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しおりを挟む「もう、キョウ君笑わないでよ~。姫始めは伝統行事なんだから厳かに執り行わないとダメなんだよ。童貞小人終わりね、次、小人④……そうだな……関西弁!」
「関西弁……関西弁か……」
自分のおちんちんを弄りながら関西弁、関西弁としばらく言い続けたキョウ君は、やっと関西弁の精が舞い降りてきてくれたようだ。
私に向かってニヤリと意味深な笑みを投げかけると、プレイを開始しはじめた。
「ねーちゃん、股開きぃやぁ。俺のチンポ突っ込んだるさかいな。ほないくで~……冗談ちゃうで、笑っとたらアカンで。挿れるで~挿れるで~…入ったで~。あんじょう入ったで~笑っとたらアカンで~」
「ちょ、キョウ君……抜いて。一回抜いて。笑いすぎて……だめ……」
予想の上をいくキョウ君の関西弁に私はベッドの上で笑い転げる。
笑いすぎてセックスできない。このまま挿入していたら膣痙攣とかになりそうだ。
「タミちゃん、笑いすぎたらできないから、もうちょっとシリアスなキャラでやろう。厳かな伝統行事風に」
一瞬でおちんちんを抜かれてしまったキョウ君は、がっかり顔で私にクレームを入れる。
たぶん演じている方は演じるのに必死でそれほど可笑しくはないのだろう。
「…ごめん、えっと…じゃあ…真面目な感じで…小人⑤軍人!」
「大佐、突撃準備完了であります!大砲かまえー!ガガガガ…発射ー!」
ガガガガ…と言いながら、大砲おちんちんを私の股の間に標準を合わせたキョウ君に私は再び笑い転げた。
違う、なんだかイメージしていたのと全然違う。全然シリアスではないではないか。
「キョウ君待って、軍人は止めよう。小人⑥……犬」
「ワンワン!ワンワンワンワン!ワォーン!」
犬のイメージはしやすかったみたいで、キョウ君は一瞬で犬になりきるとハァハァ舌を出して私の顔を舐めてきた。
私の全身がベチャベチャになるまで肌に舌を滑らせ、ワンワン吠えるキョウ君。
なんだか本当に愛犬と遊んでいる気分になってきた私は、ベッドの上でゴロゴロと転げ回るキョウ君犬を撫でて戯れる。
だけどこの犬は間違いなくサカッているのだ。
ワンコは私の背後に回ると飛び掛ってきて、硬くなっているモノを私のお尻に押し付けてきた。
両手が使えない犬のはずなのに、キョウ君は私のお尻を遠慮なく掴んで持ち上げると後ろから挿入してくる。
「あ…ぁ…あ、あ…や、いい…」
挿れたり抜いたりしていたからフラストレーションが溜まっていたのだろう。
キョウ君はいきなり激しく動き始めた。強く突き上げ私の最奥を押し上げる。
パン、パン、パン、と肌を打ち合わす音が響き、私の喘ぎ声に重なった。
キョウ君のおちんちんは大きいから、後ろから思いっきり突かれると内臓が持ち上がるようだ。
体の隅々まで支配されたような感覚に私はゾクゾクと鳥肌をたて、さらに潤いを滴らせる。
「あ…おっきいよぉ…キョウく…ん…気持ち…いい…」
「ガゥ!」
返事の代わりにうなじを噛まれた。
気持ちよすぎてキョウ君が犬なのを忘れていた。
でもこの体勢、どっちかというと私の方が犬。
「キョウ君……さ……いご……小人⑦……天然」
「……テンネン?」
「ぁ……キョウ君の……地でいけるからぁ……ぁ……」
「え? 俺ってテンネン?」
言いながらもキョウ君は腰をつかい続ける。もう二人とも止まることなんてできなかった。
ただ強く抱き合って、唇を貪りあい、夢中で快楽を受け止める。
愛の行為はいつだって少し暴力的で、たくさん気持ちよくて、私たちを狂わせる。
限界までそれを楽しみ、全身で二人の絆を確認したあと、私たちはゆっくりと長い絶頂から降りてきた。
そして七人の小人を演じきったキョウ君は、いつものキョウ君に戻った。
「タミちゃん。姫始めの行事つつがなく終わったから、今年も一年安泰だね」
キスをくれながらそう言ったキョウ君に、私は「今年もよろしくお願いします」と改めて挨拶をする。
ついでに本当の“姫始め”の意味を教えてあげた。
「こっちの白雪姫始めのほうがいいよ。来年もこれで姫始めようよタミちゃん!」
そう言ったキョウ君は、やっぱり天然の巨チン生物だ。
【 完 】
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