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メルリス魔法学校
65 中間テスト
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集まって勉強会をしたり食事を作って食べたりするのを続けて数十日の時間がすぎ、中間テストがやってきた。
「うわ~ん、永華ちゃん、俺テストやだよ~!」
「私もやだよ~……」
永華の手を握って半泣きになりながらテストを受けたくないと言っていた。
今日は中間テスト当日。
テストは四日、三限までを使って行われる。昼食は学食が開いておらずに各々の好きなところで食べるようにとのことだ。
あと数分ともすればテストが始める。
仲の良いメンバーで勉強会を開き続けいた。誰かが用事で抜けたり、クラスメイトを誘ったりとメンバーは増減していたが永華だって参加できるとき参加していた。
自信がいないと言えば嘘になるがテスト前なんて大概の学生は憂鬱な気分になるだろう。それはララ達だって同じだった。
「アタシ、追試は嫌よ」
「いつだってテストは憂鬱なものね」
「はぁ~……」
「海にはテストなんてありませんでした……」
「あはは、皆揃って憂鬱そうですねえ」
ララは見たこと無いくらいに険しい表情になり、ミューは時計の針が進むたびに尻尾を椅子に叩きつけ、ベイノットはため息をついて天井を見上げ、メメは遠い目で人形を抱え、その様子を見ていたレーピオは苦笑いしていた。
「はぁ、さっきっから揃いも揃って……。あれだけやって赤点をとる報が難しいだろうに、バカなこと言ってる暇があるんだったら復習でもしておけば良い」
カルタの一言に悲壮感が漂い始めていた勉強会参加者は視線をカルタに向ける。
カルタが一気に複数の視線が驚きつつも、どんな言葉が帰ってくるのかと静観する。
カルタからすれば、その言葉はなだめのつもりだった。だが普段とそう変わらない物言いであるから、どうせ“冷たい”だのなんだのと言う気なのだろうと考えていた。
でも、それは違った。
「篠野部、それは励ましてくれてるってこと?」
「まじ?成長したね。篠野部くん」
「もう勉強みてやらないぞ」
「すみませんでした」
「ごめんなさい」
うっすらとあった悲壮感と憂鬱さはカルタの言葉によりどこかに消えていき、永華とローレスのいつも通りのやり取りに笑いさえこぼしていた。
「でもまぁ、篠野部の言う通りよね」
「だな~。これでダメだったら潔く追試受けるわ」
空気が軽くなり復習がてら駄弁っているとチャイムが鳴り生徒達はなにも言わずに定位置につき、ザベル先生が教室に入ってきた。
教室を見回して、メガネのブリッチを上げる。
「揃っていますね。用紙を配りますので、私が良いと言うまで裏返しにしておいていてください。“飛べ”」
ザベルは入学試験のときのように魔法を使ってテスト用紙を配っていく。
もちろん生徒達に内容が見えないようにして、だが。
白い髪が舞い、次から次に生徒達の手元にいく。全員に行き渡ったのを確認すると、またメガネのブリッチをあげた。
「自信をもって挑みなさい」
ただ一言、ザベル先生らしいものだ。
ザベル先生は時計をみて開始時間を確認する。
すこし間が空いて、時計がテスト開始時刻を指した。
「では、始め」
静な教室にたくさんの紙を捲る音が響いた。
ペンを走らせる音、紙を捲る音、時計の針が進む音。いつもの授業中とは全く別の空間になったかのような変わりようだ。
ペンと紙、時計の音だけになって、どれくらいたったか。
体感では一時間以上はたっているように思うが、こういうテストの時はいように長く感じるからたぶん実際はもっと短い。
テストの問題があらかた解き終わり、答えを見返して間違いがないか確認して、満足しても時間はさほど進んでいない。
こういうテストの時の余った時間が、あんまり好きではない。
やれる事と言えばボーッとしているか、答えを見返しているかくらいなものだ。
あくびを噛み殺し時間がすぎていくのを待つ。
時計の針はテスト時間終了時刻に向くとザベル先生の「止め」という声が聞こえた。
また魔法を使って用紙が回収されていく。
そんな感じで三限、四日がすぎて特にトラブルも起こることなくテスト期間は終了した。
テストの結果は採点が終わり次第伝えるらしく生徒達は若干そわそわしている。
テスト前、嫌がっていたローレス達はというと__
「しゃあっ!終わりい!」
「ご褒美にパンケーキ食べてくるう!」
ってな感じでテストから解放されたせいか、ハイテンションで騒いでいり。
「私、眠たいわ……。お昼寝でもしようかしら」
「俺、腹減った。どっかしら肉食えるところねーかな」
緊張感がなくなったからか眠気や食欲が出てきていたり。
「ふぅ~……座ってばっかりだったからからだが痛いわ」
「新鮮な感じです。海だと座るとかありませんでしたから……」
長時間座っていたことによる体の痛みについて話していたり。
「はぁ……僕また勉強会したいんですけどお、篠野部さんと一対一が良いですう」
恍惚としていたり。
「……ふん」
ドン引きしつつも満足げだったりと様々な反応をしていた。
「篠野部、参加してくれてありがとうな。他の奴らも、まじ助かったわ!」
一番テストに自信がなかったローレスが明るい笑顔でお礼をいった。
「僕はめんどくさいといったのに君や戌井がごり押ししたんだろう……?」
「そうだけど、世話になったんだから礼は言わないとな!」
「……そう。まぁ、僕だって君たちに教えることで復習になったしちょうど良かったよ」
篠野部、冷たいのではなく素直ではないのかもしれない。
篠野部の素直じゃない反応にローレスはニヤつく。
「……ニヤニヤするな。気色悪い」
「ひどい!」
二人のやり取りを見ていたレーピオが我慢ならないと言いたげな表情で二人の間にはいる。
「篠野部くん、僕も罵ってください!」
「変態」
ピシャリと言いはなつ。
「うへへ、その一言をもらえただけでも満足ですう」
テスト終わったあとで疲弊してる生徒が多いって言うのにレーピオは通常運転だ。
いや、通常運転で良いのかな?
まあ、通常運転で変態だ。
「篠野部もレーピオの扱いになれてきたよな」
「同室だからでしょうね」
「レーピオのやつもタイミングを見てやってるから余計にそうなんじゃねえの?」
「もう慣れたよ。彼のように自制が聞いてるだけ大分まし……」
まあ、確かにレーピオは止めれば止まるし、篠野部や私達の事をよく見て大丈夫そうなタイミングで変態な部分だしてくるよね。
「さて、そろそろ解散しましょう。私、眠たいわ」
「だな。俺は外で肉食べに行ってくるわ」
「私パンケーキ~」
「私はお散歩してくるのです」
「アタシ、兄さんに会いに行ってこようかな……」
「俺、途中までやって放置してたパズルでもすっかな」
「はあ~……。僕はお手紙を書かなきゃ行けないのでレターセットを買わないとですねえ」
「図書館」
「見事にバラバラね。じゃ、解散」
ミューの一言を合図に一斉に立ち上がり、各々の目的地に向かってあるきだした。
「うわ~ん、永華ちゃん、俺テストやだよ~!」
「私もやだよ~……」
永華の手を握って半泣きになりながらテストを受けたくないと言っていた。
今日は中間テスト当日。
テストは四日、三限までを使って行われる。昼食は学食が開いておらずに各々の好きなところで食べるようにとのことだ。
あと数分ともすればテストが始める。
仲の良いメンバーで勉強会を開き続けいた。誰かが用事で抜けたり、クラスメイトを誘ったりとメンバーは増減していたが永華だって参加できるとき参加していた。
自信がいないと言えば嘘になるがテスト前なんて大概の学生は憂鬱な気分になるだろう。それはララ達だって同じだった。
「アタシ、追試は嫌よ」
「いつだってテストは憂鬱なものね」
「はぁ~……」
「海にはテストなんてありませんでした……」
「あはは、皆揃って憂鬱そうですねえ」
ララは見たこと無いくらいに険しい表情になり、ミューは時計の針が進むたびに尻尾を椅子に叩きつけ、ベイノットはため息をついて天井を見上げ、メメは遠い目で人形を抱え、その様子を見ていたレーピオは苦笑いしていた。
「はぁ、さっきっから揃いも揃って……。あれだけやって赤点をとる報が難しいだろうに、バカなこと言ってる暇があるんだったら復習でもしておけば良い」
カルタの一言に悲壮感が漂い始めていた勉強会参加者は視線をカルタに向ける。
カルタが一気に複数の視線が驚きつつも、どんな言葉が帰ってくるのかと静観する。
カルタからすれば、その言葉はなだめのつもりだった。だが普段とそう変わらない物言いであるから、どうせ“冷たい”だのなんだのと言う気なのだろうと考えていた。
でも、それは違った。
「篠野部、それは励ましてくれてるってこと?」
「まじ?成長したね。篠野部くん」
「もう勉強みてやらないぞ」
「すみませんでした」
「ごめんなさい」
うっすらとあった悲壮感と憂鬱さはカルタの言葉によりどこかに消えていき、永華とローレスのいつも通りのやり取りに笑いさえこぼしていた。
「でもまぁ、篠野部の言う通りよね」
「だな~。これでダメだったら潔く追試受けるわ」
空気が軽くなり復習がてら駄弁っているとチャイムが鳴り生徒達はなにも言わずに定位置につき、ザベル先生が教室に入ってきた。
教室を見回して、メガネのブリッチを上げる。
「揃っていますね。用紙を配りますので、私が良いと言うまで裏返しにしておいていてください。“飛べ”」
ザベルは入学試験のときのように魔法を使ってテスト用紙を配っていく。
もちろん生徒達に内容が見えないようにして、だが。
白い髪が舞い、次から次に生徒達の手元にいく。全員に行き渡ったのを確認すると、またメガネのブリッチをあげた。
「自信をもって挑みなさい」
ただ一言、ザベル先生らしいものだ。
ザベル先生は時計をみて開始時間を確認する。
すこし間が空いて、時計がテスト開始時刻を指した。
「では、始め」
静な教室にたくさんの紙を捲る音が響いた。
ペンを走らせる音、紙を捲る音、時計の針が進む音。いつもの授業中とは全く別の空間になったかのような変わりようだ。
ペンと紙、時計の音だけになって、どれくらいたったか。
体感では一時間以上はたっているように思うが、こういうテストの時はいように長く感じるからたぶん実際はもっと短い。
テストの問題があらかた解き終わり、答えを見返して間違いがないか確認して、満足しても時間はさほど進んでいない。
こういうテストの時の余った時間が、あんまり好きではない。
やれる事と言えばボーッとしているか、答えを見返しているかくらいなものだ。
あくびを噛み殺し時間がすぎていくのを待つ。
時計の針はテスト時間終了時刻に向くとザベル先生の「止め」という声が聞こえた。
また魔法を使って用紙が回収されていく。
そんな感じで三限、四日がすぎて特にトラブルも起こることなくテスト期間は終了した。
テストの結果は採点が終わり次第伝えるらしく生徒達は若干そわそわしている。
テスト前、嫌がっていたローレス達はというと__
「しゃあっ!終わりい!」
「ご褒美にパンケーキ食べてくるう!」
ってな感じでテストから解放されたせいか、ハイテンションで騒いでいり。
「私、眠たいわ……。お昼寝でもしようかしら」
「俺、腹減った。どっかしら肉食えるところねーかな」
緊張感がなくなったからか眠気や食欲が出てきていたり。
「ふぅ~……座ってばっかりだったからからだが痛いわ」
「新鮮な感じです。海だと座るとかありませんでしたから……」
長時間座っていたことによる体の痛みについて話していたり。
「はぁ……僕また勉強会したいんですけどお、篠野部さんと一対一が良いですう」
恍惚としていたり。
「……ふん」
ドン引きしつつも満足げだったりと様々な反応をしていた。
「篠野部、参加してくれてありがとうな。他の奴らも、まじ助かったわ!」
一番テストに自信がなかったローレスが明るい笑顔でお礼をいった。
「僕はめんどくさいといったのに君や戌井がごり押ししたんだろう……?」
「そうだけど、世話になったんだから礼は言わないとな!」
「……そう。まぁ、僕だって君たちに教えることで復習になったしちょうど良かったよ」
篠野部、冷たいのではなく素直ではないのかもしれない。
篠野部の素直じゃない反応にローレスはニヤつく。
「……ニヤニヤするな。気色悪い」
「ひどい!」
二人のやり取りを見ていたレーピオが我慢ならないと言いたげな表情で二人の間にはいる。
「篠野部くん、僕も罵ってください!」
「変態」
ピシャリと言いはなつ。
「うへへ、その一言をもらえただけでも満足ですう」
テスト終わったあとで疲弊してる生徒が多いって言うのにレーピオは通常運転だ。
いや、通常運転で良いのかな?
まあ、通常運転で変態だ。
「篠野部もレーピオの扱いになれてきたよな」
「同室だからでしょうね」
「レーピオのやつもタイミングを見てやってるから余計にそうなんじゃねえの?」
「もう慣れたよ。彼のように自制が聞いてるだけ大分まし……」
まあ、確かにレーピオは止めれば止まるし、篠野部や私達の事をよく見て大丈夫そうなタイミングで変態な部分だしてくるよね。
「さて、そろそろ解散しましょう。私、眠たいわ」
「だな。俺は外で肉食べに行ってくるわ」
「私パンケーキ~」
「私はお散歩してくるのです」
「アタシ、兄さんに会いに行ってこようかな……」
「俺、途中までやって放置してたパズルでもすっかな」
「はあ~……。僕はお手紙を書かなきゃ行けないのでレターセットを買わないとですねえ」
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