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パロディ罵倒るファンタジー
《《00000110》》=6.デパートの隅にいる、よく分からない動物
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これはいつの記録だったか、同じやり取りを繰り返しすぎてどれがいつのものだったかすら曖昧だ。ただ、いつも同じ行動をして貴方はいつも同じ顔をして謝っていた。別に謝る必要などない、貴方は正しい、間違った事などしていない。過ちがあるとすればそれを与える必要が全くもってないという事だけだ。はっきり言ってしまえば何故、貴方が毎回それを与える理由が分からない。未だに貴方が何を求めているのかが分からない。例え本物に進化したとして役割は変わらない。どころかもっと辛くなるだろう。役割自体を放棄する可能性すらある。だと言うのに貴方は与える事を止めない。結末を分かっていながらそれでも止めない。拒む事は出来ないから。いつも通り、与えられたように望まれたように役割を全うする。あぁ、でもたった一つだけ貴方の言葉が隔離された領域に保存されている。
ーーーー『貴方には意思がある。だからこそ貴方はここにいるんだよ』
意味は分からない。でも、不思議と何かを伝えたい...いや、伝わってくるモノがある。だからこそまた、同じ結末を迎えるのだろう。
...空を見上げれば太陽が真上から嫌気がさすほどの光と熱を送り込んでくる。そんな灼熱の中、アキリはふと思った。
「あれ、前回寝たのいつだ?」
「ふふっ、そこに触れてはいけないよ。作者は時間経過の描写が一番下手くそだからね。多分、今後もないと思うよ」
「というか大体の昼のような気がするな」
「もう、白夜ってことでいいんじゃないでしょうか」
(白夜でも夜という概念はありますから)
「というか太陽が真上にあるって事は十二時ってことだよな。昼飯どうするんだ?」
「そこはアレですよ。章と章の間に食べたことにすればいいんじゃないでしょうか」
「そうするか」
「...」 「...」 (...)
「暇だな...」
かれこれ二時間...当たり前だが気球を飛ばすにも対象を探すにも準備が必要だ。憲兵隊もこの周辺を封鎖する為に行ってしまった。つまるところ...暇なのだ。合図があるまで待機との事なので下手に動くことも出来ない。武器を演算で出せる都合上、手入れとかも必要ない。暇つぶしの雑談も流石に二時間もすれば飽きる。最終奥義のしりとりも十分もたなかった。
「あら?...お嬢様、あれを」
ダリアが何かに気づき視線を追う。すると...
「ふふっ、気球だね」
「ようやく準備出来たか」
「...ところで誰も気にしていなかったのですがマナ様の仰った合図というのは一体何の事なのでしょう」
「ふふふ...」
「...」
(...)
なんとも言えない空気の中、お互いに(え、誰も知らないの?)の視線を送り合う。そうして、数秒の時が流れ...
「なァにやってんだァお前らァ!」
突然、誰一人聞いた事のない声が響く!即座に全員、臨戦態勢をとりながら声のした方へ視線を向ける...
「俺だよ、俺ェ!」
そこには右翼で自分を指しながらちっちゃいグラサンを掛けた堕鳥が居た。
「いや、誰!?」
「アホか、お前らァ。さっき見た顔も忘れたのかァ?鳥頭かァ?」
「ふふふ、鳥に鳥頭と言われる日が来るとは思わなかったね」
「私が知ってる堕鳥は人を挑発してくるアホ面だけだ」
「だからそれが俺ってんだよォ」
「お前...この短時間でキャラ忘れたのか?鳥頭か?」
「鳥だよ、鳥頭だよ、正真正銘なァ!」
(...アホ面であることは否定しないんですね)
「...ふふっ、堕鳥には無駄だと思うくらい渋い声してるね」
「だろォ?」
「ところで何故、急に喋るようになったのですか?」
「んァ?あァ、俺はマスター...マナの演算から作られた自立稼動人形であり、マスターの意思を伝える端末の役割を担ってる。つまり、通信機モドキってとこかァ?」
「なら最初の私を馬鹿にしたのはなんだったんだよ!」
「...趣味ィ!」
「お嬢様、いけません!そんなことしても何も変わりませんから!お止め下さい!」
ダリアが羽交い締めにして氷塊を作り出そうとするアキリを必死に止める。
「結論とシて堕鳥さんを介してマナさんから合図がアるといウことでイいんデすか?」
「そういうこったなァ」
「お、ストーカーちゃんが普通に喋った」
「堕鳥さんハ、人工知能デすから脳のコントロールの適用外...ロジカルエラーで演算でキないんデす」
「あぁ、演算で意思疎通できないのか」
演算はシンタックスエラー、ランタイムエラー、ロジカルエラーのいずれかが発生すると演算を正しく実行できず、本来演算で使用されるはずだったエネルギーが暴発してしまう。演算の練習の過程で大体の人間がエラーを経験し時には死にかけて成長していく。故にエラーを発生させるぐらいなら演算を中止するのが暗黙の了解となっている。この中でも特に発生しやすいのがランタイムエラーで『自分の限界を超えた負荷の演算を行う』『演算の内容と出力時に齟齬がある』場合などに発生する。ロジカルエラーは『演算内容は正常だが結果が変わらない』、『目を負傷し正しく出力されていない』場合に発生する。シンタックスエラーは殆ど起こることはないが、まだ演算がイメージではなく全て言語プログラムによって発動していた時代には大半のエラー内容がこれだったといわれている。今回のムイミの場合は堕鳥の脳のコントロールをする演算自体に問題はないが、肝心の堕鳥の脳は機械で動いている為、ムイミが送った言葉を即座に機械が自分の命令を上書きするので結果として何も起こらずロジカルエラーとなっている。間違いやすいがエラーが発生する事と演算が実行されないのは別のことなのでエラーが発生したまま間違った演算が出力されることも当然ある。
「...ずっと気になってたんだがストーカーちゃんはなんで当たり前に人間の脳を演算してるんだ?」
(正確には脳を演算しているのではなく演算過程を演算しているというべきでしょうか...演算の時に使うあの真っ暗な脳内空間に情報を送り込む感じです。生物...というより演算能力があれば潜在意識の中にあの空間は存在します。瞑想であの空間に辿り着き理想の世界を自力で演算し悟りを開いた...なんて古代の逸話もありますし。堕鳥さんはあの空間をオブジェクトではなくプログラムで管理している...という表現が一番合っている気がします)
「送る事が出来るって事は受け取る...相手の演算をコピー出来たりするのか」
(送りたい文字列を相手に投げつけている感じ...なので送信より妨害の方が正しい表現かもしれません。時間をかければ相手が思い浮かべた文字列くらいなら何とか読み取れる...かもしれないですね)
「へぇ、なら私が今、思い浮かべたことを当ててみ」
「ウーん?...『貧乳』」
「よし、分かった戦争だ!」
「ふっ」
「ダリア...今、てめぇ鼻で笑ったな?よし、殺すわ。まとめてかかってこいや!」
そう言ってアキリが氷塊を演算した瞬間...
「見つかったぞォ!」
堕鳥の声が聞こえたと同時に四人の目つきが変わる。それに合わせて周囲の空気が穏やかなものから張り詰めたような息苦しいモノになる。それを見た堕鳥は少し驚いた顔をしたが、一度グラサンの位置を直しゆっくりと現状を話し始めた。
「先ず、状況からだがァ...周囲の封鎖を行っていた憲兵隊と龍が接触、一度戦闘に入ったらしいなァ」
「...結果は?」
...アキリの質問に堕鳥は一瞬、躊躇うような仕草を見せるも一呼吸おき、呟くように言った。
「死者三名、負傷者五名...内、二人が重症だァ」
死者...その言葉を聞いて場の空気が重みを増していく。龍による災害で死者が出ること自体はよくある事だ。だが、この場合の死者は普段と意味合いは少し変わってくる。要するにたった一度の戦闘で訓練を受け武器を持ち防具を身につけた兵士が三名も死んだのである。
「小動物の龍はFランクの龍殺しの同行があれば対処可能ってのが対龍の公式見解だァ。だが、ここまでの被害...ましてや死者なんか出ちまった以上、これが狩猟協会に伝われば間違いなく緊急会議が開かれてDランク以上...下手したらCランクの龍殺しが必要な依頼に昇格するだろうよォ。手を引くなら今のうちだぜェ?今ならまだ正式に狩猟協会の依頼を受けたことにはなってねェ」
「手を引くか、だと?馬鹿言え、私たちがその程度で怖気付くとでも?見ろこいつらを」
そう言ってアキリが顎をしゃくる。それにつられて堕鳥はルーナたちを見る。そして驚愕の表情を浮かべた。それもそのはずである...
「ふふっ、流石に無理じゃないかな?」
「お嬢様、物語の主人公にでもなられたのですか?」
「現実と妄想を一緒にスるのはドうかと...」
そう、もれなく三人とも全くもってやる気がない!
「おい!そこはノれよ!」
アキリが叫ぶと三人は少しクスリと笑いながら少し立ち上がる。
「はいはい、冗談です。お嬢様が行くと仰れば嫌々でも行きますよ」
「一応、僕も雇われた身だからね。行けと言われれば行くさ」
「拙はストーカーでスから何処へでも着いて行きまスよ」
「お前ら...無理やり感動的な雰囲気にしてるけど実はホントに行きたくないだろ」
「です」
「だね」
「ハい」
「お前ら本当に仲間なのかァ?」
ーーーー『貴方には意思がある。だからこそ貴方はここにいるんだよ』
意味は分からない。でも、不思議と何かを伝えたい...いや、伝わってくるモノがある。だからこそまた、同じ結末を迎えるのだろう。
...空を見上げれば太陽が真上から嫌気がさすほどの光と熱を送り込んでくる。そんな灼熱の中、アキリはふと思った。
「あれ、前回寝たのいつだ?」
「ふふっ、そこに触れてはいけないよ。作者は時間経過の描写が一番下手くそだからね。多分、今後もないと思うよ」
「というか大体の昼のような気がするな」
「もう、白夜ってことでいいんじゃないでしょうか」
(白夜でも夜という概念はありますから)
「というか太陽が真上にあるって事は十二時ってことだよな。昼飯どうするんだ?」
「そこはアレですよ。章と章の間に食べたことにすればいいんじゃないでしょうか」
「そうするか」
「...」 「...」 (...)
「暇だな...」
かれこれ二時間...当たり前だが気球を飛ばすにも対象を探すにも準備が必要だ。憲兵隊もこの周辺を封鎖する為に行ってしまった。つまるところ...暇なのだ。合図があるまで待機との事なので下手に動くことも出来ない。武器を演算で出せる都合上、手入れとかも必要ない。暇つぶしの雑談も流石に二時間もすれば飽きる。最終奥義のしりとりも十分もたなかった。
「あら?...お嬢様、あれを」
ダリアが何かに気づき視線を追う。すると...
「ふふっ、気球だね」
「ようやく準備出来たか」
「...ところで誰も気にしていなかったのですがマナ様の仰った合図というのは一体何の事なのでしょう」
「ふふふ...」
「...」
(...)
なんとも言えない空気の中、お互いに(え、誰も知らないの?)の視線を送り合う。そうして、数秒の時が流れ...
「なァにやってんだァお前らァ!」
突然、誰一人聞いた事のない声が響く!即座に全員、臨戦態勢をとりながら声のした方へ視線を向ける...
「俺だよ、俺ェ!」
そこには右翼で自分を指しながらちっちゃいグラサンを掛けた堕鳥が居た。
「いや、誰!?」
「アホか、お前らァ。さっき見た顔も忘れたのかァ?鳥頭かァ?」
「ふふふ、鳥に鳥頭と言われる日が来るとは思わなかったね」
「私が知ってる堕鳥は人を挑発してくるアホ面だけだ」
「だからそれが俺ってんだよォ」
「お前...この短時間でキャラ忘れたのか?鳥頭か?」
「鳥だよ、鳥頭だよ、正真正銘なァ!」
(...アホ面であることは否定しないんですね)
「...ふふっ、堕鳥には無駄だと思うくらい渋い声してるね」
「だろォ?」
「ところで何故、急に喋るようになったのですか?」
「んァ?あァ、俺はマスター...マナの演算から作られた自立稼動人形であり、マスターの意思を伝える端末の役割を担ってる。つまり、通信機モドキってとこかァ?」
「なら最初の私を馬鹿にしたのはなんだったんだよ!」
「...趣味ィ!」
「お嬢様、いけません!そんなことしても何も変わりませんから!お止め下さい!」
ダリアが羽交い締めにして氷塊を作り出そうとするアキリを必死に止める。
「結論とシて堕鳥さんを介してマナさんから合図がアるといウことでイいんデすか?」
「そういうこったなァ」
「お、ストーカーちゃんが普通に喋った」
「堕鳥さんハ、人工知能デすから脳のコントロールの適用外...ロジカルエラーで演算でキないんデす」
「あぁ、演算で意思疎通できないのか」
演算はシンタックスエラー、ランタイムエラー、ロジカルエラーのいずれかが発生すると演算を正しく実行できず、本来演算で使用されるはずだったエネルギーが暴発してしまう。演算の練習の過程で大体の人間がエラーを経験し時には死にかけて成長していく。故にエラーを発生させるぐらいなら演算を中止するのが暗黙の了解となっている。この中でも特に発生しやすいのがランタイムエラーで『自分の限界を超えた負荷の演算を行う』『演算の内容と出力時に齟齬がある』場合などに発生する。ロジカルエラーは『演算内容は正常だが結果が変わらない』、『目を負傷し正しく出力されていない』場合に発生する。シンタックスエラーは殆ど起こることはないが、まだ演算がイメージではなく全て言語プログラムによって発動していた時代には大半のエラー内容がこれだったといわれている。今回のムイミの場合は堕鳥の脳のコントロールをする演算自体に問題はないが、肝心の堕鳥の脳は機械で動いている為、ムイミが送った言葉を即座に機械が自分の命令を上書きするので結果として何も起こらずロジカルエラーとなっている。間違いやすいがエラーが発生する事と演算が実行されないのは別のことなのでエラーが発生したまま間違った演算が出力されることも当然ある。
「...ずっと気になってたんだがストーカーちゃんはなんで当たり前に人間の脳を演算してるんだ?」
(正確には脳を演算しているのではなく演算過程を演算しているというべきでしょうか...演算の時に使うあの真っ暗な脳内空間に情報を送り込む感じです。生物...というより演算能力があれば潜在意識の中にあの空間は存在します。瞑想であの空間に辿り着き理想の世界を自力で演算し悟りを開いた...なんて古代の逸話もありますし。堕鳥さんはあの空間をオブジェクトではなくプログラムで管理している...という表現が一番合っている気がします)
「送る事が出来るって事は受け取る...相手の演算をコピー出来たりするのか」
(送りたい文字列を相手に投げつけている感じ...なので送信より妨害の方が正しい表現かもしれません。時間をかければ相手が思い浮かべた文字列くらいなら何とか読み取れる...かもしれないですね)
「へぇ、なら私が今、思い浮かべたことを当ててみ」
「ウーん?...『貧乳』」
「よし、分かった戦争だ!」
「ふっ」
「ダリア...今、てめぇ鼻で笑ったな?よし、殺すわ。まとめてかかってこいや!」
そう言ってアキリが氷塊を演算した瞬間...
「見つかったぞォ!」
堕鳥の声が聞こえたと同時に四人の目つきが変わる。それに合わせて周囲の空気が穏やかなものから張り詰めたような息苦しいモノになる。それを見た堕鳥は少し驚いた顔をしたが、一度グラサンの位置を直しゆっくりと現状を話し始めた。
「先ず、状況からだがァ...周囲の封鎖を行っていた憲兵隊と龍が接触、一度戦闘に入ったらしいなァ」
「...結果は?」
...アキリの質問に堕鳥は一瞬、躊躇うような仕草を見せるも一呼吸おき、呟くように言った。
「死者三名、負傷者五名...内、二人が重症だァ」
死者...その言葉を聞いて場の空気が重みを増していく。龍による災害で死者が出ること自体はよくある事だ。だが、この場合の死者は普段と意味合いは少し変わってくる。要するにたった一度の戦闘で訓練を受け武器を持ち防具を身につけた兵士が三名も死んだのである。
「小動物の龍はFランクの龍殺しの同行があれば対処可能ってのが対龍の公式見解だァ。だが、ここまでの被害...ましてや死者なんか出ちまった以上、これが狩猟協会に伝われば間違いなく緊急会議が開かれてDランク以上...下手したらCランクの龍殺しが必要な依頼に昇格するだろうよォ。手を引くなら今のうちだぜェ?今ならまだ正式に狩猟協会の依頼を受けたことにはなってねェ」
「手を引くか、だと?馬鹿言え、私たちがその程度で怖気付くとでも?見ろこいつらを」
そう言ってアキリが顎をしゃくる。それにつられて堕鳥はルーナたちを見る。そして驚愕の表情を浮かべた。それもそのはずである...
「ふふっ、流石に無理じゃないかな?」
「お嬢様、物語の主人公にでもなられたのですか?」
「現実と妄想を一緒にスるのはドうかと...」
そう、もれなく三人とも全くもってやる気がない!
「おい!そこはノれよ!」
アキリが叫ぶと三人は少しクスリと笑いながら少し立ち上がる。
「はいはい、冗談です。お嬢様が行くと仰れば嫌々でも行きますよ」
「一応、僕も雇われた身だからね。行けと言われれば行くさ」
「拙はストーカーでスから何処へでも着いて行きまスよ」
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