帰郷-僕が人間不信になるまで-

ないき

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群れと一匹狼

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俺がボーリング事件が起きて

3ヶ月後

地元の後輩から 
たれ込みがあった

彼女が他の男と路上でキスしているのをみたという
内容だった

俺はホストをしていたが、
キスなどは必ず断っており
彼女にも伝えていた

彼女は快くOKしてくれて
その代わり会えるときはいろんなところに
つれていった

彼女は年齢は一つ下


彼女とは
高校二年生のとき
彼女の熱烈なアタックで付き合うことになった

彼女は俺にかなり尽くしてくれた
わざわざ風邪の時に料理を作りに来てくれたり
本当に優しい彼女で
彼女は俺のことが大好きだった

ただ彼女は 
実は俺のストーカーだったと後から知ったときは
背筋が凍るような感覚がした

彼女のケータイには
俺との写真がいっぱいあった 

そのなかでふと見てしまったのだ

付き合う前
明らかに隠し撮りされた
写真の山が

その写真は計100枚以上だった

それとラインは5分以内に返信しないと
大変なことになった

俗に言うメンヘラ彼女だった

しかしおれは彼女がすでに好きになっており
そんなことどうでもよかった

彼女とは一年後同棲する約束もしていた

しかしキス事件が起きた

おれは彼女を問い詰めた

だが彼女は
「いや、正直遠距離とか辛いだけだし
それなら近くのイケメンの方が正直彼氏として
理想だわ」 
 
おれは怒りを覚えた

おれが上京した理由は
彼女が上京したいから先にいって待っててといわれたからだった

けどその結果浮気された 
俺は彼女の本質を見抜けてなかったのだ

彼女はホストのお客さんにもよくいる
熱しやすく冷めやすい人間だ

この人間の特徴は
束縛をしたがる

理由としては
自分がすぐ浮気などをするから
相手のことが信じれず
束縛することで、安心するのだ

彼女は冷静に考えればまさにそれだった

だが俺はこの時妄信的に彼女に恋をしていた
だから気づくことができず

彼女とは別れることになった

それからの俺は
付き合っても
相手のことを信じられず
数日で自分から別れてしまう

俺は友人と彼女により
完全な孤独という呪いにかけられたのだ

おれには現在友人も彼女もいない
なぜなら
たとえ仲良くしていてもそれは
心を開いているわけではないからだ

家族共に確執がある

俺はたぶん一生孤独である

だが俺は寂しくない 
なぜなら大概群れているやつは

量産型の髪型をして

どこかで聞いたことあるような綺麗事に
涙し

対して個性のないもの同士
個性のあるものを叩き出す

俺はそんな群れが大嫌いだ
 
確かに群れの中は一見心地良い 

しかし中は腹の探りあい
群れの中が熟成されればされるほど
群れから外れた代償は大きくなる

そんな顔色を見る騙しあいのゲームに
参加するぐらいなら

俺は一匹狼として、牙を研ぐ

そしていつか
そいつら全員が束になってもかなわない
狼になる

そうこの事件のあと心に決めた



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