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第139話 失敗した以前の美緒ルート1
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とある世界線―――
都内の住宅密集地、沿線沿いの小さなアパートの明かりが深夜の寝静まる時間だというのに煌々とその明かりを窓の外に漏らしていた。
「兄さん。そろそろ寝たら?もう3時過ぎだよ?」
「ああ?!…もうそんな時間?!…あー、あとちょっとで区切りなんだ。そこでやめるさ。優斗こそ早く寝ろよ?俺は明日13時起きで問題がないんだ。お前10時から打ち合わせだろ?」
モニターから目を離さずに、凄まじい速さでキーボードを打つ大地。
その様子に優斗はため息をついた。
「まったく。さっきも同じこと言っていたよ?それからすでに2時間たってるけど?」
「うー。…こ、今度はマジだから……ほら、早く寝ろよ」
「分かったよ。おやすみ、兄さん」
「ああ」
会社を立ち上げてから1年と5か月が過ぎていた。
やっと幾つかの仕事が認められ、優斗や大地が所属する奏多の会社『レリアレード』はその業績を伸ばし始めていた。
今までは外注が主だった仕事の彼等。
遂に今自作のRPGの制作に取り掛かっていたところだった。
そのメインプログラマーに、大地は名乗りを上げていた。
「……リンネとガナロ……双子の神…我ながら良い設定だな……」
企画書をちらりと見やり、大地はおもむろに大きく伸びをした。
「痛っ!……くそ…」
悍ましい事件に巻き込まれた大地と優斗。
その後遺症は大地の体を蝕んでいた。
つい動かしすぎた体に鈍い痛みが走る。
その事実にため息をつく。
それと同時に蓄積した疲労で一瞬目の前が暗くなってしまう。
(…やべえ……また『あいつ』に乗っ取られる感じだ……ちょっと待ってくれよ…)
慌ててキーボードを打ち込み保存を済ませ、大地はのっそりと起き上がる。
そしてソファーに倒れ込み、クシャクシャになっている毛布をどうにか自分にかけ目を閉じた。
やがて急激に遠ざかる意識。
そして一瞬切り替わった感じがし、大地は白い世界で目を覚ました。
「…はあ。まったく。……それで?どうしたんだ………リンネ」
「うん。アーク様」
今の自分は創世神アークディーツ。
何故か混濁しない意識と思考。
もちろんさっきまでの大地としての記憶、それは薄まることなく今の自分が存在していた。
ただ彼は、黒木大地に戻るとそのすべての情報は秘匿されてしまう。
それゆえに、新たな称号『ゲームクリエイター』を習得する事が出来ていた。
「…ゲームマスターは健在か?」
「う、うん。…でも、だけど、美緒は……すっごく苦しんでる……どうして、美緒はあんなに歯を食いしばらなくてはいけないの?…美緒は、彼女は……」
目に涙を浮かべる10歳くらいのリンネ。
幾つもの縛りを受ける中、彼女もまた禁忌ぎりぎりを責め、その力を削がれていた。
「…言ったろ?残念ながら今回の美緒は勝てない。リンネだってわかっているはずだ」
「っ!?で、でも…だって……美緒は…彼女は諦めていない」
創世神であるアークディーツ。
あり得ない権能ゆえ、彼には今のリンネがいる世界には干渉する事が出来なかった。
唯一干渉できるもの。
どうにか虚無神の裏をかき、最後まで秘匿することによって眷属化に成功したリンネ、ただ一人だった。
アークディーツは遠い目をする。
すでに違う次元、もう一人の眷属化を成功させたところだった。
そう、アルディの存在。
彼は『流入者』としての意味を持ってその存在を許されている設定にしておいた、隠し玉だった。
そして今回の美緒のルート、アルディは存在しない。
正確には世界に存在はするが、美緒と出会う事はない人物だった。
(もうすぐだ。もうすぐ時は来る。……絶望し打ちひしがれ諦めたその瞬間。そこでしか入れ替えられない。そうでなければ優斗に、いや優斗を操っている虚無神を欺けない)
創世神の対であり、さらに世律神を追い落としその眷属を手中に収めた虚無神。
すでにその力はアークディーツの想定を大きく超えていた。
(欺くには…ちゃんと騙すには、ロジックがいる。そしてトリックとあり得ないほど簡単な嘘との組み合わせ…わざとたどり着かせることで時間をもぎ取るしかないんだ…)
そうして紡がれる多くの設定とキャラクターたち。
分散させ、そして集結させることでゲームマスターの力を高めるために。
「……ゲームマスター……すまない」
「??…なにか言いました?」
「リンネ」
「は、はい」
改めてリンネを見つめる。
すでに消耗し、あまりにも儚い様子にアークディーツは強く唇をかみしめた。
「次のルート、唯一正解にたどり着く美緒のルート……きっと彼女は精神的に危うい状況になる」
「っ!?なっ?!」
「…すまない。情報に制限をかけるためだ。…たぶん彼女は思い出さないかもしれない。でも絶対に強い。……彼女は奏多さんと真奈さんの娘だ」
「…奏多さま……あの方は、いったい…」
「すまんがいくらリンネでもそれは言えない。でもすまない。もう一度だけでいい。信じてほしい」
遥か格上。
全ての世界の元を創生した絶対者。
それが神とはいえ自分に深々と頭を下げた。
「ひうっ?!アーク様?そ、その…」
慌てふためくリンネ。
一瞬素に戻ったことで自身を縛る摂理が緩む。
急激に回復し、その身を魔力がまとわり出した。
「…うん。これでまたゲームマスターの力になれるよ?…悪いな、だまし討ちみたいで」
「っ!?も、もう。……でも…ありがとう…確かにこれなら彼女の力になれそう」
にっこりとほほ笑む。
しかしどうしてもその可愛らしい笑顔には暗い影が付きまとっていた。
「…俺は酷い創生主だな……せめてあいつがいてくれたら…」
「…???」
「あああ、何でもないよ。とにかくリンネ、お前は死んだらいけないよ?確かに数多の世界に君たち神は創造されているし、リンクもできる。だけどそれは上層の記憶や事実だけだ。辛いだろうけどゲームマスターの最後、お前は見届けなければいけない。そうしないとすべてが水の泡になるんだ。いいね?」
リンネの隠された称号。
『サイトスーパーバイザー』現場監督。
彼女には物語の最後まで監修する責任と権利が付与されていた。
「私の称号、現場監督……酷いよねアーク様。…私は美緒と同じところには立てないってことでしょ?」
「ああ。でも今回だけだ。…そうだリンネ」
「うん?」
「約束してほしい事がある」
真剣な目を向ける創世神。
ゴクリとリンネはつばを飲み込んだ。
「お前は絶対に次のステージ、最初に美緒に出会う。だからその時のためにお前はこの世界で死ぬことは許さない。たとえ俺は殺されても、だ。いいな?」
「………う、うん。…分かった」
「多くは言えないが、いくつもの絡まる世界での経験からもたらされた美緒の願いなんだ。だからこれは俺との約束と言うよりは美緒との約束だ。いいな?絶対だからな!?」
珍しく念を押すアークディーツ。
付き合いの長いリンネは訝しげに目を細めた。
「コホン。まあなんだ。そういう事だ。…この先は辛い事ばかりが……きっとゲームマスターは経験してしまう。唯一の親友となれるように精霊王の設定はいじったが…残念ながら彼女は俺の眷属じゃないんだ。そこまで手を伸ばせば奴にバレてしまうからな」
「精霊王…ファナンレイリね?」
「ああ。すまないなリンネ。お前ばかりに苦労を掛けてしまう」
申し訳なさそうにうつむくアークディーツ。
彼は大地と融合を果たした後、仕草がとても人間らしくなった。
その様子にリンネは思わず笑みを浮かべる。
「大丈夫です。アーク様。…それに私、美緒の事大好きですもの」
「そうか。……おっと、もう戻る時間のようだ…ここは隠匿されているとはいえ長時間いない方が良いだろう。リンネ、ちゃんと戻るんだよ?」
「はい」
そして解けるように消えるリンネの姿を確認し、アークディーツは一人大きく息を吐いた。
「絶対に終わらせない。……奏多さんから受け取った希望…絶対に守るんだ…」
独り言ち消える創世神。
そして同時にその世界は虚無に飲まれ消滅していった。
都内の住宅密集地、沿線沿いの小さなアパートの明かりが深夜の寝静まる時間だというのに煌々とその明かりを窓の外に漏らしていた。
「兄さん。そろそろ寝たら?もう3時過ぎだよ?」
「ああ?!…もうそんな時間?!…あー、あとちょっとで区切りなんだ。そこでやめるさ。優斗こそ早く寝ろよ?俺は明日13時起きで問題がないんだ。お前10時から打ち合わせだろ?」
モニターから目を離さずに、凄まじい速さでキーボードを打つ大地。
その様子に優斗はため息をついた。
「まったく。さっきも同じこと言っていたよ?それからすでに2時間たってるけど?」
「うー。…こ、今度はマジだから……ほら、早く寝ろよ」
「分かったよ。おやすみ、兄さん」
「ああ」
会社を立ち上げてから1年と5か月が過ぎていた。
やっと幾つかの仕事が認められ、優斗や大地が所属する奏多の会社『レリアレード』はその業績を伸ばし始めていた。
今までは外注が主だった仕事の彼等。
遂に今自作のRPGの制作に取り掛かっていたところだった。
そのメインプログラマーに、大地は名乗りを上げていた。
「……リンネとガナロ……双子の神…我ながら良い設定だな……」
企画書をちらりと見やり、大地はおもむろに大きく伸びをした。
「痛っ!……くそ…」
悍ましい事件に巻き込まれた大地と優斗。
その後遺症は大地の体を蝕んでいた。
つい動かしすぎた体に鈍い痛みが走る。
その事実にため息をつく。
それと同時に蓄積した疲労で一瞬目の前が暗くなってしまう。
(…やべえ……また『あいつ』に乗っ取られる感じだ……ちょっと待ってくれよ…)
慌ててキーボードを打ち込み保存を済ませ、大地はのっそりと起き上がる。
そしてソファーに倒れ込み、クシャクシャになっている毛布をどうにか自分にかけ目を閉じた。
やがて急激に遠ざかる意識。
そして一瞬切り替わった感じがし、大地は白い世界で目を覚ました。
「…はあ。まったく。……それで?どうしたんだ………リンネ」
「うん。アーク様」
今の自分は創世神アークディーツ。
何故か混濁しない意識と思考。
もちろんさっきまでの大地としての記憶、それは薄まることなく今の自分が存在していた。
ただ彼は、黒木大地に戻るとそのすべての情報は秘匿されてしまう。
それゆえに、新たな称号『ゲームクリエイター』を習得する事が出来ていた。
「…ゲームマスターは健在か?」
「う、うん。…でも、だけど、美緒は……すっごく苦しんでる……どうして、美緒はあんなに歯を食いしばらなくてはいけないの?…美緒は、彼女は……」
目に涙を浮かべる10歳くらいのリンネ。
幾つもの縛りを受ける中、彼女もまた禁忌ぎりぎりを責め、その力を削がれていた。
「…言ったろ?残念ながら今回の美緒は勝てない。リンネだってわかっているはずだ」
「っ!?で、でも…だって……美緒は…彼女は諦めていない」
創世神であるアークディーツ。
あり得ない権能ゆえ、彼には今のリンネがいる世界には干渉する事が出来なかった。
唯一干渉できるもの。
どうにか虚無神の裏をかき、最後まで秘匿することによって眷属化に成功したリンネ、ただ一人だった。
アークディーツは遠い目をする。
すでに違う次元、もう一人の眷属化を成功させたところだった。
そう、アルディの存在。
彼は『流入者』としての意味を持ってその存在を許されている設定にしておいた、隠し玉だった。
そして今回の美緒のルート、アルディは存在しない。
正確には世界に存在はするが、美緒と出会う事はない人物だった。
(もうすぐだ。もうすぐ時は来る。……絶望し打ちひしがれ諦めたその瞬間。そこでしか入れ替えられない。そうでなければ優斗に、いや優斗を操っている虚無神を欺けない)
創世神の対であり、さらに世律神を追い落としその眷属を手中に収めた虚無神。
すでにその力はアークディーツの想定を大きく超えていた。
(欺くには…ちゃんと騙すには、ロジックがいる。そしてトリックとあり得ないほど簡単な嘘との組み合わせ…わざとたどり着かせることで時間をもぎ取るしかないんだ…)
そうして紡がれる多くの設定とキャラクターたち。
分散させ、そして集結させることでゲームマスターの力を高めるために。
「……ゲームマスター……すまない」
「??…なにか言いました?」
「リンネ」
「は、はい」
改めてリンネを見つめる。
すでに消耗し、あまりにも儚い様子にアークディーツは強く唇をかみしめた。
「次のルート、唯一正解にたどり着く美緒のルート……きっと彼女は精神的に危うい状況になる」
「っ!?なっ?!」
「…すまない。情報に制限をかけるためだ。…たぶん彼女は思い出さないかもしれない。でも絶対に強い。……彼女は奏多さんと真奈さんの娘だ」
「…奏多さま……あの方は、いったい…」
「すまんがいくらリンネでもそれは言えない。でもすまない。もう一度だけでいい。信じてほしい」
遥か格上。
全ての世界の元を創生した絶対者。
それが神とはいえ自分に深々と頭を下げた。
「ひうっ?!アーク様?そ、その…」
慌てふためくリンネ。
一瞬素に戻ったことで自身を縛る摂理が緩む。
急激に回復し、その身を魔力がまとわり出した。
「…うん。これでまたゲームマスターの力になれるよ?…悪いな、だまし討ちみたいで」
「っ!?も、もう。……でも…ありがとう…確かにこれなら彼女の力になれそう」
にっこりとほほ笑む。
しかしどうしてもその可愛らしい笑顔には暗い影が付きまとっていた。
「…俺は酷い創生主だな……せめてあいつがいてくれたら…」
「…???」
「あああ、何でもないよ。とにかくリンネ、お前は死んだらいけないよ?確かに数多の世界に君たち神は創造されているし、リンクもできる。だけどそれは上層の記憶や事実だけだ。辛いだろうけどゲームマスターの最後、お前は見届けなければいけない。そうしないとすべてが水の泡になるんだ。いいね?」
リンネの隠された称号。
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「私の称号、現場監督……酷いよねアーク様。…私は美緒と同じところには立てないってことでしょ?」
「ああ。でも今回だけだ。…そうだリンネ」
「うん?」
「約束してほしい事がある」
真剣な目を向ける創世神。
ゴクリとリンネはつばを飲み込んだ。
「お前は絶対に次のステージ、最初に美緒に出会う。だからその時のためにお前はこの世界で死ぬことは許さない。たとえ俺は殺されても、だ。いいな?」
「………う、うん。…分かった」
「多くは言えないが、いくつもの絡まる世界での経験からもたらされた美緒の願いなんだ。だからこれは俺との約束と言うよりは美緒との約束だ。いいな?絶対だからな!?」
珍しく念を押すアークディーツ。
付き合いの長いリンネは訝しげに目を細めた。
「コホン。まあなんだ。そういう事だ。…この先は辛い事ばかりが……きっとゲームマスターは経験してしまう。唯一の親友となれるように精霊王の設定はいじったが…残念ながら彼女は俺の眷属じゃないんだ。そこまで手を伸ばせば奴にバレてしまうからな」
「精霊王…ファナンレイリね?」
「ああ。すまないなリンネ。お前ばかりに苦労を掛けてしまう」
申し訳なさそうにうつむくアークディーツ。
彼は大地と融合を果たした後、仕草がとても人間らしくなった。
その様子にリンネは思わず笑みを浮かべる。
「大丈夫です。アーク様。…それに私、美緒の事大好きですもの」
「そうか。……おっと、もう戻る時間のようだ…ここは隠匿されているとはいえ長時間いない方が良いだろう。リンネ、ちゃんと戻るんだよ?」
「はい」
そして解けるように消えるリンネの姿を確認し、アークディーツは一人大きく息を吐いた。
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