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リブノール村救出戦編
第97話 ディサナスを追って
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──気がつけばまた暗闇が広がっていた。見慣れたいつもの光景だった。延々とどこまでも果てしなく続くその闇は、妙に心を落ち着かせてくれた。なぜ、ここにいるのかはわからないが、他と隔絶された空間は居心地がよく、何も考えなくて済んだ。たとえこのまま永遠にここに居てくれと言われても、喜んで引き受けるだろう。
それなのに、なぜか今はここから抜け出さなければならない、そんな気がした。胸がざわめき、穏やかだった感情が燎原の火のように燃え上がる。
前にもこんな感情を抱いていたことがあった気がする。あれはいつの頃だったか。穏やかな気持ちでいてはいけないような、何かをしていなければいけないような、そんな、そう焦燥感に駆られて。
突如、透明なごみ袋が浮かんだ。その中には誰か女性の姿がズタズタに破り捨てられて入っていた。
あれは、あれは……。心臓の脈打つ音が激しく鳴った。突如強烈な光が現れ目が眩む。その光に吸い込まれるように、意識が遠のいていく──
目覚めると同時に無我夢中でヴェルヴを振るう。黒い刃が現れ、いとも簡単に氷が割れた。
「ヘイター!!」
だが、そこには誰の姿もなかった。涙声にはっとして後ろを振り返ると、怯えたように体を縮こませて震えるルイスの姿が。そしてそのさらに後ろには、数十のかつて人だったものの氷像からとめどなく流れ出る赤色が、静かに血溜まりを作り出していた。
*
「かろうじて命を保った者から聞いたところ、やはり村を襲ったのは反乱軍ではありませんでした。反乱軍の名を騙《かた》った山賊です」
ゾーヤは、僕の隣に座るなり淡々とした口調で情報を伝えてきた。
「クラーラ王女が言っていた通りですね。王女のことも知っている様子も見られなかったし、前回王宮を襲った反乱軍と違い明らかに粗暴で粗悪。反乱軍の名を騙れば逆らえるものは誰もいない、そんな安直な発想から始まった悲劇でした」
「悲劇? 悲劇だって? そんな簡単な言葉で済まされるようなことなのか? 多くの人々が虐殺され、凌辱され、村が丸ごと破壊されたんだ。それにディサナスが――」
思わず声を荒げてしまった僕を見て、ゾーヤの眼鏡の奥にある瞳が細まる。その瞳を見ていられなくて、ぎこちなく目線を移した。クラーラ王女の前に治療を待つ列ができ上がっていた。
「すまない。……それで、ディサナスはやっぱりノーゲストへ向かったのか?」
村に残された家屋には、数十人の村人が詰め込まれていた。そのほとんどが女性や子どもで、それ以外のは、家屋の裏に死体の山として積み重なっていた。
「おそらくそうかと。足跡が馬車の轍《わだち》と並行するようにつけられていたので、一旦エンストアへ戻り、その先反乱軍と合流するものと思われます」
ゾーヤは一度凍った左手を右手で抱えるようにして話していた。もう手も十分動くし、後遺症もないと本人は言っていたが、まだ少し違和感が残っているのかもしれない。僕もまだ全身に軽い痛みが残っていた。
「ルイスとクリスが町から戻り次第、ディサナスを追う」
ヘイターは結局僕らを殺さなかった。いや、おそらく殺せなかった。あの時間、表を支配していたのがヘイターだとしても、その中にいるディサナスやグスタフらが殺すことをとどまらせた。そうでなければ、器用に僕ら以外を殺すことなんてことはできないだろう。
「隊長の命には従います。ですが、何か作戦があるのですか?」
横に置いたコップからお湯を飲むと、体全体に力がみなぎってくるような感じがした。
「勝算なんてものはない。あるとすれば、ヘイターの中で今は眠っているディサナスらが目覚めるのを期待することくらいだ」
ゾーヤは、床に転がした干し肉を拾うと歯でちぎって咀嚼する。
「隊長は、どちらがディサナス様の本心だと思いますか?」
僕はもう一度お湯を口に含んだ。治療を終えた子どもたちは、哀しい目をしながらも口元で笑顔をつくり、大人と一緒に再建を始めようと無惨に壊された瓦礫に手をかけていた。
「その質問は、誰が正しいのか、という問いかけにも似ているような気がする。ここを滅茶苦茶にしたのは反乱軍を騙った山賊だが、その連中を皆殺しにしたのはヘイターでもあるわけだ」
同様にディサナスの中にも相反する複数の心が存在する。怒りをぶちまけて全てを破壊しようとするヘイターもいれば、苦悩しながらも心を調整して破壊を避けようとしてきたグスタフもいる。それらを何とか統合しようと、少なくともディサナスは僕らとともに歩んでいたはずだ。どれが本心なのか、何が正しいのかは現状ではわかりもしないが。
「少なくとも、ディサナスには責任を取ってもらわなければならない」
「責任……ですか?」
手伝おうと立ち上がった僕に一人の少女が恐る恐る近付いてきた。クリスが助けた少女だった。
「あの! あの青い髪のキレイなお姉ちゃん、お兄さんの仲間、なんだよね?」
「……ああ、そうだよ」
パッと花が咲くような笑顔が広がる。
「そしたら、あのお姉ちゃんにお礼を伝えてほしいの! 助けてくれてありがとうって!」
*
それから小一時間ほどでルイスとクリスが戻ると、僕らは再び馬車に乗り込んだ。一人分余裕のできた幌のなかはとてつもなく広く感じた。誰もが口を開くことなく、ただ馬車の揺れに身を任せるまま時が過ぎ去っていく。このまま行けば、町へ戻り休憩をしたのち、元のルートをたどりアーテルヘム神聖国へ向かうことになるだろう。そこで王女自ら救援を要請し、反乱軍の鎮圧へと乗り出す。
だが、それではきっとディサナスを助けることはできない。
「クラーラ。話がある」
王女は、疲れたような虚ろな目を上げた。無理に微笑む表情も今は痛々しく見える。
「なんでしょう」
「急な提案になるが。このままディサナスを追いたい」
うつむいていたクリスもルイスも顔を上げて僕を見た。
「……それは、この任務を放棄するということですか?」
僕は瞬きせずにそのブルーの瞳を見つめた。
「そうだ。このままアーテルヘムに行けば、ディサナスはまた反乱軍の一員になってしまう。そして──」
「そして殺されてしまう。そういうことですね?」
深くうなずくと、またクラーラの瞳を見続ける。 その目は瞬くと、輝きを増した。
「行きましょう。ディサナスさんを取り戻しに」
意外にもあっさり承認されてしまった。拍子抜けするほどに。
「ですが王女、本国への報告はどうするんですか?」
クリスが手を上げて質問した。
「それは、クリス、貴方に単独でお願いします。貴方なら一人でも大丈夫でしょう。町へ戻り次第部隊を分けて、クリスは本国へ、私達はノーゲスト市へ向かう。反乱軍と接触する前にディサナスさんを止め、速やかに離脱する。これでどうですか?」
自分の意見を聞く気がないと思ったのか、クリスは何も言わずに肩をすくめた。代わりに口を開いたのは、あの戦闘からほとんど言葉を発していなかったルイスだった。
「ハルト。先に反乱軍と接触したらどうするの? それかこちらに戻ってこなかったら」
フードから覗く強気な赤い瞳はどこかへ消え失せ、今は何かに怯えたように焦点がせわしく動き回っていた。何があったのか、聞かなければならないが、今はそれよりもこの部隊の進行を決めなければならない。
「その場合はまた戦うしかない。ディサナスと、場合によっては反乱軍とも」
ルイスは何も言わず、ただうなずいた。
「決まりですね。それでは向かいましょう。ノーゲスト市へ」
*
「ハルト、今いい?」
ルイスが部屋を訪れたのは、ちょうど、王宮から飛んできたダヴに2種の手紙をくくりつけているときだった。
「……そっちのかわいい青色の便箋は、マリー様に送るの?」
ずいぶんと目ざといな。その通りだった。王宮への返信用と、もう一つ心配しているであろうマリーへ差し障りのない範囲で情報を伝える手紙を書いていた。嘘を吐く必要もないので、肯定して用件を聞いた。無論、聞かなくても何の話か察しはついていたが。
「その、村でのことについてなんだけど……」
歯切れの悪い物言いだった。あいにく椅子が一脚しかなかったので、ひとまず簡素なつくりのベッドを勧めた。
少しためらったのちにベッドの端へ座るもなかなか話を切り出せないルイスは、唇を軽く噛んだままうつむいていた。
「ルイス。僕の仮説を話してもいいか?」
「えっ…………うん」
短期間とはいえ、ディサナスの記憶旅行に同行していたこともあって、いくつか思い当たる節はあった。唐突に現れたこと、故郷の情報があやふやだったこと、そしてフラッシュバック的なあの様子。
それなのに、なぜか今はここから抜け出さなければならない、そんな気がした。胸がざわめき、穏やかだった感情が燎原の火のように燃え上がる。
前にもこんな感情を抱いていたことがあった気がする。あれはいつの頃だったか。穏やかな気持ちでいてはいけないような、何かをしていなければいけないような、そんな、そう焦燥感に駆られて。
突如、透明なごみ袋が浮かんだ。その中には誰か女性の姿がズタズタに破り捨てられて入っていた。
あれは、あれは……。心臓の脈打つ音が激しく鳴った。突如強烈な光が現れ目が眩む。その光に吸い込まれるように、意識が遠のいていく──
目覚めると同時に無我夢中でヴェルヴを振るう。黒い刃が現れ、いとも簡単に氷が割れた。
「ヘイター!!」
だが、そこには誰の姿もなかった。涙声にはっとして後ろを振り返ると、怯えたように体を縮こませて震えるルイスの姿が。そしてそのさらに後ろには、数十のかつて人だったものの氷像からとめどなく流れ出る赤色が、静かに血溜まりを作り出していた。
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「かろうじて命を保った者から聞いたところ、やはり村を襲ったのは反乱軍ではありませんでした。反乱軍の名を騙《かた》った山賊です」
ゾーヤは、僕の隣に座るなり淡々とした口調で情報を伝えてきた。
「クラーラ王女が言っていた通りですね。王女のことも知っている様子も見られなかったし、前回王宮を襲った反乱軍と違い明らかに粗暴で粗悪。反乱軍の名を騙れば逆らえるものは誰もいない、そんな安直な発想から始まった悲劇でした」
「悲劇? 悲劇だって? そんな簡単な言葉で済まされるようなことなのか? 多くの人々が虐殺され、凌辱され、村が丸ごと破壊されたんだ。それにディサナスが――」
思わず声を荒げてしまった僕を見て、ゾーヤの眼鏡の奥にある瞳が細まる。その瞳を見ていられなくて、ぎこちなく目線を移した。クラーラ王女の前に治療を待つ列ができ上がっていた。
「すまない。……それで、ディサナスはやっぱりノーゲストへ向かったのか?」
村に残された家屋には、数十人の村人が詰め込まれていた。そのほとんどが女性や子どもで、それ以外のは、家屋の裏に死体の山として積み重なっていた。
「おそらくそうかと。足跡が馬車の轍《わだち》と並行するようにつけられていたので、一旦エンストアへ戻り、その先反乱軍と合流するものと思われます」
ゾーヤは一度凍った左手を右手で抱えるようにして話していた。もう手も十分動くし、後遺症もないと本人は言っていたが、まだ少し違和感が残っているのかもしれない。僕もまだ全身に軽い痛みが残っていた。
「ルイスとクリスが町から戻り次第、ディサナスを追う」
ヘイターは結局僕らを殺さなかった。いや、おそらく殺せなかった。あの時間、表を支配していたのがヘイターだとしても、その中にいるディサナスやグスタフらが殺すことをとどまらせた。そうでなければ、器用に僕ら以外を殺すことなんてことはできないだろう。
「隊長の命には従います。ですが、何か作戦があるのですか?」
横に置いたコップからお湯を飲むと、体全体に力がみなぎってくるような感じがした。
「勝算なんてものはない。あるとすれば、ヘイターの中で今は眠っているディサナスらが目覚めるのを期待することくらいだ」
ゾーヤは、床に転がした干し肉を拾うと歯でちぎって咀嚼する。
「隊長は、どちらがディサナス様の本心だと思いますか?」
僕はもう一度お湯を口に含んだ。治療を終えた子どもたちは、哀しい目をしながらも口元で笑顔をつくり、大人と一緒に再建を始めようと無惨に壊された瓦礫に手をかけていた。
「その質問は、誰が正しいのか、という問いかけにも似ているような気がする。ここを滅茶苦茶にしたのは反乱軍を騙った山賊だが、その連中を皆殺しにしたのはヘイターでもあるわけだ」
同様にディサナスの中にも相反する複数の心が存在する。怒りをぶちまけて全てを破壊しようとするヘイターもいれば、苦悩しながらも心を調整して破壊を避けようとしてきたグスタフもいる。それらを何とか統合しようと、少なくともディサナスは僕らとともに歩んでいたはずだ。どれが本心なのか、何が正しいのかは現状ではわかりもしないが。
「少なくとも、ディサナスには責任を取ってもらわなければならない」
「責任……ですか?」
手伝おうと立ち上がった僕に一人の少女が恐る恐る近付いてきた。クリスが助けた少女だった。
「あの! あの青い髪のキレイなお姉ちゃん、お兄さんの仲間、なんだよね?」
「……ああ、そうだよ」
パッと花が咲くような笑顔が広がる。
「そしたら、あのお姉ちゃんにお礼を伝えてほしいの! 助けてくれてありがとうって!」
*
それから小一時間ほどでルイスとクリスが戻ると、僕らは再び馬車に乗り込んだ。一人分余裕のできた幌のなかはとてつもなく広く感じた。誰もが口を開くことなく、ただ馬車の揺れに身を任せるまま時が過ぎ去っていく。このまま行けば、町へ戻り休憩をしたのち、元のルートをたどりアーテルヘム神聖国へ向かうことになるだろう。そこで王女自ら救援を要請し、反乱軍の鎮圧へと乗り出す。
だが、それではきっとディサナスを助けることはできない。
「クラーラ。話がある」
王女は、疲れたような虚ろな目を上げた。無理に微笑む表情も今は痛々しく見える。
「なんでしょう」
「急な提案になるが。このままディサナスを追いたい」
うつむいていたクリスもルイスも顔を上げて僕を見た。
「……それは、この任務を放棄するということですか?」
僕は瞬きせずにそのブルーの瞳を見つめた。
「そうだ。このままアーテルヘムに行けば、ディサナスはまた反乱軍の一員になってしまう。そして──」
「そして殺されてしまう。そういうことですね?」
深くうなずくと、またクラーラの瞳を見続ける。 その目は瞬くと、輝きを増した。
「行きましょう。ディサナスさんを取り戻しに」
意外にもあっさり承認されてしまった。拍子抜けするほどに。
「ですが王女、本国への報告はどうするんですか?」
クリスが手を上げて質問した。
「それは、クリス、貴方に単独でお願いします。貴方なら一人でも大丈夫でしょう。町へ戻り次第部隊を分けて、クリスは本国へ、私達はノーゲスト市へ向かう。反乱軍と接触する前にディサナスさんを止め、速やかに離脱する。これでどうですか?」
自分の意見を聞く気がないと思ったのか、クリスは何も言わずに肩をすくめた。代わりに口を開いたのは、あの戦闘からほとんど言葉を発していなかったルイスだった。
「ハルト。先に反乱軍と接触したらどうするの? それかこちらに戻ってこなかったら」
フードから覗く強気な赤い瞳はどこかへ消え失せ、今は何かに怯えたように焦点がせわしく動き回っていた。何があったのか、聞かなければならないが、今はそれよりもこの部隊の進行を決めなければならない。
「その場合はまた戦うしかない。ディサナスと、場合によっては反乱軍とも」
ルイスは何も言わず、ただうなずいた。
「決まりですね。それでは向かいましょう。ノーゲスト市へ」
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「ハルト、今いい?」
ルイスが部屋を訪れたのは、ちょうど、王宮から飛んできたダヴに2種の手紙をくくりつけているときだった。
「……そっちのかわいい青色の便箋は、マリー様に送るの?」
ずいぶんと目ざといな。その通りだった。王宮への返信用と、もう一つ心配しているであろうマリーへ差し障りのない範囲で情報を伝える手紙を書いていた。嘘を吐く必要もないので、肯定して用件を聞いた。無論、聞かなくても何の話か察しはついていたが。
「その、村でのことについてなんだけど……」
歯切れの悪い物言いだった。あいにく椅子が一脚しかなかったので、ひとまず簡素なつくりのベッドを勧めた。
少しためらったのちにベッドの端へ座るもなかなか話を切り出せないルイスは、唇を軽く噛んだままうつむいていた。
「ルイス。僕の仮説を話してもいいか?」
「えっ…………うん」
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