ランキング1位プレイヤーは、異世界召喚される

神谷ラノベ

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一章 終わりのゲーマー生活 始まりの異世界ロード

新たな敵襲

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人が住んでる集落に行こうと目的は決まっているけど、先程異世界に来た俺は道が分からず
何時間も草原で迷ってしまい疲れ始める。

  「はぁ~、はぁ~、一体何時間歩けば集落に着くんだよ!  この草原広すぎるだろ」
   俺は草原で何回も同じ道を通る事に。
「 って言うか、普通異世界に召喚されるなら俺を召喚した人が現れるだろ!
   始めの時点で間違ってるし、そもそも引きこもりの俺が体力があると思うかよ」
   最初から俺の異世界生活が間違ってると思い込む。


そりゃそうだろ!  俺がたまに読んでいるラノベの作品では異世界召喚した時には、もう既に異世界召喚した人物が現れるパターンだろ。
悔しそうな顔で、拳をギュッと握り込む。
     そんな事を考えている時、そんなに遠くはないけど馬車の音が聞こえる。
馬車の音が聞こえるなら、人が乗っていると思い音が聞こえる方に走り出す。


草原を抜けると、先ほど聞こえた馬車を見つけじっと見つめる。
かなりの速度で草原を抜けようと駆け抜けて行く。
馬車の横には、護衛ごえいの人達が馬に乗って並走し数々の馬の馬蹄の音が響く。
    地面に落ちている石に車輪が乗り上げ、たまに車体が跳ね上がる。

かなりの速度で走っている馬車を見て、俺は草原から馬車の後方をそっと見つめる。
草原から見ると、辺りには馬車と馬の跡の音が響くのみで他には特に異常は見当たらない。
異常と言えば、馬車の速度に数々の護衛。
まるで馬車に乗っている人を襲われないように必死に守ってるように見える。


一方その頃、馬車の中ではもう既に異常事態が始まっている。
「ガハハハハ、今日は嬉しい事だらけだ!   そうだろ手前ぇら!!」
「へい、かしらの言う通りです。 これだけの人数の奴隷を奴隷商人どれいしょうにんから奪うとは、さすが頭!
一生頭に付いて行きます」
「おう、お前らは一生俺様から付いて来い」
頭の言葉で、部下達は馬車の中で一生付いて行きますっと、叫び出す。


奴隷商人どれいしょうにん

奴隷を専門に扱う人を奴隷商人と呼ぶ。
借金でも身売りや親に売られた子や犯罪で国から仕入れてくる。
奴隷は鎖に繋いだり牢屋や独房に入れて逃げられないようにしている。
たまに奴隷達を服や裸のまま鎖に繋ぐ奴隷商人がいる。
多分趣味でやってる人がかなり多い。
奴隷の価値に合わせた食事・部屋を与える。


「それで頭、この奴隷達どうしますか?
売りますか! もし売るなら一人ぐらいやらして下さいよ! 
    一人ぐらい値段が下がっても他の奴隷達は高く売れますからお願いしますよ頭」

「バカヤロウ!!  お前がやったら、値段どころか、非売品になるじゃねぇか!
    手前ぇらより、俺様がやった方が高く売れるんだよ!分かったか!!」
「へい、了解っす!! それじゃ連れて来ますので、どの奴隷にしますか?」
「ううむ、そうだな!まずは育ち始めの可愛い女の子が良いかな。 一回ぐらい出しても買う人にはバレないしな!
それじゃ始めは…… 」


奴隷を選ぼうとした時、馬車の車体が凄い揺れで始まり、瞬間、馬車が急に停止してしまう。
    部下の一人が何が起きているか確かめに、運転手の方に向かって走り出す。
     「おい、急に止まってどうしたんだ? これから頭が楽しい事が始まるって言うのに……って、うわああああ!!」

部下がなぜ慌てた顔で叫んだと言うと、運転手の姿だった。

部下が見たのは、何本の矢が運転手の身体中に刺さってる姿。
今の現状を頭に教えようと、再び馬車の中に戻る事に。
「頭、大変です!! 敵襲です。まだ敵の姿が見えないですけど、今の内に逃げましょう」
頭と喋ってる途中に、風切音がして複数の矢が飛んでいた。


「ぐはっ!?」

矢が部下の背中に貫き、鈍い音と共に、三本の矢が突き立つ。
瞬間、矢を刺さった部下の血が馬車の中に広がり、頭の目の前で倒れる。
馬車の中では、真っ赤な部屋が出来上がる。


さらに矢が茂みから放たれ、奴隷達を逃げないように守ってる5人の護衛に突き刺さる。
「くそったれ!!頭、俺達が倒しますので、頭はここで待って下さい!!」
「おい、手前ぇら勝手に行くんじゃねぇ!!」
     頭は部下を止めようとしてるけど、部下は頭の言葉を聞かず、馬車に置いている武器を持ち馬車から降り矢を放ってる茂みの方に4人の部下が襲いかかる。


しかし、敵は茂みに潜んでるから4人の部下から距離間があり敵の方が有利で、また再び茂みから複数の矢が放たれ、4人の部下の身体中に矢が貫き鈍い音と共に、倒れる。
全滅した後、茂みから突如姿を現し、馬車の方に向かいだす。

「くそ、一体何が起きてるんだ!?」
頭は、外で一体何が起きてるか分からず、馬車の端っこに座り込む。
座り出すと、外から沢山の足音が聞こえ馬車の方に歩いてきてる。

突如、誰かが馬車の中に入り頭の前で立ち止まり何者かが頭に告げる。
「おやおや、まだ敵が一人居ますね!」
頭は、告げられた人の方に顔を向け、怒った顔で喋り出す。
「貴様、何者だ! それに俺様の部下はどうした」
「そう慌てないで下さいよ!ちゃんと説明しますので。
まずは、貴方の部下なんですけど、私の護衛達が殺しましたよ。命を絶ってね!
そして私の名前は、イリアム・アムトレア!
皆さんには、イリアムと言われてますのでイリアムと言って貰えば嬉しいです」




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