REALITYのあれこれ

ライバー事務所勧誘DMは「誰にでも来る」「配信も見てないで適当に送ってる」のがほとんどな話

　新年度になり、親御さんにスマホを買ってもらって、REALITYなどを始めた中高生さんがいらっしゃるので、久しぶりに事務所勧誘の話を。

・誰にでも来ます

　事務所勧誘はリスナー専門の人にも、すでに事務所に所属してる人にも、ここ数ヶ月配信してないなって人にでも、誰にでも来ます～。

　「こんにちは、突然のご連絡失礼します！」から始まり「○○事務所の△△と申します」で、事務所の説明が入って、という感じの文で、名前の部分だけをあなたの名前に変えて、同じ文章をたくさんの人にばらまいている感じですぅ。

　長くライバーをしてる人、配信を見ている人は知ってますが、新人ライバーさんや学生さんは「私に事務所さんから勧誘が来た！」と喜んでしまう時もありますが、同じDMを1日に何十件と送っていたりします。

　中には「このＤＭを受け取った方限定のご案内です」「ご応募が殺到した場合、早期の〆切になります」など、『特別感』を出したり、急がせようとしてきます。

・配信を見ました！のウソ

　事務所勧誘DMの中には「配信を見ました！」と書いてたりしますが、だいたいは見てません～。
　
　勧誘DMが来た人の中には「そもそも入室0の配信が続いてるのに、いつ見に来たんだよ」と苦笑いする人もいます。
　
　歌わないライバーさんに「歌声が素敵」書いたり、逆に雑談をしないで歌ライバーさんに「話が面白い」と書いたりです。

　「SNSを見てお声がけをしました」なんて勧誘もありますが、SNSに既に事務所に所属してると書いても、勧誘はお断りしてます書いていても、何も見ずに送ってるところも多いです。

・本当の事務所ではない

　こういう勧誘メールは本当にVライバー事務所でないこともあります～。

　「提携会社です」書いてある時もあったり「アプリ名＋事務所」という名前で、まるでそのアプリの公式事務所のように装ってますが、実際には無関係なところも多いです。

・話を聞いてもウソも多い

　「一度お話を」と言われて、話してみると内容がウソなことも多いですぅ。

　ウソというか勧誘してる人自身、全然、Vのことも配信のことも知らないのですぅ。

　口先では「稼げます」「サポートします」言いますが、実際にはＶライバー配信アプリの各システムもよくわかっていなかったり、事務所に入った後に何が出来るかも言えなかったりですぅ。

・きちんとしたVライバー事務所を探すには

　ご自分のやっているアプリで配信しているライバーさんが所属している事務所か見てみてください～。

　ちゃんとした事務所なら、サイトもあるし、公式Xもあります。

　例えば『アルディ｜Vライバー部』ですぅ。

　この名前でXで検索したらアカウントが出てきますー。

　アルディさんを例に取ると、Xのプロフィールにある『アニメイトグループ声優事務所「株式会社アルディ」』をネット検索すれば、ちゃんと情報が出てきますぅ。

　グループ会社なので、アニメイトタイムズにも記事が出てきます。
　
　公式サイトのある事務所でも、『会社情報』がちゃんと載っていないところは怪しいです。

　普通は会社名なり事業所名なりがあり、代表者名、所在地、事業内容、連絡先があります。

・わからない時は周りに相談

　勧誘が来ると「自分の活動が目に入った！」とうれしくなってしまう時もあると思います。
　
　でも、一旦立ち止まって、周りに相談してみてくださいですぅ。

　そうすると、どういうところから連絡が来たか、わかる可能性が高いです。

・もっと素敵に活躍するために

　Vライバー事務所に所属する利点は、事務所のイベントがあって大きな舞台に立つことが出来たり、たくさんの人に見てもらえる機会が増えるかもしれないという点です。

　あせってよくわからない事務所と契約してしまい、「私の活動なら、あっち事務所のほうがあっていた」「もっと歌の活動をサポートしてくれる大手事務所さんがあったのに」と後でなっていまったら、とっても残念ですぅ。

　ライバー事務所からのDMが来ても、舞い上がらず、あせらず、もっと素敵に活躍するために、一度立ち止まって、情報を確認したり、周りに相談したりしてみてくださいね。