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第254話 いろいろな話し合い
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時間は少しさかのぼる。
(新星歴5023年5月26日)
ファルスーノルン星全土を巻き込んだ決戦が終わった次の日、俺達はレイトサンクチュアリ宮殿で件の人物たちとの話し合いを持っていた。
目の前にはエルロとフェルトがうつむき気味に椅子に座っていた。
俺の横にはルースミールとアルテミリスがいる。
「コホン。ルリース、いえ『フェルト』といった方が良いでしょうか?」
「は、はい。……ルースミール様。……フェルトでお願いいたします。そ、その、すみませんでした」
頭を下げるフェルト。
ルースミールはため息をつく。
「頭を上げてください。以前のあなたは『わたくしを欺いていた』で、よろしいのですね?」
「……そういう事になります。弁明の余地はありません」
突然椅子から立ち上がり、エルロがルースミールに対して土下座をしながら懇願を始める。
「申し訳ありません。どうか、命だけは、お許しください。罪は、罰は、すべて私がっ!!……お願いします。どうか、どうか、フェルトの命だけは……お願いいたします」
やっと分かり合えた二人だ。
だが神を欺いた罪は限りなく重い。
俺は判断をルースミールにゆだねることにした。
まあ、最悪の場合は口を挿む予定だが……その必要はないだろう。
ルースミールはふと遠くを見るような瞳をし、まるでつぶやくように話し始めた。
「一つ聞きたいのだけれど……ナタリアちゃんは、あなたが排除したのかしら?それからエスペリオンやわたくしのお父様やお母様はどうなったのかしら……あなたが来た頃、ちょうどノアーナ様が地球に戻られたあたりからの記憶があやふやなのよね……ねえ、教えてくださる?」
真直ぐにフェルトを見つめる。
フェルトはルースミールを見つめながら涙を零し告白を始めた。
「ナタリアさんは、私に地位を追われた形となり、山沿いの孤児院へと参りました。記憶を操作したのでおそらくあなた様の事は覚えていません。何の罪滅ぼしにもなりませんが、彼女はその2年後結婚をし寿命を全うしました。享年120歳だったと記憶しております」
「そう。酷い事はしていないのね?」
「ええ。……ですが、記憶をいじったのです。酷い事には違いがありません。危害を加える必要が私にはありませんでした。あとエスペリオン様、当時の王ですね。彼も寿命で亡くなっております」
「わたくしのお父様とお母さまは?」
「申し訳ありません。私にはわかりません。ただ、以前の関係を壊したのです。あなた様の心を惑わせました。本当に申し訳ありませんでした」
ルースミールの父のラナドリクと母のルイナラートは天使族だ。
おそらくもう寿命は尽きているのだろう。
フェルトも立ち上がり、エルロと並んで土下座をする。
冷めた目で二人を見つめるルースミール。
しかしふと表情が緩む。
「わたくしも狂っておりましたから……貴女を攻める資格はないんですよ。……でも、ナタリアちゃんのお墓参りには一緒に行きましょう。あなたは墓前で謝る必要があるでしょう?さあ、エルロもフェルトも椅子に座ってください。話し合いですよ?」
「っ!?は、はい。……本当に申し訳ありませんでした」
ルースミールも、どうやら二人を許したようだ。
アルテミリスが優しく微笑んだ。
「ルーミー、あなたに一つ報告があります」
「はい?報告ですか?」
「ええ、ルイナラートの事です」
「!?」
アルテミリスは限定的な結界を構築する。
そしてある人物を転移させてきた。
ルースミールの母である、ルイナラートが当時のままの姿で現れる。
「っ!?お、お母様!?……アルテミリス様?これは……」
「貴女に言った事があるはずですよ?あなたと私、そしてあなたの母であるルイナラートは『光触族』の血を引いていると」
「!?」
そしてゆっくりと目を開けるルイナラート。
ルースミールを見て涙を流し、彼女に抱き着いた。
「あ…ああ、ルース、ああ、ルース……可愛い私の娘……会いたかった……」
「マ、ママっ、ああ、ママっ!!」
ギルガンギルの塔の管理は基本アルテミリスが行っていた。
確かにルースミールの父であるラナドリクは天使族で天寿を全うした。
しかしルイナラートはある時から年を取らなくなっていたのだ。
見かねたアルテミリスが彼女と相談し、聖域で保護していた。
必ずルースミールを救うと心に決めて。
「ふう、アルテ。お前はやっぱり優しいな」
「いいえノアーナ様。私は残酷ですよ?彼女たちを利用しましたから」
「ははっ、二人はそう思っていないがな」
抱き合いながら涙を流す二人。
色々失ってしまったルースミールの時間が少しだけ流れ始めた瞬間だった。
※※※※※
その後の話し合いで幾つかの事柄が判明した。
まずルースミール自体は殺人を犯していない事。
(そうなりそうなときにはシルビーがうまく立ち回っていたため)
モンテリオン王国に不穏な噂を蔓延させ、ルースミールが『わがまま』であると認識させていた事。
(ある意味神々の予定通り。まあ、これはたまたまだったのだが…)
そして一番の目的は俺を奪い去り、自分のものにしようとしていた事。
「あの、ノアーナ様。本当に申し訳ありません」
「あー、うん。それはもういいや。今はそんな気はないのだろう?」
「っ!?……は、はい。……私はエルロが……好きです」
「うぐっ」
顔を赤らめるエルロとフェルト。
うん、二人仲良くするといい。
そしてエルロだが。
コイツはまんまとレイスのシナリオに踊らされていた。
存在を亡くした後だというのに、やはりレイスは謀に特化していたようだ。
真面目なエルロはそのシナリオ通り神器を奪いフェルトのスキルで暗躍し力を蓄えた。
そしてあり得ないほど多くの人を殺めていた。
だが、まあ実は実験に使用した者たちは許されざる悪人ばかりだったのが不幸中の幸いだ。
何しろ悪意の実験だ。
善良なものではその対象になり得なかった。
何より俺は許すと決めた。
しかし、ロハというわけにもいかないな。
俺が悩んでいると落ち着いたルースミールが俺に話しかけてきた。
「ノアーナ様?エルロにはここ『レイトサンクチュアリ宮殿』の門番を、罰として勤めてもらってはどうでしょうか?幸いにもエルロのしたことはごく一部の人間しか知りません。当事者であるあなた様がお許しになられたのです。罰としては軽いかもしれませんが、お咎め無しという訳にもいかないのでしょうし」
おお、さすがだな。
それは良い事だ。
「ふむ。良い案だな。エルロ、かまわないな?」
「は、はい、ありがとうございます。一生懸命やらせていただきます」
「分かった。報酬は通常だ。頑張るといい」
「っ!?えっ、で、ですが、罰なのでは……」
「労働に対価は当たり前だぞ?俺を悪い創造主にしないでくれ。ああ、基本はルースミールの指示に従ってくれればいい」
涙を流し喜ぶエルロ。
そうさ、これからはもう酷い悲しみは必要ない。
「ノアーナ様、ルースミールは今までのままでよろしいのでしょうか?」
「うん?ああ、そうだな。ルーミー、問題ないか?今更アルテミリスに神の座を戻す理由がないのだが」
「あの、一つよろしいでしょうか」
「ああ、言ってみてくれ」
「マ、お母様と一緒に暮らすことは可能でしょうか?そうであれば謹んで今まで通りレイトサンクチュアリ宮殿を管理させていただきますが」
「かまわないさ。ルイナ、君もそれで良いか?」
心配そうに見ていたルイナラートだが、突然俺に声を掛けられ驚いたようだ。
そして実感したのだろう、喜びで涙が浮かんでくる。
「は、はい。光栄です。ありがとうございます」
「ははっ、後でルミナとも会うといい。彼女も今若い姿だからな」
ルイナラートとルミナラスは姉妹弟子だ。
おっと、そう言えばラミンデもいるじゃないか。
「ついでといっては何だが、ラミンデもいるぞ?3人でお茶でもするといい」
「っ!?ああ、夢のようです。……本当にありがとうございます」
こうして話し合いは問題なく終了した。
フェルトが実は日本人で姉の友達であることも分かったのだが、ここには今部外者がいる。
しかもおそらくザルガルーナが覗いているはずだ。
迂闊なことは言えない。
「フェルト。後日時間を取る。その時詳しく聞きたいが構わないか?」
「っ!?は、はい。承知いたしました」
流石に気づくか。
次は聖域が良いな。
……姉ちゃんも呼ぶか。
いよいよたどり着けそうだからな。
俺は決意をし話し合いを終了した。
(新星歴5023年5月26日)
ファルスーノルン星全土を巻き込んだ決戦が終わった次の日、俺達はレイトサンクチュアリ宮殿で件の人物たちとの話し合いを持っていた。
目の前にはエルロとフェルトがうつむき気味に椅子に座っていた。
俺の横にはルースミールとアルテミリスがいる。
「コホン。ルリース、いえ『フェルト』といった方が良いでしょうか?」
「は、はい。……ルースミール様。……フェルトでお願いいたします。そ、その、すみませんでした」
頭を下げるフェルト。
ルースミールはため息をつく。
「頭を上げてください。以前のあなたは『わたくしを欺いていた』で、よろしいのですね?」
「……そういう事になります。弁明の余地はありません」
突然椅子から立ち上がり、エルロがルースミールに対して土下座をしながら懇願を始める。
「申し訳ありません。どうか、命だけは、お許しください。罪は、罰は、すべて私がっ!!……お願いします。どうか、どうか、フェルトの命だけは……お願いいたします」
やっと分かり合えた二人だ。
だが神を欺いた罪は限りなく重い。
俺は判断をルースミールにゆだねることにした。
まあ、最悪の場合は口を挿む予定だが……その必要はないだろう。
ルースミールはふと遠くを見るような瞳をし、まるでつぶやくように話し始めた。
「一つ聞きたいのだけれど……ナタリアちゃんは、あなたが排除したのかしら?それからエスペリオンやわたくしのお父様やお母様はどうなったのかしら……あなたが来た頃、ちょうどノアーナ様が地球に戻られたあたりからの記憶があやふやなのよね……ねえ、教えてくださる?」
真直ぐにフェルトを見つめる。
フェルトはルースミールを見つめながら涙を零し告白を始めた。
「ナタリアさんは、私に地位を追われた形となり、山沿いの孤児院へと参りました。記憶を操作したのでおそらくあなた様の事は覚えていません。何の罪滅ぼしにもなりませんが、彼女はその2年後結婚をし寿命を全うしました。享年120歳だったと記憶しております」
「そう。酷い事はしていないのね?」
「ええ。……ですが、記憶をいじったのです。酷い事には違いがありません。危害を加える必要が私にはありませんでした。あとエスペリオン様、当時の王ですね。彼も寿命で亡くなっております」
「わたくしのお父様とお母さまは?」
「申し訳ありません。私にはわかりません。ただ、以前の関係を壊したのです。あなた様の心を惑わせました。本当に申し訳ありませんでした」
ルースミールの父のラナドリクと母のルイナラートは天使族だ。
おそらくもう寿命は尽きているのだろう。
フェルトも立ち上がり、エルロと並んで土下座をする。
冷めた目で二人を見つめるルースミール。
しかしふと表情が緩む。
「わたくしも狂っておりましたから……貴女を攻める資格はないんですよ。……でも、ナタリアちゃんのお墓参りには一緒に行きましょう。あなたは墓前で謝る必要があるでしょう?さあ、エルロもフェルトも椅子に座ってください。話し合いですよ?」
「っ!?は、はい。……本当に申し訳ありませんでした」
ルースミールも、どうやら二人を許したようだ。
アルテミリスが優しく微笑んだ。
「ルーミー、あなたに一つ報告があります」
「はい?報告ですか?」
「ええ、ルイナラートの事です」
「!?」
アルテミリスは限定的な結界を構築する。
そしてある人物を転移させてきた。
ルースミールの母である、ルイナラートが当時のままの姿で現れる。
「っ!?お、お母様!?……アルテミリス様?これは……」
「貴女に言った事があるはずですよ?あなたと私、そしてあなたの母であるルイナラートは『光触族』の血を引いていると」
「!?」
そしてゆっくりと目を開けるルイナラート。
ルースミールを見て涙を流し、彼女に抱き着いた。
「あ…ああ、ルース、ああ、ルース……可愛い私の娘……会いたかった……」
「マ、ママっ、ああ、ママっ!!」
ギルガンギルの塔の管理は基本アルテミリスが行っていた。
確かにルースミールの父であるラナドリクは天使族で天寿を全うした。
しかしルイナラートはある時から年を取らなくなっていたのだ。
見かねたアルテミリスが彼女と相談し、聖域で保護していた。
必ずルースミールを救うと心に決めて。
「ふう、アルテ。お前はやっぱり優しいな」
「いいえノアーナ様。私は残酷ですよ?彼女たちを利用しましたから」
「ははっ、二人はそう思っていないがな」
抱き合いながら涙を流す二人。
色々失ってしまったルースミールの時間が少しだけ流れ始めた瞬間だった。
※※※※※
その後の話し合いで幾つかの事柄が判明した。
まずルースミール自体は殺人を犯していない事。
(そうなりそうなときにはシルビーがうまく立ち回っていたため)
モンテリオン王国に不穏な噂を蔓延させ、ルースミールが『わがまま』であると認識させていた事。
(ある意味神々の予定通り。まあ、これはたまたまだったのだが…)
そして一番の目的は俺を奪い去り、自分のものにしようとしていた事。
「あの、ノアーナ様。本当に申し訳ありません」
「あー、うん。それはもういいや。今はそんな気はないのだろう?」
「っ!?……は、はい。……私はエルロが……好きです」
「うぐっ」
顔を赤らめるエルロとフェルト。
うん、二人仲良くするといい。
そしてエルロだが。
コイツはまんまとレイスのシナリオに踊らされていた。
存在を亡くした後だというのに、やはりレイスは謀に特化していたようだ。
真面目なエルロはそのシナリオ通り神器を奪いフェルトのスキルで暗躍し力を蓄えた。
そしてあり得ないほど多くの人を殺めていた。
だが、まあ実は実験に使用した者たちは許されざる悪人ばかりだったのが不幸中の幸いだ。
何しろ悪意の実験だ。
善良なものではその対象になり得なかった。
何より俺は許すと決めた。
しかし、ロハというわけにもいかないな。
俺が悩んでいると落ち着いたルースミールが俺に話しかけてきた。
「ノアーナ様?エルロにはここ『レイトサンクチュアリ宮殿』の門番を、罰として勤めてもらってはどうでしょうか?幸いにもエルロのしたことはごく一部の人間しか知りません。当事者であるあなた様がお許しになられたのです。罰としては軽いかもしれませんが、お咎め無しという訳にもいかないのでしょうし」
おお、さすがだな。
それは良い事だ。
「ふむ。良い案だな。エルロ、かまわないな?」
「は、はい、ありがとうございます。一生懸命やらせていただきます」
「分かった。報酬は通常だ。頑張るといい」
「っ!?えっ、で、ですが、罰なのでは……」
「労働に対価は当たり前だぞ?俺を悪い創造主にしないでくれ。ああ、基本はルースミールの指示に従ってくれればいい」
涙を流し喜ぶエルロ。
そうさ、これからはもう酷い悲しみは必要ない。
「ノアーナ様、ルースミールは今までのままでよろしいのでしょうか?」
「うん?ああ、そうだな。ルーミー、問題ないか?今更アルテミリスに神の座を戻す理由がないのだが」
「あの、一つよろしいでしょうか」
「ああ、言ってみてくれ」
「マ、お母様と一緒に暮らすことは可能でしょうか?そうであれば謹んで今まで通りレイトサンクチュアリ宮殿を管理させていただきますが」
「かまわないさ。ルイナ、君もそれで良いか?」
心配そうに見ていたルイナラートだが、突然俺に声を掛けられ驚いたようだ。
そして実感したのだろう、喜びで涙が浮かんでくる。
「は、はい。光栄です。ありがとうございます」
「ははっ、後でルミナとも会うといい。彼女も今若い姿だからな」
ルイナラートとルミナラスは姉妹弟子だ。
おっと、そう言えばラミンデもいるじゃないか。
「ついでといっては何だが、ラミンデもいるぞ?3人でお茶でもするといい」
「っ!?ああ、夢のようです。……本当にありがとうございます」
こうして話し合いは問題なく終了した。
フェルトが実は日本人で姉の友達であることも分かったのだが、ここには今部外者がいる。
しかもおそらくザルガルーナが覗いているはずだ。
迂闊なことは言えない。
「フェルト。後日時間を取る。その時詳しく聞きたいが構わないか?」
「っ!?は、はい。承知いたしました」
流石に気づくか。
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俺は決意をし話し合いを終了した。
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