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六章/派遣学生と交流会
36.交流会
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「交流の一環として、我が校は無才学園と百合ノ宮学園とで体育祭までの間、交流をする事になりました」
担任の万里江がそう話す内容にEクラスはだるそうな声をあげた。日下部を除いて。
無才学園とは生粋の男子校。最近二年E組に派遣してきた日下部天弥の出身校で、幼稚舎から高等部まで閉鎖された空間のためか、女とあまり関わった事がない者が多く、ホモしかいない男子校として有名である。
反対に百合ノ宮学園は華の女子校である。世間でも有名な超お嬢様学園と評判で、こちらも同じ理由で同性愛者が多い。無才学園と経営するグループが同じなために兄妹校として扱われているが、無才と百合ノ宮の生徒会同士が不仲なためにあまり兄妹校として思われたくないのだとか。
二校がなぜ仲が悪いのかは、同族嫌悪や異性に対して嫌悪感を抱いているせいだとの事。
そんな三校は、メディアで【日本のトップを争うセレブライバル校トリオ】と煽り文句で取り沙汰されているが、百合ノ宮はともかく無才が一方的に開星をライバル視しているせいで、マスコミの連日のごり押し報道でライバル御三家という立ち位置になってしまっている。
開星からすればライバル視されていい迷惑だが、無才からすれば異常に燃えていて、いつか二流学園へと蹴落としてやりたいという陰謀説まで持ち上がっている。
しかしどういう経緯か、その御三家がライバルから友情へをスローガンに、なぜか交流会が開かれる事になった。
体育祭は三校合同でしようという案が決定されて、注目度の高さから最近校門前でよくマスコミ連中を見かける事が多い。
噂では全国的に有名なその三校の名をさらに世に広めるために、理事長共がマスコミから賄賂をもらって強引にそう仕向けたとかなんとか耳にした。
「無才と百合ノ宮も相当な金持ち学園て聞くけど、開星と比べてあんまり名前聞かないよね」と、由希。
「閉鎖的な所だからだろ。その上同性愛の巣窟なんて全国にあまり知られたくない事実だからいろんな意味で忖度したんじゃね?知らんけど」
吉村がそう返すと、どこからわいて出たのか日下部も強引に話しに割り込んできた。
「友達なら同性愛をバカにするな!おれがいた無才学園はたしかにホモしかいないがおれもホモだ!なんせ小さい頃から親以外で女子と話した事なんてほとんどないからな!そんな俺の現恋人は無才学園の生徒会長なんだぜー!すっげーだろ!会長は超絶イケメンで勉強も運動もできるんだー!お前ら一目見たら腰抜かすぞー!だからって俺の恋人だから友達にはやらねーからな!!」
「「「いらねーよ!!」」」
そこまで誇らしげに言い張る日下部は、どうやら無才学園の生徒会長に相当惚れこんでいるようである。矢崎に恋人にしてやるとか言っておきながら、自分都合でコロコロ恋人が変わるものだ。
「幼稚舎からずっと無才学園なら、女なんてほとんど見た事ないと言われても無理ないだろうな。鎖国的な山奥に学校があるって話だしよ」
「っつーか小さい頃から男しか見てないとかある意味損してるよな。女体のよさを知らないなんてよ。気づけば自然とそれが当たり前になってて、世間様の感覚とズレていくわけか。哀れだよ」
そう話すなっちは根っからの女好きのクラスメートだ。
女好きからすれば、ホモだらけの男子校なんてこの世の地獄だろう。
「ふむふむ。やっぱ王道学園よね~無才って」
「だから王道学園てなんだよ由希」
「そのまんまの意味よ。閉鎖された空間の男子校はBL学園での醍醐味だからそう言われてんの。まあ、今はだいぶ古化してるけどね」
「逆パターンでいえば百合ノ宮もそうなんだろうな」
たしか妹の未来もそんな事を言っていた気がする。
柔道の稽古をしていると思えば、休憩の合間に友達から貸してもらったBL本を読んでいた時があった。その内容が王道学園だとか言っていた。
つまり、王道学園てなんだって話だ。
別に知りたいと思わんから調べはしないが、学園系乙女ゲームでいう主人公の女の子を男子にしたような話か。まあなんでもいいけど。
*
「百合ノ宮と無才学園か」
ラウンジではいつものように四天王が飲み物片手にくつろいでいた。
相田は女の子とマージャンを楽しみ、穂高はどこで拾ってきたのかわからない子猫と戯れ、ハルは小説を読んでいる。直は窓辺に座って外の様子をぼうっと眺めていた。
「そういえば百合ノ宮ってハル君のいとこがいるんだっけ」
「ああ。最近副会長になって忙しいと言っていた。会うのは久しぶりだな」
「それと百合ノ宮の生徒会長さんて、昔直君の元婚約者だったんでしょ?」
穂高が思い出したように訊く。
「どうでもいいだろうがあんな女の事など。初等部の頃の事など思い出させるな」
「そんな事言っちゃって~相変わらずの言い草だね。せっかく久々に逢うのに元婚約者同士でしょ」と、相田。
「うっせぇ。あんなクソ女と婚約しあってたとか黒歴史だろ」
直は顔をしかめてそっぽを向く。
「あはは。相当嫌だったみたいだね。いろんな意味でお似合いだと思ったのになぁ。ま、百合ノ宮はともかくとして、もう一方の無才学園て最近よくこの学校に隠れて偵察に来る奴らの事かなぁ」
穂高が子猫の頭を撫でながら言う。
「多分な。聞いた噂じゃ無才学園のスパイがこの学校にいるらしい」
小説から目を離さずにハルが返す。
「スパイねぇ。別にこの学校の事なんて知ってもどうでもいい事ばかりなのに変な奴らだよね。暇人ていうかァ~直はどう思うー?」
「どうでもいい。あんな格下学園」
窓を見ている直は全く興味がなさそうである。
「フムフム。けど、体育祭はその無才と百合ノ宮とでやるんでしょ?んで場所もこの学校でするんだっけ。うっわ、あっちらさんのホモばかりがこの学園に流れてくると思うと超うざァ。野郎はマジいらないんだけど。でも百合ノ宮はいいかなあ。可愛い女の子同士がイチャコラしてたら目の保養になるしィ、むさくないしね」
「そんな拓実は男である架谷がお気に入りだろう。ホモと変わらんぞ」と、突っ込むハル。
「甲斐ちゃん相手では別なの!オイラはいたって女好きのノーマルだからね。そこらのゲイとかホモとかと一緒にしないでくれる?性別では女の子じゃないと無理だけど、甲斐ちゃんだけはなんかオッケーなの!」
それも大して変わらんが……と、ハル。
「ぼくも野郎はいやだなあ。甲斐君は好きだけどねー。ハル君は?」
「……なぜ俺に振る」
「ハル君は甲斐君の事どう思ってるのかなあって純粋に知りたくなった」
「別にどうも思っていない。あんな目に遭いながらも毎日学校に来ている強い人間だとは思っているがな」
「ふーん」
数日後、無才学園から四人の生徒会役員が開星の地を踏む事となった。百合ノ宮学園は諸事情により生徒会長と副会長の二名だけが来る事になっている。
二校のトップ達がついに開星へ集結した。
担任の万里江がそう話す内容にEクラスはだるそうな声をあげた。日下部を除いて。
無才学園とは生粋の男子校。最近二年E組に派遣してきた日下部天弥の出身校で、幼稚舎から高等部まで閉鎖された空間のためか、女とあまり関わった事がない者が多く、ホモしかいない男子校として有名である。
反対に百合ノ宮学園は華の女子校である。世間でも有名な超お嬢様学園と評判で、こちらも同じ理由で同性愛者が多い。無才学園と経営するグループが同じなために兄妹校として扱われているが、無才と百合ノ宮の生徒会同士が不仲なためにあまり兄妹校として思われたくないのだとか。
二校がなぜ仲が悪いのかは、同族嫌悪や異性に対して嫌悪感を抱いているせいだとの事。
そんな三校は、メディアで【日本のトップを争うセレブライバル校トリオ】と煽り文句で取り沙汰されているが、百合ノ宮はともかく無才が一方的に開星をライバル視しているせいで、マスコミの連日のごり押し報道でライバル御三家という立ち位置になってしまっている。
開星からすればライバル視されていい迷惑だが、無才からすれば異常に燃えていて、いつか二流学園へと蹴落としてやりたいという陰謀説まで持ち上がっている。
しかしどういう経緯か、その御三家がライバルから友情へをスローガンに、なぜか交流会が開かれる事になった。
体育祭は三校合同でしようという案が決定されて、注目度の高さから最近校門前でよくマスコミ連中を見かける事が多い。
噂では全国的に有名なその三校の名をさらに世に広めるために、理事長共がマスコミから賄賂をもらって強引にそう仕向けたとかなんとか耳にした。
「無才と百合ノ宮も相当な金持ち学園て聞くけど、開星と比べてあんまり名前聞かないよね」と、由希。
「閉鎖的な所だからだろ。その上同性愛の巣窟なんて全国にあまり知られたくない事実だからいろんな意味で忖度したんじゃね?知らんけど」
吉村がそう返すと、どこからわいて出たのか日下部も強引に話しに割り込んできた。
「友達なら同性愛をバカにするな!おれがいた無才学園はたしかにホモしかいないがおれもホモだ!なんせ小さい頃から親以外で女子と話した事なんてほとんどないからな!そんな俺の現恋人は無才学園の生徒会長なんだぜー!すっげーだろ!会長は超絶イケメンで勉強も運動もできるんだー!お前ら一目見たら腰抜かすぞー!だからって俺の恋人だから友達にはやらねーからな!!」
「「「いらねーよ!!」」」
そこまで誇らしげに言い張る日下部は、どうやら無才学園の生徒会長に相当惚れこんでいるようである。矢崎に恋人にしてやるとか言っておきながら、自分都合でコロコロ恋人が変わるものだ。
「幼稚舎からずっと無才学園なら、女なんてほとんど見た事ないと言われても無理ないだろうな。鎖国的な山奥に学校があるって話だしよ」
「っつーか小さい頃から男しか見てないとかある意味損してるよな。女体のよさを知らないなんてよ。気づけば自然とそれが当たり前になってて、世間様の感覚とズレていくわけか。哀れだよ」
そう話すなっちは根っからの女好きのクラスメートだ。
女好きからすれば、ホモだらけの男子校なんてこの世の地獄だろう。
「ふむふむ。やっぱ王道学園よね~無才って」
「だから王道学園てなんだよ由希」
「そのまんまの意味よ。閉鎖された空間の男子校はBL学園での醍醐味だからそう言われてんの。まあ、今はだいぶ古化してるけどね」
「逆パターンでいえば百合ノ宮もそうなんだろうな」
たしか妹の未来もそんな事を言っていた気がする。
柔道の稽古をしていると思えば、休憩の合間に友達から貸してもらったBL本を読んでいた時があった。その内容が王道学園だとか言っていた。
つまり、王道学園てなんだって話だ。
別に知りたいと思わんから調べはしないが、学園系乙女ゲームでいう主人公の女の子を男子にしたような話か。まあなんでもいいけど。
*
「百合ノ宮と無才学園か」
ラウンジではいつものように四天王が飲み物片手にくつろいでいた。
相田は女の子とマージャンを楽しみ、穂高はどこで拾ってきたのかわからない子猫と戯れ、ハルは小説を読んでいる。直は窓辺に座って外の様子をぼうっと眺めていた。
「そういえば百合ノ宮ってハル君のいとこがいるんだっけ」
「ああ。最近副会長になって忙しいと言っていた。会うのは久しぶりだな」
「それと百合ノ宮の生徒会長さんて、昔直君の元婚約者だったんでしょ?」
穂高が思い出したように訊く。
「どうでもいいだろうがあんな女の事など。初等部の頃の事など思い出させるな」
「そんな事言っちゃって~相変わらずの言い草だね。せっかく久々に逢うのに元婚約者同士でしょ」と、相田。
「うっせぇ。あんなクソ女と婚約しあってたとか黒歴史だろ」
直は顔をしかめてそっぽを向く。
「あはは。相当嫌だったみたいだね。いろんな意味でお似合いだと思ったのになぁ。ま、百合ノ宮はともかくとして、もう一方の無才学園て最近よくこの学校に隠れて偵察に来る奴らの事かなぁ」
穂高が子猫の頭を撫でながら言う。
「多分な。聞いた噂じゃ無才学園のスパイがこの学校にいるらしい」
小説から目を離さずにハルが返す。
「スパイねぇ。別にこの学校の事なんて知ってもどうでもいい事ばかりなのに変な奴らだよね。暇人ていうかァ~直はどう思うー?」
「どうでもいい。あんな格下学園」
窓を見ている直は全く興味がなさそうである。
「フムフム。けど、体育祭はその無才と百合ノ宮とでやるんでしょ?んで場所もこの学校でするんだっけ。うっわ、あっちらさんのホモばかりがこの学園に流れてくると思うと超うざァ。野郎はマジいらないんだけど。でも百合ノ宮はいいかなあ。可愛い女の子同士がイチャコラしてたら目の保養になるしィ、むさくないしね」
「そんな拓実は男である架谷がお気に入りだろう。ホモと変わらんぞ」と、突っ込むハル。
「甲斐ちゃん相手では別なの!オイラはいたって女好きのノーマルだからね。そこらのゲイとかホモとかと一緒にしないでくれる?性別では女の子じゃないと無理だけど、甲斐ちゃんだけはなんかオッケーなの!」
それも大して変わらんが……と、ハル。
「ぼくも野郎はいやだなあ。甲斐君は好きだけどねー。ハル君は?」
「……なぜ俺に振る」
「ハル君は甲斐君の事どう思ってるのかなあって純粋に知りたくなった」
「別にどうも思っていない。あんな目に遭いながらも毎日学校に来ている強い人間だとは思っているがな」
「ふーん」
数日後、無才学園から四人の生徒会役員が開星の地を踏む事となった。百合ノ宮学園は諸事情により生徒会長と副会長の二名だけが来る事になっている。
二校のトップ達がついに開星へ集結した。
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