41 / 70
41.絵美里の告白と俊則の気持ち
しおりを挟む
あれから2か月が経過した。
お兄様は大聖堂で結婚式を挙げ、それはとても美しく大変眼福なお二人だった。
ガチでスチルがない事に悔し涙を流したものだ。
今はゆっくり世界を回りながらハネムーンの最中です。
一方相変わらずヘタレな私は愛する俊則との関係を、進める事が出来ないでいた。
脳内ではもうとんでもない事になっているけれど……
もちろんキスはいっぱいする。
なんならそれはもう熱烈な大人のキスだってした。
溶けちゃうほど気持ちいい♡
私の体だって……
俊則優しく……あう…
ああ、もう、ダメだ私。
俊則もスッゴク色っぽいし、超かっこいいけど、結局私を最優先だから……
いつも『そうなりそう』な時に私が少しでも躊躇すると優しく頭を撫でてくれて、
「俺は舞奈が大好きなんだよ?そういう事もしたいけど、舞奈が心からそう思わないならしない。俺は舞奈の心が一番大切なんだ。体も欲しいけど、それが目的じゃないんだ。ゆっくりでいいからね」
とか言うし。
違うの。
私もしたいのっ!
でも……
もう、なんで?
あうう。
……私はきっと38歳まで重い想いでこじらせてしまい…
恐いんだ。
もし、俊則が……
その…良くなかったらって……
ああああ、もう、俊則優しいから絶対思わないし、そんなことでどうにもならないってわかっているけど…
怖い。
私が自室のベッドでそんなことで悶々としていると、珍しく絵美里が一人で私の部屋に来た。
なんだか思い詰めた顔をしている。
「いらっしゃい絵美里。どうしたの?ルルは?」
「舞奈さん」
「…なに?」
絵美里は私が座っているベッドの隣に腰を掛けた。
いつもはそんなこと絶対にしない。
一応彼女は私の従者だ。
「本田先輩、私がもらいます」
「っ!?な、なに?突然…」
絵美里は真剣な表情で私を見つめる。
思わず怯んでしまう。
「可哀そうです。本田先輩をじらすだけなら私を抱いてもらいます。気持ちよくしてあげたい」
「だ、ダメっ、やだっ、まっ、待って、そんな……」
「舞奈さん、酷いよ?どうして拒絶するの?本田先輩、貴女の事心から愛しているのにっ!どうして?もう、私見ていられないよ」
「……」
「いらないならいらないって言ってください。私はいつでも抱かれたいのに」
「どうしてもあなたに敵わないのにっ!」
絵美里の目から涙が零れ落ちる。
私はなぜかとても悲しくなった。
そして情けなかった。
私はどこかで絶対俊則は私を選んでくれるとうぬぼれていたんだ。
「ごめんね、絵美里。ごめんね…ヒック…グスッ……うう……うああ」
「グスッ…舞奈さん…ヒック……私、本田先輩が好きなの……でも、舞奈さんも大好き」
「……うん」
二人はしばらく抱き合って泣いていた。
絵美里は涙を拭いて寂しそうに笑う。
私は何だか居た堪れなくなってしまった。
「もう、舞奈さん。本田先輩は優しいですよ?そしてあなたを待っています」
「…うん」
絵美里は大きくため息をつく。
「まったく。38歳で乙女とか……面倒くさいです」
「うっ…酷いっ」
「もう、先輩の童貞貰うんでしょ?早くしてください。私もう我慢できないですから」
猛烈な色気が絵美里の体から噴き出した気がした。
ぐうっ、さすが主人公!
やばすぎる。
「先輩いま部屋で一人ですよ?さっき訓練終わっていましたし」
「っ!?……うん」
「…初めては痛いですからね。でも思いっきり甘えてあげてください。本田先輩もチェリーなんだから」
「う、うん。……その、あの…どのくらい痛いの?」
「ふふっ、内緒です♡」
「ん、もう。……イジワル」
私は絵美里に会えて良かったって心から思った。
確かに彼女のせいで私たちは酷い目に遭った。
だけど今の彼女は私の大切な親友だ。
思えば彼女も悪い神の被害者なんだ。
「ありがとう絵美里。私俊則に会ってくる」
「はい。大丈夫ですよ。舞奈さんスッゴク可愛いんだから」
「うん」
※※※※※
私は俊則のいる客間のドアをノックする。
きっと私は今死にそうな顔をしているに違いない。
「どうぞ」
優しい声が私に勇気をくれる。
大きく頷いて、私はドアを開けた。
「舞奈?いらっしゃい。…どうしたの?嬉しいけど」
ああ、やっぱり好きだ。
優しい瞳も、温かい声も。
私は何も言わずに俊則に飛びついた。
彼が優しく私を受け止めてくれる。
「どうしたの?…ああ、可愛い。大好きだよ」
ぎゅうっと抱きしめてくれる俊則。
私はとても心地よくて顔をスリスリしてしまう。
「はあ、可愛い。舞奈、愛してる」
「うん。……俊則」
「ん?」
顔に熱が集まる。
でも、言うんだ。
私はもう後悔しないって決めたはずだ。
「舞奈」
「ひうっ」
「ごめんね。……俺さ、経験ないじゃん?だからさ、舞奈女の子なのに君に決断させてしまうところだった」
「えっ?」
俊則は私を抱いてベッドへと優しく下ろしてくれる。
「初めてで、うまくできないかもだけど……失敗するかもだけど……舞奈を抱きたい」
「っ!?」
「ごめんね。俺がヘタレだったから、舞奈にそんな顔させちゃった」
「……」
「俺さ、恐かったんだよね」
「っ!?」
「もしうまくいかなくて、嫌われたらどうしようって」
「…あ」
俊則はまだ17歳。
そして彼は全く経験がない。
普通は色々知識があるはずだった。
エッチなビデオとかそういう本とか……
でもそんな余裕、彼の人生になかったんだ。
「でもさ、俺も男だから……好きな子とエッチなことしたい」
そして物凄い欲情の色に瞳が染まる。
大人のキスをしながら私の体に触れてくる。
体中に電気が走り抜ける。
「もう、我慢したくないよ。舞奈、君が欲しい」
「……うん」
もう。
この男は。
私の勇気を、ううん、無理を分かってくれていた。
そして怖いのに……俊則から言ってくれた。
凄いね。
私たち年は全然違うのに、同じだったんだ。
二人とも恐かったんだね。
もう愛おしさが止まらなかった。
そして不安も。
彼に抱かれ、あり得ない幸福感に。
全て流されていた。
お兄様は大聖堂で結婚式を挙げ、それはとても美しく大変眼福なお二人だった。
ガチでスチルがない事に悔し涙を流したものだ。
今はゆっくり世界を回りながらハネムーンの最中です。
一方相変わらずヘタレな私は愛する俊則との関係を、進める事が出来ないでいた。
脳内ではもうとんでもない事になっているけれど……
もちろんキスはいっぱいする。
なんならそれはもう熱烈な大人のキスだってした。
溶けちゃうほど気持ちいい♡
私の体だって……
俊則優しく……あう…
ああ、もう、ダメだ私。
俊則もスッゴク色っぽいし、超かっこいいけど、結局私を最優先だから……
いつも『そうなりそう』な時に私が少しでも躊躇すると優しく頭を撫でてくれて、
「俺は舞奈が大好きなんだよ?そういう事もしたいけど、舞奈が心からそう思わないならしない。俺は舞奈の心が一番大切なんだ。体も欲しいけど、それが目的じゃないんだ。ゆっくりでいいからね」
とか言うし。
違うの。
私もしたいのっ!
でも……
もう、なんで?
あうう。
……私はきっと38歳まで重い想いでこじらせてしまい…
恐いんだ。
もし、俊則が……
その…良くなかったらって……
ああああ、もう、俊則優しいから絶対思わないし、そんなことでどうにもならないってわかっているけど…
怖い。
私が自室のベッドでそんなことで悶々としていると、珍しく絵美里が一人で私の部屋に来た。
なんだか思い詰めた顔をしている。
「いらっしゃい絵美里。どうしたの?ルルは?」
「舞奈さん」
「…なに?」
絵美里は私が座っているベッドの隣に腰を掛けた。
いつもはそんなこと絶対にしない。
一応彼女は私の従者だ。
「本田先輩、私がもらいます」
「っ!?な、なに?突然…」
絵美里は真剣な表情で私を見つめる。
思わず怯んでしまう。
「可哀そうです。本田先輩をじらすだけなら私を抱いてもらいます。気持ちよくしてあげたい」
「だ、ダメっ、やだっ、まっ、待って、そんな……」
「舞奈さん、酷いよ?どうして拒絶するの?本田先輩、貴女の事心から愛しているのにっ!どうして?もう、私見ていられないよ」
「……」
「いらないならいらないって言ってください。私はいつでも抱かれたいのに」
「どうしてもあなたに敵わないのにっ!」
絵美里の目から涙が零れ落ちる。
私はなぜかとても悲しくなった。
そして情けなかった。
私はどこかで絶対俊則は私を選んでくれるとうぬぼれていたんだ。
「ごめんね、絵美里。ごめんね…ヒック…グスッ……うう……うああ」
「グスッ…舞奈さん…ヒック……私、本田先輩が好きなの……でも、舞奈さんも大好き」
「……うん」
二人はしばらく抱き合って泣いていた。
絵美里は涙を拭いて寂しそうに笑う。
私は何だか居た堪れなくなってしまった。
「もう、舞奈さん。本田先輩は優しいですよ?そしてあなたを待っています」
「…うん」
絵美里は大きくため息をつく。
「まったく。38歳で乙女とか……面倒くさいです」
「うっ…酷いっ」
「もう、先輩の童貞貰うんでしょ?早くしてください。私もう我慢できないですから」
猛烈な色気が絵美里の体から噴き出した気がした。
ぐうっ、さすが主人公!
やばすぎる。
「先輩いま部屋で一人ですよ?さっき訓練終わっていましたし」
「っ!?……うん」
「…初めては痛いですからね。でも思いっきり甘えてあげてください。本田先輩もチェリーなんだから」
「う、うん。……その、あの…どのくらい痛いの?」
「ふふっ、内緒です♡」
「ん、もう。……イジワル」
私は絵美里に会えて良かったって心から思った。
確かに彼女のせいで私たちは酷い目に遭った。
だけど今の彼女は私の大切な親友だ。
思えば彼女も悪い神の被害者なんだ。
「ありがとう絵美里。私俊則に会ってくる」
「はい。大丈夫ですよ。舞奈さんスッゴク可愛いんだから」
「うん」
※※※※※
私は俊則のいる客間のドアをノックする。
きっと私は今死にそうな顔をしているに違いない。
「どうぞ」
優しい声が私に勇気をくれる。
大きく頷いて、私はドアを開けた。
「舞奈?いらっしゃい。…どうしたの?嬉しいけど」
ああ、やっぱり好きだ。
優しい瞳も、温かい声も。
私は何も言わずに俊則に飛びついた。
彼が優しく私を受け止めてくれる。
「どうしたの?…ああ、可愛い。大好きだよ」
ぎゅうっと抱きしめてくれる俊則。
私はとても心地よくて顔をスリスリしてしまう。
「はあ、可愛い。舞奈、愛してる」
「うん。……俊則」
「ん?」
顔に熱が集まる。
でも、言うんだ。
私はもう後悔しないって決めたはずだ。
「舞奈」
「ひうっ」
「ごめんね。……俺さ、経験ないじゃん?だからさ、舞奈女の子なのに君に決断させてしまうところだった」
「えっ?」
俊則は私を抱いてベッドへと優しく下ろしてくれる。
「初めてで、うまくできないかもだけど……失敗するかもだけど……舞奈を抱きたい」
「っ!?」
「ごめんね。俺がヘタレだったから、舞奈にそんな顔させちゃった」
「……」
「俺さ、恐かったんだよね」
「っ!?」
「もしうまくいかなくて、嫌われたらどうしようって」
「…あ」
俊則はまだ17歳。
そして彼は全く経験がない。
普通は色々知識があるはずだった。
エッチなビデオとかそういう本とか……
でもそんな余裕、彼の人生になかったんだ。
「でもさ、俺も男だから……好きな子とエッチなことしたい」
そして物凄い欲情の色に瞳が染まる。
大人のキスをしながら私の体に触れてくる。
体中に電気が走り抜ける。
「もう、我慢したくないよ。舞奈、君が欲しい」
「……うん」
もう。
この男は。
私の勇気を、ううん、無理を分かってくれていた。
そして怖いのに……俊則から言ってくれた。
凄いね。
私たち年は全然違うのに、同じだったんだ。
二人とも恐かったんだね。
もう愛おしさが止まらなかった。
そして不安も。
彼に抱かれ、あり得ない幸福感に。
全て流されていた。
2
あなたにおすすめの小説
【完結】記憶喪失の令嬢は無自覚のうちに周囲をタラシ込む。
ゆらゆらぎ
恋愛
王国の筆頭公爵家であるヴェルガム家の長女であるティアルーナは食事に混ぜられていた遅延性の毒に苦しめられ、生死を彷徨い…そして目覚めた時には何もかもをキレイさっぱり忘れていた。
毒によって記憶を失った令嬢が使用人や両親、婚約者や兄を無自覚のうちにタラシ込むお話です。
【完結】辺境に飛ばされた子爵令嬢、前世の経営知識で大商会を作ったら王都がひれ伏したし、隣国のハイスペ王子とも結婚できました
いっぺいちゃん
ファンタジー
婚約破棄、そして辺境送り――。
子爵令嬢マリエールの運命は、結婚式直前に無惨にも断ち切られた。
「辺境の館で余生を送れ。もうお前は必要ない」
冷酷に告げた婚約者により、社交界から追放された彼女。
しかし、マリエールには秘密があった。
――前世の彼女は、一流企業で辣腕を振るった経営コンサルタント。
未開拓の農産物、眠る鉱山資源、誠実で働き者の人々。
「必要ない」と切り捨てられた辺境には、未来を切り拓く力があった。
物流網を整え、作物をブランド化し、やがて「大商会」を設立!
数年で辺境は“商業帝国”と呼ばれるまでに発展していく。
さらに隣国の完璧王子から熱烈な求婚を受け、愛も手に入れるマリエール。
一方で、税収激減に苦しむ王都は彼女に救いを求めて――
「必要ないとおっしゃったのは、そちらでしょう?」
これは、追放令嬢が“経営知識”で国を動かし、
ざまぁと恋と繁栄を手に入れる逆転サクセスストーリー!
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
虚弱体質?の脇役令嬢に転生したので、食事療法を始めました
たくわん
恋愛
「跡継ぎを産めない貴女とは結婚できない」婚約者である公爵嫡男アレクシスから、冷酷に告げられた婚約破棄。その場で新しい婚約者まで紹介される屈辱。病弱な侯爵令嬢セラフィーナは、社交界の哀れみと嘲笑の的となった。
追放された悪役令嬢はシングルマザー
ララ
恋愛
神様の手違いで死んでしまった主人公。第二の人生を幸せに生きてほしいと言われ転生するも何と転生先は悪役令嬢。
断罪回避に奮闘するも失敗。
国外追放先で国王の子を孕んでいることに気がつく。
この子は私の子よ!守ってみせるわ。
1人、子を育てる決心をする。
そんな彼女を暖かく見守る人たち。彼女を愛するもの。
さまざまな思惑が蠢く中彼女の掴み取る未来はいかに‥‥
ーーーー
完結確約 9話完結です。
短編のくくりですが10000字ちょっとで少し短いです。
見た目は子供、頭脳は大人。 公爵令嬢セリカ
しおしお
恋愛
四歳で婚約破棄された“天才幼女”――
今や、彼女を妻にしたいと王子が三人。
そして隣国の国王まで参戦!?
史上最大の婿取り争奪戦が始まる。
リュミエール王国の公爵令嬢セリカ・ディオールは、幼い頃に王家から婚約破棄された。
理由はただひとつ。
> 「幼すぎて才能がない」
――だが、それは歴史に残る大失策となる。
成長したセリカは、領地を空前の繁栄へ導いた“天才”として王国中から称賛される存在に。
灌漑改革、交易路の再建、魔物被害の根絶……
彼女の功績は、王族すら遠く及ばないほど。
その名声を聞きつけ、王家はざわついた。
「セリカに婿を取らせる」
父であるディオール公爵がそう発表した瞬間――
なんと、三人の王子が同時に立候補。
・冷静沈着な第一王子アコード
・誠実温和な第二王子セドリック
・策略家で負けず嫌いの第三王子シビック
王宮は“セリカ争奪戦”の様相を呈し、
王子たちは互いの足を引っ張り合う始末。
しかし、混乱は国内だけでは終わらなかった。
セリカの名声は国境を越え、
ついには隣国の――
国王まで本人と結婚したいと求婚してくる。
「天才で可愛くて領地ごと嫁げる?
そんな逸材、逃す手はない!」
国家の威信を賭けた婿争奪戦は、ついに“国VS国”の大騒動へ。
当の本人であるセリカはというと――
「わたし、お嫁に行くより……お昼寝のほうが好きなんですの」
王家が焦り、隣国がざわめき、世界が動く。
しかしセリカだけはマイペースにスイーツを作り、お昼寝し、領地を救い続ける。
これは――
婚約破棄された天才令嬢が、
王国どころか国家間の争奪戦を巻き起こしながら
自由奔放に世界を変えてしまう物語。
【完結】転生したら悪役継母でした
入魚ひえん@発売中◆巻き戻り冤罪令嬢◆
恋愛
聖女を優先する夫に避けられていたアルージュ。
その夜、夫が初めて寝室にやってきて命じたのは「聖女の隠し子を匿え」という理不尽なものだった。
しかも隠し子は、夫と同じ髪の色。
絶望するアルージュはよろめいて鏡にぶつかり、前世に読んだウェブ小説の悪妻に転生していることを思い出す。
記憶を取り戻すと、七年間も苦しんだ夫への愛は綺麗さっぱり消えた。
夫に奪われていたもの、不正の事実を着々と精算していく。
◆愛されない悪妻が前世を思い出して転身したら、可愛い継子や最強の旦那様ができて、転生前の知識でスイーツやグルメ、家電を再現していく、異世界転生ファンタジー!◆
*旧題:転生したら悪妻でした
冷徹宰相様の嫁探し
菱沼あゆ
ファンタジー
あまり裕福でない公爵家の次女、マレーヌは、ある日突然、第一王子エヴァンの正妃となるよう、申し渡される。
その知らせを持って来たのは、若き宰相アルベルトだったが。
マレーヌは思う。
いやいやいやっ。
私が好きなのは、王子様じゃなくてあなたの方なんですけど~っ!?
実家が無害そう、という理由で王子の妃に選ばれたマレーヌと、冷徹宰相の恋物語。
(「小説家になろう」でも公開しています)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる