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「へえ、メニューから選ぶんじゃなくて、直接料理が置いてあるんだね! これ本当に、並んでいる中から好きな物を取っていいの?」
「ええ。トレーに食べたい物を積んでそちらに持っていけば、お会計できますので」
殿下はキョロキョロと興味深そうに辺りを見回していた。わたくしはなるべく彼の影に隠れるように移動している。
……予想通り、まあとんでもなく目立っている。
ただ幸いなのは、今の所遠巻きに好奇心の目を向けられているのみという点だ。
荒っぽい平民学生に絡またりしたらという危惧があったが、ひとまずその心配はせずに済みそうだ。あとあちらから避けてくれるから、普段混雑する食堂なのに移動が楽である。
「シャンナ、シャンナ! 見て、ここから作ってる所が見られる! へえ、面白いなあ、ああやって準備してるのか……」
「量の調整やトッピングの変更も可能ですよ」
「本当かい!? それじゃチーズを増やしてもらおうかな」
「……お好きなんですか?」
「うん。ねえ、種類は選べたりするの?」
「ど、どうでしょう……?」
殿下はすっかりご機嫌だ。トレーを手に取り、どのメニューを選択するか楽しそうに悩んでいる。
……いつもはもう少し落ち着いた方だから、なんだかちょっと新鮮な姿だ。
そういえば彼もわたくしと同じ十七歳、まだ未成年なのだということを思い出す。
「ありがとう、シャンナ! こういうの、ずっと興味はあったんだけど、やっぱり一人では来づらくて。慣れている人に教えてもらうと安心だね」
「……この程度のことでお役に立てるのであれば、いつでもお付き合いいたしますよ」
我ながら、ちょっとチョロくない?
でもこんなに喜んでくれて感謝のお言葉までいただけるのだから、そりゃあやりがいもあろうというものだ。
殿下、他には何に興味をお持ちなのだろうか。ランチの間に少しでもお聞きできるといいな。
……殿下の学園生活に、わたくしがちょっとでも貢献できたら嬉しい。
「ええ。トレーに食べたい物を積んでそちらに持っていけば、お会計できますので」
殿下はキョロキョロと興味深そうに辺りを見回していた。わたくしはなるべく彼の影に隠れるように移動している。
……予想通り、まあとんでもなく目立っている。
ただ幸いなのは、今の所遠巻きに好奇心の目を向けられているのみという点だ。
荒っぽい平民学生に絡またりしたらという危惧があったが、ひとまずその心配はせずに済みそうだ。あとあちらから避けてくれるから、普段混雑する食堂なのに移動が楽である。
「シャンナ、シャンナ! 見て、ここから作ってる所が見られる! へえ、面白いなあ、ああやって準備してるのか……」
「量の調整やトッピングの変更も可能ですよ」
「本当かい!? それじゃチーズを増やしてもらおうかな」
「……お好きなんですか?」
「うん。ねえ、種類は選べたりするの?」
「ど、どうでしょう……?」
殿下はすっかりご機嫌だ。トレーを手に取り、どのメニューを選択するか楽しそうに悩んでいる。
……いつもはもう少し落ち着いた方だから、なんだかちょっと新鮮な姿だ。
そういえば彼もわたくしと同じ十七歳、まだ未成年なのだということを思い出す。
「ありがとう、シャンナ! こういうの、ずっと興味はあったんだけど、やっぱり一人では来づらくて。慣れている人に教えてもらうと安心だね」
「……この程度のことでお役に立てるのであれば、いつでもお付き合いいたしますよ」
我ながら、ちょっとチョロくない?
でもこんなに喜んでくれて感謝のお言葉までいただけるのだから、そりゃあやりがいもあろうというものだ。
殿下、他には何に興味をお持ちなのだろうか。ランチの間に少しでもお聞きできるといいな。
……殿下の学園生活に、わたくしがちょっとでも貢献できたら嬉しい。
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