人間観察

TK

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第二章【孤立(2)】

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今日は音楽の授業がある。

音楽や体育
技術や化学
それらの科目は俺を悩ませた

移動教室であり
グループになることが多いからだ


保健室に行きたかったが
保健室は不良が占拠している
俺に逃げ場はない

出来るだけ自分が最後になるように教室を出る

あと少し
みんな早く行け

誰かの少し後をついていけば
孤立してるようには見えないだろう
そうふんでいた


・・・・・・・
Yくーーーーーーーーーーーーん

早く行って下さいーーーーーーー


待てよ?この人もしかして・・・
俺の孤立に気づいて・・・・
一緒に行ってくれる気?

それともこの人も孤立中?

・・・・・・
これはチャンスだ

彼に一緒に行こうぜ!
なんて自然に言えたら・・・
俺この先安泰じゃね?

もう後はない
頑張ってみよう


俺「う、うわーみんな行ってしまったー(棒)」

・・・・はい、シカト頂きました
ありがとうございました。


俺「もうこんな時間かー(棒)Yくん行かないの?一緒に行こうぜ!!」


よし、頑張ったぞ

素っ裸でF●のラスボスに挑んだぞ!


Y「なんで?」


なんで!?なんでと言われても・・・

すいません調子乗りました・・・

一人で行きます・・・・

Yくんが歩き出した

あっ、そうか
この人サボるんだな。

だよね

Yくん「おい」

Yくんが振り返る。
またパシリにされるのか俺

Yくん「俺音楽室わかんね」

俺「」

わからないのに何処に進もうとしてたのですか?

まあ、いい!!これはチャンス

俺「あー俺わかるし!一緒に行こうか」

よし。自然

Yくん「行かない」

俺「」

この人とは会話が成り立たないのは何故なのか。

俺「そ、そっか・・・」

Yくん「音楽室分からんから彷徨って遅れるって先公に言ってて」

俺「あ、はい」

この人は賢いのか馬鹿なのか。

そんなことをしているうちに
俺は授業に遅れた。

先生にYくんのことを話す。

先生「あの馬鹿野郎・・・」

教師も大変ですね・・・



遅れてしまったことで
孤立ぼっちが目立ってしまった。

そして更に俺に追い打ちがかかる

グループを作れとのこと。


そんなの番号順でいいじゃん。


高校でも小・中みたいなことするんだな
出遅れで目立ってしまったのに最悪だ


そこで音楽室の扉が開く

Yくんが生徒指導に
首根っこを掴まれていた

(あっ・・・捕まってしまったんだね)

音楽教師「何故遅れたの?」

Yくん「迷子の子猫ちゃん的な」

音楽教師「どうしてTKくんに連れてきてもらわなかったの」

やめてください先生・・・
これ以上俺を晒し上げないで・・・

Yくん「誰それ」


ウソダロ・・・・・・・

違う意味で怖いです、君

このままYくんへの説教で
授業が流れないかと期待したが
そうなるわけもなく
グループ決めが開始してしまった

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