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東の祓魔師と側仕えの少年
【エピローグ】
しおりを挟む爽やかな朝、清々しい風、愛しい人。
まだ魔法はうまく使えないけど、料理は自由にできる。自室のキッチンで作る朝食は、最近いつも同じメニューだ。
フライパンにバターを溶かし、食物庫から昨日用意しておいたものを取り出す。卵と牛乳と砂糖を混ぜた液に、スライスしたパンを一晩漬け込んでおいたのだ。
片面ずつ丁寧に焼くと、ジューっという魅力的な音を立てながらこんがり仕上がる。
黄金色に焼き上がったらお皿に盛り付けて、仕上げに粉糖を振りかけて、それから一口サイズに切った果物を数種類添える。
「フレイヤさん、できたよ」
寝室で身支度を整えていた彼に声をかけると、銀色の髪を靡かせながらこちらを振り返った。
「ありがとうハルオミ」
僕がテーブルにお皿を並べている間に、フレイヤさんはお茶を淹れてくれた。
「ハルオミのふれんちとーすと、毎日食べても飽きないな」
「本当に毎日朝ごはんこれだけど、いいの? 他のが食べたくなったらちゃんと教えてね」
「これがいいんだ。このジュワッと口の中に滲み出す甘さがたまらない」
「ならいいけど」
ふふっ、と笑って、2人でいつものように手を合わせる。いつもの朝にいつもの笑顔、これが僕の幸せ。
「「いただきます」」
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お読みいただいた皆様、本当にありがとうございます。ここまで書き続けられたのも全て読者の皆様のおかげです。
本編は一旦ここで完結とさせていただきます。
本編で書ききれなかった番外編や続編は引き続き書き続けていこうと思います。
もちろん、(多分)みなさん大好き(であろう)ハルオミの発情期編もご用意してございます。
それでは皆様、これまでありがとうございました。そして今後ともよろしくお願いいたします。
丑三とき 拝
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