった。

 レイス邸で一夜を明かしたルルの両親は、レイス邸の教会で行う式に参列をした。

 竜ビトの式は空に子供の竜が無数に飛び立ち群れをなして教会の上空を一周するようにして最後に地上に降り立つイベントを終え、中に入れば立会人のもと白いドレスに身を包むルルと、騎士の正装に身を包むヒカリが生涯共に助け合い愛し合う事を誓う。

 教会の祝福の鐘がなり…二人は誓いのキスをして…式はようやく終わった。

 幸せそうにみつめあう二人に皆が拍手で祝福をした。

 こうして二人は正式に夫婦となり…

 数日後には…新婚生活が始まったのだった。
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