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第一章「慟哭の和魂」
第08話 鎌鼬―家庭科室の怪異―
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「キィィ……ッ!」
耳障りな鳴き声を発し、鎌鼬は海斗たちを鋭い目つきで見下ろした。
『海斗、気を付けて!』
「言われなくても!」
鎌鼬と言えば出会ったものに刃物で切ったような鋭い傷をつけるが、不思議と痛みもなく出血は無いとされる。
だが、その四肢に光る鎌を前に、海斗は息をのむ。あんなもので切られて痛みがないとは到底思えない。
「キィッ!」
「来たっ!?」
まっすぐ突っ込んで来た鎌鼬を、とっさに身をかがめてやりすごす。そのまま海斗は机の間を縫うようにして距離を取る。家庭科室と言うこともあり、グループで使う大きな机が遮蔽物になりやすいのが幸いだった。
「どうすればいいミサキ」
『えっ?』
「戦い方だよ。あんなのと戦う方法なんて俺は知らないぞ!」
『……ごめん、わからない』
「知らないのかよ!?」
『仕方ないでしょ、私だって全部覚えてるわけじゃないんだから!』
「キィッ!」
「わ、わ、来た!?」
海斗はとっさに机の上にあったまな板を手に取る。迫りくる鎌鼬に向けてかざし、その衝撃を受け止める。
「うわっ!」
だが、強い衝撃と共に海斗は弾き飛ばされる。盾にしていたまな板は真っ二つにされ、彼の足元にカランと落ちた。
「嘘だろ、プラスチックのまな板だぞ!?」
「キィィッ!」
『海斗、包丁!』
「無理だ。あっちの方が刃物のリーチが長い!」
そもそも海斗に刃物同士の戦闘など経験は皆無だ。いくら海斗が祖父と剣術の稽古をしているとはいえ、竹刀とはリーチも違う。妖怪相手に立ち回れるとは思えない。
「それに、もし落としでもしたら周りの子を傷つけるかもしれない」
視線の向こうには苦しそうに息をつく美波の姿があった。もし包丁が欠けたら、それが誤って彼女の下へ飛んでいったら。考えたくもない。
『じゃあ何か固くて防げるもの!』
「これならどうだ!」
コンロの上にあったフライパンを手に取る。迫る鎌鼬に向けて海斗は思い切り振り上げた。
「ギャッ!」
強い衝撃は受けたが、今度は両断されはしない。それどころか鎌鼬の方が海斗の一撃で弾き飛んだ。
「効いた!」
『ナイス!』
だが鎌鼬は風を起こし、空中で制動をかける。そして、今度は海斗ではなく、近くの机目掛けて突撃をかける。
「ギィーッ!」
つむじ風が起き、机の上にあった材料や調理器具が舞い上がる。そして鎌鼬はそれらを風に乗せ、海斗目掛けて飛ばしてきた。
「マジかよ!?」
包丁にボウル、キャベツやジャガイモ。シンクにあったたわし、鍋が蓋と二つに分かれて飛び掛かる。
「うわあーっ!」
『海斗ーっ!』
とっさにフライパンで包丁はガードしたものの、他のものにまで防御が間に合わない。ジャガイモが石のように海斗の体を打ち付ける。キャベツが腹にめり込む。大きめの鍋が頭に当たり、海斗は風にあおられるようにして吹き飛ばされる。
「う……」
調理前だったのか、鍋の中に何もなかったのは不幸中の幸いと言えたかもしれない。だが、固い調理器具や野菜は海斗に大きなダメージを与えていた。
「キィッ! キィッ!」
その様を見て鎌鼬は勝ち誇ったような喜悦の鳴き声を上げる。
「う……カイ…くん」
「美波……」
どうやら美波のいる机まで飛ばされたらしい。フライパンも一緒に飛ばされ、少し離れた場所に落ちていた。自分ももしかしてさっきのまな板のようになるのか、それとも美波のように熱に倒れるのか。
どちらにしろ、自分にもうできることはないのかもしれない。徐々に暗くなっていく視界に海斗は意識を――。
『しっかりしなさい、海斗!』
だが、ミサキの一喝に海斗の沈みかけた意識が覚醒する。
『あんたが倒れたら美波ちゃんはどうなるの! ううん、それだけじゃない。こいつが外に出たらもっと多くの人が襲われるかもしれないのよ!』
まだくらくらして焦点が定まらない。だが、もう意識を失うほどではなかった。まさか耳を塞いでも聞こえる声がこんなところで役に立つとは海斗も思わなかった。
「まったく……よく聞こえるな、お前の声は」
『なによ……あんたがやられたら私だってどうなるかわからないんだからね!』
机に手をかけ、海斗は必死に力を入れる。正直体中が痛い。可能なら寝ていたい。こんな状況に放り込まれ、いったい自分の日常はどこへ行ってしまったのか。
「はは……カッコ悪いなぁ」
自分よりも強い祖父なら鎌鼬を鮮やかに退治できるかもしれない。家には竹刀や木刀だけじゃない。先祖から伝わる刀もある。もしかしたら包丁でも立ち向かえるかもしれない。対して自分は武器と言えるものを持ち合わせていない。唯一の武器だったフライパンも落とした。
「それでもやるしかないよな……」
『海斗……』
朝から無様なところを見せてばかりだった。
突如ミサキが宿り、最悪の出会いから始まった今日。
祖父に引っ張られて稽古でボコボコにされた。
美波にハメられて学校祭の手伝いに巻き込まれることになった。
深雪にからかわれて慌てた。
そして今、妖怪に襲われてボロボロ。おまけにミサキに起こされる始末だ。
「いつまでもカッコ悪い姿、お前に見せてられないんだよ!」
一つ一つなら大したことのない事だったかもしれない。だけど今はその全てを見られてしまう存在がそばにいる。
これでも男だ、プライドがある。女の子に無様な姿を見せ続けて平気でいられるわけはない。体力も気力も尽きそうな中、必死になって海斗は体を起こす。
「キッ……?」
必死に立ち上がる海斗を見て鎌鼬も驚く。だが、その様子が今にも倒れそうだとわかると嗜虐的な笑みを浮かべ、再び彼目掛け、鎌を振り上げての突撃を仕掛ける。
『海斗、よけて!』
「くそっ……」
膝が動かない。せめて少しでも離れるため、腕で机を伝って――。
「これって……」
その時、机の上に置いてあったあるものに手が触れる。美波が使おうとしていたのか、その口は既に開いており、倒れた袋から中身が机にこぼれ広がっていた。
『海斗、早く逃げて!』
朝のやり取りが思い浮かぶ。鎌鼬が邪気を運び、呪いを運んで今のこの状況を作り出しているのならやる価値はあった。
「美波、借りるぞ!」
――お清めには粗塩なのです。
「一か八かだ、くらえ!」
海斗は手のひらいっぱいに粗塩をつかみ、目の前に迫る鎌鼬に向けて投げつけた。一直線に突っ込んで来た鎌鼬に方向を変える術はない。目の前に広がった粗塩に突っ込む。
「ギャアアアアッ!?」
「効いた!」
軌道が変わり、鎌鼬は海斗を逸れて床に落ちる。全身に粗塩をかぶり、鎌鼬が悲鳴を上げながらのたうち回る。
『海斗、今よ!』
「わかってる!」
倒れるように床に落ちているフライパンに手を伸ばし、もう一度それを握る。
「でやああああっ!」
フライパンを振り上げ、左手を上に、右手を下にして持つ。祖父の最も得意とする右上段の構えを取り、躊躇せず床の鎌鼬向けて振り下ろす。
「ギャーーッ!」
鈍い音と共に甲高い悲鳴が上がる。鎌鼬を構成していた邪気がその形をとどめていられなくなり、破裂するようにして霧散する。
「はあ……はあ…や、やった」
フライパンを持ち上げてみるとそこには何もいなかった。ようやく脅威が去ったことに海斗は力が抜け、机にもたれかかって安堵した。
「え……?」
『え……?』
だがその時、海斗の耳に何かが聞こえて来た。それはミサキにも同様に聞こえたものだった。
『やめて! お願い、やめて!』
『”お願い”だって。あんたが?』
『マジうける。こんなボロいノートがそんなに大事なの?』
深雪の嘆く声、それをあざ笑うようにして行われる行為。そして深雪の心の叫びが海斗とミサキに伝わって来る。
「な……」
『なによ、これ……』
海斗が先ほど会った二人の先輩。それが彼と出会う直前まで行っていたのは目を覆いたくなる所業だった。
『あんな二人、いなくなっちゃえばいいのに』
「――っ!」
寒気の走る冷えた声だった。いつも笑顔で自分に色々と料理を教えてくれた彼女からは想像ができない怨嗟に満ちた声。
深雪が怨みを向けた二人は家庭科室の一角で倒れている。料理部員たちは呪いに巻き込まれたとミサキは言った。その元凶は彼女たちだということになる。
「嘘だろ……あの妖怪を生み出したのが……静宮先輩?」
『どうして? どうしてわかってくれないの! 私はただ、皆と仲良くしたかっただけなのに!』
海斗には見せなかった深雪の本心。あの夕陽に染まった街を見下ろしながら、屋上で深雪は何を思っていたのか。
「ぐっ……」
『海斗?』
海斗は大人しく座ってなどいられなかった。まだ終わっていない。怨みの塊であった鎌鼬を倒すだけでは本当の解決ではないのだ。
「行かなきゃ……」
体を引きずりながら海斗は歩き出す。何となく彼には確信があった。きっと彼女がいるとしたらあの場所に違いないと――。
耳障りな鳴き声を発し、鎌鼬は海斗たちを鋭い目つきで見下ろした。
『海斗、気を付けて!』
「言われなくても!」
鎌鼬と言えば出会ったものに刃物で切ったような鋭い傷をつけるが、不思議と痛みもなく出血は無いとされる。
だが、その四肢に光る鎌を前に、海斗は息をのむ。あんなもので切られて痛みがないとは到底思えない。
「キィッ!」
「来たっ!?」
まっすぐ突っ込んで来た鎌鼬を、とっさに身をかがめてやりすごす。そのまま海斗は机の間を縫うようにして距離を取る。家庭科室と言うこともあり、グループで使う大きな机が遮蔽物になりやすいのが幸いだった。
「どうすればいいミサキ」
『えっ?』
「戦い方だよ。あんなのと戦う方法なんて俺は知らないぞ!」
『……ごめん、わからない』
「知らないのかよ!?」
『仕方ないでしょ、私だって全部覚えてるわけじゃないんだから!』
「キィッ!」
「わ、わ、来た!?」
海斗はとっさに机の上にあったまな板を手に取る。迫りくる鎌鼬に向けてかざし、その衝撃を受け止める。
「うわっ!」
だが、強い衝撃と共に海斗は弾き飛ばされる。盾にしていたまな板は真っ二つにされ、彼の足元にカランと落ちた。
「嘘だろ、プラスチックのまな板だぞ!?」
「キィィッ!」
『海斗、包丁!』
「無理だ。あっちの方が刃物のリーチが長い!」
そもそも海斗に刃物同士の戦闘など経験は皆無だ。いくら海斗が祖父と剣術の稽古をしているとはいえ、竹刀とはリーチも違う。妖怪相手に立ち回れるとは思えない。
「それに、もし落としでもしたら周りの子を傷つけるかもしれない」
視線の向こうには苦しそうに息をつく美波の姿があった。もし包丁が欠けたら、それが誤って彼女の下へ飛んでいったら。考えたくもない。
『じゃあ何か固くて防げるもの!』
「これならどうだ!」
コンロの上にあったフライパンを手に取る。迫る鎌鼬に向けて海斗は思い切り振り上げた。
「ギャッ!」
強い衝撃は受けたが、今度は両断されはしない。それどころか鎌鼬の方が海斗の一撃で弾き飛んだ。
「効いた!」
『ナイス!』
だが鎌鼬は風を起こし、空中で制動をかける。そして、今度は海斗ではなく、近くの机目掛けて突撃をかける。
「ギィーッ!」
つむじ風が起き、机の上にあった材料や調理器具が舞い上がる。そして鎌鼬はそれらを風に乗せ、海斗目掛けて飛ばしてきた。
「マジかよ!?」
包丁にボウル、キャベツやジャガイモ。シンクにあったたわし、鍋が蓋と二つに分かれて飛び掛かる。
「うわあーっ!」
『海斗ーっ!』
とっさにフライパンで包丁はガードしたものの、他のものにまで防御が間に合わない。ジャガイモが石のように海斗の体を打ち付ける。キャベツが腹にめり込む。大きめの鍋が頭に当たり、海斗は風にあおられるようにして吹き飛ばされる。
「う……」
調理前だったのか、鍋の中に何もなかったのは不幸中の幸いと言えたかもしれない。だが、固い調理器具や野菜は海斗に大きなダメージを与えていた。
「キィッ! キィッ!」
その様を見て鎌鼬は勝ち誇ったような喜悦の鳴き声を上げる。
「う……カイ…くん」
「美波……」
どうやら美波のいる机まで飛ばされたらしい。フライパンも一緒に飛ばされ、少し離れた場所に落ちていた。自分ももしかしてさっきのまな板のようになるのか、それとも美波のように熱に倒れるのか。
どちらにしろ、自分にもうできることはないのかもしれない。徐々に暗くなっていく視界に海斗は意識を――。
『しっかりしなさい、海斗!』
だが、ミサキの一喝に海斗の沈みかけた意識が覚醒する。
『あんたが倒れたら美波ちゃんはどうなるの! ううん、それだけじゃない。こいつが外に出たらもっと多くの人が襲われるかもしれないのよ!』
まだくらくらして焦点が定まらない。だが、もう意識を失うほどではなかった。まさか耳を塞いでも聞こえる声がこんなところで役に立つとは海斗も思わなかった。
「まったく……よく聞こえるな、お前の声は」
『なによ……あんたがやられたら私だってどうなるかわからないんだからね!』
机に手をかけ、海斗は必死に力を入れる。正直体中が痛い。可能なら寝ていたい。こんな状況に放り込まれ、いったい自分の日常はどこへ行ってしまったのか。
「はは……カッコ悪いなぁ」
自分よりも強い祖父なら鎌鼬を鮮やかに退治できるかもしれない。家には竹刀や木刀だけじゃない。先祖から伝わる刀もある。もしかしたら包丁でも立ち向かえるかもしれない。対して自分は武器と言えるものを持ち合わせていない。唯一の武器だったフライパンも落とした。
「それでもやるしかないよな……」
『海斗……』
朝から無様なところを見せてばかりだった。
突如ミサキが宿り、最悪の出会いから始まった今日。
祖父に引っ張られて稽古でボコボコにされた。
美波にハメられて学校祭の手伝いに巻き込まれることになった。
深雪にからかわれて慌てた。
そして今、妖怪に襲われてボロボロ。おまけにミサキに起こされる始末だ。
「いつまでもカッコ悪い姿、お前に見せてられないんだよ!」
一つ一つなら大したことのない事だったかもしれない。だけど今はその全てを見られてしまう存在がそばにいる。
これでも男だ、プライドがある。女の子に無様な姿を見せ続けて平気でいられるわけはない。体力も気力も尽きそうな中、必死になって海斗は体を起こす。
「キッ……?」
必死に立ち上がる海斗を見て鎌鼬も驚く。だが、その様子が今にも倒れそうだとわかると嗜虐的な笑みを浮かべ、再び彼目掛け、鎌を振り上げての突撃を仕掛ける。
『海斗、よけて!』
「くそっ……」
膝が動かない。せめて少しでも離れるため、腕で机を伝って――。
「これって……」
その時、机の上に置いてあったあるものに手が触れる。美波が使おうとしていたのか、その口は既に開いており、倒れた袋から中身が机にこぼれ広がっていた。
『海斗、早く逃げて!』
朝のやり取りが思い浮かぶ。鎌鼬が邪気を運び、呪いを運んで今のこの状況を作り出しているのならやる価値はあった。
「美波、借りるぞ!」
――お清めには粗塩なのです。
「一か八かだ、くらえ!」
海斗は手のひらいっぱいに粗塩をつかみ、目の前に迫る鎌鼬に向けて投げつけた。一直線に突っ込んで来た鎌鼬に方向を変える術はない。目の前に広がった粗塩に突っ込む。
「ギャアアアアッ!?」
「効いた!」
軌道が変わり、鎌鼬は海斗を逸れて床に落ちる。全身に粗塩をかぶり、鎌鼬が悲鳴を上げながらのたうち回る。
『海斗、今よ!』
「わかってる!」
倒れるように床に落ちているフライパンに手を伸ばし、もう一度それを握る。
「でやああああっ!」
フライパンを振り上げ、左手を上に、右手を下にして持つ。祖父の最も得意とする右上段の構えを取り、躊躇せず床の鎌鼬向けて振り下ろす。
「ギャーーッ!」
鈍い音と共に甲高い悲鳴が上がる。鎌鼬を構成していた邪気がその形をとどめていられなくなり、破裂するようにして霧散する。
「はあ……はあ…や、やった」
フライパンを持ち上げてみるとそこには何もいなかった。ようやく脅威が去ったことに海斗は力が抜け、机にもたれかかって安堵した。
「え……?」
『え……?』
だがその時、海斗の耳に何かが聞こえて来た。それはミサキにも同様に聞こえたものだった。
『やめて! お願い、やめて!』
『”お願い”だって。あんたが?』
『マジうける。こんなボロいノートがそんなに大事なの?』
深雪の嘆く声、それをあざ笑うようにして行われる行為。そして深雪の心の叫びが海斗とミサキに伝わって来る。
「な……」
『なによ、これ……』
海斗が先ほど会った二人の先輩。それが彼と出会う直前まで行っていたのは目を覆いたくなる所業だった。
『あんな二人、いなくなっちゃえばいいのに』
「――っ!」
寒気の走る冷えた声だった。いつも笑顔で自分に色々と料理を教えてくれた彼女からは想像ができない怨嗟に満ちた声。
深雪が怨みを向けた二人は家庭科室の一角で倒れている。料理部員たちは呪いに巻き込まれたとミサキは言った。その元凶は彼女たちだということになる。
「嘘だろ……あの妖怪を生み出したのが……静宮先輩?」
『どうして? どうしてわかってくれないの! 私はただ、皆と仲良くしたかっただけなのに!』
海斗には見せなかった深雪の本心。あの夕陽に染まった街を見下ろしながら、屋上で深雪は何を思っていたのか。
「ぐっ……」
『海斗?』
海斗は大人しく座ってなどいられなかった。まだ終わっていない。怨みの塊であった鎌鼬を倒すだけでは本当の解決ではないのだ。
「行かなきゃ……」
体を引きずりながら海斗は歩き出す。何となく彼には確信があった。きっと彼女がいるとしたらあの場所に違いないと――。
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