15 / 96
第十三話
キール、歪んだ性的嗜好(キール視点)
しおりを挟む
(やっと終わった……)
時計の針は午前二時を回っていた。
レジカウンターの上に散らかっている用紙やペンを片付けながら、ふとヤマトの顔が浮かんだ。
(ヤマト、もう寝ているかな……)
寝る前にヤマトの寝顔を一目見たいと思った俺は、風呂と歯磨きを手早く済ませて静かに二階へ上がる。
螺旋階段で二階へ上がってすぐの部屋がヤマトの寝ている部屋で、その隣がノインさんの部屋、一つ目の倉庫部屋、二つ目の倉庫部屋(俺が今日寝る部屋)という様に横に並んでいる。
それぞれの部屋のドアの前には共通の狭い通路と柵があり、吹き抜けになっている為一階のフロアが見渡せる。
前は万引きなど怪しい奴がいないかをここから確認していたが、今はそれと合わせてヤマトが何処で何をしているのかを確認するのにうってつけの場所になっている。
俺はヤマトの部屋のドアの前で止まり、聞き耳を立てた。中からは寝息の音だけが聞こえた。ドアをそっと開けて中に入る。
ヤマトは胸の上に読みかけの文庫本を乗せたまま、仰向けでぐっすり寝ていた。ベッド横のランプがついたままだ。本を読んでいてそのまま寝たらしい。
俺はゆっくりとヤマトの近くへ行き、寝顔を見下ろした。
(寝顔も……可愛い……)
あまりの可愛さに抱きしめたくなる。
いや、俺が上から抱きしめたりしたらヤマトが苦しくて目を覚ましてしまう。
せめてキスだけ……キスだけして部屋を出よう……そう思ってベッド横のランプを消し、ヤマトの頬に静かにキスをする。フワッと良い匂いがした。
(あぁ……ヤマト……)
一度だけでは足りずニ、三度キスを繰り返すうちに、下半身のモノが段々固くなり、熱を持って反り立ってきた。
寝ている無抵抗のヤマトの体中を触って舐め回して、コレをブチ込んで俺だけのものにしてしまいたい。そして目を覚ましたヤマトのお尻から流れ出るドロッとした液体。想像しただけでゾクゾク震えがきた。
今欲望のままにヤマトを抱いてしまおうか。
一瞬そう思ったが、流石にそれをやったらおしまいだ。俺は今のこの関係や生活をまだ壊したくない。
少しだけ残っていた理性がブレーキをかけた。
ふと、布団から出ていた左手に目がいく。
そうだ、ヤマトのこの左手を借りてこの治る気配の無いモノを処理させて貰おう。
俺は履いていた黒のパンツと下着をずらしてヤマトの左手に俺のモノを握らせ、自慰をした。
「ヤマト……」
ヤマトの細くてスベスベで柔らかい手を持ち上下に擦る。ヤマトの手で……ヤマトに握って貰って……そう考えると異様に興奮した。
「ヤマト……ヤマトッ……」
ヤマトの左手ごと、上下に動かす。
俺のモノは、ますます固くなり肥大した。
痺れるような快感の波の中、ヤマトの顔の方に目をやる。
いつの間にか壁の方に向いてしまっているが、艶やかな黒髪が俺の手の動きに合わせてハラハラと動き、白くて綺麗なうなじが見えた。
ヤマトのうなじに噛みつきたい……そう考えた瞬間ゾクゾクし、達してしまった。
生温かい液が俺とヤマトの左手にボタボタとかかる。
(ヤマトの手に沢山かかってしまった……拭かないと)
辺りを見回したが拭き取る物が無い。
俺は液まみれのヤマトの手を、舌と口で丁寧に舐め取ることにした。くすぐったいのか、反射的にヤマトの手がビクッとなった。
ヤマトの手と汗ごと舐めとっている……そう考えると再び興奮してきた。
じっくりねっとり、指の股まで一本一本ゆっくりと舌を這わせて舐め上げる。
「はぁ……はぁ……ヤマト……愛してる……」
俺は液が既に無くなったヤマトの左手を執拗に舐め続けた。
最近気付いたのだが、俺はヤマトの体から出ている汗、唾液、涙、鼻水、精液……分泌物を舐め取り舐め回したい願望がある。
ヤマトが掃除で汗している時も、滴り落ちる汗をベロンと舐めたかった。
ヤマトがくしゃみをした時に口端から出たヨダレも舌で舐め取りたかった。
ヤマトの下半身のモノを口に含み舐め上げて、射精した精液を一滴残らず吸い出して飲みたいと妄想した事も数え切れない程ある。
俺が今舐めていた液は自分が出したモノで抵抗があったが、ヤマトの手と汗ごと舐められる事を思えば嬉しさと興奮の方が勝った。
自分でもちょっと変な嗜好だと自覚はあるが、ヤマトの体から出たモノ……と想像しただけで興奮してしまう。困ったものだ。
ヤマトに知られたら間違いなく変態だと思われる。秘密にしておかないと……
そろそろ舐めるのを終わりにしておかないと、ヤマトに気付かれそうだ。
名残惜しいがヤマトの左手を離し、ヤマトの頭を撫で、髪の毛にキスをして部屋を出た。
一階で軽く手を洗った後二階の倉庫部屋に入り、薄い布団を敷きながら先程の事を思い返した。その途端、出したばかりだというのに再び勢いよく反り立った。
(……ヤマト……俺の可愛いヤマト……)
俺は再びヤマトの事を想像し自慰に耽るのだった。
時計の針は午前二時を回っていた。
レジカウンターの上に散らかっている用紙やペンを片付けながら、ふとヤマトの顔が浮かんだ。
(ヤマト、もう寝ているかな……)
寝る前にヤマトの寝顔を一目見たいと思った俺は、風呂と歯磨きを手早く済ませて静かに二階へ上がる。
螺旋階段で二階へ上がってすぐの部屋がヤマトの寝ている部屋で、その隣がノインさんの部屋、一つ目の倉庫部屋、二つ目の倉庫部屋(俺が今日寝る部屋)という様に横に並んでいる。
それぞれの部屋のドアの前には共通の狭い通路と柵があり、吹き抜けになっている為一階のフロアが見渡せる。
前は万引きなど怪しい奴がいないかをここから確認していたが、今はそれと合わせてヤマトが何処で何をしているのかを確認するのにうってつけの場所になっている。
俺はヤマトの部屋のドアの前で止まり、聞き耳を立てた。中からは寝息の音だけが聞こえた。ドアをそっと開けて中に入る。
ヤマトは胸の上に読みかけの文庫本を乗せたまま、仰向けでぐっすり寝ていた。ベッド横のランプがついたままだ。本を読んでいてそのまま寝たらしい。
俺はゆっくりとヤマトの近くへ行き、寝顔を見下ろした。
(寝顔も……可愛い……)
あまりの可愛さに抱きしめたくなる。
いや、俺が上から抱きしめたりしたらヤマトが苦しくて目を覚ましてしまう。
せめてキスだけ……キスだけして部屋を出よう……そう思ってベッド横のランプを消し、ヤマトの頬に静かにキスをする。フワッと良い匂いがした。
(あぁ……ヤマト……)
一度だけでは足りずニ、三度キスを繰り返すうちに、下半身のモノが段々固くなり、熱を持って反り立ってきた。
寝ている無抵抗のヤマトの体中を触って舐め回して、コレをブチ込んで俺だけのものにしてしまいたい。そして目を覚ましたヤマトのお尻から流れ出るドロッとした液体。想像しただけでゾクゾク震えがきた。
今欲望のままにヤマトを抱いてしまおうか。
一瞬そう思ったが、流石にそれをやったらおしまいだ。俺は今のこの関係や生活をまだ壊したくない。
少しだけ残っていた理性がブレーキをかけた。
ふと、布団から出ていた左手に目がいく。
そうだ、ヤマトのこの左手を借りてこの治る気配の無いモノを処理させて貰おう。
俺は履いていた黒のパンツと下着をずらしてヤマトの左手に俺のモノを握らせ、自慰をした。
「ヤマト……」
ヤマトの細くてスベスベで柔らかい手を持ち上下に擦る。ヤマトの手で……ヤマトに握って貰って……そう考えると異様に興奮した。
「ヤマト……ヤマトッ……」
ヤマトの左手ごと、上下に動かす。
俺のモノは、ますます固くなり肥大した。
痺れるような快感の波の中、ヤマトの顔の方に目をやる。
いつの間にか壁の方に向いてしまっているが、艶やかな黒髪が俺の手の動きに合わせてハラハラと動き、白くて綺麗なうなじが見えた。
ヤマトのうなじに噛みつきたい……そう考えた瞬間ゾクゾクし、達してしまった。
生温かい液が俺とヤマトの左手にボタボタとかかる。
(ヤマトの手に沢山かかってしまった……拭かないと)
辺りを見回したが拭き取る物が無い。
俺は液まみれのヤマトの手を、舌と口で丁寧に舐め取ることにした。くすぐったいのか、反射的にヤマトの手がビクッとなった。
ヤマトの手と汗ごと舐めとっている……そう考えると再び興奮してきた。
じっくりねっとり、指の股まで一本一本ゆっくりと舌を這わせて舐め上げる。
「はぁ……はぁ……ヤマト……愛してる……」
俺は液が既に無くなったヤマトの左手を執拗に舐め続けた。
最近気付いたのだが、俺はヤマトの体から出ている汗、唾液、涙、鼻水、精液……分泌物を舐め取り舐め回したい願望がある。
ヤマトが掃除で汗している時も、滴り落ちる汗をベロンと舐めたかった。
ヤマトがくしゃみをした時に口端から出たヨダレも舌で舐め取りたかった。
ヤマトの下半身のモノを口に含み舐め上げて、射精した精液を一滴残らず吸い出して飲みたいと妄想した事も数え切れない程ある。
俺が今舐めていた液は自分が出したモノで抵抗があったが、ヤマトの手と汗ごと舐められる事を思えば嬉しさと興奮の方が勝った。
自分でもちょっと変な嗜好だと自覚はあるが、ヤマトの体から出たモノ……と想像しただけで興奮してしまう。困ったものだ。
ヤマトに知られたら間違いなく変態だと思われる。秘密にしておかないと……
そろそろ舐めるのを終わりにしておかないと、ヤマトに気付かれそうだ。
名残惜しいがヤマトの左手を離し、ヤマトの頭を撫で、髪の毛にキスをして部屋を出た。
一階で軽く手を洗った後二階の倉庫部屋に入り、薄い布団を敷きながら先程の事を思い返した。その途端、出したばかりだというのに再び勢いよく反り立った。
(……ヤマト……俺の可愛いヤマト……)
俺は再びヤマトの事を想像し自慰に耽るのだった。
11
あなたにおすすめの小説
実は俺、悪役なんだけど周りの人達から溺愛されている件について…
彩ノ華
BL
あのぅ、、おれ一応悪役なんですけど〜??
ひょんな事からこの世界に転生したオレは、自分が悪役だと思い出した。そんな俺は…!!ヒロイン(男)と攻略対象者達の恋愛を全力で応援します!断罪されない程度に悪役としての責務を全うします_。
みんなから嫌われるはずの悪役。
そ・れ・な・の・に…
どうしてみんなから構われるの?!溺愛されるの?!
もしもーし・・・ヒロインあっちだよ?!どうぞヒロインとイチャついちゃってくださいよぉ…(泣)
そんなオレの物語が今始まる___。
ちょっとアレなやつには✾←このマークを付けておきます。読む際にお気を付けください☺️
性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました
まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。
性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。
(ムーンライトノベルにも掲載しています)
有能すぎる親友の隣が辛いので、平凡男爵令息の僕は消えたいと思います
緑虫
BL
第三王子の十歳の生誕パーティーで、王子に気に入られないようお城の花園に避難した、貧乏男爵令息のルカ・グリューベル。
知り合った宮廷庭師から、『ネムリバナ』という水に浮かべるとよく寝られる香りを放つ花びらをもらう。
花園からの帰り道、噴水で泣いている少年に遭遇。目の下に酷いクマのある少年を慰めたルカは、もらったばかりの花びらを男の子に渡して立ち去った。
十二歳になり、ルカは寄宿学校に入学する。
寮の同室になった子は、まさかのその時の男の子、アルフレート(アリ)・ユーネル侯爵令息だった。
見目麗しく文武両道のアリ。だが二年前と変わらず睡眠障害を抱えていて、目の下のクマは健在。
宮廷庭師と親交を続けていたルカには、『ネムリバナ』を第三王子の為に学校の温室で育てる役割を与えられていた。アリは花びらを王子の元まで運ぶ役目を負っている。育てる見返りに少量の花びらを入手できるようになったルカは、早速アリに使ってみることに。
やがて問題なく眠れるようになったアリはめきめきと頭角を表し、しがない男爵令息にすぎない平凡なルカには手の届かない存在になっていく。
次第にアリに対する恋心に気づくルカ。だが、男の自分はアリとは不釣り合いだと、卒業を機に離れることを決意する。
アリを見ない為に地方に移ったルカ。実はここは、アリの叔父が経営する領地。そこでたった半年の間に朗らかで輝いていたアリの変わり果てた姿を見てしまい――。
ハイスペ不眠攻めxお人好し平凡受けのファンタジーBLです。ハピエン。
ひみつのモデルくん
おにぎり
BL
有名モデルであることを隠して、平凡に目立たず学校生活を送りたい男の子のお話。
高校一年生、この春からお金持ち高校、白玖龍学園に奨学生として入学することになった雨貝 翠。そんな彼にはある秘密があった。彼の正体は、今をときめく有名モデルの『シェル』。なんとか秘密がバレないように、黒髪ウィッグとカラコン、マスクで奮闘するが、学園にはくせもの揃いで⁉︎
主人公総受け、総愛され予定です。
思いつきで始めた物語なので展開も一切決まっておりません。感想でお好きなキャラを書いてくれたらそことの絡みが増えるかも…?作者は執筆初心者です。
後から編集することがあるかと思います。ご承知おきください。
男子高校に入学したらハーレムでした!
はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。
ゆっくり書いていきます。
毎日19時更新です。
よろしくお願い致します。
2022.04.28
お気に入り、栞ありがとうございます。
とても励みになります。
引き続き宜しくお願いします。
2022.05.01
近々番外編SSをあげます。
よければ覗いてみてください。
2022.05.10
お気に入りしてくれてる方、閲覧くださってる方、ありがとうございます。
精一杯書いていきます。
2022.05.15
閲覧、お気に入り、ありがとうございます。
読んでいただけてとても嬉しいです。
近々番外編をあげます。
良ければ覗いてみてください。
2022.05.28
今日で完結です。閲覧、お気に入り本当にありがとうございました。
次作も頑張って書きます。
よろしくおねがいします。
公爵家の末っ子に転生しました〜出来損ないなので潔く退場しようとしたらうっかり溺愛されてしまった件について〜
上総啓
BL
公爵家の末っ子に転生したシルビオ。
体が弱く生まれて早々ぶっ倒れ、家族は見事に過保護ルートへと突き進んでしまった。
両親はめちゃくちゃ溺愛してくるし、超強い兄様はブラコンに育ち弟絶対守るマンに……。
せっかくファンタジーの世界に転生したんだから魔法も使えたり?と思ったら、我が家に代々伝わる上位氷魔法が俺にだけ使えない?
しかも俺に使える魔法は氷魔法じゃなく『神聖魔法』?というか『神聖魔法』を操れるのは神に選ばれた愛し子だけ……?
どうせ余命幾ばくもない出来損ないなら仕方ない、お荷物の僕はさっさと今世からも退場しよう……と思ってたのに?
偶然騎士たちを神聖魔法で救って、何故か天使と呼ばれて崇められたり。終いには帝国最強の狂血皇子に溺愛されて囲われちゃったり……いやいやちょっと待て。魔王様、主神様、まさかアンタらも?
……ってあれ、なんかめちゃくちゃ囲われてない??
―――
病弱ならどうせすぐ死ぬかー。ならちょっとばかし遊んでもいいよね?と自由にやってたら無駄に最強な奴らに溺愛されちゃってた受けの話。
※別名義で連載していた作品になります。
(名義を統合しこちらに移動することになりました)
穏やかに生きたい(隠れ)夢魔の俺が、癖強イケメンたちに執着されてます。〜平穏な学園生活はどこにありますか?〜
春凪アラシ
BL
「平穏に生きたい」だけなのに、
癖強イケメンたちが俺を狙ってくるのは、なぜ!?
トラブルを避ける為、夢魔の血を隠して学園生活を送るフレン(2年)。
彼は見た目は天使、でも本人はごく平凡に過ごしたい穏健派。
なのに、登校初日から出会ったのは最凶の邪竜後輩(1年)!?
他にも幼馴染で完璧すぎる優等生騎士(3年)に、不良だけど面倒見のいい悪友ワーウルフ(同級生)まで……なぜか異種族イケメンたちが次々と接近してきて――
運命の2人を繋ぐ「刻印制度」なんて知らない!
恋愛感情もまだわからない!
それでも、騒がしい日々の中で、少しずつ何かが変わっていく。
個性バラバラな異種族イケメンたちに囲まれて、フレンの学園生活は今日も波乱の予感!?
甘くて可笑しい、そして時々執着も見え隠れする
愛され体質な主人公の青春ファンタジー学園BLラブコメディ!
月、水、金、日曜日更新予定!(番外編は更新とは別枠で不定期更新)
基本的にフレン視点、他キャラ視点の話はside〇〇って表記にしてます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる