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旅路
急停止
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ジルさんに支えられながら馬車に乗り込み、隣同士に座る。いくつか小窓がついているので外の景色が全然見えないというわけではないが、この世界の人基準で作られているためか僕はちょっと頑張って首を伸ばさないと見えないくらいの高さにある。
メテさんは入り口のステップのところに立った状態でこちらには入って来ず、半身を外に出している。馬車はそのまま動き始めてしまった。インドの満員電車で中に入り切らなかった人みたいな体勢だ。落ちないのかな。
今ツリーハウスを振り返ってしまったら名残惜しさから逃げられる自信がなかったので、満員電車風のメテさんの凄まじい体幹を鑑賞することに専念した。
しばらくすると見慣れぬ景色が小窓からチラチラと見える。どんな感じなんだろう。あのツリーハウスの周辺しか見たことないから気になってしまう。
「アキオ、外が見たいか?」
僕が首を伸ばしているとジルさんが気づいてくれた。本能に忠実に後先考えず頷いてしまったため、あれよあれよと持ち上げられてジルさんのお膝に乗っけられてしまった。抱き上げられたことは数多くあれど、このポジショニングは初めてだ。でもここからだと外の景色がよく見える。
異世界だから、例えば虹色の木が生えていたり蔓が意思を持ったように動いていたりするのかな、と思ったが、今見る限り元の世界と大きな違いは無さそう。
でも森というには樹木が無く、代わりに僕の背丈ほどある生命力強そうな草がボーボーに生えている。馬車が通れる広さにかろうじて整備された感じ。イガさんこんな道をすいすい進めるなんて、職人技だ。
そんなこんなで20分くらい外に釘付けになっていると、メテさんが車内に入ってきて僕とジルさんの向かいに座った。
進行方向と逆向きに座ると酔いやすいらしいけど、大丈夫なのかな?
座るやいなや
「司令官が膝にアキオ君を乗せている・・・。俺、なんかわかんないけど今とても感動的な光景を目の当たりにしている気がします」
とおっしゃる。
「そうか。それは良いことだ」
メテさんは、思ったことがすぐ口に出てしまうタイプのようだ。そしてジルさんもほのぼのと返答をなさる。こんなに威厳があって怖めなのに、隊員の人たちから慕われている理由がわかる気がする。こう、なんか・・・可愛いんだ。
「無事、盗賊頻出地区は抜けました」
盗賊いるんだ。それ事前に知っておきたかった。
メテさんはジルさんに報告すると、どこからか紙袋を取り出す。
「そろそろ朝食にしましょう」
膝から下ろしてもらった僕は紙袋と水筒を手渡された。紙袋の中には紙で包装されたものが入っている。なんだろう、ハンバーガーかな?
包みを開くと、中が空洞でポケット状になっているパンに色んなものが挟まれているものが出てきた。ケバブみたいな肉と、焼いた野菜みたいなのと、豆みたいなの。この豆は朝食でよくジルさんが出してくれるやつだ。こんな食べ方もあるんだ。
ちょっと酸っぱめのマヨネーズみたいなソースの匂いもして、食欲をそそる。元の世界にも似たような食べ物があった気がする。
揺れる馬車内でも食べやすいように用意してくれたらしい。軍人はそんなとこにまで気が回るんだなあ。すごいなあ。
この世界に来てからジルさんの手料理以外を食べるのは初めてだ。もちろん地下室でのやつはノーカンで。
僕たちは朝食を食べながら雑談を交わした。
まず年齢だが、メテさんは21歳でイガさんは26歳らしい。みんな大人っぽい。体の大きさももちろんあるが、精神年齢が総じて高い。ジルさんだって貫禄だけで言ったら60代のそれだ。
そういえば、皆のことは色々と教えてもらっておいて僕は未だにジルさんにすらまともに自分のことを話していなかった。言える範囲のことは限られているが、せめて年齢だけでも自己紹介しておかなければ。
ーーー僕は24歳です
食べながらでお行儀悪いと思いつつも雰囲気的に無礼講っぽかったので、ペンを取って記した。どうも申し遅れましたという気持ちを込めて。
僕の記したものを見た途端、茶を啜っていたメテさんがわかりやすく咽せた。
「と、と、と、歳上だったんですか!?」
ジルさんはポカンとしている。
そりゃそうだ。僕だってメテさんが年下だなんて思わなかったし。
やっぱりギリ未成年ぐらいにサバ読んでおけばよかったかな。
「てっきり14、5歳くらいかと」
「私もそう思っていた」
セーフ。下手に19とか言わなくてよかった。バレた時もっと面倒くさいことになりそうだ。
二人は目を見合わせて驚きを共有している。
そんなに若く見えていたのか。確かに、ジルさんが僕に接する態度は5コ下の男に対するものじゃ無いのは気づいていたけど。まさか中学生くらいに思われていたなんて。
ーーーなんか、すみません
騙していたみたいで申し訳なくなる。子供だと思われてたならそりゃ優しくしてくれるよね。
ジルさんの世話焼きの数々を思い出して納得するも、子供を愛でるような親心から来る親切だったと判明した途端、どこかほんのり切なさが漂ってくるのを感じる。
おいおい偉そうだな僕。今まで優しくしてくれた人に対して。
「いいえ!勘違いしていたのはこちらの方ですので」
「そうだ。私もすまなかった」
何故か謝る二人。とにかく話題を変えたいと思い、
ーーー敬語を使われると、恐縮してしまいます
と、主にメテさん目掛けて切り出した。
しっかりしてるしマッチョだし年下になんか見えないし、どこか「お兄さん」って感じのメテさんに「です」とか「ます」とか言われると、なんか違うんだよなあとなってしまう。「殿」も脱却できたし、敬語も無くしてくれると嬉しいな。
「いやぁ、でもな・・・」
頭を掻きながら悩むメテさん。困らせてしまったようだ。
「アキオがこう言っているんだ」
撤回しようかどうしようか迷っていると、ジルさんが素敵な助け舟を出してくれた。うんうん、と頷いて同意を示す。
「じゃあ・・・お言葉に甘えて。ありがとうアキオ君。実はこっちの方が話しやすいんだ」
うんうん。そうだろうそうだろう。そんな感じが滲み出ているもの。殿に引き続き、敬語からの脱却も無事完了した。
それにしても、この世界の人たちそんなに成長が早いのか。これも始祖の血?時間の流れは同じなのに成長速度はこんなに差があるなんて。もしかして平均寿命が短いとか・・・?
どうしよう、この世界で知り合った人たちに次々と先立たれたら。
もしそうならせめて心の準備くらいははしておかねば。とは思うも、この世界の平均寿命は何歳くらいですか、なんてことは訊けないので
ーーー人間の寿命はどのくらいですか?
これならセーフだろう。
メテさんが顎に手を当てながら、
「ひと昔前までは90歳くらいだったけど、最近は医療が発達しているから120歳くらいまでは大体生きるよ。長生きの人は140歳くらいかな?」
と言った。思った倍は長生きだった。
「現在、軍の定年が80だ。民間企業では85のところが多いな」
ジルさんが情報を補足してくれる。
日本だったら完全に闇社会だ。いや待てよ、定年までの年齢は年々上昇し続けている。もしかしたら何十年後かにはそうなってしまう未来もあるのだろうか。おお怖。
こうして複数人でワイワイ話すのっていつぶりだろう。ツリーハウス初日の夜にイガさんが来てくれたけど、報告を終えたら食料と服を置いてすぐに仕事に戻ってしまったし。
ジルさんと二人でも充実していたけど、人がたくさんいるとまた違う楽しさがある。特にメテさんは明るくてよく喋るから話題が尽きなさそう。
町に着いたら、イガさんも交えて4人で色々お話ししたいな。
好きな食べ物とかあるかな。何を食べたらそんなにマッチョになれるんだろう。
向かいに座る体をまじまじと見ていると、ずっとニコニコしていたメテさんの表情が、親の仇でも見つけたかのような恐ろしい顔つきに急変した。何事かと思ってジルさんを見上げる。こちらも普段から仏頂面な眉をさらに顰めていた。
直後、
「アキオ君、司令官、止まりますっ!!」
イガさんの声が前方から聞こえてきたと思ったら、大きな腕に抱え込まれた。
全ての情景がノロノロと脳に入ってくる。目がコマ送りに一瞬ずつをゆっくりと切り抜く。
向かいに座っていたメテさんは、姿勢を低くして転倒しないように座席に手をつき体勢を保っている。僕の体には徐々に遠心力が襲ってきて、抱き止められた腕越しにだんだんと馬車の壁が近づくのが見える。このままではジルさんごと壁にぶつかってしまう。
ーーードンッ!!!
メテさんは入り口のステップのところに立った状態でこちらには入って来ず、半身を外に出している。馬車はそのまま動き始めてしまった。インドの満員電車で中に入り切らなかった人みたいな体勢だ。落ちないのかな。
今ツリーハウスを振り返ってしまったら名残惜しさから逃げられる自信がなかったので、満員電車風のメテさんの凄まじい体幹を鑑賞することに専念した。
しばらくすると見慣れぬ景色が小窓からチラチラと見える。どんな感じなんだろう。あのツリーハウスの周辺しか見たことないから気になってしまう。
「アキオ、外が見たいか?」
僕が首を伸ばしているとジルさんが気づいてくれた。本能に忠実に後先考えず頷いてしまったため、あれよあれよと持ち上げられてジルさんのお膝に乗っけられてしまった。抱き上げられたことは数多くあれど、このポジショニングは初めてだ。でもここからだと外の景色がよく見える。
異世界だから、例えば虹色の木が生えていたり蔓が意思を持ったように動いていたりするのかな、と思ったが、今見る限り元の世界と大きな違いは無さそう。
でも森というには樹木が無く、代わりに僕の背丈ほどある生命力強そうな草がボーボーに生えている。馬車が通れる広さにかろうじて整備された感じ。イガさんこんな道をすいすい進めるなんて、職人技だ。
そんなこんなで20分くらい外に釘付けになっていると、メテさんが車内に入ってきて僕とジルさんの向かいに座った。
進行方向と逆向きに座ると酔いやすいらしいけど、大丈夫なのかな?
座るやいなや
「司令官が膝にアキオ君を乗せている・・・。俺、なんかわかんないけど今とても感動的な光景を目の当たりにしている気がします」
とおっしゃる。
「そうか。それは良いことだ」
メテさんは、思ったことがすぐ口に出てしまうタイプのようだ。そしてジルさんもほのぼのと返答をなさる。こんなに威厳があって怖めなのに、隊員の人たちから慕われている理由がわかる気がする。こう、なんか・・・可愛いんだ。
「無事、盗賊頻出地区は抜けました」
盗賊いるんだ。それ事前に知っておきたかった。
メテさんはジルさんに報告すると、どこからか紙袋を取り出す。
「そろそろ朝食にしましょう」
膝から下ろしてもらった僕は紙袋と水筒を手渡された。紙袋の中には紙で包装されたものが入っている。なんだろう、ハンバーガーかな?
包みを開くと、中が空洞でポケット状になっているパンに色んなものが挟まれているものが出てきた。ケバブみたいな肉と、焼いた野菜みたいなのと、豆みたいなの。この豆は朝食でよくジルさんが出してくれるやつだ。こんな食べ方もあるんだ。
ちょっと酸っぱめのマヨネーズみたいなソースの匂いもして、食欲をそそる。元の世界にも似たような食べ物があった気がする。
揺れる馬車内でも食べやすいように用意してくれたらしい。軍人はそんなとこにまで気が回るんだなあ。すごいなあ。
この世界に来てからジルさんの手料理以外を食べるのは初めてだ。もちろん地下室でのやつはノーカンで。
僕たちは朝食を食べながら雑談を交わした。
まず年齢だが、メテさんは21歳でイガさんは26歳らしい。みんな大人っぽい。体の大きさももちろんあるが、精神年齢が総じて高い。ジルさんだって貫禄だけで言ったら60代のそれだ。
そういえば、皆のことは色々と教えてもらっておいて僕は未だにジルさんにすらまともに自分のことを話していなかった。言える範囲のことは限られているが、せめて年齢だけでも自己紹介しておかなければ。
ーーー僕は24歳です
食べながらでお行儀悪いと思いつつも雰囲気的に無礼講っぽかったので、ペンを取って記した。どうも申し遅れましたという気持ちを込めて。
僕の記したものを見た途端、茶を啜っていたメテさんがわかりやすく咽せた。
「と、と、と、歳上だったんですか!?」
ジルさんはポカンとしている。
そりゃそうだ。僕だってメテさんが年下だなんて思わなかったし。
やっぱりギリ未成年ぐらいにサバ読んでおけばよかったかな。
「てっきり14、5歳くらいかと」
「私もそう思っていた」
セーフ。下手に19とか言わなくてよかった。バレた時もっと面倒くさいことになりそうだ。
二人は目を見合わせて驚きを共有している。
そんなに若く見えていたのか。確かに、ジルさんが僕に接する態度は5コ下の男に対するものじゃ無いのは気づいていたけど。まさか中学生くらいに思われていたなんて。
ーーーなんか、すみません
騙していたみたいで申し訳なくなる。子供だと思われてたならそりゃ優しくしてくれるよね。
ジルさんの世話焼きの数々を思い出して納得するも、子供を愛でるような親心から来る親切だったと判明した途端、どこかほんのり切なさが漂ってくるのを感じる。
おいおい偉そうだな僕。今まで優しくしてくれた人に対して。
「いいえ!勘違いしていたのはこちらの方ですので」
「そうだ。私もすまなかった」
何故か謝る二人。とにかく話題を変えたいと思い、
ーーー敬語を使われると、恐縮してしまいます
と、主にメテさん目掛けて切り出した。
しっかりしてるしマッチョだし年下になんか見えないし、どこか「お兄さん」って感じのメテさんに「です」とか「ます」とか言われると、なんか違うんだよなあとなってしまう。「殿」も脱却できたし、敬語も無くしてくれると嬉しいな。
「いやぁ、でもな・・・」
頭を掻きながら悩むメテさん。困らせてしまったようだ。
「アキオがこう言っているんだ」
撤回しようかどうしようか迷っていると、ジルさんが素敵な助け舟を出してくれた。うんうん、と頷いて同意を示す。
「じゃあ・・・お言葉に甘えて。ありがとうアキオ君。実はこっちの方が話しやすいんだ」
うんうん。そうだろうそうだろう。そんな感じが滲み出ているもの。殿に引き続き、敬語からの脱却も無事完了した。
それにしても、この世界の人たちそんなに成長が早いのか。これも始祖の血?時間の流れは同じなのに成長速度はこんなに差があるなんて。もしかして平均寿命が短いとか・・・?
どうしよう、この世界で知り合った人たちに次々と先立たれたら。
もしそうならせめて心の準備くらいははしておかねば。とは思うも、この世界の平均寿命は何歳くらいですか、なんてことは訊けないので
ーーー人間の寿命はどのくらいですか?
これならセーフだろう。
メテさんが顎に手を当てながら、
「ひと昔前までは90歳くらいだったけど、最近は医療が発達しているから120歳くらいまでは大体生きるよ。長生きの人は140歳くらいかな?」
と言った。思った倍は長生きだった。
「現在、軍の定年が80だ。民間企業では85のところが多いな」
ジルさんが情報を補足してくれる。
日本だったら完全に闇社会だ。いや待てよ、定年までの年齢は年々上昇し続けている。もしかしたら何十年後かにはそうなってしまう未来もあるのだろうか。おお怖。
こうして複数人でワイワイ話すのっていつぶりだろう。ツリーハウス初日の夜にイガさんが来てくれたけど、報告を終えたら食料と服を置いてすぐに仕事に戻ってしまったし。
ジルさんと二人でも充実していたけど、人がたくさんいるとまた違う楽しさがある。特にメテさんは明るくてよく喋るから話題が尽きなさそう。
町に着いたら、イガさんも交えて4人で色々お話ししたいな。
好きな食べ物とかあるかな。何を食べたらそんなにマッチョになれるんだろう。
向かいに座る体をまじまじと見ていると、ずっとニコニコしていたメテさんの表情が、親の仇でも見つけたかのような恐ろしい顔つきに急変した。何事かと思ってジルさんを見上げる。こちらも普段から仏頂面な眉をさらに顰めていた。
直後、
「アキオ君、司令官、止まりますっ!!」
イガさんの声が前方から聞こえてきたと思ったら、大きな腕に抱え込まれた。
全ての情景がノロノロと脳に入ってくる。目がコマ送りに一瞬ずつをゆっくりと切り抜く。
向かいに座っていたメテさんは、姿勢を低くして転倒しないように座席に手をつき体勢を保っている。僕の体には徐々に遠心力が襲ってきて、抱き止められた腕越しにだんだんと馬車の壁が近づくのが見える。このままではジルさんごと壁にぶつかってしまう。
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