REALITYのあれこれ

Vライバーのマネタイズの難しさ

　Vライバー・Vtuberのマネタイズ、つまり、配信をやってお金を稼いでいくことは簡単ではありません～。

　そもそも初期投資が高いです。
　アバターの制作費、配信環境を整えるためのパソコンやマイクやカメラ、モーションキャプチャーなどの機器。
　
　まず、アバターだけでも5万～100万かかるわけで、3Dモデルだともっとかかったりするわけですが、REALITYのおかげで、その点は0円から始められます。

　始められますが……REALITYでしているガチャと投げ銭を考えると、いい3Ｄアバターが作れたんじゃないかと……それは言わないお約束として。

　最近、求人サイトで、Vライバーを在宅でいつでも稼げますうたってるのがあり、休職中の方や育児中の方、体の強くない方がVになろうとすることもありますが、実際は定期的な配信が必要で、また、精神的な強さも必要になり、大変ですぅ。

　それより求人ならVライバー事務所のSNS運用、月給25万、社会保険完備、ボーナス年2回ありとかのほうがいいや、在宅OKあるし……思ってしまったりですぅ。　

　 YouTubeの収益化条件も大変です～。
　登録者数1000人、年間4000時間視聴。
　これをクリアするのも大変ですが、クリアしたら、それで簡単に稼げるわけではなく、そこからお金にしていくのも大変です。

　月数千円、数万円稼げるというのも見ますが、それが掛けてる時間に見合うのか？時給にしたらいくらなのか？という問題がありますぅ。

　飽きさせないコンテンツを定期的に出すのは大変だし、Vライバーとしてのキャラの維持が大変なこともあったり。
　
　メンバーシップやサブスクで稼ぐ話もありますが、2人きりで話すサイトに誘導したり、時には一定年齢以上が視聴可能なところへの誘導もあると聞きます。

　『歌ってみた』を出せば稼げる……！と思ってる方もいるようですが、歌みたで一気に稼げるというのはあまり聞きません。
　なんならイラストやMIXなど歌みた制作に掛けたお金でマイナスなことも。

　稼ぐというより「歌みたを出した」という満足や記念のための出す方もいるようで、収益がどうかより、とにかく再生されるのがうれしいという声もです。
　
　グッズ販売による稼ぎもよく聞きます。
　これは実はVライバーの世界に限らないですぅ。
　前にとても人気のミュージシャンすら「今はCDが買われない時代だから、グッズ販売が主だ」と嘆いている記事がありましたが、実際、CDの売り上げは最盛期の1/10。売れるのは限定版だけなんてことも。
　
　最近、どこでも推し活推し活いうのはこのためですぅ。

　ストリーミング再生では稼ぎのが限界があり、メジャーなミュージシャンすらグッズ頼みだし、今の時代のもっと前から、一推ししてくれるファンが来てくれるディナーショーやバスツアーこそが一番の収入源なんてことも。

　Vライバーだとコンテンツの販売という方法もありますね。
　ASMR音声などを製作販売してみたり。
　私で言うと、これはnoteの販売がコンテンツ販売になるかと思います。

　ただ、これら上記のこと、グッズが売れるかも、歌みたが再生されるかも微妙なところでして。

「グッズ出して出して、出たら絶対に買っちゃう！」「こんな上手いのになんで歌みた出してないんですか？」「もったいない、歌みた出して！」という言葉を信じて、グッズを出しても全然買ってくれない、あんなにうまいだもったいないだ言ってたのに歌みたを全然再生してくれないがあったりですぅ。

　買ったり見たりしてくれる人は、意外と何も言わない人だったりしますぅ。

　こういうことがあるから「言葉じゃなく、行動しか信じない」などを口にする配信者さんがいたりなのです。

　Vライバー→歌みたを出す→リアルライブをする→歌い手として成功！
　と考える向きもありますが、お金になるかはまた難しいですぅ。

　リアルライブをすれば、交通費が掛かり、また、ライブに出演してくださいとお願いされているのではなく、お金を持ち寄ってみんなでやってる状態だとチケットをさばくのも大変で、お金になるどころかマイナスだったりします。

　ただ、ライブが儲からないかも時代によって変わりますぅ。
　2025年は歌みたよりもバーチャルライブが主流になったという話があり、VRchatなどでは盛んにライブが行われ、ライブに伴ってBOOTHやSUZURIでグッズを販売となっているようですぅ。

　でも、それも、また2026年には変わるかもしれません～。
　用意している内に次に移ってしまうのも、Vライバーの収益化が大変なところですぅ。　

　なので、VtuberもVライバーも『企業案件』を欲しがりますぅ。
　商品のプロモーションをしたり、ゲームの紹介をしたり。
　ただ、企業案件が来るには5000人、1万人のフォロワーが必要とか安定した配信と視聴者数、特化した専門分野や能力などが必要という話もあり、それもまたそこまで持っていくのも維持も大変ですぅ。

　私はそこまでの能力を持ち合わせてないので、商品の紹介をするとしたら、Amazonアソシエイトなどですねぇ。商品の紹介リンクを通って24時間以内に買い物してもらうと2％が入る、つまり100円のものが買われると2円入るっていうのですね。消費税の1/5くらいの割合ですが……。
　
　定期的な配信をする、XやTiktokに短い投稿を繰り返して配信に誘導する、アプリやプラットフォームの突然のBANに備えて Discordにファン鯖を作っておいて、何か月で500人登録など目標を掲げて進んで、投げ銭やメンバーシップを導入して、グッズや企業案件で収入を増やして、もっといい3Dモデルを作ってもらって、時間を掛ければ、月数万～十数万は稼げます！

　そんな話もありますが、決まった時間に必ずちゃんと仕事として配信をやって稼ぐなら、バイトしたほうが稼ぎがいいんじゃない？な気も……。
　Vライバー事務所より会社がしっかりしてて、それなりに長い時間働けば、社会保険とかもついたりするし、まかないがついたりもあるし……。

　なので、結局は『定職を持って、趣味でVライバーをしつつ、何かで当たったらいいな』が現実的で、Vライバーがお金になるは難しいのかもしれません～。

　REALITYはメタバースと配信が混ざっていて、配信者とリスナーの境が曖昧なため「他のほうが稼げる！」と出て行く人もいて、実際に他のほうが時給があったり、稼げたりあるものの、同時に厳しさもあったりで戻る人も多いですぅ。

　そして、リスナーとしてはREALITYに多大な課金をしてるのは自分のガチャもあるからで、ギフトを投げるのはガチャのためもあってコインをたくさん持ってるからだったりで……。
　純粋に投げ銭のためだけだったら、こんな課金してないかもしれないなので、私はREALITYがメタバース混じりなところも良い点ではないかなと思ってます。