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Ⅲ from A to A
第33話 涯
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アーロン:青年。
ソフィー:元の世界のソフィー。理由あって思念体。
アリア・エインズワース:アーロンのイメージ。
アルトリウス・フォン・ハルモニア:ハルモニア帝国皇帝
────────────
ゆっくりとスライドしていく街並み。周りに目をやると、幸せが溢れていた。
四肢が動かなくなりつつあったはずの母親は、娘と買い物を楽しんでいる。
よく知っているはずの酒場は、相変わらず繁盛しているとは言えないが、店主と客には相も変わらない笑顔があった。
貴族と平民との間に軋轢はなく、人を攫っては魔物の餌にするような貴族はいない。
かつて青年が思い描いた、理想の世界がそこにはあった。
だが、そこに青年の入る場所はない。
理想が実現した世界に、青年は必要ない。
アルトリウス 「貴方は生まれてくるべき人間ではなかった」
言葉が反響する。
それは、呪いのごとく青年の心を蝕んでいく。
自分の出生の秘密だとか、実は皇族だったとか、色々重要なことを聞いた気がするが、そんなのは今更関係ない。
自分がいると、どういうわけかこの理想の世界は、綻んでしまう。
だったら、答えは、もう決まっている。
そうすることで、この世界に住む仲間たちの幸せが守られるのなら、青年は迷わず選択する。
アーロン 「……やっぱり、この店はあるよな……」
帝都郊外の森の中、ぽつんと建っている魔法使いの店。
魔法使いに命を救われてから、居候することになった、もはや第二の実家ともいえる場所。
アーロン 「…………」
店の扉に手をかける。
(SE 扉の開閉音)
アーロン 「……アリア?」
(SE しーんとしている)
アーロン 「……そういや、アリアは店にいないんだったな」
アーロン 「…………」
(SE 扉の開閉音)
アーロン 「……アリアの部屋。はは、相変わらず散らかってるな……」
アリア 「違う、これは、私が取りやすいように配置しているんだ」
アーロン 「……はは、そうだったな……」
(SE もやがかかるような音)
アリア 「アーロン、今までありがとう」
アーロン 「……アリア?」
アリア 「アーロン、キミはもう充分すぎるほどに頑張った」
アーロン 「…………」
アリア 「もう、頑張らなくていいんだ」
アーロン 「……そうだな、もう、いいんだよな」
(SE 剣を抜く音)
アーロン 「これで、やっと……」
(SE ガラスが割れる音)
ソフィー 「しっつれいしまぁーすっ!!」
アーロン 「ッ!?」
ソフィー 「よかった、間に合った……!!」
アーロン 「…………ソフィー!?」
ソフィー 「そうです! ソフィーです!!」
アーロン 「ま、待て、この世界じゃ、俺とソフィーは……」
ソフィー 「大丈夫ですよ、この世界のソフィーじゃないので」
アーロン 「はあ?」
(SE ガラス片が落ちる音)
ソフィー 「場所、変えましょうか……」
アーロン 「……悪い、行けねえわ」
ソフィー 「はい?」
(SE 剣を強く握る音)
アーロン 「もう、いいんだ」
ソフィー 「へ?」
アーロン 「この世界に、俺の居場所はないんだ」
ソフィー 「……」
アーロン 「俺がいると、世界は崩壊していくらしい」
(SE 剣を首に突き立てる音)
アーロン 「だから、もう、いいんだ」
ソフィー 「………………すか」
アーロン 「……」
(SE ソフィーが一歩前に出る音)
ソフィー 「何を諦めてるんですか!?」
アーロン 「……」
ソフィー 「あなたが諦めたら、元の世界は、アリアさんたちはどうなるか、わかってるんですか!?」
アーロン 「……元の世界? はっ、今更なんだって言うんだよ」
ソフィー 「え……?」
アーロン 「この世界じゃ、レオは孤児院の子どもたちと幸せにやってるし、おっさんは奥さんと死別しなかった。ルーナたち姉妹は2人そろってソフィーの親衛隊、アリアとバーナードの親子関係は良好ときた」
ソフィー 「……」
アーロン 「こんな幸せが、元の世界のどこにある? 俺が、俺たちがやってきたことでは、この掛け値なしの幸福は実現できない」
ソフィー 「……ッ!!」
(SE ソフィーがアーロンを平手打ちする音)
アーロン 「……っ」
ソフィー 「それが、諦める理由なんですか!? そんなことで、やめていいんですか!?」
アーロン 「ソフィー、わかってくれ」
ソフィー 「わかりませんよ」
アーロン 「……」
ソフィー 「諦めるのなんて、簡単なことじゃないですか!」
アーロン 「簡単、だと……!?」
ソフィー 「はい、簡単です」
アーロン 「簡単じゃねえよ!!」
ソフィー 「……っ」
アーロン 「俺だって、諦めたくなかった!! 諦めずにあのまま拒み続ける方が、よっぽど楽だった!! けど、あんなアイツらの笑顔を見ちまったら……っ!!」
アーロン 「命に代えても守りたいって、思っちまうだろうが!!」
(SE アーロンがへたり込む音)
ソフィー 「……」
アーロン 「……だからソフィー、止めないでくれ。俺ひとりの命で、アイツらの笑顔が守れるんだ」
ソフィー 「……いいえ、止めますよ、アーロンさん」
アーロン 「…………」
ソフィー 「だって、アーロンさんが諦めてしまったら、あの元の世界で私たちが守ってきた笑顔のすべてが、無駄になってしまいますから」
アーロン 「……!!」
ソフィー 「アーロンさん、思い出してみてください、私たちの世界を」
(SE ソフィーがアーロンの手を引く音)
(SE 扉を開く音)
ソフィー 「アーロンさんがアリアさんの起きてくるタイミングに合わせてご飯を作ってくれて、アリアさんがぼやきながら部屋から出てきて……。私はそんな日常が大好きでした」
アーロン 「…………」
ソフィー 「アーロンさん、バジリスクを倒したとき、世界樹事変を解決したとき、騎士団長の陰謀を阻止するために旅に出たとき、いつだってここから始まってたじゃないですか」
ソフィー 「だから、この閑古鳥が鳴いているお店から、もう一度、始めてみませんか?」
アーロン 「……!!」
ソフィー 「アーロンさん、諦めるのは、簡単です。でも、そこから這い上がるのは、とっても難しいです」
アーロン 「ああ、俺ひとりじゃ、とてもできないだろうな」
ソフィー 「ええ、なので、私が背中を押してあげます」
アーロン 「はは、少し、不安だな」
ソフィー 「やはは……、でも、充分でしょう?」
アーロン 「当然」
ソフィー 「じゃあ、その扉を開けて再出発しましょう!」
アーロン 「ああ、俺たちの、世界に向かって……!」
(SE 店の扉を開く音)
────────────
アリア 「──────ようやく、その気になってくれたようだね、アーロン」
つづく
ソフィー:元の世界のソフィー。理由あって思念体。
アリア・エインズワース:アーロンのイメージ。
アルトリウス・フォン・ハルモニア:ハルモニア帝国皇帝
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ゆっくりとスライドしていく街並み。周りに目をやると、幸せが溢れていた。
四肢が動かなくなりつつあったはずの母親は、娘と買い物を楽しんでいる。
よく知っているはずの酒場は、相変わらず繁盛しているとは言えないが、店主と客には相も変わらない笑顔があった。
貴族と平民との間に軋轢はなく、人を攫っては魔物の餌にするような貴族はいない。
かつて青年が思い描いた、理想の世界がそこにはあった。
だが、そこに青年の入る場所はない。
理想が実現した世界に、青年は必要ない。
アルトリウス 「貴方は生まれてくるべき人間ではなかった」
言葉が反響する。
それは、呪いのごとく青年の心を蝕んでいく。
自分の出生の秘密だとか、実は皇族だったとか、色々重要なことを聞いた気がするが、そんなのは今更関係ない。
自分がいると、どういうわけかこの理想の世界は、綻んでしまう。
だったら、答えは、もう決まっている。
そうすることで、この世界に住む仲間たちの幸せが守られるのなら、青年は迷わず選択する。
アーロン 「……やっぱり、この店はあるよな……」
帝都郊外の森の中、ぽつんと建っている魔法使いの店。
魔法使いに命を救われてから、居候することになった、もはや第二の実家ともいえる場所。
アーロン 「…………」
店の扉に手をかける。
(SE 扉の開閉音)
アーロン 「……アリア?」
(SE しーんとしている)
アーロン 「……そういや、アリアは店にいないんだったな」
アーロン 「…………」
(SE 扉の開閉音)
アーロン 「……アリアの部屋。はは、相変わらず散らかってるな……」
アリア 「違う、これは、私が取りやすいように配置しているんだ」
アーロン 「……はは、そうだったな……」
(SE もやがかかるような音)
アリア 「アーロン、今までありがとう」
アーロン 「……アリア?」
アリア 「アーロン、キミはもう充分すぎるほどに頑張った」
アーロン 「…………」
アリア 「もう、頑張らなくていいんだ」
アーロン 「……そうだな、もう、いいんだよな」
(SE 剣を抜く音)
アーロン 「これで、やっと……」
(SE ガラスが割れる音)
ソフィー 「しっつれいしまぁーすっ!!」
アーロン 「ッ!?」
ソフィー 「よかった、間に合った……!!」
アーロン 「…………ソフィー!?」
ソフィー 「そうです! ソフィーです!!」
アーロン 「ま、待て、この世界じゃ、俺とソフィーは……」
ソフィー 「大丈夫ですよ、この世界のソフィーじゃないので」
アーロン 「はあ?」
(SE ガラス片が落ちる音)
ソフィー 「場所、変えましょうか……」
アーロン 「……悪い、行けねえわ」
ソフィー 「はい?」
(SE 剣を強く握る音)
アーロン 「もう、いいんだ」
ソフィー 「へ?」
アーロン 「この世界に、俺の居場所はないんだ」
ソフィー 「……」
アーロン 「俺がいると、世界は崩壊していくらしい」
(SE 剣を首に突き立てる音)
アーロン 「だから、もう、いいんだ」
ソフィー 「………………すか」
アーロン 「……」
(SE ソフィーが一歩前に出る音)
ソフィー 「何を諦めてるんですか!?」
アーロン 「……」
ソフィー 「あなたが諦めたら、元の世界は、アリアさんたちはどうなるか、わかってるんですか!?」
アーロン 「……元の世界? はっ、今更なんだって言うんだよ」
ソフィー 「え……?」
アーロン 「この世界じゃ、レオは孤児院の子どもたちと幸せにやってるし、おっさんは奥さんと死別しなかった。ルーナたち姉妹は2人そろってソフィーの親衛隊、アリアとバーナードの親子関係は良好ときた」
ソフィー 「……」
アーロン 「こんな幸せが、元の世界のどこにある? 俺が、俺たちがやってきたことでは、この掛け値なしの幸福は実現できない」
ソフィー 「……ッ!!」
(SE ソフィーがアーロンを平手打ちする音)
アーロン 「……っ」
ソフィー 「それが、諦める理由なんですか!? そんなことで、やめていいんですか!?」
アーロン 「ソフィー、わかってくれ」
ソフィー 「わかりませんよ」
アーロン 「……」
ソフィー 「諦めるのなんて、簡単なことじゃないですか!」
アーロン 「簡単、だと……!?」
ソフィー 「はい、簡単です」
アーロン 「簡単じゃねえよ!!」
ソフィー 「……っ」
アーロン 「俺だって、諦めたくなかった!! 諦めずにあのまま拒み続ける方が、よっぽど楽だった!! けど、あんなアイツらの笑顔を見ちまったら……っ!!」
アーロン 「命に代えても守りたいって、思っちまうだろうが!!」
(SE アーロンがへたり込む音)
ソフィー 「……」
アーロン 「……だからソフィー、止めないでくれ。俺ひとりの命で、アイツらの笑顔が守れるんだ」
ソフィー 「……いいえ、止めますよ、アーロンさん」
アーロン 「…………」
ソフィー 「だって、アーロンさんが諦めてしまったら、あの元の世界で私たちが守ってきた笑顔のすべてが、無駄になってしまいますから」
アーロン 「……!!」
ソフィー 「アーロンさん、思い出してみてください、私たちの世界を」
(SE ソフィーがアーロンの手を引く音)
(SE 扉を開く音)
ソフィー 「アーロンさんがアリアさんの起きてくるタイミングに合わせてご飯を作ってくれて、アリアさんがぼやきながら部屋から出てきて……。私はそんな日常が大好きでした」
アーロン 「…………」
ソフィー 「アーロンさん、バジリスクを倒したとき、世界樹事変を解決したとき、騎士団長の陰謀を阻止するために旅に出たとき、いつだってここから始まってたじゃないですか」
ソフィー 「だから、この閑古鳥が鳴いているお店から、もう一度、始めてみませんか?」
アーロン 「……!!」
ソフィー 「アーロンさん、諦めるのは、簡単です。でも、そこから這い上がるのは、とっても難しいです」
アーロン 「ああ、俺ひとりじゃ、とてもできないだろうな」
ソフィー 「ええ、なので、私が背中を押してあげます」
アーロン 「はは、少し、不安だな」
ソフィー 「やはは……、でも、充分でしょう?」
アーロン 「当然」
ソフィー 「じゃあ、その扉を開けて再出発しましょう!」
アーロン 「ああ、俺たちの、世界に向かって……!」
(SE 店の扉を開く音)
────────────
アリア 「──────ようやく、その気になってくれたようだね、アーロン」
つづく
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