62 / 62
62 露天風呂 おわり
しおりを挟む
妻のリサは生活魔法の使い手だ。
洗濯の魔法さえあれば、体も衣服もいつもピカピカ、入浴の必要はない。
しかし、元日本人の俺は時々思うのだった。
「はぁ、湯につかりてぇ……」
温かい湯に肩まで浸かって、じっくりと体の芯から温まりたい。
別に寒いわけでも、体調が悪いわけでもなかったが、無性に風呂に入りたい気分だ。それも、狭いユニットバスみたいなのじゃく、広々とした銭湯の風呂。
「そうだ、露天風呂作ろう! 今の俺なら難しくないはず」
俺はネクロマンサー。スケルトンたちの手を借りればたいていのことは出来る。
敷地内を整備してきた経験もあるのだ。俺はさっそく行動に移したのだった。
まずは場所決め。
ここは森の中なので、基本的に見晴らしは良くないが、畑のそばなら視界も開けていて日当たりも良い。
ということで、甜菜が植わっている畑のすぐ横に脱衣所として東屋を建てた。
東屋なら外作業のときの休憩場所としても使えるし。
「イチロウ、何作ってるの?」
俺に気づいたリサが見物に来る。
「ふふん、出来てからのお楽しみ」
それから出来上がった東屋のすぐそばに、大きな穴を掘る。五メーター四方で、深さは五十センチくらいか。穴の底には排水口を付けて、そこに以前便所に使った排水管の余りをつなぐ。排水管の出口はとりあえずは少し低くなった場所に出しておけば大丈夫だろう。まぁ細かいことは後々考えよう。
堀った穴の側面や底面は、ウィザードの火球で一度融かしてツルツルのガラス状に固めた。穴の周りの地面には、平らな石を埋めて広々とした洗い場を作る。ここは後でタイルを貼っても良いかもしれないな。
「池?」
「近いが、ちょっと違うかな」
排水口を木の栓で塞いでから、穴に井戸水をどんどん汲み入れる。人力だととんでもない重労働だが、スケルトンたちにやらせればすぐに穴が水で一杯になった。
「やっぱり池じゃない」
「いやいや、これからだ」
穴の水をウィザードの火球でじわじわとあぶる。様子を見ながらゆっくりと、板で水をかき混ぜながらあぶる。
しばらくすると水は湯になり、良い感じの湯気が出てきた。
「どれどれ……」
俺は慎重に手を湯に入れる。
「おぉ! ちょうど良い湯加減だぞ」
「えぇ!? ナニコレ? ちょっと意味が分からないんだけど……」
この世界の一般庶民は、基本的に風呂には入らない。体が汚れたら、湯や水でぬらした布で体を拭うくらいだ。
公共の蒸し風呂施設はあるようだが、それはあくまでも汗を流すもので湯に浸かるということはしない。大量の湯を沸かすことは重労働で金がかかるからだ。なのでバスタブなどは貴族か大商人しか持ってないし、露天風呂など前代未聞なのだった。だからリサが分からないのも無理はない。
「じゃぁさっそく」
俺は東屋で服を脱いで素っ裸になる。
「ちょっ、ちょっとぉ、こんな所で何するの!」
そんなリサにかまわず、俺は風呂のほとりで湯をかぶってから湯船に身を沈めた。
「ふい~ぃ、これは良い塩梅だ。極楽極楽……。
こうやって湯に浸かって、体を温める設備なんだよ」
「えぇ、何それ……」
リサはしばらく戸惑っていたようだが、自分も入りたくなったらしい。
いそいそと東屋で服を脱ぎ始める。
「おぉ、眼福眼福」
俺は湯に浸かりながら、リサのやや肉付きの良い裸体を鑑賞するのだった。
「もぅ!」
「湯に入る前に、そこで体の汚れを流すんだぞ」
「うん、わかった」
リサは恐る恐る湯に足をつけてから、意を決して湯に飛び込んできた。
「ふはぁ……、気持ちいい! これは良いねぇ……」
「そうだろうそうだろう。
俺のいた国だと自然に湯が沸く土地があってな、
こういう施設は珍しくないんだ」
スケルトンに酒とつまみを持ってこさせる。
「湯に浸かりながら一杯やろうぜ」
「すごい贅沢!」
俺たちが良い気分で湯に浸かっていると、ベロニカが起きて来た。
そういえば、そろそろ夕暮れだったか。辺りはもう薄暗くなっている。
露天風呂の周りに灯りの護符を配置すれば、夜にも風呂に入れるかな。
「ちょっとちょっとぉ! こんなとこであんたたち何やってるのよ!」
「何って、見ての通り風呂に入っているんだが……」
「ベロニカも入る? 気持ちいいよ」
「何言ってるのよ! 外で裸になれっていうの?」
「それはお前の得意技じゃないか」
「はぁぁぁ!? バカじゃないの!」
ベロニカは風呂の周りでアレコレと騒いでいたが、俺たちの様子を見ていて結局自分も入りたくなったようだ。
いそいそと服を脱いで、小さく身をかがめるように前を隠しながらやって来た。
「そこで汗を流してから入るんだぞ」
「わかったわよ……」
ベロニカはおっかなびっくりという感じで湯に浸かる。
「ふわぁ……、ま、まぁ悪くないわね」
俺は横目で、見た目だけは彫刻のように完ぺきなベロニカの白い裸体をじっくりと鑑賞するのだった。
「フヒヒ、眼福眼福……、ブベラ!?」
「ちょっとイチロウ!」
「はぅぅ、リサ様、そこはちょっと! ぐへっ、分かった! わかったからぁ!」
「もう!」
「本当にお前は容赦ないなぁ。危うくもげるところだったぜ……」
『もげた方が良かったのではないか?
そんなもの魔導師には必要ないしのぉ、フフフ』
『クロゼルてめぇ……』
湯に浸かったベロニカは、さっそくカパカパと酒をあおっていい気分になっている。
「ふぃぃぃ……。イチロウ、お腹へったから何か作って来なさいよ」
「私もお腹へった」
「つまみがあるだろうが、干し肉かじってろよ」
「わたし鹿肉のステーキが食べたいわ」
「私は唐揚げとコロッケ」
「分かったわかった、でも飯は風呂の後な」
「「えぇ~!」」
二人の抗議の声を聞きながら、俺はすっかり暗くなった空を見上げる。
「見ろよ、星がきれいだぞ」
そういえば、俺がこの世界へ来た夜も空を見上げていたな。
今夜は月が出てないのか。
おわり
洗濯の魔法さえあれば、体も衣服もいつもピカピカ、入浴の必要はない。
しかし、元日本人の俺は時々思うのだった。
「はぁ、湯につかりてぇ……」
温かい湯に肩まで浸かって、じっくりと体の芯から温まりたい。
別に寒いわけでも、体調が悪いわけでもなかったが、無性に風呂に入りたい気分だ。それも、狭いユニットバスみたいなのじゃく、広々とした銭湯の風呂。
「そうだ、露天風呂作ろう! 今の俺なら難しくないはず」
俺はネクロマンサー。スケルトンたちの手を借りればたいていのことは出来る。
敷地内を整備してきた経験もあるのだ。俺はさっそく行動に移したのだった。
まずは場所決め。
ここは森の中なので、基本的に見晴らしは良くないが、畑のそばなら視界も開けていて日当たりも良い。
ということで、甜菜が植わっている畑のすぐ横に脱衣所として東屋を建てた。
東屋なら外作業のときの休憩場所としても使えるし。
「イチロウ、何作ってるの?」
俺に気づいたリサが見物に来る。
「ふふん、出来てからのお楽しみ」
それから出来上がった東屋のすぐそばに、大きな穴を掘る。五メーター四方で、深さは五十センチくらいか。穴の底には排水口を付けて、そこに以前便所に使った排水管の余りをつなぐ。排水管の出口はとりあえずは少し低くなった場所に出しておけば大丈夫だろう。まぁ細かいことは後々考えよう。
堀った穴の側面や底面は、ウィザードの火球で一度融かしてツルツルのガラス状に固めた。穴の周りの地面には、平らな石を埋めて広々とした洗い場を作る。ここは後でタイルを貼っても良いかもしれないな。
「池?」
「近いが、ちょっと違うかな」
排水口を木の栓で塞いでから、穴に井戸水をどんどん汲み入れる。人力だととんでもない重労働だが、スケルトンたちにやらせればすぐに穴が水で一杯になった。
「やっぱり池じゃない」
「いやいや、これからだ」
穴の水をウィザードの火球でじわじわとあぶる。様子を見ながらゆっくりと、板で水をかき混ぜながらあぶる。
しばらくすると水は湯になり、良い感じの湯気が出てきた。
「どれどれ……」
俺は慎重に手を湯に入れる。
「おぉ! ちょうど良い湯加減だぞ」
「えぇ!? ナニコレ? ちょっと意味が分からないんだけど……」
この世界の一般庶民は、基本的に風呂には入らない。体が汚れたら、湯や水でぬらした布で体を拭うくらいだ。
公共の蒸し風呂施設はあるようだが、それはあくまでも汗を流すもので湯に浸かるということはしない。大量の湯を沸かすことは重労働で金がかかるからだ。なのでバスタブなどは貴族か大商人しか持ってないし、露天風呂など前代未聞なのだった。だからリサが分からないのも無理はない。
「じゃぁさっそく」
俺は東屋で服を脱いで素っ裸になる。
「ちょっ、ちょっとぉ、こんな所で何するの!」
そんなリサにかまわず、俺は風呂のほとりで湯をかぶってから湯船に身を沈めた。
「ふい~ぃ、これは良い塩梅だ。極楽極楽……。
こうやって湯に浸かって、体を温める設備なんだよ」
「えぇ、何それ……」
リサはしばらく戸惑っていたようだが、自分も入りたくなったらしい。
いそいそと東屋で服を脱ぎ始める。
「おぉ、眼福眼福」
俺は湯に浸かりながら、リサのやや肉付きの良い裸体を鑑賞するのだった。
「もぅ!」
「湯に入る前に、そこで体の汚れを流すんだぞ」
「うん、わかった」
リサは恐る恐る湯に足をつけてから、意を決して湯に飛び込んできた。
「ふはぁ……、気持ちいい! これは良いねぇ……」
「そうだろうそうだろう。
俺のいた国だと自然に湯が沸く土地があってな、
こういう施設は珍しくないんだ」
スケルトンに酒とつまみを持ってこさせる。
「湯に浸かりながら一杯やろうぜ」
「すごい贅沢!」
俺たちが良い気分で湯に浸かっていると、ベロニカが起きて来た。
そういえば、そろそろ夕暮れだったか。辺りはもう薄暗くなっている。
露天風呂の周りに灯りの護符を配置すれば、夜にも風呂に入れるかな。
「ちょっとちょっとぉ! こんなとこであんたたち何やってるのよ!」
「何って、見ての通り風呂に入っているんだが……」
「ベロニカも入る? 気持ちいいよ」
「何言ってるのよ! 外で裸になれっていうの?」
「それはお前の得意技じゃないか」
「はぁぁぁ!? バカじゃないの!」
ベロニカは風呂の周りでアレコレと騒いでいたが、俺たちの様子を見ていて結局自分も入りたくなったようだ。
いそいそと服を脱いで、小さく身をかがめるように前を隠しながらやって来た。
「そこで汗を流してから入るんだぞ」
「わかったわよ……」
ベロニカはおっかなびっくりという感じで湯に浸かる。
「ふわぁ……、ま、まぁ悪くないわね」
俺は横目で、見た目だけは彫刻のように完ぺきなベロニカの白い裸体をじっくりと鑑賞するのだった。
「フヒヒ、眼福眼福……、ブベラ!?」
「ちょっとイチロウ!」
「はぅぅ、リサ様、そこはちょっと! ぐへっ、分かった! わかったからぁ!」
「もう!」
「本当にお前は容赦ないなぁ。危うくもげるところだったぜ……」
『もげた方が良かったのではないか?
そんなもの魔導師には必要ないしのぉ、フフフ』
『クロゼルてめぇ……』
湯に浸かったベロニカは、さっそくカパカパと酒をあおっていい気分になっている。
「ふぃぃぃ……。イチロウ、お腹へったから何か作って来なさいよ」
「私もお腹へった」
「つまみがあるだろうが、干し肉かじってろよ」
「わたし鹿肉のステーキが食べたいわ」
「私は唐揚げとコロッケ」
「分かったわかった、でも飯は風呂の後な」
「「えぇ~!」」
二人の抗議の声を聞きながら、俺はすっかり暗くなった空を見上げる。
「見ろよ、星がきれいだぞ」
そういえば、俺がこの世界へ来た夜も空を見上げていたな。
今夜は月が出てないのか。
おわり
0
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(1件)
あなたにおすすめの小説
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
エリクサーは不老不死の薬ではありません。~完成したエリクサーのせいで追放されましたが、隣国で色々助けてたら聖人に……ただの草使いですよ~
シロ鼬
ファンタジー
エリクサー……それは生命あるものすべてを癒し、治す薬――そう、それだけだ。
主人公、リッツはスキル『草』と持ち前の知識でついにエリクサーを完成させるが、なぜか王様に偽物と判断されてしまう。
追放され行く当てもなくなったリッツは、とりあえず大好きな草を集めていると怪我をした神獣の子に出会う。
さらには倒れた少女と出会い、疫病が発生したという隣国へ向かった。
疫病? これ飲めば治りますよ?
これは自前の薬とエリクサーを使い、聖人と呼ばれてしまった男の物語。
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
異世界転移物語
月夜
ファンタジー
このところ、日本各地で謎の地震が頻発していた。そんなある日、都内の大学に通う僕(田所健太)は、地震が起こったときのために、部屋で非常持出袋を整理していた。すると、突然、めまいに襲われ、次に気づいたときは、深い森の中に迷い込んでいたのだ……
スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~
深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】
異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!
酒好きおじさんの異世界酒造スローライフ
天野 恵
ファンタジー
酒井健一(51歳)は大の酒好きで、酒類マスターの称号を持ち世界各国を飛び回っていたほどの実力だった。
ある日、深酒して帰宅途中に事故に遭い、気がついたら異世界に転生していた。転移した際に一つの“スキル”を授かった。
そのスキルというのは【酒聖(しゅせい)】という名のスキル。
よくわからないスキルのせいで見捨てられてしまう。
そんな時、修道院シスターのアリアと出会う。
こうして、2人は異世界で仲間と出会い、お酒作りや飲み歩きスローライフが始まる。
少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
面白い、どうして人気が出ないのか不思議でしょうがない。
ご感想どうもありがとうございます!
今後もよろしくお願いします。