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「段々と悪いところが見えて来た」は本当は「相手の気持ちの持ち方の変化」かもしれない話
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「最初はいいなぁと思っていたけど、付き合いが長くなっていくうちに、段々と悪いところが見えて来て……」
「常連さんの圧がすごくて行けないって言う人がいるから……。いつも来てくれるの前はありがたかったけど……」
仲のいい人や推しにこんなことを言われたら、凹んでしまう人いますよね。
(何が良くなかったのだろう)
そう悩んでしまう人もいるかと思います~。
私も言い過ぎてしまったり、余計なことを言ったり、しつこすぎたかなと反省したりがあるので、悩む人の気持ちもわかりますぅ。
私の場合は本当にやらかしてることが多いのですが、ただ、これを読んでくださってる方で、それを悩んでる方には、本当に悪いのではない方も多いのではということをお伝えしたいですぅ。
それが表題の「段々と悪いところが見えて来た」は、本当は「相手の気持ちの持ち方の変化」かもしれないという話です。
例えば、最初の内は「他の女の子褒めてるのを見ると妬いちゃう」言うと「そんなにやきもちを焼くほどオレのこと好きなんだね。うれしいよ」言ってた人が、数ヶ月すると「うるさいな、干渉するなよ」言い出し、人には「面倒なメンヘラ女に付きまとわれてる」言いふらしたり。
出会った頃は「簡単に『かわいい』みたいに言わない分、たまに言ってくれると、本気って気がしてうれしい♪」言ってたのが、その内いつもかわいい可愛い言ってくれる人になびいて、「だって可愛い言ってくれないじゃない。そこがいい言ってた?それは私が我慢してたんだよ」と我慢してた私に気づかなかったあなたが悪いみたいに言い出したり。
同じこと、変わらぬ態度のはずなのに、相手の気持ちの持ち方で、その評価が変わってしまうこともあるのですぅ。
「いや、そんなことない、本当に段々と悪いところが……」という人もいるかもしれませんが、それはその人の変化ではなく、自分の新奇性が薄れて来ただけではないでしょうか。
脳のドーパミンは、新しい出会い、新鮮な体験で刺激されて出て来るので、それで相手を魅力的と思ったり、脳が興奮したりしますぅ。これが新奇性です。
「この人にこんな面があるんだ」と思ったり、距離が近くなって「この人をもっと知りたい!」となった時は脳からドーパミンが出て、快感や多幸感があるため、相手がよく見えているのです。
そして、ドーパミンが減ると、快感や多幸感が減り、惹かれる気持ちが減ってきます。
その結果、相手が変わらなくても「段々と悪いところが見えて来た」になったりするのです~。
それが先に上げた二つの例の状態です。
また、脳の興奮状態で、勝手に理想化してたのが、落ち着いて来ると、その人の人間らしい部分が見えてきて、勝手に幻滅したりもあるのですぅ。それも脳の作用です。心理学的には『理想化と脱価値化』のサイクルというそうですぅ。
時間が経って、アドレナリンの分泌が減ると、それまで積極的に絡んだり、連絡したりだったのが減り、冷めた態度になったり、話を聞かなくなったりしていくわけです。
ネット上は新しい出会いがたくさんあるため、この新奇性の興奮が好きな脳の人は、また未知の関係を求めて、別の子に簡単にいってしまいますぅ。
「私だけはそんなことないよね」「うん、君だけは違うよ♡」という会話をしたら安心。というわけでもありません~。
それを言った数か月後には、他の子にそれを言ってるかもしれませんし、そもそも、その前にその人に親密な人がいたら、前はその親密な相手に言ってたかもしれません~。
乗り換える人はまた乗り換えます。
「仕事で忙しいからいないだけ」
「今日配信しなかったのは疲れて寝ていたからだよ」
そう言っていて、実はサブで他の子と仲良くしてたなんてこともよくあったりですぅ。
そして、そういうのがあると、段々と疑心暗鬼になって心が病むので、注意が必要ですぅ。
また前の例に上げたように「悪いところが見えて来た」は、自分が他の人になびいたり、気が向いたりした時に『自分は悪くない』言いたいための理由付けの可能性もあるので、本当に悪いところが見えたと思い過ぎないほうが安全です。
そして、常連さんの話ですが、これは配信以外の世界にもあります~。
アイドルさんやバンドなどでも、他のファンが欲しいなと思ったり、もっと大きくなりたいと思った時に、元からいるファンに冷たくなるはあったりしますぅ。
新しい人がやってきて「常連さんが~」とか言ったりすると、自分の配信制御能力やそれを言ってくる人の思惑などを考えず(こいつがいなければ自分の人気がもっと上がる)と思い込んで、(こいつに我慢させればいい)となったりすることもあるのですぅ。
だから、振る舞いが悪かったとか、そういうのではなく、その枠主さんが枠を発展させたいとか他の人をもっと入れたいとか、そういう気持ちの持ち方の変化の可能性もあるのです。
新奇性の薄れは、配信を見る側にもありますが、見に来られる側にもあります~。
最初は「来てくれてうれしい!」だったのが「また枠にいるのお前とお前かよ」みたいになることも少なくありません~。
それもリスナーの振る舞いがずっと同じでも『慣れ』の結果、相手を軽んじる、相手に冷たくなる、お前の褒め言葉は聞き飽きたになったりするのですぅ。
また、ちょっと珍しいパターンとしては相手が『回避型』のタイプというパターンもありますぅ。
親密になりすぎる、関係が深くなると責任を取ったり、将来を考えなきゃとか思ったりすると、その無意識のプレッシャーから逃げ出すために、他の人に目がいったり、急に冷たくなるタイプですぅ。
関係に踏み込むこと自体が怖い、自己評価が低いが故に相手の拒絶が怖くて、深くなりそうな関係に壁を作ったり、相手の悪いところを探して気持ちのバランスを取るなどもあります。
それはそうすることで、自分を守っていたりなのですぅ。
過去に元恋人との経験で、深く関わっていろいろと傷ついた経験があったりすると、回避行動をすることが増えたりしますぅ。
そうすると、前の例のように「こういう面が嫌になった」などを理由にして、自分の回避行動を正当化することもあります。
「悪いところが見えて来たのではなく、単に目新しさが無くなって、アドレナリンの分泌が減って相手の気持ちが落ちただけ」「枠での振る舞いが悪かったとかではなく、枠主がもっと枠を発展させたいとか、今いるファン以外のファンが欲しいとなって冷たくなっただけ」「親密になるのが怖い回避型の性格のため、その回避を正当化する理由として悪いところがあるのに気づいた言われてるだけ」の可能性もあるので、あまり悩み過ぎないようにですよ~。
「常連さんの圧がすごくて行けないって言う人がいるから……。いつも来てくれるの前はありがたかったけど……」
仲のいい人や推しにこんなことを言われたら、凹んでしまう人いますよね。
(何が良くなかったのだろう)
そう悩んでしまう人もいるかと思います~。
私も言い過ぎてしまったり、余計なことを言ったり、しつこすぎたかなと反省したりがあるので、悩む人の気持ちもわかりますぅ。
私の場合は本当にやらかしてることが多いのですが、ただ、これを読んでくださってる方で、それを悩んでる方には、本当に悪いのではない方も多いのではということをお伝えしたいですぅ。
それが表題の「段々と悪いところが見えて来た」は、本当は「相手の気持ちの持ち方の変化」かもしれないという話です。
例えば、最初の内は「他の女の子褒めてるのを見ると妬いちゃう」言うと「そんなにやきもちを焼くほどオレのこと好きなんだね。うれしいよ」言ってた人が、数ヶ月すると「うるさいな、干渉するなよ」言い出し、人には「面倒なメンヘラ女に付きまとわれてる」言いふらしたり。
出会った頃は「簡単に『かわいい』みたいに言わない分、たまに言ってくれると、本気って気がしてうれしい♪」言ってたのが、その内いつもかわいい可愛い言ってくれる人になびいて、「だって可愛い言ってくれないじゃない。そこがいい言ってた?それは私が我慢してたんだよ」と我慢してた私に気づかなかったあなたが悪いみたいに言い出したり。
同じこと、変わらぬ態度のはずなのに、相手の気持ちの持ち方で、その評価が変わってしまうこともあるのですぅ。
「いや、そんなことない、本当に段々と悪いところが……」という人もいるかもしれませんが、それはその人の変化ではなく、自分の新奇性が薄れて来ただけではないでしょうか。
脳のドーパミンは、新しい出会い、新鮮な体験で刺激されて出て来るので、それで相手を魅力的と思ったり、脳が興奮したりしますぅ。これが新奇性です。
「この人にこんな面があるんだ」と思ったり、距離が近くなって「この人をもっと知りたい!」となった時は脳からドーパミンが出て、快感や多幸感があるため、相手がよく見えているのです。
そして、ドーパミンが減ると、快感や多幸感が減り、惹かれる気持ちが減ってきます。
その結果、相手が変わらなくても「段々と悪いところが見えて来た」になったりするのです~。
それが先に上げた二つの例の状態です。
また、脳の興奮状態で、勝手に理想化してたのが、落ち着いて来ると、その人の人間らしい部分が見えてきて、勝手に幻滅したりもあるのですぅ。それも脳の作用です。心理学的には『理想化と脱価値化』のサイクルというそうですぅ。
時間が経って、アドレナリンの分泌が減ると、それまで積極的に絡んだり、連絡したりだったのが減り、冷めた態度になったり、話を聞かなくなったりしていくわけです。
ネット上は新しい出会いがたくさんあるため、この新奇性の興奮が好きな脳の人は、また未知の関係を求めて、別の子に簡単にいってしまいますぅ。
「私だけはそんなことないよね」「うん、君だけは違うよ♡」という会話をしたら安心。というわけでもありません~。
それを言った数か月後には、他の子にそれを言ってるかもしれませんし、そもそも、その前にその人に親密な人がいたら、前はその親密な相手に言ってたかもしれません~。
乗り換える人はまた乗り換えます。
「仕事で忙しいからいないだけ」
「今日配信しなかったのは疲れて寝ていたからだよ」
そう言っていて、実はサブで他の子と仲良くしてたなんてこともよくあったりですぅ。
そして、そういうのがあると、段々と疑心暗鬼になって心が病むので、注意が必要ですぅ。
また前の例に上げたように「悪いところが見えて来た」は、自分が他の人になびいたり、気が向いたりした時に『自分は悪くない』言いたいための理由付けの可能性もあるので、本当に悪いところが見えたと思い過ぎないほうが安全です。
そして、常連さんの話ですが、これは配信以外の世界にもあります~。
アイドルさんやバンドなどでも、他のファンが欲しいなと思ったり、もっと大きくなりたいと思った時に、元からいるファンに冷たくなるはあったりしますぅ。
新しい人がやってきて「常連さんが~」とか言ったりすると、自分の配信制御能力やそれを言ってくる人の思惑などを考えず(こいつがいなければ自分の人気がもっと上がる)と思い込んで、(こいつに我慢させればいい)となったりすることもあるのですぅ。
だから、振る舞いが悪かったとか、そういうのではなく、その枠主さんが枠を発展させたいとか他の人をもっと入れたいとか、そういう気持ちの持ち方の変化の可能性もあるのです。
新奇性の薄れは、配信を見る側にもありますが、見に来られる側にもあります~。
最初は「来てくれてうれしい!」だったのが「また枠にいるのお前とお前かよ」みたいになることも少なくありません~。
それもリスナーの振る舞いがずっと同じでも『慣れ』の結果、相手を軽んじる、相手に冷たくなる、お前の褒め言葉は聞き飽きたになったりするのですぅ。
また、ちょっと珍しいパターンとしては相手が『回避型』のタイプというパターンもありますぅ。
親密になりすぎる、関係が深くなると責任を取ったり、将来を考えなきゃとか思ったりすると、その無意識のプレッシャーから逃げ出すために、他の人に目がいったり、急に冷たくなるタイプですぅ。
関係に踏み込むこと自体が怖い、自己評価が低いが故に相手の拒絶が怖くて、深くなりそうな関係に壁を作ったり、相手の悪いところを探して気持ちのバランスを取るなどもあります。
それはそうすることで、自分を守っていたりなのですぅ。
過去に元恋人との経験で、深く関わっていろいろと傷ついた経験があったりすると、回避行動をすることが増えたりしますぅ。
そうすると、前の例のように「こういう面が嫌になった」などを理由にして、自分の回避行動を正当化することもあります。
「悪いところが見えて来たのではなく、単に目新しさが無くなって、アドレナリンの分泌が減って相手の気持ちが落ちただけ」「枠での振る舞いが悪かったとかではなく、枠主がもっと枠を発展させたいとか、今いるファン以外のファンが欲しいとなって冷たくなっただけ」「親密になるのが怖い回避型の性格のため、その回避を正当化する理由として悪いところがあるのに気づいた言われてるだけ」の可能性もあるので、あまり悩み過ぎないようにですよ~。
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