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第2章 新たな仲間
第12話 失ったものと戦いの横で
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ソラは上げていた右腕を下ろすと、槍たちが一瞬光を強めたかと思うと、いつの間にか元の壊れたラケットに戻っていた。
そのまま犬がいた場所へとソラは歩き青色の首輪を拾うと、首輪の裏を見て呟いた。
「……やっぱりか……」
「……ソラくん、どうしたの?」
と夢野の怪我を治し終わった花霞が心配そうに聞く。
「……ちょっとこの犬を知っていただけだ。……どうってことない」
そのソラの顔は一昨日の……夢野がラビ助を刺した時の顔に似ていた。
「そんなの嘘だってバレバレだよ」
「そうか……やはり俺には感情を隠すのは向いていないらしい。……スマンが今日はもう帰らせてもらう。いいか? アラタと夢野」
「……うん。良いよ」
「私も良いですよ。少しでも長く休んでください……」
「そうか、……ありがとう」
と言ってソラは鳥居の方へと歩いていく。
その後ろ姿が見えなくなると花霞はこちらを向き言った。
「それじゃあ…私ももう帰るね……」
「ああ、わかった。今日はありがとう、花霞」
「私もさっきはありがとうございました花霞さん!!」
と言って夢野が頭を下げると花霞が笑顔で返した。
「今後も怪我したら私に任せてね! それじゃあ2人ともまた明日!」
「うん、また明日」
花霞が僕達に手を振り神社を出ていった。
「それじゃあ、僕達も帰ろうか。……夢野?」
何かあるのか、夢野が近くの草むらの方を見ていた。
「あっ、すいません……そうですね帰りましょう」
そうして僕達も神社を後にした。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
アラタと夢野が影と戦っている横である3人組が草むらから戦いの様子を見ていた。
「あのー、俺たち今何やってるんスか?」
と金髪の男が横にいるリーダーらしき黒髪の男に聞いた。
「様子見」
と黒髪の男は答えた。
「まぁ、それはわかりますけど……いいんスか?助けに行かなくて」
「別に危なくなってからでいいだろ」
と黒髪のロングヘアーの女が答える。
「ああ、彼ら……主に操上にとって、この影との戦闘は大事なものとなる……ウッ!」
と言った直後に黒髪の男が倒れそうになるが倒れる寸前で持ち堪える。
そんな黒髪の男を見て金髪の男は慌てながら声をかける。
「大丈夫っスか!?やっぱり最近、「能力」使いすぎたせいっスよ!」
すると女の方も心配しながら声をかける。
「そうだ、これが終わったらしっかり休んでおけ。どうせ明日も「能力」を使うんだろ?」
「ああ……」
と言うのとほぼ同時に鳥居の方から声が聞こえる。
「アラタ!夢野!」
黒髪の男がクスッと笑う。
「フッ……やっと来たか……」
と言って男は立ち上がった。
「あれ?もう行くんスか?」
「ああ、アイツが来ればもう大丈夫だろう。気になるなら最後まで見てったらいいんじゃないか?」
「んー……あのと茶髪のやつがちょっと気になるんでもう少しだけ見てるッスね。先輩はどうするんっスか?」
と金髪の男は女に聞く。
「……私ももう良い。帰らせてもらう」
「そうスか……それじゃあ先輩たちまた明日っス!」
と金髪の男は2人に向かって手を振る。
「ああ」
と言って、その2人の男女は暗闇の中へと消えていった
そのまま犬がいた場所へとソラは歩き青色の首輪を拾うと、首輪の裏を見て呟いた。
「……やっぱりか……」
「……ソラくん、どうしたの?」
と夢野の怪我を治し終わった花霞が心配そうに聞く。
「……ちょっとこの犬を知っていただけだ。……どうってことない」
そのソラの顔は一昨日の……夢野がラビ助を刺した時の顔に似ていた。
「そんなの嘘だってバレバレだよ」
「そうか……やはり俺には感情を隠すのは向いていないらしい。……スマンが今日はもう帰らせてもらう。いいか? アラタと夢野」
「……うん。良いよ」
「私も良いですよ。少しでも長く休んでください……」
「そうか、……ありがとう」
と言ってソラは鳥居の方へと歩いていく。
その後ろ姿が見えなくなると花霞はこちらを向き言った。
「それじゃあ…私ももう帰るね……」
「ああ、わかった。今日はありがとう、花霞」
「私もさっきはありがとうございました花霞さん!!」
と言って夢野が頭を下げると花霞が笑顔で返した。
「今後も怪我したら私に任せてね! それじゃあ2人ともまた明日!」
「うん、また明日」
花霞が僕達に手を振り神社を出ていった。
「それじゃあ、僕達も帰ろうか。……夢野?」
何かあるのか、夢野が近くの草むらの方を見ていた。
「あっ、すいません……そうですね帰りましょう」
そうして僕達も神社を後にした。
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アラタと夢野が影と戦っている横である3人組が草むらから戦いの様子を見ていた。
「あのー、俺たち今何やってるんスか?」
と金髪の男が横にいるリーダーらしき黒髪の男に聞いた。
「様子見」
と黒髪の男は答えた。
「まぁ、それはわかりますけど……いいんスか?助けに行かなくて」
「別に危なくなってからでいいだろ」
と黒髪のロングヘアーの女が答える。
「ああ、彼ら……主に操上にとって、この影との戦闘は大事なものとなる……ウッ!」
と言った直後に黒髪の男が倒れそうになるが倒れる寸前で持ち堪える。
そんな黒髪の男を見て金髪の男は慌てながら声をかける。
「大丈夫っスか!?やっぱり最近、「能力」使いすぎたせいっスよ!」
すると女の方も心配しながら声をかける。
「そうだ、これが終わったらしっかり休んでおけ。どうせ明日も「能力」を使うんだろ?」
「ああ……」
と言うのとほぼ同時に鳥居の方から声が聞こえる。
「アラタ!夢野!」
黒髪の男がクスッと笑う。
「フッ……やっと来たか……」
と言って男は立ち上がった。
「あれ?もう行くんスか?」
「ああ、アイツが来ればもう大丈夫だろう。気になるなら最後まで見てったらいいんじゃないか?」
「んー……あのと茶髪のやつがちょっと気になるんでもう少しだけ見てるッスね。先輩はどうするんっスか?」
と金髪の男は女に聞く。
「……私ももう良い。帰らせてもらう」
「そうスか……それじゃあ先輩たちまた明日っス!」
と金髪の男は2人に向かって手を振る。
「ああ」
と言って、その2人の男女は暗闇の中へと消えていった
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