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恐るべき執着心
132 放たれた矢
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カルタ視点
扉を開けて入ってきたのは燕尾服を着た初老の男性だった。
恐らく執事だろう。地下の扉を探しているときにすれ違った覚えがある。
その人物は僕たちの存在を認識すると持っていた剣とランプを向けてきたがボロボロの二人と、口から血を垂らしている僕を見て血相を変えた。
それは、暗いせいか口許から頬を伝っていく血が見えていなかった二人も同じだったら
「な、何があったのです!?」
視線は割れた窓に向き、そしてフラフラとして、アルマックに肩を借りている僕たちに向けられる。
「篠野部?お前なんで血を吐いて……」
「そんなこと言ってる場合じゃないでしょ!」
まともに抵抗ができないのを良いことに、座らせられて治癒魔法を使われる。
「治りが遅い!」
「体質……」
「喋るな!」
いや、そこまで痛くな……。
……殴られて喀血、よくよく考えれば即病院行きだな。
「ローシュテールのクソジジイ!まじで殺す気じゃねえか!」
推定ブレイブ家の屋敷で、しかも支えているだろう者の前で主人を罵倒するとか、それほどアルマックの余裕がないんだろう。
「篠野部?……もしかして本日いらしたローシュテール様の客人?……なるほど」
執事らしき人物がブツブツと何かを呟くのが聞こえる。
内蔵の出欠を先に治そうとしているが僕の体質の問題で治りが遅く、アルマックとレイの表情が険しくなる。
あまりの治りの遅さに苛立った僕はローシュテールの相手を優先すべきだと判断し、二人の制止を振り払って立ち上げり、窓に向かう。
「篠野部!」
「このままじゃ向こういにいる戌井達が死んで連れていかれて終わり、そうでなくてもレイス親子を連れていかれて終わり。治療なんてローシュテールを止めたあとでも良いだろ」
「それで、し、死んだらどうするの!?」
「その時はその時だ」
「覚悟決まりすぎだろ!アホか!」
窓から外に出ようと、窓枠に手を掛けると止められてしまう。
行く行かないと揉めている間に、いつの間にかいなくなった執事らしき男が魔法薬を片手に戻ってきていた。
「貴方達がローシュテール様の暴挙を止めようとしている方々ですね?」
「そうですけど」
「なれば、あの方に若い頃から支えている耄碌した老人による願いを聞いてはくれませぬか。私では、私達ではできなかったことですゆえ、どうかあのお方を止めていただきたい」
老親の話を聞いてみれば、老人はローシュテールが子供の頃から支えている使用人なのだそうだ。
今のようになっていったローシュテールを止めるに止められず、見ていることしかできなかったとのだと、今だ解雇されていないのは情ゆえだろうという。
最初の頃は話を聞き入れてくれていたらしいけど、日を追うごとにつれて可笑しくなっていき、癇癪を起こし、情緒も不安定人っていたらしい。
老人は何度も止めようとはしたものの、力負けして止められなかったのだと。
老人が差し出しのは治癒魔法と同じ効果のある魔法薬だった。
元々、ロンテ先輩に使うために用意していた物の内の一つなのだそうだ。
何かを混ぜている気配ものなく、もとはロンテ先輩に使う予定の者だったという話なので、レイとアルマックには止められはしたものの大人しく使うことにした。
喉の奥から血が逆流して来ない当たり、内蔵の出血は止まったように思う。
嘘ではなかったらしい。
「どうか、どうか、あの方が本当の外道に落ちてしまわぬように、お止めください」
「……魔法役はありがたいが、僕たちは友人を助けるためにこうしているんだ。ローシュテールが捕まろうがどうだろうが知らないことだぞ」
「えぇ、構いませぬ。自分の意思ではないとわ言え、起こしたことの責任は取らねばなりません。そして、止められなかった私はついて行くだけです」
覚悟が決まっている従者だこと……。
なんで、まあ、わからなくもないことだ。
元々やることも同じだし、再現を尽くす他ない。
「これ、借りても?」
「どうぞ、それでローシュテール様が止まるのならば……」
壁と荷物の隙間に隠れるかのように置いてある“矢と矢筒、それから弓”を使わせてもらうことにした。
アルマックにささえられ、ブレイブ家の倉庫を脱出して進んでいく。
「あんた、弓なんて使えるの?」
「小さな頃からやってる」
そう、小さな頃からな。
本当は射撃の話が出ていたが、日本ではできないからと変わりに弓道になった。
元の世界でやっていた部活だって弓道だ。
……どっちにしろ、やりたくなかったんだがな。
ある程度進み、目視でローシュテール達が見える距離でとまる。
戌井は転がっており、アスクスとララ、ファーレンテインは団子になって転がっている。
僕のように、ローシュテールにやられたんだろう。
その光景に絶句していれば、ローシュテールが何かを取り出した。
「ありゃ、なんだ?」
ローシュテールの手には地下の倉庫で見た怪しい液体のは言った瓶があった。
あのよくわからないものを、こんな時に?
そう思ったが、ここからギリギリ見える戌井とレイスの表情で、ローレスの抵抗で、あの瓶の中身がろくでもないものだというのは察せた。
血を吐いたせいか、血が足らずにフラフラになっているのを二人にささえられ、弓をつがえる。
ローシュテールの持っている瓶を狙って弓矢を放とうにも、ささえられながらもふらつく体で、ローレスの徒手空拳を避けて動いている中、瓶を撃ち抜くのは難しいことだ。
弓をつがえて狙いをすましたまま、いくら待っただろうか。
アーネチカさんが現れて万事休す、そう思ったがアーネチカさんの何らかの発言によりローシュテールは完全に停止し、大きく隙をさらした。
この隙を逃がす僕じゃない。
弓を引き、ローシュテールの手に持つ瓶を狙って弓を放った。
矢は放物線を描いて飛んで行き、狙いどおりローシュテールの持つ瓶を撃ち抜きわった。
「すげえ!?」
「よく当てたわね……」
「ふん……」
やりたくはなかったが適正があったのか腕は良いほうだ。
それに現状、当てないと敗けが濃厚なんだから、外すわけもない。
矢が当たった瓶が砕け散り、中の液体が地面に散った。
液体は触れた草花を、種類問わずに枯らしていく。
触れた瞬間に、枯らしてしまったのだ。
背にゾクリとした冷たい走る。
あんなものを服用していたのか……。
どんな効果があるにしろ、よくも使う気になったものだ。
ある種の関心を抱いていると、どこかで覚えのある魔力が膨れ上がった。
これは、少し前にもあったもの?それに箱庭試験のときに出てきた黒いワイバーンと似ている……。
なんでローシュテールと黒いワイバーンが、ここで繋がるんだ!?
何が起こっているのか分からずにいると、ローシュテールが黒い粘性のあるものを吐き出し、うずくまる。
黒いワイバーが出現したときに、現れたものと同じだった。
黒い粘性のある液体はどくん、どくんと生き物のように蠢いている。
あれは、スライム?いや、あんな黒いスライムなんて魔法学校の図書館の本には乗っていなかったし、教科書にだって乗っていなかった。
なにが、どうなっている?
わからない、わからないが、あの黒い粘性のある何かは危険なものだと判断できた。
黒いワイバーンと一緒に現れていたのだから、また危ないものを呼ぶ可能性は十分にあると思ったんだ。
矢をつがえ、いつでも放てるように構える。
うずくまっていたローシュテールは黒い粘性のあるものを吐き出し終えたのか、ぐったりとしている。
次の瞬間、黒い粘性のあるものは広がりローシュテールを飲み込まんと向かっていく。
扉を開けて入ってきたのは燕尾服を着た初老の男性だった。
恐らく執事だろう。地下の扉を探しているときにすれ違った覚えがある。
その人物は僕たちの存在を認識すると持っていた剣とランプを向けてきたがボロボロの二人と、口から血を垂らしている僕を見て血相を変えた。
それは、暗いせいか口許から頬を伝っていく血が見えていなかった二人も同じだったら
「な、何があったのです!?」
視線は割れた窓に向き、そしてフラフラとして、アルマックに肩を借りている僕たちに向けられる。
「篠野部?お前なんで血を吐いて……」
「そんなこと言ってる場合じゃないでしょ!」
まともに抵抗ができないのを良いことに、座らせられて治癒魔法を使われる。
「治りが遅い!」
「体質……」
「喋るな!」
いや、そこまで痛くな……。
……殴られて喀血、よくよく考えれば即病院行きだな。
「ローシュテールのクソジジイ!まじで殺す気じゃねえか!」
推定ブレイブ家の屋敷で、しかも支えているだろう者の前で主人を罵倒するとか、それほどアルマックの余裕がないんだろう。
「篠野部?……もしかして本日いらしたローシュテール様の客人?……なるほど」
執事らしき人物がブツブツと何かを呟くのが聞こえる。
内蔵の出欠を先に治そうとしているが僕の体質の問題で治りが遅く、アルマックとレイの表情が険しくなる。
あまりの治りの遅さに苛立った僕はローシュテールの相手を優先すべきだと判断し、二人の制止を振り払って立ち上げり、窓に向かう。
「篠野部!」
「このままじゃ向こういにいる戌井達が死んで連れていかれて終わり、そうでなくてもレイス親子を連れていかれて終わり。治療なんてローシュテールを止めたあとでも良いだろ」
「それで、し、死んだらどうするの!?」
「その時はその時だ」
「覚悟決まりすぎだろ!アホか!」
窓から外に出ようと、窓枠に手を掛けると止められてしまう。
行く行かないと揉めている間に、いつの間にかいなくなった執事らしき男が魔法薬を片手に戻ってきていた。
「貴方達がローシュテール様の暴挙を止めようとしている方々ですね?」
「そうですけど」
「なれば、あの方に若い頃から支えている耄碌した老人による願いを聞いてはくれませぬか。私では、私達ではできなかったことですゆえ、どうかあのお方を止めていただきたい」
老親の話を聞いてみれば、老人はローシュテールが子供の頃から支えている使用人なのだそうだ。
今のようになっていったローシュテールを止めるに止められず、見ていることしかできなかったとのだと、今だ解雇されていないのは情ゆえだろうという。
最初の頃は話を聞き入れてくれていたらしいけど、日を追うごとにつれて可笑しくなっていき、癇癪を起こし、情緒も不安定人っていたらしい。
老人は何度も止めようとはしたものの、力負けして止められなかったのだと。
老人が差し出しのは治癒魔法と同じ効果のある魔法薬だった。
元々、ロンテ先輩に使うために用意していた物の内の一つなのだそうだ。
何かを混ぜている気配ものなく、もとはロンテ先輩に使う予定の者だったという話なので、レイとアルマックには止められはしたものの大人しく使うことにした。
喉の奥から血が逆流して来ない当たり、内蔵の出血は止まったように思う。
嘘ではなかったらしい。
「どうか、どうか、あの方が本当の外道に落ちてしまわぬように、お止めください」
「……魔法役はありがたいが、僕たちは友人を助けるためにこうしているんだ。ローシュテールが捕まろうがどうだろうが知らないことだぞ」
「えぇ、構いませぬ。自分の意思ではないとわ言え、起こしたことの責任は取らねばなりません。そして、止められなかった私はついて行くだけです」
覚悟が決まっている従者だこと……。
なんで、まあ、わからなくもないことだ。
元々やることも同じだし、再現を尽くす他ない。
「これ、借りても?」
「どうぞ、それでローシュテール様が止まるのならば……」
壁と荷物の隙間に隠れるかのように置いてある“矢と矢筒、それから弓”を使わせてもらうことにした。
アルマックにささえられ、ブレイブ家の倉庫を脱出して進んでいく。
「あんた、弓なんて使えるの?」
「小さな頃からやってる」
そう、小さな頃からな。
本当は射撃の話が出ていたが、日本ではできないからと変わりに弓道になった。
元の世界でやっていた部活だって弓道だ。
……どっちにしろ、やりたくなかったんだがな。
ある程度進み、目視でローシュテール達が見える距離でとまる。
戌井は転がっており、アスクスとララ、ファーレンテインは団子になって転がっている。
僕のように、ローシュテールにやられたんだろう。
その光景に絶句していれば、ローシュテールが何かを取り出した。
「ありゃ、なんだ?」
ローシュテールの手には地下の倉庫で見た怪しい液体のは言った瓶があった。
あのよくわからないものを、こんな時に?
そう思ったが、ここからギリギリ見える戌井とレイスの表情で、ローレスの抵抗で、あの瓶の中身がろくでもないものだというのは察せた。
血を吐いたせいか、血が足らずにフラフラになっているのを二人にささえられ、弓をつがえる。
ローシュテールの持っている瓶を狙って弓矢を放とうにも、ささえられながらもふらつく体で、ローレスの徒手空拳を避けて動いている中、瓶を撃ち抜くのは難しいことだ。
弓をつがえて狙いをすましたまま、いくら待っただろうか。
アーネチカさんが現れて万事休す、そう思ったがアーネチカさんの何らかの発言によりローシュテールは完全に停止し、大きく隙をさらした。
この隙を逃がす僕じゃない。
弓を引き、ローシュテールの手に持つ瓶を狙って弓を放った。
矢は放物線を描いて飛んで行き、狙いどおりローシュテールの持つ瓶を撃ち抜きわった。
「すげえ!?」
「よく当てたわね……」
「ふん……」
やりたくはなかったが適正があったのか腕は良いほうだ。
それに現状、当てないと敗けが濃厚なんだから、外すわけもない。
矢が当たった瓶が砕け散り、中の液体が地面に散った。
液体は触れた草花を、種類問わずに枯らしていく。
触れた瞬間に、枯らしてしまったのだ。
背にゾクリとした冷たい走る。
あんなものを服用していたのか……。
どんな効果があるにしろ、よくも使う気になったものだ。
ある種の関心を抱いていると、どこかで覚えのある魔力が膨れ上がった。
これは、少し前にもあったもの?それに箱庭試験のときに出てきた黒いワイバーンと似ている……。
なんでローシュテールと黒いワイバーンが、ここで繋がるんだ!?
何が起こっているのか分からずにいると、ローシュテールが黒い粘性のあるものを吐き出し、うずくまる。
黒いワイバーが出現したときに、現れたものと同じだった。
黒い粘性のある液体はどくん、どくんと生き物のように蠢いている。
あれは、スライム?いや、あんな黒いスライムなんて魔法学校の図書館の本には乗っていなかったし、教科書にだって乗っていなかった。
なにが、どうなっている?
わからない、わからないが、あの黒い粘性のある何かは危険なものだと判断できた。
黒いワイバーンと一緒に現れていたのだから、また危ないものを呼ぶ可能性は十分にあると思ったんだ。
矢をつがえ、いつでも放てるように構える。
うずくまっていたローシュテールは黒い粘性のあるものを吐き出し終えたのか、ぐったりとしている。
次の瞬間、黒い粘性のあるものは広がりローシュテールを飲み込まんと向かっていく。
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