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最終章 全員で一つの探索隊
第353話 5対1
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「で、でやああああああああ!!」
刀を思いきり振りかぶり、私は突撃を開始した。
……だが、このままやってもさっきのキセノンとゴルドみたいに返り討ちにされるだけ……ここは。
「……何度やっても同じことだ!」
……きた!
奴が拳を大きく振りかぶるのを見て、私は瞬時に刀を下ろし、奴の後ろ側に回った。
そして、刀のつかの部分で、奴を殴打した。
その攻撃は奴の後頭部に命中した。
「くはっ!?」
奴は頭を押さえ、倒れこんだ! 今がチャンスだ!
「ラピス! リン!」
「はいよ!」
「任せて!」
ラピスは倒れている奴に目掛けてスライディング攻撃を、リンは真上に向かって矢を放った。
リンのはなった矢は空中で分裂し、全ての矢が奴目掛けて飛んでいった。
その雨を切り抜けるように、ラピスは奴に蹴りをお見舞いした。
ラピスの攻撃で空中に飛んでいき……屋の雨が降り注いで……致命傷を負ったかのように見えた。
「よし! やったね!」
私は思わずガッツポーズをしてしまったが……この油断があだとなった。
「この……探索者風情が!!」
奴は瞬時に起き上がり……気が付くと、私の目と鼻の先にいた。
そのまま奴は……私に腹パンをしてきた。
「くはっ!?」
私はそのまま吹っ飛ばされ……壁に叩きつけられた。
壁から床へと落とされた私は、お腹を抑えながら状況を観察し始めた。
「よくも瑠璃はんを!!」
ラピスは奴に目掛けて回し蹴りをお見舞いさせようとしたが……瞬時に避けられてしまった。
奴の拳がラピスの目掛けて飛んでくるも、ラピスはその攻撃を読み、扇子で抑え込んだ。
「同じ攻撃は通用せぇへんで!」
「……ふん、中々やるようだな」
一定の距離を取り合い、どっちが先に出るかを読み合う中、リンが矢を放った……が、それは避けられてしまった。
「残念、避けてしまったぞ?」
奴は余裕を見せていた……のだが。
「……どっちが?」
「なに!?」
矢で油断していた中、キセノンが先ほどのお返しの如く、奴にパンチをお見舞いした。
奴はそのまま吹っ飛ばされ……玉座に叩きつけられた。
そして……。
「うおおおおおおおお!!」
ゴルドがどこからか飛んできて、斧で追撃した……のだが。
「クソ……大人しく寝てればいいものを!」
奴は再び、白羽撮りで攻撃を抑えつけた。
「あいにく、起きている方が性に合うんでね!」
「そうか、だが今は寝てもらわないと困る!」
奴はゴルドの蹴りおお見舞いし、吹っ飛ばした。
手に持っていた斧は、向こうへと放り投げ、玉座から立ち上がった。
刀を思いきり振りかぶり、私は突撃を開始した。
……だが、このままやってもさっきのキセノンとゴルドみたいに返り討ちにされるだけ……ここは。
「……何度やっても同じことだ!」
……きた!
奴が拳を大きく振りかぶるのを見て、私は瞬時に刀を下ろし、奴の後ろ側に回った。
そして、刀のつかの部分で、奴を殴打した。
その攻撃は奴の後頭部に命中した。
「くはっ!?」
奴は頭を押さえ、倒れこんだ! 今がチャンスだ!
「ラピス! リン!」
「はいよ!」
「任せて!」
ラピスは倒れている奴に目掛けてスライディング攻撃を、リンは真上に向かって矢を放った。
リンのはなった矢は空中で分裂し、全ての矢が奴目掛けて飛んでいった。
その雨を切り抜けるように、ラピスは奴に蹴りをお見舞いした。
ラピスの攻撃で空中に飛んでいき……屋の雨が降り注いで……致命傷を負ったかのように見えた。
「よし! やったね!」
私は思わずガッツポーズをしてしまったが……この油断があだとなった。
「この……探索者風情が!!」
奴は瞬時に起き上がり……気が付くと、私の目と鼻の先にいた。
そのまま奴は……私に腹パンをしてきた。
「くはっ!?」
私はそのまま吹っ飛ばされ……壁に叩きつけられた。
壁から床へと落とされた私は、お腹を抑えながら状況を観察し始めた。
「よくも瑠璃はんを!!」
ラピスは奴に目掛けて回し蹴りをお見舞いさせようとしたが……瞬時に避けられてしまった。
奴の拳がラピスの目掛けて飛んでくるも、ラピスはその攻撃を読み、扇子で抑え込んだ。
「同じ攻撃は通用せぇへんで!」
「……ふん、中々やるようだな」
一定の距離を取り合い、どっちが先に出るかを読み合う中、リンが矢を放った……が、それは避けられてしまった。
「残念、避けてしまったぞ?」
奴は余裕を見せていた……のだが。
「……どっちが?」
「なに!?」
矢で油断していた中、キセノンが先ほどのお返しの如く、奴にパンチをお見舞いした。
奴はそのまま吹っ飛ばされ……玉座に叩きつけられた。
そして……。
「うおおおおおおおお!!」
ゴルドがどこからか飛んできて、斧で追撃した……のだが。
「クソ……大人しく寝てればいいものを!」
奴は再び、白羽撮りで攻撃を抑えつけた。
「あいにく、起きている方が性に合うんでね!」
「そうか、だが今は寝てもらわないと困る!」
奴はゴルドの蹴りおお見舞いし、吹っ飛ばした。
手に持っていた斧は、向こうへと放り投げ、玉座から立ち上がった。
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