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神様は口笛が下手
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びゅうううううううおおおおおおおおおおおお!
ばたばた! ばたん! ばたばた! ばたん!
ひゅーーーぴぃぃぃ……。
風が吹きます。
家が揺れます。
鳴くんはコタツの中に足を深くもぐりこませます。
「お父さん、お父さん」
「どうした、鳴」
「さっきから口笛がうるさいね」
「口笛?」
「聞こえないの? ほら」
びゅうううううううおおおおおおおおおおおお!
ばたばた! ばたん! ばたばた! ばたん!
ひゅーーーぴぃぃぃ……。
「あぁ……ふぶきのことか……たしかに口笛に聞こえなくもないかも」
「すっごく下手くそ。ぼくのがもっと上手だよ」
鳴くんはとくいの口笛を吹きます。
ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド♪
「すぅ……」
ド・シ・ラ・ソ・ファ・ミ・レ・ド♪
「鳴くんはほんと口笛が上手な子だのぉ」
おばあちゃんはむいたミカンを鳴くんの前におきます。
「すっぱい!」
「こら、お礼は」
「いいの、いいの。上手な口笛きかせてもらったんだから」
褒められて気を良くする鳴くん。
「じゃあ次はウグイス」
ホーホケキョ!
おばあちゃんは目を細めます。
「上手上手」
「でしょう。音楽の先生も言ってるんだ。もしも口笛の授業があればAはまちがいないって」
おばあちゃんはもっと目を細めます。
「そうかそうか」
「鳴くん。そろそろ夜だから口笛はやめなさい」
「なんでだめなの? 外では口笛が聞こえるのに」
「まったく、この子は。言い訳の授業があればAはまちがいありませんね」
お父さんがどう口笛を止めようかこまっているとおばあちゃんは言いました。
「鳴くん。外に聞こえる口笛はいいの」
「なんで?」
「外で口笛を吹いてるのは冬の神様だから。外は寒いでしょう? だからなるべく中にいなさいって呼びかけている」
「ふうん。でも冬の神様なのに口笛下手なんだね」
「神様でもそういう時あるさ。きっと春、夏、秋と口笛を吹かなかったから忘れちゃったんだよ」
「うっかりさんだね」
「そうだね、うっかりさんだ。だからあんまり下手とか言っちゃかわいそうだよ」
「じゃあじゃあ夜じゃなかったら口笛吹いてもいいんだよね? 忘れたならぼくが教えてあげる」
「いい子だねえ、鳴くんは。神様もよろこんでくれるよ」
「明日からさっそく教えてあげよう。だから僕はもうねます」
鳴くんは寝る前のはみがきをすませるとあんかでほっかほっかの布団に向かいました。
残ったお父さんとおばあちゃんはもうちょっとコタツにいました。
「鳴の言い訳上手はおばあちゃんゆずりかもしれませんね」
「わたしは言い訳なんてしてないよ。本当のことを言ったまでさ」
「またまた。それでは私もそろそろ寝ますね。明日も朝から雪かきしないといけませんから」
「もしかしたら雪かきはいらんかもよ」
「またまた。てんきよほうでは雪なんですから。おやすみなさい」
「うん、おやすみ」
おばあちゃんはこのあとももうちょっとコタツでミカンを食べました。
鳴くんは目を覚ました。
隣にはお父さんが寝ています。大きないびきをかいています。
「……口笛を教えてあげないと」
まくらもとの時計を見ます。針は七時をさしてました。
「これはあさ? それともよる?」
時計を置いて窓にちかづきます。
カーテンをめくらずにくぐって外を見ます。
「やっぱり、わかりづらいなぁ」
外は昼のように明るかったのです。
でもどんより雲のすきまから月がかおをのぞかせています。
びゅうううううううおおおおおおおおおおおお!
ばたばた! ばたん! ばたばた! ばたん!
ひゅーーーぴぃぃぃ……。
冬の神様の口笛は鳴り止んでいません。
「どうしよう……どうしよう……」
びゅうううううううおおおおおおおおおおおお!
ばたばた! ばたん! ばたばた! ばたん!
ひゅーーーぴぃぃぃ……。
「だめだ、やっぱ聞いていられない!」
鳴くんは窓の前で口笛を吹きました。
ひゅぅ!
お手本のようなドの音です。
「神様、これがドだよ。もう一回吹くから聞いててね」
ひゅぅ! ひゅうひゅう。ひゅ~~~~~~~~~~。
「はい、やってみて」
しばらくすると、
ぶおおん!
バタン!
突風が窓をたたきました。
「うーん、口の形からなっていないのかも。くちびるをね、すぼめるの」
ほっぺにゆびをさして、口の形をつくります。
「あといきをすうときも口をあけちゃだめだよ。せっかくつくったのにもったいない」
ぶおおおお……。
ひゅう……ぴゅうううう~~~~~~~……。
「なんだやればできるじゃないか。さすがは冬の神様だね。次はレだよ。ドからレ」
ひゅうう、ひゅうううう。
「ううん、ドからミにいっちゃった」
ひゅうう、ひゅううう。
「そうそう、うまいうまい」
ひゅう、ひゅう、ひゅう、ひゅうぅ。
「すごいすごい! ファまでいった! あと半分だよ!」
ひゅうう、ひゅうう、ひゅゅうう、ぴゅう!
「えくせれんと! じゃあさじゃあさ次は一緒にきらきら星を吹こう。きらきら星わかる? 聞いててね」
鳴くんは口笛できらきら星を吹きます。
すると途中から冬の神様も合わせてきました。
ひゅうふう、ひゅうふう、ひゅうふう。
ひゅう、ひゅう、ひゅう、ひゅう、ひゅう、ひゅう、ひゅう。
「ぶらぼー! 冬の神様すごい!」
鳴くんは疲れてきたので休みます。
しかし冬の神様は一曲を吹けるようになったことが嬉しかったのか、それともきらきら星を気に入ったのかくりかえし吹きつづけます。
ひゅうふう、ひゅうふう、ひゅうふうふう。
ひゅう、ひゅう、ひゅう、ひゅう、ひゅう、ひゅう、ひゅう!
口笛はより上手に、大きくなっていきます。
ひゅうふう! ひゅうふう! ひゅうふうふう!
お父さんのいびきよりもうるさくなってきました。
窓ががたんがたんがたんと、家もぐらぐらと揺れ始めます。
鳴くんは耳をおさえて大声でさけびます。
「神様! ストップ! ストップ!」
すると次の瞬間、窓は外れ、たくさんの真っ白な雪が鳴くんを包みました。
冷たいけれど、どこか温かくもありました。
「うわああ!」
鳴くんは布団から飛び起きます。
「……夢? だとしたらなんて初夢なんだ……」
パジャマはびちょびちょに濡れていました。まるで雪を浴びたかのように。
不思議なことに布団は濡れていませんでした。
「お、鳴くん。おはようございます」
着替え終わっているけど寝ぐせがそのままのお父さんがいました。
「朝ごはんの前にな、ちょっと散歩しないか」
「……いい。ぼくはおるすばんする」
「おるすばんはおばあちゃんにまかせればいいから」
「でもお外はふぶいているんでしょう?」
「口笛は聞こえないよ。お年玉あげるから散歩しよう? せっかく来たんだからお外に出て、思い出になるようなものを探さないと」
お父さんの言う通り、口笛は聞こえません。
「……ちょっとだけならお散歩する」
鳴くんは踏むとチョコレートチップをかんだときのようなかんしょくがする氷を踏みながらお父さんに夢の話をします。
信じてもらえないと思っていましたが、
「なるほどな。ならきっと冬の神様は喜んでいるに違いないよ」
「なんでそう言えるのさ。ずっと寝ていたのに」
「あはは。まだわからないのか」
お父さんは足を止めます。
鳴くんも足を止めます。
「ほら、顔を上げて見てみろ。これが冬の神様のありがとうだよ」
鳴くんは顔を上げました。
そこにはいちめん白い世界。
だけども頭の上には青空が広がっていました。
「こんなに晴れるのは一年に一度だろうな」
遠くにはブルーハワイ色のかき氷にれん乳をかけたような大きな山がはっきりと見えました。
そこに向かってはくちょうが風に流されることなく、まっすぐと飛んでいきます。
鳴き声はなんだかうれしそうです。
「……きれいだなあ」
家にはお雑煮をつくって待っているおばあちゃんがいます。
だけど鳴くんとお父さんはもうちょっとだけ冬の神様のありがとうを楽しんでいました。
ばたばた! ばたん! ばたばた! ばたん!
ひゅーーーぴぃぃぃ……。
風が吹きます。
家が揺れます。
鳴くんはコタツの中に足を深くもぐりこませます。
「お父さん、お父さん」
「どうした、鳴」
「さっきから口笛がうるさいね」
「口笛?」
「聞こえないの? ほら」
びゅうううううううおおおおおおおおおおおお!
ばたばた! ばたん! ばたばた! ばたん!
ひゅーーーぴぃぃぃ……。
「あぁ……ふぶきのことか……たしかに口笛に聞こえなくもないかも」
「すっごく下手くそ。ぼくのがもっと上手だよ」
鳴くんはとくいの口笛を吹きます。
ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド♪
「すぅ……」
ド・シ・ラ・ソ・ファ・ミ・レ・ド♪
「鳴くんはほんと口笛が上手な子だのぉ」
おばあちゃんはむいたミカンを鳴くんの前におきます。
「すっぱい!」
「こら、お礼は」
「いいの、いいの。上手な口笛きかせてもらったんだから」
褒められて気を良くする鳴くん。
「じゃあ次はウグイス」
ホーホケキョ!
おばあちゃんは目を細めます。
「上手上手」
「でしょう。音楽の先生も言ってるんだ。もしも口笛の授業があればAはまちがいないって」
おばあちゃんはもっと目を細めます。
「そうかそうか」
「鳴くん。そろそろ夜だから口笛はやめなさい」
「なんでだめなの? 外では口笛が聞こえるのに」
「まったく、この子は。言い訳の授業があればAはまちがいありませんね」
お父さんがどう口笛を止めようかこまっているとおばあちゃんは言いました。
「鳴くん。外に聞こえる口笛はいいの」
「なんで?」
「外で口笛を吹いてるのは冬の神様だから。外は寒いでしょう? だからなるべく中にいなさいって呼びかけている」
「ふうん。でも冬の神様なのに口笛下手なんだね」
「神様でもそういう時あるさ。きっと春、夏、秋と口笛を吹かなかったから忘れちゃったんだよ」
「うっかりさんだね」
「そうだね、うっかりさんだ。だからあんまり下手とか言っちゃかわいそうだよ」
「じゃあじゃあ夜じゃなかったら口笛吹いてもいいんだよね? 忘れたならぼくが教えてあげる」
「いい子だねえ、鳴くんは。神様もよろこんでくれるよ」
「明日からさっそく教えてあげよう。だから僕はもうねます」
鳴くんは寝る前のはみがきをすませるとあんかでほっかほっかの布団に向かいました。
残ったお父さんとおばあちゃんはもうちょっとコタツにいました。
「鳴の言い訳上手はおばあちゃんゆずりかもしれませんね」
「わたしは言い訳なんてしてないよ。本当のことを言ったまでさ」
「またまた。それでは私もそろそろ寝ますね。明日も朝から雪かきしないといけませんから」
「もしかしたら雪かきはいらんかもよ」
「またまた。てんきよほうでは雪なんですから。おやすみなさい」
「うん、おやすみ」
おばあちゃんはこのあとももうちょっとコタツでミカンを食べました。
鳴くんは目を覚ました。
隣にはお父さんが寝ています。大きないびきをかいています。
「……口笛を教えてあげないと」
まくらもとの時計を見ます。針は七時をさしてました。
「これはあさ? それともよる?」
時計を置いて窓にちかづきます。
カーテンをめくらずにくぐって外を見ます。
「やっぱり、わかりづらいなぁ」
外は昼のように明るかったのです。
でもどんより雲のすきまから月がかおをのぞかせています。
びゅうううううううおおおおおおおおおおおお!
ばたばた! ばたん! ばたばた! ばたん!
ひゅーーーぴぃぃぃ……。
冬の神様の口笛は鳴り止んでいません。
「どうしよう……どうしよう……」
びゅうううううううおおおおおおおおおおおお!
ばたばた! ばたん! ばたばた! ばたん!
ひゅーーーぴぃぃぃ……。
「だめだ、やっぱ聞いていられない!」
鳴くんは窓の前で口笛を吹きました。
ひゅぅ!
お手本のようなドの音です。
「神様、これがドだよ。もう一回吹くから聞いててね」
ひゅぅ! ひゅうひゅう。ひゅ~~~~~~~~~~。
「はい、やってみて」
しばらくすると、
ぶおおん!
バタン!
突風が窓をたたきました。
「うーん、口の形からなっていないのかも。くちびるをね、すぼめるの」
ほっぺにゆびをさして、口の形をつくります。
「あといきをすうときも口をあけちゃだめだよ。せっかくつくったのにもったいない」
ぶおおおお……。
ひゅう……ぴゅうううう~~~~~~~……。
「なんだやればできるじゃないか。さすがは冬の神様だね。次はレだよ。ドからレ」
ひゅうう、ひゅうううう。
「ううん、ドからミにいっちゃった」
ひゅうう、ひゅううう。
「そうそう、うまいうまい」
ひゅう、ひゅう、ひゅう、ひゅうぅ。
「すごいすごい! ファまでいった! あと半分だよ!」
ひゅうう、ひゅうう、ひゅゅうう、ぴゅう!
「えくせれんと! じゃあさじゃあさ次は一緒にきらきら星を吹こう。きらきら星わかる? 聞いててね」
鳴くんは口笛できらきら星を吹きます。
すると途中から冬の神様も合わせてきました。
ひゅうふう、ひゅうふう、ひゅうふう。
ひゅう、ひゅう、ひゅう、ひゅう、ひゅう、ひゅう、ひゅう。
「ぶらぼー! 冬の神様すごい!」
鳴くんは疲れてきたので休みます。
しかし冬の神様は一曲を吹けるようになったことが嬉しかったのか、それともきらきら星を気に入ったのかくりかえし吹きつづけます。
ひゅうふう、ひゅうふう、ひゅうふうふう。
ひゅう、ひゅう、ひゅう、ひゅう、ひゅう、ひゅう、ひゅう!
口笛はより上手に、大きくなっていきます。
ひゅうふう! ひゅうふう! ひゅうふうふう!
お父さんのいびきよりもうるさくなってきました。
窓ががたんがたんがたんと、家もぐらぐらと揺れ始めます。
鳴くんは耳をおさえて大声でさけびます。
「神様! ストップ! ストップ!」
すると次の瞬間、窓は外れ、たくさんの真っ白な雪が鳴くんを包みました。
冷たいけれど、どこか温かくもありました。
「うわああ!」
鳴くんは布団から飛び起きます。
「……夢? だとしたらなんて初夢なんだ……」
パジャマはびちょびちょに濡れていました。まるで雪を浴びたかのように。
不思議なことに布団は濡れていませんでした。
「お、鳴くん。おはようございます」
着替え終わっているけど寝ぐせがそのままのお父さんがいました。
「朝ごはんの前にな、ちょっと散歩しないか」
「……いい。ぼくはおるすばんする」
「おるすばんはおばあちゃんにまかせればいいから」
「でもお外はふぶいているんでしょう?」
「口笛は聞こえないよ。お年玉あげるから散歩しよう? せっかく来たんだからお外に出て、思い出になるようなものを探さないと」
お父さんの言う通り、口笛は聞こえません。
「……ちょっとだけならお散歩する」
鳴くんは踏むとチョコレートチップをかんだときのようなかんしょくがする氷を踏みながらお父さんに夢の話をします。
信じてもらえないと思っていましたが、
「なるほどな。ならきっと冬の神様は喜んでいるに違いないよ」
「なんでそう言えるのさ。ずっと寝ていたのに」
「あはは。まだわからないのか」
お父さんは足を止めます。
鳴くんも足を止めます。
「ほら、顔を上げて見てみろ。これが冬の神様のありがとうだよ」
鳴くんは顔を上げました。
そこにはいちめん白い世界。
だけども頭の上には青空が広がっていました。
「こんなに晴れるのは一年に一度だろうな」
遠くにはブルーハワイ色のかき氷にれん乳をかけたような大きな山がはっきりと見えました。
そこに向かってはくちょうが風に流されることなく、まっすぐと飛んでいきます。
鳴き声はなんだかうれしそうです。
「……きれいだなあ」
家にはお雑煮をつくって待っているおばあちゃんがいます。
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