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お砂糖の魔法 -本編-
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―――――――――――――――――――――
『 エデル・シェン 』♂ …柔らかな笑顔と柔らかな低音の声が、周りを魅了する。気取らず、物腰柔らかで優しい性格。2800歳と、大人な男性。ハイ・エルフ。※人間年齢3・40代。最初は青年ほどの年頃。
『 ラメラ・ティフル 』♀ …美しい見た目としっとりとした声。日々〖 とある砂糖菓子 〗を作り過ごしている。常に冷静。1700歳と性格とは裏腹に、若きエルフ。ハイ・エルフ。※人間年齢20前半~半ば。最初は幼少期。
『 案内人 』♂♀ …この物語の案内人。
―――――――――――――――――――――
案内人
――この物語は、広い海のどこかにある…【 エルフの島 】の、一つの物語。この島では【 とある砂糖菓子 】が、たくさんのエルフ達に親しまれています。人間にも親しみのある、あの…綺麗な砂糖菓子……。
―――――。
ラメラM
『 ――この島はエルフだけが住まう島。エルフの島と呼ばれているらしい。そんな島でも、ハイ・エルフは数が少なく、高貴で気高き存在とされている。その為か、他のエルフ達は、ハイ・エルフとの親交を深めようとはしない…。私はそんな環境を、心地悪く感じていた。』
※エデル青年。ラメラ幼少期。
ラメラ
『あの…皆様、私もご一緒しても宜しいかしら……?』
案内人
――島に住まうハイ・エルフの 【 ラメラ・ティフル 】。まだ幼い彼女は、他のエルフ達と遊びたくて勇気を出し、声をかけた。しかし高貴とされる彼女は、距離を置かれてしまっていた。他の子達は、身分違いだから…と、ラメラと親しくすることができなかったのだ。
ラメラ
『 私も…一緒に遊びたいだけなのに…』
案内人
――ラメラはこんなことが続く日々に、寂しさを感じ始めていました。
エデル
『……えーと…大丈夫かい?』
ラメラ
『え!?……今、私に声をかけたのですか…?』
エデル
『あぁ…そうだよ。泣きそうな顔をしているもんだから、つい……。怖がらせてしまったかな?』
ラメラ
『いえ!そんな事はありません…。ただ、ビックリしただけですの…私の方こそ、申し訳ありません…』
エデル
『あ、あぁ…謝らないでおくれ。うん……しかし、そんなにビックリすることだったかい?』
ラメラ
『えぇ…。声をかけてもらえるなんて事、ハイ・エルフと言う身分では…滅多にありませんから…。』
エデル
『あぁ!なるうほど。そのような事情だったんだね。…それなら心配はいりませんよ、お嬢さん。僕もハイ・エルフなんだ。』
ラメラ
『同じ…。家族以外のハイ・エルフにお会いするのは初めてです!とても嬉しいっ!!』
エデル
『あはは、そんなに喜んでいただけて光栄だね。お嬢さんの名前は?』
ラメラ
『私はラメラ。ラメラ・ティフルと申します!』
エデル
『ラメラか、うん…素敵な名前だね。―――えーと……あ、あったあった!寂しがり屋のラメラに、コレをプレゼントするよ。』
ラメラ
『…?えーと……コレは…なんですか?』
エデル
『そうか、まだ知らなかったんだね!コレは…このエルフの島で親しまれている…【 とある砂糖菓子 】だよ。』
ラメラ
『砂糖菓子……コレが…お砂糖…?』
エデル
『あぁ、そうなんだ。砂糖から作られている、飴細工。【 金平糖 】…と言うんだよ。この金平糖には魔法があるんだ。〖 心が温まる魔法 〗…がね!』
ラメラ
『…こん…ぺ…い…とう……。とても可愛らしいお菓子ですね…』
エデル
『君にぴったりの代物だね。一粒お食べ…。』
ラメラ
『はい…頂きます……。……っ!?とても美味しい…!甘くて、優しく溶けていく…見た目も素敵で、とても美味です!!』
エデル
『うんうん。そうだろうそうだろう!その小瓶のまま、ラメラにあげるよ。』
ラメラ
『本当ですか!?…有難う御座います!』
エデル
『どういたしまして。…さて、僕は用事があるから、そろそろ行くよ。またね、ラメラ!』
ラメラ
『え…あ…ありがとぅ……あれ?もう、居ない…。お名前、聞いていませんのに…。』
案内人
――ラメラは青年に声を掛けられ、島で親しまれているという【 とある砂糖菓子 】の、【 金平糖 】をもらったのです。それはとても素敵な見た目で、とても甘く…優しい砂糖菓子でした。…ラメラが再びお礼を言おうと顔をあげた時には、青年は居ませんでした。名前を聴きそびれてしまったラメラでしたが、先ほどまでの寂しさが消え、気持ちは晴れやかになっていたのです。
―――――。
案内人
――金平糖の出来事から、数百年が経ちました。ラメラはとても美しく成長しました。幼少期の可愛らしいラメラの面影はなく、美しく気品ある女性になっていました。そんなラメラですが、金平糖の魅力を沢山のエルフへ伝えたい!…と、金平糖のお店を開いたのです。多くの彩の金平糖…味もたくさんあります。そして更には、その甘さを上手に使い薬草入りの物まで揃っているのです。
※エデル人間年齢3・40代。ラメラ人間年齢20前半~半ば。
ラメラ
『いらっしゃいませ。〖 カラメッラ 〗へようこそお越しくださいました。たくさんの金平糖をご用意していますので、ごゆっくりご覧ください。』
案内人
――お店の名前は〖カラメッラ〗。キャンディーを表す言葉で、ラメラが考えた店名です。お店は日々賑わっていて…あの時、寂しさに泣いていたラメラは、もう居ませんでした。ラメラはこの光景を望んでいました。身分を気にせず、皆が笑顔で過ごす姿を…。幼い頃の自分のような想いをする子が…減るように…。あの日、名も知らぬ青年がくれた金平糖で笑顔になった自分のような子が、増える様にと…願っていたのです。
ラメラ
『――小瓶を割らないように、お気を付けて。……もう閉店の時間ですね。』
ラメラM
『――今日もたくさんの方の笑顔が視れました…このお店を開いて、本当に良かったです。』
エデル
『あぁ!あの…申し訳ない…。もう、店じまい…かな…?』
ラメラ
『あ…えーと…そのつもりですが、何か御用じでしょうか?』
案内人
――ラメラが店じまいの作業をしている時、男性が声をかけてきたのです。少し慌てた様子の彼を見たラメラは、作業の手を止めて、話を聞くことにしました。
ラメラ
『あの…大丈夫ですか…?』
エデル
『え…あ…あぁ…。店じまい中だっただろうに…すまないね。最近、ここのお店の話を耳にしたんで…気になって来てみたんだ。申し訳ないが、少し見させてもらってもいいかな…?』
ラメラ
『とても光栄です。お気になさらず、是非…ごゆっくりご覧になってください。』
エデル
『本当か!?お言葉に甘えさせていただくよ。』
ラメラ
『お気に召すものがあれば、是非一粒お召し上がりください。』
エデル
『そこまでしてもらえるとは……訪ねて良かった。』
ラメラ
『では、ごゆっくり……。』
エデル
『あぁ、ありがとう。』
―――――。
案内人
――その男性は、お店にある金平糖を一種類ずつ、ゆっくりと見ていました。その姿は、どこか優しい雰囲気が漂い…店内には、和やかな空気が流れていました。
エデル
『うん…決めたよ。コレを頂こうかな。』
ラメラ
『かしこまりました。小瓶に詰めますので、少々お待ちください。』
案内人
――ラメラは男性が指さした金平糖を、小瓶に詰め始めました。男性が選んだ金平糖は、シンプルな物でした。あの日、ラメラが青年にもらったものと同じ、味には一切の彩りを付けていない金平糖。ラメラにとって、一番思い入れのある味でした。
(少間)
エデル
『…ひとつ…質問を良いかな。――この金平糖に……魔法はあるかい?』
ラメラ
『え?……魔法…ですか…?』
エデル
『あぁ。〖 心が温まる魔法 〗は、あるかな?』
ラメラ((嬉し泣きで声を震わせながら))
『…っ……はぃ…。当店の金平糖、全てに…〖 心が温まる魔法 〗が……あります…っ…。』
エデル
『教えてくれてありがとう。ラメラ…君はあの時も泣いていたね。でも……あの時の寂しい君は、もう居ないんだね。…素敵な女性になったね、ラメラ。』
ラメラ
『はい…貴方のおかげで、私は寂しいだけではなくなりました。貴方が…くれた…金平糖があったから……っ…私は…っっ…』
エデル
『魔法が、効いて良かった…。』
ラメラ
『…えぇ……本当に感謝しています…。――そうです…貴方は…。貴方のお名前を、教えてください!』
エデル
『あ…あぁ……。あの時は用事があって…そうだったね。((咳払い))…僕はエデル。エデル・シェン。この島のハイ・エルフだよ。……改めまして…宜しくね、ラメラ。』
ラメラ
『はい…私からも、改めまして……宜しくお願いいたしますね。』
―――――。
案内人
――この物語は、広い海のどこかにある…【 エルフの島 】の、一つの物語…。長い時を経て、金平糖と言う砂糖菓子が繋いだ…エデルとラメラの物語。
END
___あとがき___
エデル・シェン →【エーデル / シェーン】= 高貴 / 美しい
ラメラ・ティフル →【カラメッラ / ビューティフル】= 飴 / 美しい
店名 【 カラメッラ 】 = 飴
『 エデル・シェン 』♂ …柔らかな笑顔と柔らかな低音の声が、周りを魅了する。気取らず、物腰柔らかで優しい性格。2800歳と、大人な男性。ハイ・エルフ。※人間年齢3・40代。最初は青年ほどの年頃。
『 ラメラ・ティフル 』♀ …美しい見た目としっとりとした声。日々〖 とある砂糖菓子 〗を作り過ごしている。常に冷静。1700歳と性格とは裏腹に、若きエルフ。ハイ・エルフ。※人間年齢20前半~半ば。最初は幼少期。
『 案内人 』♂♀ …この物語の案内人。
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案内人
――この物語は、広い海のどこかにある…【 エルフの島 】の、一つの物語。この島では【 とある砂糖菓子 】が、たくさんのエルフ達に親しまれています。人間にも親しみのある、あの…綺麗な砂糖菓子……。
―――――。
ラメラM
『 ――この島はエルフだけが住まう島。エルフの島と呼ばれているらしい。そんな島でも、ハイ・エルフは数が少なく、高貴で気高き存在とされている。その為か、他のエルフ達は、ハイ・エルフとの親交を深めようとはしない…。私はそんな環境を、心地悪く感じていた。』
※エデル青年。ラメラ幼少期。
ラメラ
『あの…皆様、私もご一緒しても宜しいかしら……?』
案内人
――島に住まうハイ・エルフの 【 ラメラ・ティフル 】。まだ幼い彼女は、他のエルフ達と遊びたくて勇気を出し、声をかけた。しかし高貴とされる彼女は、距離を置かれてしまっていた。他の子達は、身分違いだから…と、ラメラと親しくすることができなかったのだ。
ラメラ
『 私も…一緒に遊びたいだけなのに…』
案内人
――ラメラはこんなことが続く日々に、寂しさを感じ始めていました。
エデル
『……えーと…大丈夫かい?』
ラメラ
『え!?……今、私に声をかけたのですか…?』
エデル
『あぁ…そうだよ。泣きそうな顔をしているもんだから、つい……。怖がらせてしまったかな?』
ラメラ
『いえ!そんな事はありません…。ただ、ビックリしただけですの…私の方こそ、申し訳ありません…』
エデル
『あ、あぁ…謝らないでおくれ。うん……しかし、そんなにビックリすることだったかい?』
ラメラ
『えぇ…。声をかけてもらえるなんて事、ハイ・エルフと言う身分では…滅多にありませんから…。』
エデル
『あぁ!なるうほど。そのような事情だったんだね。…それなら心配はいりませんよ、お嬢さん。僕もハイ・エルフなんだ。』
ラメラ
『同じ…。家族以外のハイ・エルフにお会いするのは初めてです!とても嬉しいっ!!』
エデル
『あはは、そんなに喜んでいただけて光栄だね。お嬢さんの名前は?』
ラメラ
『私はラメラ。ラメラ・ティフルと申します!』
エデル
『ラメラか、うん…素敵な名前だね。―――えーと……あ、あったあった!寂しがり屋のラメラに、コレをプレゼントするよ。』
ラメラ
『…?えーと……コレは…なんですか?』
エデル
『そうか、まだ知らなかったんだね!コレは…このエルフの島で親しまれている…【 とある砂糖菓子 】だよ。』
ラメラ
『砂糖菓子……コレが…お砂糖…?』
エデル
『あぁ、そうなんだ。砂糖から作られている、飴細工。【 金平糖 】…と言うんだよ。この金平糖には魔法があるんだ。〖 心が温まる魔法 〗…がね!』
ラメラ
『…こん…ぺ…い…とう……。とても可愛らしいお菓子ですね…』
エデル
『君にぴったりの代物だね。一粒お食べ…。』
ラメラ
『はい…頂きます……。……っ!?とても美味しい…!甘くて、優しく溶けていく…見た目も素敵で、とても美味です!!』
エデル
『うんうん。そうだろうそうだろう!その小瓶のまま、ラメラにあげるよ。』
ラメラ
『本当ですか!?…有難う御座います!』
エデル
『どういたしまして。…さて、僕は用事があるから、そろそろ行くよ。またね、ラメラ!』
ラメラ
『え…あ…ありがとぅ……あれ?もう、居ない…。お名前、聞いていませんのに…。』
案内人
――ラメラは青年に声を掛けられ、島で親しまれているという【 とある砂糖菓子 】の、【 金平糖 】をもらったのです。それはとても素敵な見た目で、とても甘く…優しい砂糖菓子でした。…ラメラが再びお礼を言おうと顔をあげた時には、青年は居ませんでした。名前を聴きそびれてしまったラメラでしたが、先ほどまでの寂しさが消え、気持ちは晴れやかになっていたのです。
―――――。
案内人
――金平糖の出来事から、数百年が経ちました。ラメラはとても美しく成長しました。幼少期の可愛らしいラメラの面影はなく、美しく気品ある女性になっていました。そんなラメラですが、金平糖の魅力を沢山のエルフへ伝えたい!…と、金平糖のお店を開いたのです。多くの彩の金平糖…味もたくさんあります。そして更には、その甘さを上手に使い薬草入りの物まで揃っているのです。
※エデル人間年齢3・40代。ラメラ人間年齢20前半~半ば。
ラメラ
『いらっしゃいませ。〖 カラメッラ 〗へようこそお越しくださいました。たくさんの金平糖をご用意していますので、ごゆっくりご覧ください。』
案内人
――お店の名前は〖カラメッラ〗。キャンディーを表す言葉で、ラメラが考えた店名です。お店は日々賑わっていて…あの時、寂しさに泣いていたラメラは、もう居ませんでした。ラメラはこの光景を望んでいました。身分を気にせず、皆が笑顔で過ごす姿を…。幼い頃の自分のような想いをする子が…減るように…。あの日、名も知らぬ青年がくれた金平糖で笑顔になった自分のような子が、増える様にと…願っていたのです。
ラメラ
『――小瓶を割らないように、お気を付けて。……もう閉店の時間ですね。』
ラメラM
『――今日もたくさんの方の笑顔が視れました…このお店を開いて、本当に良かったです。』
エデル
『あぁ!あの…申し訳ない…。もう、店じまい…かな…?』
ラメラ
『あ…えーと…そのつもりですが、何か御用じでしょうか?』
案内人
――ラメラが店じまいの作業をしている時、男性が声をかけてきたのです。少し慌てた様子の彼を見たラメラは、作業の手を止めて、話を聞くことにしました。
ラメラ
『あの…大丈夫ですか…?』
エデル
『え…あ…あぁ…。店じまい中だっただろうに…すまないね。最近、ここのお店の話を耳にしたんで…気になって来てみたんだ。申し訳ないが、少し見させてもらってもいいかな…?』
ラメラ
『とても光栄です。お気になさらず、是非…ごゆっくりご覧になってください。』
エデル
『本当か!?お言葉に甘えさせていただくよ。』
ラメラ
『お気に召すものがあれば、是非一粒お召し上がりください。』
エデル
『そこまでしてもらえるとは……訪ねて良かった。』
ラメラ
『では、ごゆっくり……。』
エデル
『あぁ、ありがとう。』
―――――。
案内人
――その男性は、お店にある金平糖を一種類ずつ、ゆっくりと見ていました。その姿は、どこか優しい雰囲気が漂い…店内には、和やかな空気が流れていました。
エデル
『うん…決めたよ。コレを頂こうかな。』
ラメラ
『かしこまりました。小瓶に詰めますので、少々お待ちください。』
案内人
――ラメラは男性が指さした金平糖を、小瓶に詰め始めました。男性が選んだ金平糖は、シンプルな物でした。あの日、ラメラが青年にもらったものと同じ、味には一切の彩りを付けていない金平糖。ラメラにとって、一番思い入れのある味でした。
(少間)
エデル
『…ひとつ…質問を良いかな。――この金平糖に……魔法はあるかい?』
ラメラ
『え?……魔法…ですか…?』
エデル
『あぁ。〖 心が温まる魔法 〗は、あるかな?』
ラメラ((嬉し泣きで声を震わせながら))
『…っ……はぃ…。当店の金平糖、全てに…〖 心が温まる魔法 〗が……あります…っ…。』
エデル
『教えてくれてありがとう。ラメラ…君はあの時も泣いていたね。でも……あの時の寂しい君は、もう居ないんだね。…素敵な女性になったね、ラメラ。』
ラメラ
『はい…貴方のおかげで、私は寂しいだけではなくなりました。貴方が…くれた…金平糖があったから……っ…私は…っっ…』
エデル
『魔法が、効いて良かった…。』
ラメラ
『…えぇ……本当に感謝しています…。――そうです…貴方は…。貴方のお名前を、教えてください!』
エデル
『あ…あぁ……。あの時は用事があって…そうだったね。((咳払い))…僕はエデル。エデル・シェン。この島のハイ・エルフだよ。……改めまして…宜しくね、ラメラ。』
ラメラ
『はい…私からも、改めまして……宜しくお願いいたしますね。』
―――――。
案内人
――この物語は、広い海のどこかにある…【 エルフの島 】の、一つの物語…。長い時を経て、金平糖と言う砂糖菓子が繋いだ…エデルとラメラの物語。
END
___あとがき___
エデル・シェン →【エーデル / シェーン】= 高貴 / 美しい
ラメラ・ティフル →【カラメッラ / ビューティフル】= 飴 / 美しい
店名 【 カラメッラ 】 = 飴
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