144 / 234
つかの間の平穏
143 ミューはツンツン
しおりを挟む
ミュー視点
なにかが弾ける音がして、次の瞬間土くれが出来上がる。
次に落雷が落ちて、水球が弾ける。
次から次に繰り出される魔法での攻防戦は目を見張るものがある。
私達は今、戦闘訓練に勤しんでいる。
先日のブレイブ家の一件、人身売買事件、箱庭試験での黒いワイバーン、それから黒服達の襲撃。
それら全て勝利とは言えず、人に手伝ってもらったり、魔導警察や軍が介入したり、向こうが撤退したり、先生がどうにかしたり、私達の勝ちとはいいがいた結果が続いていた。
強いて言うのならば人身売買事件のとき、カリヤ先輩と決闘した永華が辛くも勝利という結果になったけれども、あれはカリヤ先輩が体調不良だったから出た結果である。
再戦したとき、ものの見事にカリヤ先輩に永華は負けてしまったわけだし。
最近ではたまに来るカリヤ先輩に善戦し出しているものの、敗北する事実は変わらない。
基本的に戦うのが格上か、逃げに徹する者達なだけあり、仕方のない結果と言っても言いかもしれないが私達は甘んじることなく訓練に勤しんでいる。
今は永華とローレスが一対一の対決をしている。
状態は一進一退の攻防戦と言った感じである。
勝敗の行方だけど、結果は永華の勝ちである。
ローレスの敗因はカルタが新しく考えた魔法の威力を弱めたものを試してみようと試みた結果、好きが多きなった挙げ句、魔法が不発に終わったことである。
「しくった~」
「やはり、ある程度の出力が必要なのかもしれないな」
「篠野部、ほんとうにお前が言ってた理屈でいけるのか?」
「いけるから話している」
「それもそうか」
新しい魔法の習得に挑んでいるのは何もローレスだけではない。
カルタも、ベイノットも、ララもだ。
他の私を含めた四人に関しては新しい魔法の使い方について挑んでいる。
そして、新しい魔法や、魔法の使い方の話についてからローレスがいなかった間についても話に移り変わっていって。
「え!?皆ドレス着たの!?めっ茶見たかったんですけど!?」
「いなかった貴方の自業自得じゃないの」
私がピシャリと言い放つとローレスの驚愕の表情は一瞬でショボンとしたものになる。
「そもそもローレスくんがいても、あの場につれていくのは気が引けますよお」
「ローシュテールからの招待状が来てって感じだったもんね」
レーピオと永華からの援護射撃が来た。
他の面々私の言葉にうなずき、ローレスをなだめるものは誰一人としていなかった。
「うぅ……どんな感じだったの?」
しょぼくれつつも、どんなドレスを着ていたのか聞いてくる辺り、とてもローレスらしい。
「私、赤のAラインってやつだったよ」
「アタシは濃い青のエンパイアドレスよ」
「メメが紫で普段と変わらない感じでした」
「私は黄色のマーメイド」
あのドレス、綺麗だったけれど動きにくかったのよね。
まあ、基本的にどのドレスだって動きにくいことには変わりないだろうけれども。
「へ~、きっと皆綺麗だったんだろうなあ」
そんな風に言われて悪い気はしないけれど、ローレスってよく真っ正面から、そんな照れ臭いこと言えるわね。
言い方は悪いかもしれないけれど、女好きなところがあるからなのかしら?それともほぼ片親の状態で、母親であるアーネチカさんに育てられたからなのかしら?
もしアーネチカさんに育てられたからだとしたら、アーネチカさんすごいわね。
それともローシュテールがマトモだったときにアーネチカさんを口説き落としたって話らしいし、そこら辺はローシュテールからの遺伝だったりするのかしら?
何て考えているが決して口には出さない。
ローレスはいくら父親であるローシュテールが憤怒の薬の被害者であるっても、嫌いなものは嫌いなのだそうだ。
家族としての情があるかどうかに関してはわからないけれど、優しくて情深いローレスのことだから、いくら嫌っていても情事態はありそうだ。
私は、どちらかと言えば素直なものいいができない方だ。
小さい頃から遊び相手なんて親か兄か弟か、年上だけれどお馬鹿で脳筋なリアンだけだった。
しかも家族は生まれたときから私のことを知っているし、リアンだって物心つく前から仲がよかったらしい。
それが原因なのか、私が素直じゃない物言いや刺の多い物言いをしても察してくれることが多くて、ついつい甘えて素直じゃないことをいう。
直したいと思っているけれど物心ついてからずっと続けている言動は早々簡単に変えられはしない。
それを思うと、ローレスのナンパと言ってもいいほど自然に褒め言葉を出せる心持ちは羨ましい。
ローレスだけじゃない、これはメメや永華、ベイノットにも思うことだ。
レーピオは腹黒くて変態だし、ララは貴族の荒波に揉まれているからか大人じみた言動が多い、カルタに関しては元々喋ろうとしないし私以上にキツいものいいが多い。
もしかしたらカルタの発言でなれているのかもしれない……。
考えている間に話は進んでいく。
「なあ、篠野部。綺麗だったっしょ?」
おふざけで話を振った永華を呼んでいた本から顔を上げて一瞥すると、また視線を本に戻して一言。
「馬子にも衣装」
「どういう意味だ、コラ」
カルタの発言に永華がキレ気味で返す。
“馬子にも衣装”……。
無理矢理好意的に考えるのならば見た目は綺麗だったと言ってることになると思うんだけど……。
表情が変わらないせいで照れ隠しでの発言なのか、本心でそう思っているからした発言なのか見当がつかない。
「ガチガチに緊張してぎこちない動きしてたから、その印象しかない」
さすがに今の言い方は不味いと思ったのか、カルタは目をそらしながら言葉を付け足していく。
「くっ!それを言われるとなにも言えない……」
あぁ……わかる。
多分、ああいうところに慣れてない人は皆、永華と
同じ感じになっていたでしょうね。
「あ~、ああいうのってやっぱり緊張するもんなんだな。いや、でもどんな感じなんだろ」
「今度や会の招待状が来てるので僕の付き添いとしてきてみますう?」
「あ、やめときます。平民だし」
「平民云々の前に、公表されてないけれど別の問題があると思うわよ。アタシ」
「だろうな」
あぁ、ブレイブ家の血が流れてるってことのバレるとめんどくさいことに、貴族に絡まれて嫌みを言われたりしそうだものね……。
ローシュテール、色々やらかしているし……。
「むぅ……私はミューが一番大人っぽくて綺麗だったと思いま~す」
「えぇ!?いきなりなにいうのよ!馬鹿!」
カッと顔が熱くなる。
今ごろ私の顔は茹でられた蟹みたいに真っ赤になっていることでしょう。
「だって~、メメとララは可愛いって感じだったじゃん?」
「あ、あのねえ……!」
メメもララも見た目やドレスのデザインもあって綺麗よりも可愛らしいという言葉が似合う感じになっていた。
永華だってどちらとも見れる容姿だけれど、普段の振るまいからメメ達と同じところに分類してしまう。
思ってることを口に出して、きちんと褒めればいいくせに、恥ずかしさから言葉が出せない。
「メメも同意します!」
「うふふ、アタシも」
私達の前では貴族の仮面を被らず海出身ゆえに天然発言が多いメメはまだいい。
上品に笑いながら、こちらを見てくるララに関しては絶対にからかうつもりで話をしているわ。
永華に関してはよくない方向に進みそうだった話からそらすために話題を振ったんでしょうけど、私の反応を見てからかおうとしてるわね……。
「だってさあ、緊張した私やメメ、見た目が幼いララと違って堂々としててかっこよかったんだもん」
「うるさいわねっ!」
やっぱり私、素直なものいいって苦手よ!
なにかが弾ける音がして、次の瞬間土くれが出来上がる。
次に落雷が落ちて、水球が弾ける。
次から次に繰り出される魔法での攻防戦は目を見張るものがある。
私達は今、戦闘訓練に勤しんでいる。
先日のブレイブ家の一件、人身売買事件、箱庭試験での黒いワイバーン、それから黒服達の襲撃。
それら全て勝利とは言えず、人に手伝ってもらったり、魔導警察や軍が介入したり、向こうが撤退したり、先生がどうにかしたり、私達の勝ちとはいいがいた結果が続いていた。
強いて言うのならば人身売買事件のとき、カリヤ先輩と決闘した永華が辛くも勝利という結果になったけれども、あれはカリヤ先輩が体調不良だったから出た結果である。
再戦したとき、ものの見事にカリヤ先輩に永華は負けてしまったわけだし。
最近ではたまに来るカリヤ先輩に善戦し出しているものの、敗北する事実は変わらない。
基本的に戦うのが格上か、逃げに徹する者達なだけあり、仕方のない結果と言っても言いかもしれないが私達は甘んじることなく訓練に勤しんでいる。
今は永華とローレスが一対一の対決をしている。
状態は一進一退の攻防戦と言った感じである。
勝敗の行方だけど、結果は永華の勝ちである。
ローレスの敗因はカルタが新しく考えた魔法の威力を弱めたものを試してみようと試みた結果、好きが多きなった挙げ句、魔法が不発に終わったことである。
「しくった~」
「やはり、ある程度の出力が必要なのかもしれないな」
「篠野部、ほんとうにお前が言ってた理屈でいけるのか?」
「いけるから話している」
「それもそうか」
新しい魔法の習得に挑んでいるのは何もローレスだけではない。
カルタも、ベイノットも、ララもだ。
他の私を含めた四人に関しては新しい魔法の使い方について挑んでいる。
そして、新しい魔法や、魔法の使い方の話についてからローレスがいなかった間についても話に移り変わっていって。
「え!?皆ドレス着たの!?めっ茶見たかったんですけど!?」
「いなかった貴方の自業自得じゃないの」
私がピシャリと言い放つとローレスの驚愕の表情は一瞬でショボンとしたものになる。
「そもそもローレスくんがいても、あの場につれていくのは気が引けますよお」
「ローシュテールからの招待状が来てって感じだったもんね」
レーピオと永華からの援護射撃が来た。
他の面々私の言葉にうなずき、ローレスをなだめるものは誰一人としていなかった。
「うぅ……どんな感じだったの?」
しょぼくれつつも、どんなドレスを着ていたのか聞いてくる辺り、とてもローレスらしい。
「私、赤のAラインってやつだったよ」
「アタシは濃い青のエンパイアドレスよ」
「メメが紫で普段と変わらない感じでした」
「私は黄色のマーメイド」
あのドレス、綺麗だったけれど動きにくかったのよね。
まあ、基本的にどのドレスだって動きにくいことには変わりないだろうけれども。
「へ~、きっと皆綺麗だったんだろうなあ」
そんな風に言われて悪い気はしないけれど、ローレスってよく真っ正面から、そんな照れ臭いこと言えるわね。
言い方は悪いかもしれないけれど、女好きなところがあるからなのかしら?それともほぼ片親の状態で、母親であるアーネチカさんに育てられたからなのかしら?
もしアーネチカさんに育てられたからだとしたら、アーネチカさんすごいわね。
それともローシュテールがマトモだったときにアーネチカさんを口説き落としたって話らしいし、そこら辺はローシュテールからの遺伝だったりするのかしら?
何て考えているが決して口には出さない。
ローレスはいくら父親であるローシュテールが憤怒の薬の被害者であるっても、嫌いなものは嫌いなのだそうだ。
家族としての情があるかどうかに関してはわからないけれど、優しくて情深いローレスのことだから、いくら嫌っていても情事態はありそうだ。
私は、どちらかと言えば素直なものいいができない方だ。
小さい頃から遊び相手なんて親か兄か弟か、年上だけれどお馬鹿で脳筋なリアンだけだった。
しかも家族は生まれたときから私のことを知っているし、リアンだって物心つく前から仲がよかったらしい。
それが原因なのか、私が素直じゃない物言いや刺の多い物言いをしても察してくれることが多くて、ついつい甘えて素直じゃないことをいう。
直したいと思っているけれど物心ついてからずっと続けている言動は早々簡単に変えられはしない。
それを思うと、ローレスのナンパと言ってもいいほど自然に褒め言葉を出せる心持ちは羨ましい。
ローレスだけじゃない、これはメメや永華、ベイノットにも思うことだ。
レーピオは腹黒くて変態だし、ララは貴族の荒波に揉まれているからか大人じみた言動が多い、カルタに関しては元々喋ろうとしないし私以上にキツいものいいが多い。
もしかしたらカルタの発言でなれているのかもしれない……。
考えている間に話は進んでいく。
「なあ、篠野部。綺麗だったっしょ?」
おふざけで話を振った永華を呼んでいた本から顔を上げて一瞥すると、また視線を本に戻して一言。
「馬子にも衣装」
「どういう意味だ、コラ」
カルタの発言に永華がキレ気味で返す。
“馬子にも衣装”……。
無理矢理好意的に考えるのならば見た目は綺麗だったと言ってることになると思うんだけど……。
表情が変わらないせいで照れ隠しでの発言なのか、本心でそう思っているからした発言なのか見当がつかない。
「ガチガチに緊張してぎこちない動きしてたから、その印象しかない」
さすがに今の言い方は不味いと思ったのか、カルタは目をそらしながら言葉を付け足していく。
「くっ!それを言われるとなにも言えない……」
あぁ……わかる。
多分、ああいうところに慣れてない人は皆、永華と
同じ感じになっていたでしょうね。
「あ~、ああいうのってやっぱり緊張するもんなんだな。いや、でもどんな感じなんだろ」
「今度や会の招待状が来てるので僕の付き添いとしてきてみますう?」
「あ、やめときます。平民だし」
「平民云々の前に、公表されてないけれど別の問題があると思うわよ。アタシ」
「だろうな」
あぁ、ブレイブ家の血が流れてるってことのバレるとめんどくさいことに、貴族に絡まれて嫌みを言われたりしそうだものね……。
ローシュテール、色々やらかしているし……。
「むぅ……私はミューが一番大人っぽくて綺麗だったと思いま~す」
「えぇ!?いきなりなにいうのよ!馬鹿!」
カッと顔が熱くなる。
今ごろ私の顔は茹でられた蟹みたいに真っ赤になっていることでしょう。
「だって~、メメとララは可愛いって感じだったじゃん?」
「あ、あのねえ……!」
メメもララも見た目やドレスのデザインもあって綺麗よりも可愛らしいという言葉が似合う感じになっていた。
永華だってどちらとも見れる容姿だけれど、普段の振るまいからメメ達と同じところに分類してしまう。
思ってることを口に出して、きちんと褒めればいいくせに、恥ずかしさから言葉が出せない。
「メメも同意します!」
「うふふ、アタシも」
私達の前では貴族の仮面を被らず海出身ゆえに天然発言が多いメメはまだいい。
上品に笑いながら、こちらを見てくるララに関しては絶対にからかうつもりで話をしているわ。
永華に関してはよくない方向に進みそうだった話からそらすために話題を振ったんでしょうけど、私の反応を見てからかおうとしてるわね……。
「だってさあ、緊張した私やメメ、見た目が幼いララと違って堂々としててかっこよかったんだもん」
「うるさいわねっ!」
やっぱり私、素直なものいいって苦手よ!
0
あなたにおすすめの小説
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
「キヅイセ。」 ~気づいたら異世界にいた。おまけに目の前にはATMがあった。異世界転移、通算一万人目の冒険者~
あめの みかな
ファンタジー
秋月レンジ。高校2年生。
彼は気づいたら異世界にいた。
その世界は、彼が元いた世界とのゲート開通から100周年を迎え、彼は通算一万人目の冒険者だった。
科学ではなく魔法が発達した、もうひとつの地球を舞台に、秋月レンジとふたりの巫女ステラ・リヴァイアサンとピノア・カーバンクルの冒険が今始まる。
『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる
仙道
ファンタジー
気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。 この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。 俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。 オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。 腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。 俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。 こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。
祝・定年退職!? 10歳からの異世界生活
空の雲
ファンタジー
中田 祐一郎(なかたゆういちろう)60歳。長年勤めた会社を退職。
最後の勤めを終え、通い慣れた電車で帰宅途中、突然の衝撃をうける。
――気付けば、幼い子供の姿で見覚えのない森の中に……
どうすればいいのか困惑する中、冒険者バルトジャンと出会う。
顔はいかついが気のいいバルトジャンは、行き場のない子供――中田祐一郎(ユーチ)の保護を申し出る。
魔法や魔物の存在する、この世界の知識がないユーチは、迷いながらもその言葉に甘えることにした。
こうして始まったユーチの異世界生活は、愛用の腕時計から、なぜか地球の道具が取り出せたり、彼の使う魔法が他人とちょっと違っていたりと、出会った人たちを驚かせつつ、ゆっくり動き出す――
※2月25日、書籍部分がレンタルになりました。
人生初めての旅先が異世界でした!? ~ 元の世界へ帰る方法探して異世界めぐり、家に帰るまでが旅行です。~(仮)
葵セナ
ファンタジー
主人公 39歳フリーターが、初めての旅行に行こうと家を出たら何故か森の中?
管理神(神様)のミスで、異世界転移し見知らぬ森の中に…
不思議と持っていた一枚の紙を読み、元の世界に帰る方法を探して、異世界での冒険の始まり。
曖昧で、都合の良い魔法とスキルでを使い、異世界での冒険旅行? いったいどうなる!
ありがちな異世界物語と思いますが、暖かい目で見てやってください。
初めての作品なので誤字 脱字などおかしな所が出て来るかと思いますが、御容赦ください。(気が付けば修正していきます。)
ステータスも何処かで見たことあるような、似たり寄ったりの表示になっているかと思いますがどうか御容赦ください。よろしくお願いします。
『異世界に転移した限界OL、なぜか周囲が勝手に盛り上がってます』
宵森みなと
ファンタジー
ブラック気味な職場で“お局扱い”に耐えながら働いていた29歳のOL、芹澤まどか。ある日、仕事帰りに道を歩いていると突然霧に包まれ、気がつけば鬱蒼とした森の中——。そこはまさかの異世界!?日本に戻るつもりは一切なし。心機一転、静かに生きていくはずだったのに、なぜか事件とトラブルが次々舞い込む!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる