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第1章 安息の地へ!
第一声 あらまあ、べっぴんさん!
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今日も残業続きの私…流石にノットキュートだわ………がんばぇ~、絶世の美女こと私~…、あと2駅で愛しのマイホームだ…
と、__線の終電に揺られながらぼやく、30手前の絶世の美女(自称)は北寄頼依という。
この調子であるが、腐っても本作の主人公であるため、温かいまなざしで見守っていてほしい。あ、ちなみに私は頼依ちゃんを召喚した張本人で~
むにゃむにゃ……さっきから誰よ…。うるさいっての…
って!!待てい!!誰だ今の紹介したやつ!!私はこの道数年、星影のえるでやってるんじゃい!!!!
あら、やっと起きた~?やほやほ~どもども~こんばんちゃ~あっわこt
は!?誰よアンタ!ってかイマドキピコ動のノリは古いからやめなさい!あとナレーションから戻ってきなさい!対面してるんだから!いやそもそもここどこよ!!
ものすごい権幕で頼依が言う。
え~人が喋ってるのを遮ってまでそんなこと言わなくても…
しょんぼり顔だがすぐに調子を戻して、
はい、戻りましたよ~と。
んん~?あなた、思ってたより老け顔ね~?おいくつだっけ~?えっとたしか29とはt
あっおい!さっきから黙って聞いてれば!失礼な奴だなほんとに!自分ちょっっっと顔がいいからって調子乗ってレディにそんなこと言うんじゃないわよ!!!
先ほどとは比べ物にならないくらいの勢いで怒鳴る。
んも~冗談よ冗談。というか、失礼なのはどっちよ~。まず、初対面の人に向かってその口調は無くなぁ~い?あと私、一応あなたのことをここに召喚できるくらいにはすごい人なんだからっ!
と、誇らしそうな話し相手を横目に、
あーあーそれは大変失礼しました。
すごい人なのはよーく分かったから、私の質問に答えてもらっていい?
(話し相手のむすーーっとした顔と頼依の不思議そうな顔)
しばしの沈黙の後、
ですかーー?
と付け足す。
そぅそぅえらぁ~い!!女神にこにこご満悦♡
それでね、さっきの質問にこt…
何度目かもはや分からないが、またもや遮って、
は?女神?召喚??マジでどういうこと???
頼依が困惑していると、
いや召喚はさっきも言ったわよ。
まあ、あなた疲れてなければそこそこかわいい顔してるから、その顔に免じて最初から教えてあげるから静かに聞きなされ。
謎に得意げな話し相手、もとい女神の話をしばし聞くことにした…。
と、__線の終電に揺られながらぼやく、30手前の絶世の美女(自称)は北寄頼依という。
この調子であるが、腐っても本作の主人公であるため、温かいまなざしで見守っていてほしい。あ、ちなみに私は頼依ちゃんを召喚した張本人で~
むにゃむにゃ……さっきから誰よ…。うるさいっての…
って!!待てい!!誰だ今の紹介したやつ!!私はこの道数年、星影のえるでやってるんじゃい!!!!
あら、やっと起きた~?やほやほ~どもども~こんばんちゃ~あっわこt
は!?誰よアンタ!ってかイマドキピコ動のノリは古いからやめなさい!あとナレーションから戻ってきなさい!対面してるんだから!いやそもそもここどこよ!!
ものすごい権幕で頼依が言う。
え~人が喋ってるのを遮ってまでそんなこと言わなくても…
しょんぼり顔だがすぐに調子を戻して、
はい、戻りましたよ~と。
んん~?あなた、思ってたより老け顔ね~?おいくつだっけ~?えっとたしか29とはt
あっおい!さっきから黙って聞いてれば!失礼な奴だなほんとに!自分ちょっっっと顔がいいからって調子乗ってレディにそんなこと言うんじゃないわよ!!!
先ほどとは比べ物にならないくらいの勢いで怒鳴る。
んも~冗談よ冗談。というか、失礼なのはどっちよ~。まず、初対面の人に向かってその口調は無くなぁ~い?あと私、一応あなたのことをここに召喚できるくらいにはすごい人なんだからっ!
と、誇らしそうな話し相手を横目に、
あーあーそれは大変失礼しました。
すごい人なのはよーく分かったから、私の質問に答えてもらっていい?
(話し相手のむすーーっとした顔と頼依の不思議そうな顔)
しばしの沈黙の後、
ですかーー?
と付け足す。
そぅそぅえらぁ~い!!女神にこにこご満悦♡
それでね、さっきの質問にこt…
何度目かもはや分からないが、またもや遮って、
は?女神?召喚??マジでどういうこと???
頼依が困惑していると、
いや召喚はさっきも言ったわよ。
まあ、あなた疲れてなければそこそこかわいい顔してるから、その顔に免じて最初から教えてあげるから静かに聞きなされ。
謎に得意げな話し相手、もとい女神の話をしばし聞くことにした…。
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