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第155話 ヒューマン三人娘とスイーツ
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(新星歴4818年7月30日)
皆のおかげでグースワースは問題なく動いている。
そしてこの星を守りたいという俺の願いの為世界を見回り、苦しんでいる人を助け日々精進を重ねてくれていた。
そんな中、つい数日前にグースワースの住人になった三人のヒューマンの女性たちもなじみ始めていた。
※※※※※
「ねえ、ルナちゃん。これはどこに置いておけばいいのかしら」
大量の畳んだ洗濯物を見やり、レイルーナがルナに問いかけた。
レイルーナは三人の中では最年長で、25歳の女性だ。
紅いショートの髪で、同じ色の眉毛にはっきりとした青色の瞳が目を引く。
高めの鼻とやや大き目な口の、かなりの美人だ。
今は動きやすい侍女の格好に白のエプロンを着用している。
身長は155cmくらいでルナとほぼ変わらない。
意外と着やせするタイプで、大浴場ではサラナが興奮していたようだ。
メイド副長を仰せつかっているルナはこの三人の教育係も兼務していた。
「えっと、それはサニタリールームですね。大浴場の脱衣場の横です」
額の汗をぬぐいながら、てきぱきと指示を出す。
そして今度はマリンナが問いかける。
マリンナは三人の中では最年少の15歳。
あどけなさの残る可愛らしい女の子だ。
肩まで伸びる艶やかな金髪を結い上げ、大きい目には青色の瞳が瞬いている。
小さな鼻がちょこんと鎮座し、唇は桜色に色づいて愛らしさに思わず顔が緩む美少女だ。
スタイルはまだ発展途上のようだが、すっきりとした肢体が美しい。
「ルナさん、これは?」
「それは保健室用ですね。ああ、ヒューネレイさんに確認してからかな。雑菌とかあったらまずいので」
「?……雑菌?」
「えと、なんか目に見えないばい菌?みたいなものです」
「へー、流石ですねルナさん。物知りだなあ」
戦闘部隊やドラゴニュート隊は結構な頻度で怪我をするため、ガーゼやタオルなど分けている。
そして鑑定のできるヒューネレイに確認してもらっている。
さらりと褒められ顔を赤くするルナ。
それでも何とか指示を出す。
「えっと……今ならヒューネレイさん執事控室にいると思うので、お願いできますか?」
ルナは大きめのバスケットにガーゼを詰めマリンナに問いかけた。
「はい、承知しました。行ってきますね」
「ええ、お願いします」
見送りレイルーナとタオルを詰めた大きい籠を持ち上げ、ルナはサニタリールームへ移動した。
※※※※※
メイド部隊は料理部隊と兼務しており、今総勢13人。
仕事をローテーションで回し、皆が習得できるよう工夫されていた。
最近では新しい衣類の創作や、文字や常識の習得にも力をいれていた。
もっともリナーリアは絶対に厨房から離れないし、治療という大事な仕事もある。
なので彼女はメイドの仕事は全くしない。
ネルも肩書は部隊長だが、たまに手伝う程度になっていた。
興奮する変態がいて仕事にならないためだ。
まあ実質11名だが、問題なく回っている。
福利厚生も充実している。
ノアーナの指示で一応週休2日なのだ。
お給金も考えられないくらい高額だ。
勿論食事やおやつ、お酒なども好きなだけ楽しめる。
施設利用も自由だ。
だが実際は休みでも特にやることのない皆はなんだかんだ理由をつけてほぼ毎日働いていた。
そんなことから心配したノアーナによって日々談話室が強化され続けたり、図書館なども設置したが、そもそも1日の拘束時間が短いため誰も不満などなく、むしろ暇をもてあそばせていた。
この世界に休日の概念は殆どない。
特に侍女やメイドといった仕事は月に1回の休日なんていうことはザラだ。
それに助けられてここに来た者たちにとってグースワースはまさに天国だったのだ。
皆ここが大好きだった。
※※※※※
サニタリールームではサイリスがミュールスとともに備え付けの消耗品などの確認を行っていた。
サイリスは銀髪をショートボブに整え、いつもカチューシャをしている。
細い眉に切れ長の目には水色の瞳が瞬いている美人さんだ。
年齢は22歳。
やや小柄で身長は150cmくらい。
女性らしい凹凸のある体形をしている。
胸はやや控えめだが、柔らかい雰囲気を持つ美女だ。
そんな彼女だが最近ミュールスといることが増えていた。
ずっと壁を築いていたミュールスも、ノニイの宣言以降大分皆と打ち解けてきた。
「ねえサリー……ここって実際どうなの?私、他の場所の記憶あまりないんだよね」
存在値の高すぎるミュールスは正直最初浮いていたが、今では誰も気にしなくなった。
実はそれもミュールスが打ち解けた原因になっていた。
「えっ?グースワースの事?……天国だけど?」
思わず手を止めミュールスを見つめ口を開く。
そして目を輝かせながらさらに口にする。
「だって、こんなに奇麗な場所で、仕事は楽しいし、ご飯も美味しい。ベッドは最高に気持ちいいし、談話室なんて楽しすぎてもう大変だよ。勉強だってできるし、訓練も」
そして頬が赤く染まっていく。
「ノアーナ様はめちゃくちゃかっこいいし、ムク様やヒューネレイ様、それにドラゴニュートの皆もカンジーロウたちだって格好いいし紳士だし」
興奮していた顔が徐々に真顔になっていく。
「……酷い目にあった里の皆に申し訳ないくらいだよ」
そしてちょっと切ない表情になる。
「ああ、うん。……なんかごめんね」
ミュールスは最初、自分たちだけが可哀そうだと思っていた。
でもここの住人たちはそれぞれ事情を抱えていることに最近やっと気づいていた。
「そっか。……うん、そうだよね。……ノアーナ様、優しい」
「うん。ほんとそれ。……でも……ネル様のものだもんね」
「……うん」
何となく二人はため息をついた。
ノアーナ様は言ってくれた。
「皆、ここは恋愛自由だ。まだ皆心に傷があるから焦る必要はないが、なるべくそういう幸せも皆に経験してもらいたいんだ」
「もちろんここを出ていくのだってお前たちが望むなら俺は応援するからな。辺に恩返しだなんて思わないでくれよ」
そして優しく微笑む。
「出て行く訳ないのにね」
サイリスは呟く。
「うん。ここは私たちにとって、家族以上に大切な人たちがいる大事な場所だもんね」
ミュールスは自分で言って思わず頬を染めた。
サイリスがにやりと顔を緩める。
「やっとミューのそういう事聞けた。なんか嬉しい」
そして抱き着く。
「ちょっ、ちょっと!……うん……もう……」
「やーん、ミュー可愛い♡」
「あう……」
思わず赤くなりフリーズするミュールス。
そんなタイミングでルナたちが部屋に入ってきた。
「なあに?あんたたちもそういう趣味なの?」
レイルーナが微笑ましいものを見るように問いかけた。
ルナは真っ赤だ。
「ちっ、ちが……」
顔を赤く染め慌てるミュールス。
そしてなぜか落ち着き払い口を開くサイリス。
「……ありかも……」
そして呟く。
「「「えっ?!」」」
固まる三人。
そしておもむろにミュールスの立派な胸をそっと触るサイリス。
「ひゃん♡」
そして揉む。
涙目になり震えだすミュールス。
「な、なっ、なにを……」
思わず自らを抱きしめ顔を青くするミュールス。
一方サイリスは手を離し、なぜかため息をつく。
天井を見上げ口を開いた。
「やっぱ違うみたい。興奮しないし。ごめんねミュー。もうしないよ」
そして仕事をし始めた。
「あーシャンプー終わりそう。ねえルナ、注文お願いしてもいい?」
立ち尽くすルナに問いかける。
「っ!?う、うん。分かった。他はどう?」
何とか再起動し声をかけるルナ。
「うーん、毛生え薬?誰が使うんだろ?……大丈夫かな……あっ、このいい匂いの石鹼が後2個しかないからそれもお願いできるかな」
「うん。じゃあ皆で片付けちゃおうか。さっきリアさんが『ふっふっふ、今日のおやつは一味違うぜ』とか言ってたから終わったらお茶にしましょう」
そして気を取り直し全員であっという間に仕事を終わらせたのだった。
ミュールスはとても動揺したものの、何となくほっこりしている自分が不思議だった。
※※※※※
仕事が一段落し、メイド部隊をはじめ多くのグースワースの住人たちが談話室に集まっていた。
ノアーナやネルもタイミングが合い、居ないのはナハムザートと遠征に行っている5名だけだ。
ロロンとコロンはすでによだれを垂らしている。
レーランがかいがいしく拭いているが。
「みんなお疲れ様だ。今日はリナーリアが新しいスイーツを再現してくれたんだ。せっかくだから皆でいただこう」
そして運ばれてきた美しいスイーツの数々。
大き目なお皿の上には幸せが溢れていた。
プリンアラモードに可愛らしい3色の小さいシュークリーム。
ソフトクリームが添えられ、色鮮やかな果実の煮つけが程よく配置されている。
全体をチョコレートで装飾しており、まるで一流ホテルのスイーツのようだ。
そしてノアーナの紅茶が程よくアクセントとなっており、皆を楽しませる。
リナーリアが得意げに口を開く。
「ジャジャーン!ノアーナ様に教えてもらったプリンのアレンジと、しゅーくりーむ?というものを再現しました!美味しいよ。みんな食べて食べて!!」
そして全員の顔が緩む。
「うまい」
「おいしい」
「しあわせ♡」
「おかわり!」
「コクコク」
「あらあらまあまあ…太りますよ」
「「うっ」」
大絶賛だ。
うん。
ロロンとコロンは少し控えような。
「流石だなリナーリア。お前はホントに天才だな。これからもずっとうまいものを作ってくれ」
ノアーナに称賛され、天にも昇るような快感がリナーリアの全身を貫いた。
「はい♡これからも頑張りますね」
「ああ、期待している」
そして無自覚なノアーナのハグに、またまた気を失うリナーリアだった。
勿論ネルのジト目もいただきました。
今日もグースワースは幸せだ。
皆のおかげでグースワースは問題なく動いている。
そしてこの星を守りたいという俺の願いの為世界を見回り、苦しんでいる人を助け日々精進を重ねてくれていた。
そんな中、つい数日前にグースワースの住人になった三人のヒューマンの女性たちもなじみ始めていた。
※※※※※
「ねえ、ルナちゃん。これはどこに置いておけばいいのかしら」
大量の畳んだ洗濯物を見やり、レイルーナがルナに問いかけた。
レイルーナは三人の中では最年長で、25歳の女性だ。
紅いショートの髪で、同じ色の眉毛にはっきりとした青色の瞳が目を引く。
高めの鼻とやや大き目な口の、かなりの美人だ。
今は動きやすい侍女の格好に白のエプロンを着用している。
身長は155cmくらいでルナとほぼ変わらない。
意外と着やせするタイプで、大浴場ではサラナが興奮していたようだ。
メイド副長を仰せつかっているルナはこの三人の教育係も兼務していた。
「えっと、それはサニタリールームですね。大浴場の脱衣場の横です」
額の汗をぬぐいながら、てきぱきと指示を出す。
そして今度はマリンナが問いかける。
マリンナは三人の中では最年少の15歳。
あどけなさの残る可愛らしい女の子だ。
肩まで伸びる艶やかな金髪を結い上げ、大きい目には青色の瞳が瞬いている。
小さな鼻がちょこんと鎮座し、唇は桜色に色づいて愛らしさに思わず顔が緩む美少女だ。
スタイルはまだ発展途上のようだが、すっきりとした肢体が美しい。
「ルナさん、これは?」
「それは保健室用ですね。ああ、ヒューネレイさんに確認してからかな。雑菌とかあったらまずいので」
「?……雑菌?」
「えと、なんか目に見えないばい菌?みたいなものです」
「へー、流石ですねルナさん。物知りだなあ」
戦闘部隊やドラゴニュート隊は結構な頻度で怪我をするため、ガーゼやタオルなど分けている。
そして鑑定のできるヒューネレイに確認してもらっている。
さらりと褒められ顔を赤くするルナ。
それでも何とか指示を出す。
「えっと……今ならヒューネレイさん執事控室にいると思うので、お願いできますか?」
ルナは大きめのバスケットにガーゼを詰めマリンナに問いかけた。
「はい、承知しました。行ってきますね」
「ええ、お願いします」
見送りレイルーナとタオルを詰めた大きい籠を持ち上げ、ルナはサニタリールームへ移動した。
※※※※※
メイド部隊は料理部隊と兼務しており、今総勢13人。
仕事をローテーションで回し、皆が習得できるよう工夫されていた。
最近では新しい衣類の創作や、文字や常識の習得にも力をいれていた。
もっともリナーリアは絶対に厨房から離れないし、治療という大事な仕事もある。
なので彼女はメイドの仕事は全くしない。
ネルも肩書は部隊長だが、たまに手伝う程度になっていた。
興奮する変態がいて仕事にならないためだ。
まあ実質11名だが、問題なく回っている。
福利厚生も充実している。
ノアーナの指示で一応週休2日なのだ。
お給金も考えられないくらい高額だ。
勿論食事やおやつ、お酒なども好きなだけ楽しめる。
施設利用も自由だ。
だが実際は休みでも特にやることのない皆はなんだかんだ理由をつけてほぼ毎日働いていた。
そんなことから心配したノアーナによって日々談話室が強化され続けたり、図書館なども設置したが、そもそも1日の拘束時間が短いため誰も不満などなく、むしろ暇をもてあそばせていた。
この世界に休日の概念は殆どない。
特に侍女やメイドといった仕事は月に1回の休日なんていうことはザラだ。
それに助けられてここに来た者たちにとってグースワースはまさに天国だったのだ。
皆ここが大好きだった。
※※※※※
サニタリールームではサイリスがミュールスとともに備え付けの消耗品などの確認を行っていた。
サイリスは銀髪をショートボブに整え、いつもカチューシャをしている。
細い眉に切れ長の目には水色の瞳が瞬いている美人さんだ。
年齢は22歳。
やや小柄で身長は150cmくらい。
女性らしい凹凸のある体形をしている。
胸はやや控えめだが、柔らかい雰囲気を持つ美女だ。
そんな彼女だが最近ミュールスといることが増えていた。
ずっと壁を築いていたミュールスも、ノニイの宣言以降大分皆と打ち解けてきた。
「ねえサリー……ここって実際どうなの?私、他の場所の記憶あまりないんだよね」
存在値の高すぎるミュールスは正直最初浮いていたが、今では誰も気にしなくなった。
実はそれもミュールスが打ち解けた原因になっていた。
「えっ?グースワースの事?……天国だけど?」
思わず手を止めミュールスを見つめ口を開く。
そして目を輝かせながらさらに口にする。
「だって、こんなに奇麗な場所で、仕事は楽しいし、ご飯も美味しい。ベッドは最高に気持ちいいし、談話室なんて楽しすぎてもう大変だよ。勉強だってできるし、訓練も」
そして頬が赤く染まっていく。
「ノアーナ様はめちゃくちゃかっこいいし、ムク様やヒューネレイ様、それにドラゴニュートの皆もカンジーロウたちだって格好いいし紳士だし」
興奮していた顔が徐々に真顔になっていく。
「……酷い目にあった里の皆に申し訳ないくらいだよ」
そしてちょっと切ない表情になる。
「ああ、うん。……なんかごめんね」
ミュールスは最初、自分たちだけが可哀そうだと思っていた。
でもここの住人たちはそれぞれ事情を抱えていることに最近やっと気づいていた。
「そっか。……うん、そうだよね。……ノアーナ様、優しい」
「うん。ほんとそれ。……でも……ネル様のものだもんね」
「……うん」
何となく二人はため息をついた。
ノアーナ様は言ってくれた。
「皆、ここは恋愛自由だ。まだ皆心に傷があるから焦る必要はないが、なるべくそういう幸せも皆に経験してもらいたいんだ」
「もちろんここを出ていくのだってお前たちが望むなら俺は応援するからな。辺に恩返しだなんて思わないでくれよ」
そして優しく微笑む。
「出て行く訳ないのにね」
サイリスは呟く。
「うん。ここは私たちにとって、家族以上に大切な人たちがいる大事な場所だもんね」
ミュールスは自分で言って思わず頬を染めた。
サイリスがにやりと顔を緩める。
「やっとミューのそういう事聞けた。なんか嬉しい」
そして抱き着く。
「ちょっ、ちょっと!……うん……もう……」
「やーん、ミュー可愛い♡」
「あう……」
思わず赤くなりフリーズするミュールス。
そんなタイミングでルナたちが部屋に入ってきた。
「なあに?あんたたちもそういう趣味なの?」
レイルーナが微笑ましいものを見るように問いかけた。
ルナは真っ赤だ。
「ちっ、ちが……」
顔を赤く染め慌てるミュールス。
そしてなぜか落ち着き払い口を開くサイリス。
「……ありかも……」
そして呟く。
「「「えっ?!」」」
固まる三人。
そしておもむろにミュールスの立派な胸をそっと触るサイリス。
「ひゃん♡」
そして揉む。
涙目になり震えだすミュールス。
「な、なっ、なにを……」
思わず自らを抱きしめ顔を青くするミュールス。
一方サイリスは手を離し、なぜかため息をつく。
天井を見上げ口を開いた。
「やっぱ違うみたい。興奮しないし。ごめんねミュー。もうしないよ」
そして仕事をし始めた。
「あーシャンプー終わりそう。ねえルナ、注文お願いしてもいい?」
立ち尽くすルナに問いかける。
「っ!?う、うん。分かった。他はどう?」
何とか再起動し声をかけるルナ。
「うーん、毛生え薬?誰が使うんだろ?……大丈夫かな……あっ、このいい匂いの石鹼が後2個しかないからそれもお願いできるかな」
「うん。じゃあ皆で片付けちゃおうか。さっきリアさんが『ふっふっふ、今日のおやつは一味違うぜ』とか言ってたから終わったらお茶にしましょう」
そして気を取り直し全員であっという間に仕事を終わらせたのだった。
ミュールスはとても動揺したものの、何となくほっこりしている自分が不思議だった。
※※※※※
仕事が一段落し、メイド部隊をはじめ多くのグースワースの住人たちが談話室に集まっていた。
ノアーナやネルもタイミングが合い、居ないのはナハムザートと遠征に行っている5名だけだ。
ロロンとコロンはすでによだれを垂らしている。
レーランがかいがいしく拭いているが。
「みんなお疲れ様だ。今日はリナーリアが新しいスイーツを再現してくれたんだ。せっかくだから皆でいただこう」
そして運ばれてきた美しいスイーツの数々。
大き目なお皿の上には幸せが溢れていた。
プリンアラモードに可愛らしい3色の小さいシュークリーム。
ソフトクリームが添えられ、色鮮やかな果実の煮つけが程よく配置されている。
全体をチョコレートで装飾しており、まるで一流ホテルのスイーツのようだ。
そしてノアーナの紅茶が程よくアクセントとなっており、皆を楽しませる。
リナーリアが得意げに口を開く。
「ジャジャーン!ノアーナ様に教えてもらったプリンのアレンジと、しゅーくりーむ?というものを再現しました!美味しいよ。みんな食べて食べて!!」
そして全員の顔が緩む。
「うまい」
「おいしい」
「しあわせ♡」
「おかわり!」
「コクコク」
「あらあらまあまあ…太りますよ」
「「うっ」」
大絶賛だ。
うん。
ロロンとコロンは少し控えような。
「流石だなリナーリア。お前はホントに天才だな。これからもずっとうまいものを作ってくれ」
ノアーナに称賛され、天にも昇るような快感がリナーリアの全身を貫いた。
「はい♡これからも頑張りますね」
「ああ、期待している」
そして無自覚なノアーナのハグに、またまた気を失うリナーリアだった。
勿論ネルのジト目もいただきました。
今日もグースワースは幸せだ。
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