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第一次恋愛大戦「春風」
第一話「告白という名の宣戦布告」
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今日は私が人生を狂わせた日だ。
修二「あの、僕と付き合ってください!」
晴海「よろしくお願いします」
私は上里 修二、幼い頃から一目惚れをしていた二階堂 晴海に今告白をしている最中だ。
私は二階堂 晴海、今幼馴染に告白をされた。
今宵は涼しい春風が吹いていて、とても気持ちがよい。
こんなにも人生は優しいものなのか。
俺達の関係は近くなった、そう思っていた。
だが戦いの火蓋はもう切られてしまっていた。
二階堂 晴海の自室
晴海「フフフフッ!面白くなって来たわあ!」
ああ上里くん!びっくりさせていたぶってあげないとね。
晴海「フフッ!さあ!戦争を始めましょう!」
「彼は私のものだと確信した瞬間、私の口元は笑っていたが、私の心は氷のように冷たかった」
中学校校内
今日はとてもいい天気だ。
心地よい春風が今日も吹き付けている。
晴海さんはどうしているだろうか。
晴海「私の彼氏くんミッケ!」
修二「晴海さん!おはよう!」
晴海「おはよう」
今日もなんて愛らしい眼差しなのだろうか。
彼女の美しい銀髪がなびく。
彼女は中学校ぐらいに髪の色が変わっていて私はびっくりした。
それについて尋ねたころ彼女は「遺伝なの」と言って。
果たして彼女にその時どんな事が起きたのかは全く分からない。
以降はその姿が見慣れたものとなっていた。
ふと、彼女の目を見ると色が茶色から血のような赤色に変わっているではないか。
あの日以来の衝撃が走った。
修二「晴海さん、その目!」
晴海「気づいた?カラコンつけてみたの!」
なんだイメチェンか。
修二「とても似合っていますよ!」
晴海「フフッありがと!」
本当はあなたの愛しさで赤く色づいてしまったことは絶対に言えないわ。
修二くん、フフッ!大好きよお!
担任の先生「これから朝礼を行います。皆さん校庭に集まってください」
皆「はい!」
赤城校長「はい皆さんおはようございます」
辺りから元気のよい「おはようございます!」の声が聞こえる。
朝礼を終えた後、晴海がアイコンタクトをしてきた。
晴海は昔からの幼馴染で、付き合いが長くて親しみやすいのも確かだ。
教室に戻る道すがら、修二は晴海の隣を歩いていた。廊下の窓から差し込む朝日の光が、彼女の銀髪をきらきらと輝かせる。
修二「朝礼、長かったですね」
晴海「そうね、校長先生のお話はいつも眠気を誘うわ」
晴海はにこりと笑う。その表情は無邪気な幼馴染のものだったが、修二はふと、自室で「戦争を始めましょう」と呟いた彼女の妖艶な笑みを思い出していた。気のせいか? いや、きっと気のせいだ。修二は頭を振ってその考えを追い払う。
修二「今日は体育があるけど、何の種目だろう」
晴海「さあ? でも、体を動かすのは好きよ」
修二「それは楽しみだね」
そんな穏やかな会話をしながら教室へ戻り、二人はそれぞれの席に着いた。修二の胸には、付き合い始めたばかりの甘酸っぱい期待と、晴海の時折見せるつかみどころのない態度に対するかすかな戸惑いが入り混じっていた。
昼休み。修二は晴海と一緒に屋上でお弁当を広げていた。屋上は二人だけの秘密の場所だった。
修二「はい、たまご焼きどうぞ」
晴海「ありがとう」
修二は少し照れながらも、たまご焼きを晴海の口に運ぶ。晴海は美味しそうにそれをほおばった。
晴海「美味しい!やっぱり修二くんのお母さんのたまご焼き、好きだな」
修二「またお母さんに伝えておくね」
和やかな時間が流れる中、晴海は突然、真剣な眼差しで修二を見つめた。その瞳は、今朝と同じように見えた。
晴海「修二くん、私たち、これからどうなるんだろうね」
修二「どう、って?」
晴海「この関係が、ずっと続くのかなって」
彼女の言葉には、期待とも不安とも取れるような響きがあった。修二は少し考えて答える。
修二「分からないけど、俺は晴海さんと一緒にいたいよ」
その答えに、晴海は小さく微笑んだ。
晴海「ふふ、ありがとう。私もよ」
その一言に、修二の胸には温かいものが広がった。しかし、晴海の心の奥底に隠された本当の思いを知るよしもなかった。
午後の授業が終わり、放課後。昇降口で下駄箱の靴を履き替えながら、修二は隣に立つ晴海に尋ねる。
修二「晴海さん、今日はまっすぐ帰る?」
晴海「そうね、特に用事もないし」
修二「じゃあ、少し遠回りして公園まで歩かない? 少しだけ一緒にいたくて」
顔を赤らめながら精一杯伝えた修二の誘いに、晴海は楽しそうに笑った。
晴海「いいわよ、彼氏くんからのお誘いだもの、断る理由がないわ」
二人は学校を出て、いつもとは違う道を選んだ。夕日が二人の影を長く伸ばす。
修二「昨日から、なんだか夢を見ているみたいだ」
晴海「夢?」
修二「うん。ずっと好きだった晴海さんと、こうして恋人として隣を歩いているなんて、信じられなくて」
晴海は修二の横顔を見つめる。
晴海「じゃあ、これは悪夢かもしれないわよ?」
修二「え?」
晴海「冗談よ。ふふっ、嬉しい」
晴海はいたずらっぽく笑い、修二の腕にそっと自分の腕を絡めた。初めての恋人らしいスキンシップに、修二の心臓は早鐘を打つ。
たわいのない話をしながら、二人は次第に人通りの少ない道へ入っていく。やがて、目的地の公園が見えてきた。
ベンチに腰掛け、二人はしばらく無言で夕日を眺めていた。
修二「綺麗な夕日だね」
晴海「うん、本当に。なんだか、時間が止まったみたい」
晴海は修二の肩にそっと頭を乗せる。初めてのことに、修二の心臓は再びドキドキと高鳴った。
晴海「大好きよ修二くん」
修二「俺も!」
本当に今日は幸せな時間となった。
その夜、修二は自室のベッドに横たわりながら、晴海と繋いだ手の温もりを思い出していた。幸せな余韻に浸りつつ、スマホを開くと、晴海から新しいメッセージが届いていた。
晴海「今日はありがとう。楽しかったよ」
彼女は笑顔で微笑む。
修二「こちらこそ!また明日ね」
短いやり取りだったが、修二の頬は自然と緩む。全てが順調に進んでいる、そう確信していた。
一方その頃、二階堂邸。
晴海は自室の照明を落とし、窓の外の月を見上げていた。手元には、昼間までつけていた血のような赤いカラーコンタクトレンズのケースがある。
晴海「フフッ…悪くないわね、彼氏役。あの鈍感な修二くんを弄ぶのは」
彼女の表情は、昼間の愛らしい幼馴染のものではなく、まるで獲物を前にした捕食者のように冷酷だった。
晴海「でも、これだけじゃ物足りないわ。もっと、もっと修二くんの全てが欲しい。彼を私の檻に閉じ込めて、完全に私だけのものにしないと」
彼女の計画は、ただの恋愛ゲームではなかった。幼い頃から修二に執着していた彼女にとって、これは長年の夢を実現するための「戦争」だったのだ。
翌日、土曜日。修二は晴海と映画を見に行く約束をしていた。待ち合わせ場所に着くと、既に晴海が立っていた。今日の彼女は、昨日までとは違う、少し大人びたワンピースを着ていた。
修二「晴海さん、今日の服、すごく似合ってる」
晴海「ありがとう。修二くんに褒めてもらえて嬉しい」
映画を見終わった後、二人は近くのカフェでお茶をすることにした。テーブルに座り、修二がメニューを開こうとすると、晴海がそっと彼の手を掴んだ。
晴海「修二くん、お願いがあるんだけど」
修二「何?」
晴海「私のことを、名前で呼んでほしいの。晴海って」
修二「えっ、でも、さん付けで呼び慣れてるし…」
晴海「私たちの関係、もう幼馴染じゃないでしょ? 恋人なんだから、名前で呼んでほしいの」
晴海の真剣な眼差しに、修二は少し照れながらもうなずいた。
修二「分かった。は、晴海」
晴海「ふふっ、よくできました」
彼女は満足そうに微笑んだ。だが、その瞳の奥には、またしても修二が理解できない複雑な感情が渦巻いていた。これは彼女の策略の一つだ。距離を縮めることで、修二の心をより深く捉え、逃れられないようにするための布石。
修二「そういえば、晴海は将来何になりたいとかある?」
修二が話題を変えようと尋ねると、晴海の表情が一瞬で凍りついた。
晴海「……さあ、どうでしょうね」
その時、修二のスマホが振動した。画面を見ると、知らない番号からの着信だった。修二は少し迷った後、電話に出た。
修二「もしもし」
電話口から聞こえてきたのは、冷たくて低い、女性の声だった。
「上里修二くんね。二階堂晴海には気をつけた方がいいわよ。彼女は……」
修二が何か言おうとする前に、通話は切れた。修二は困惑して電話を見つめた。一体誰から? そして、晴海に気をつけろとはどういう意味だ?
隣に座る晴海の顔色は変わっていないように見えたが、修二は彼女がわずかにグラスを握る指先に力を入れたのを見逃さなかった。
修二「誰だったんだろう、間違い電話かな」
晴海「そうね、きっとそうよ」
晴海の笑顔は完璧だった。しかし、修二は胸騒ぎを覚えた。まるで、この関係の裏側で、何かが始まろうとしているかのような、不穏な空気を感じ取っていた。
修二「あの、僕と付き合ってください!」
晴海「よろしくお願いします」
私は上里 修二、幼い頃から一目惚れをしていた二階堂 晴海に今告白をしている最中だ。
私は二階堂 晴海、今幼馴染に告白をされた。
今宵は涼しい春風が吹いていて、とても気持ちがよい。
こんなにも人生は優しいものなのか。
俺達の関係は近くなった、そう思っていた。
だが戦いの火蓋はもう切られてしまっていた。
二階堂 晴海の自室
晴海「フフフフッ!面白くなって来たわあ!」
ああ上里くん!びっくりさせていたぶってあげないとね。
晴海「フフッ!さあ!戦争を始めましょう!」
「彼は私のものだと確信した瞬間、私の口元は笑っていたが、私の心は氷のように冷たかった」
中学校校内
今日はとてもいい天気だ。
心地よい春風が今日も吹き付けている。
晴海さんはどうしているだろうか。
晴海「私の彼氏くんミッケ!」
修二「晴海さん!おはよう!」
晴海「おはよう」
今日もなんて愛らしい眼差しなのだろうか。
彼女の美しい銀髪がなびく。
彼女は中学校ぐらいに髪の色が変わっていて私はびっくりした。
それについて尋ねたころ彼女は「遺伝なの」と言って。
果たして彼女にその時どんな事が起きたのかは全く分からない。
以降はその姿が見慣れたものとなっていた。
ふと、彼女の目を見ると色が茶色から血のような赤色に変わっているではないか。
あの日以来の衝撃が走った。
修二「晴海さん、その目!」
晴海「気づいた?カラコンつけてみたの!」
なんだイメチェンか。
修二「とても似合っていますよ!」
晴海「フフッありがと!」
本当はあなたの愛しさで赤く色づいてしまったことは絶対に言えないわ。
修二くん、フフッ!大好きよお!
担任の先生「これから朝礼を行います。皆さん校庭に集まってください」
皆「はい!」
赤城校長「はい皆さんおはようございます」
辺りから元気のよい「おはようございます!」の声が聞こえる。
朝礼を終えた後、晴海がアイコンタクトをしてきた。
晴海は昔からの幼馴染で、付き合いが長くて親しみやすいのも確かだ。
教室に戻る道すがら、修二は晴海の隣を歩いていた。廊下の窓から差し込む朝日の光が、彼女の銀髪をきらきらと輝かせる。
修二「朝礼、長かったですね」
晴海「そうね、校長先生のお話はいつも眠気を誘うわ」
晴海はにこりと笑う。その表情は無邪気な幼馴染のものだったが、修二はふと、自室で「戦争を始めましょう」と呟いた彼女の妖艶な笑みを思い出していた。気のせいか? いや、きっと気のせいだ。修二は頭を振ってその考えを追い払う。
修二「今日は体育があるけど、何の種目だろう」
晴海「さあ? でも、体を動かすのは好きよ」
修二「それは楽しみだね」
そんな穏やかな会話をしながら教室へ戻り、二人はそれぞれの席に着いた。修二の胸には、付き合い始めたばかりの甘酸っぱい期待と、晴海の時折見せるつかみどころのない態度に対するかすかな戸惑いが入り混じっていた。
昼休み。修二は晴海と一緒に屋上でお弁当を広げていた。屋上は二人だけの秘密の場所だった。
修二「はい、たまご焼きどうぞ」
晴海「ありがとう」
修二は少し照れながらも、たまご焼きを晴海の口に運ぶ。晴海は美味しそうにそれをほおばった。
晴海「美味しい!やっぱり修二くんのお母さんのたまご焼き、好きだな」
修二「またお母さんに伝えておくね」
和やかな時間が流れる中、晴海は突然、真剣な眼差しで修二を見つめた。その瞳は、今朝と同じように見えた。
晴海「修二くん、私たち、これからどうなるんだろうね」
修二「どう、って?」
晴海「この関係が、ずっと続くのかなって」
彼女の言葉には、期待とも不安とも取れるような響きがあった。修二は少し考えて答える。
修二「分からないけど、俺は晴海さんと一緒にいたいよ」
その答えに、晴海は小さく微笑んだ。
晴海「ふふ、ありがとう。私もよ」
その一言に、修二の胸には温かいものが広がった。しかし、晴海の心の奥底に隠された本当の思いを知るよしもなかった。
午後の授業が終わり、放課後。昇降口で下駄箱の靴を履き替えながら、修二は隣に立つ晴海に尋ねる。
修二「晴海さん、今日はまっすぐ帰る?」
晴海「そうね、特に用事もないし」
修二「じゃあ、少し遠回りして公園まで歩かない? 少しだけ一緒にいたくて」
顔を赤らめながら精一杯伝えた修二の誘いに、晴海は楽しそうに笑った。
晴海「いいわよ、彼氏くんからのお誘いだもの、断る理由がないわ」
二人は学校を出て、いつもとは違う道を選んだ。夕日が二人の影を長く伸ばす。
修二「昨日から、なんだか夢を見ているみたいだ」
晴海「夢?」
修二「うん。ずっと好きだった晴海さんと、こうして恋人として隣を歩いているなんて、信じられなくて」
晴海は修二の横顔を見つめる。
晴海「じゃあ、これは悪夢かもしれないわよ?」
修二「え?」
晴海「冗談よ。ふふっ、嬉しい」
晴海はいたずらっぽく笑い、修二の腕にそっと自分の腕を絡めた。初めての恋人らしいスキンシップに、修二の心臓は早鐘を打つ。
たわいのない話をしながら、二人は次第に人通りの少ない道へ入っていく。やがて、目的地の公園が見えてきた。
ベンチに腰掛け、二人はしばらく無言で夕日を眺めていた。
修二「綺麗な夕日だね」
晴海「うん、本当に。なんだか、時間が止まったみたい」
晴海は修二の肩にそっと頭を乗せる。初めてのことに、修二の心臓は再びドキドキと高鳴った。
晴海「大好きよ修二くん」
修二「俺も!」
本当に今日は幸せな時間となった。
その夜、修二は自室のベッドに横たわりながら、晴海と繋いだ手の温もりを思い出していた。幸せな余韻に浸りつつ、スマホを開くと、晴海から新しいメッセージが届いていた。
晴海「今日はありがとう。楽しかったよ」
彼女は笑顔で微笑む。
修二「こちらこそ!また明日ね」
短いやり取りだったが、修二の頬は自然と緩む。全てが順調に進んでいる、そう確信していた。
一方その頃、二階堂邸。
晴海は自室の照明を落とし、窓の外の月を見上げていた。手元には、昼間までつけていた血のような赤いカラーコンタクトレンズのケースがある。
晴海「フフッ…悪くないわね、彼氏役。あの鈍感な修二くんを弄ぶのは」
彼女の表情は、昼間の愛らしい幼馴染のものではなく、まるで獲物を前にした捕食者のように冷酷だった。
晴海「でも、これだけじゃ物足りないわ。もっと、もっと修二くんの全てが欲しい。彼を私の檻に閉じ込めて、完全に私だけのものにしないと」
彼女の計画は、ただの恋愛ゲームではなかった。幼い頃から修二に執着していた彼女にとって、これは長年の夢を実現するための「戦争」だったのだ。
翌日、土曜日。修二は晴海と映画を見に行く約束をしていた。待ち合わせ場所に着くと、既に晴海が立っていた。今日の彼女は、昨日までとは違う、少し大人びたワンピースを着ていた。
修二「晴海さん、今日の服、すごく似合ってる」
晴海「ありがとう。修二くんに褒めてもらえて嬉しい」
映画を見終わった後、二人は近くのカフェでお茶をすることにした。テーブルに座り、修二がメニューを開こうとすると、晴海がそっと彼の手を掴んだ。
晴海「修二くん、お願いがあるんだけど」
修二「何?」
晴海「私のことを、名前で呼んでほしいの。晴海って」
修二「えっ、でも、さん付けで呼び慣れてるし…」
晴海「私たちの関係、もう幼馴染じゃないでしょ? 恋人なんだから、名前で呼んでほしいの」
晴海の真剣な眼差しに、修二は少し照れながらもうなずいた。
修二「分かった。は、晴海」
晴海「ふふっ、よくできました」
彼女は満足そうに微笑んだ。だが、その瞳の奥には、またしても修二が理解できない複雑な感情が渦巻いていた。これは彼女の策略の一つだ。距離を縮めることで、修二の心をより深く捉え、逃れられないようにするための布石。
修二「そういえば、晴海は将来何になりたいとかある?」
修二が話題を変えようと尋ねると、晴海の表情が一瞬で凍りついた。
晴海「……さあ、どうでしょうね」
その時、修二のスマホが振動した。画面を見ると、知らない番号からの着信だった。修二は少し迷った後、電話に出た。
修二「もしもし」
電話口から聞こえてきたのは、冷たくて低い、女性の声だった。
「上里修二くんね。二階堂晴海には気をつけた方がいいわよ。彼女は……」
修二が何か言おうとする前に、通話は切れた。修二は困惑して電話を見つめた。一体誰から? そして、晴海に気をつけろとはどういう意味だ?
隣に座る晴海の顔色は変わっていないように見えたが、修二は彼女がわずかにグラスを握る指先に力を入れたのを見逃さなかった。
修二「誰だったんだろう、間違い電話かな」
晴海「そうね、きっとそうよ」
晴海の笑顔は完璧だった。しかし、修二は胸騒ぎを覚えた。まるで、この関係の裏側で、何かが始まろうとしているかのような、不穏な空気を感じ取っていた。
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