ロスト・ファンタジア

ニセ神主

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地方都市バルザック

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 地方都市バルザック。

 高さ二十メートル程度の城壁が三重に敷かれている『要塞都市』の異名を付けられたこの都市は、一番外周壁の内側区画に露店や一般人を対象とした商店、宿屋が乱立し、一般市民の住居もこの区画に設けられている。また城壁内は衛兵の駐屯地でもあり、南北にある二つの城門に検問所を設け、街に立ち入る者を検査している。
 二番目の城壁の先には大規模商会の本店や富裕層を対象とした宿屋、各娯楽施設、商店の管理倉庫等が整然と建ち並んでおり、区画整理が行われていることを表していた。
 そして最後の中央区画。ここには領主であるレイモンド・バルザックの居城が中央に建立されており、その周囲には各行政機関、物資倉庫が密集して建ち並んでいる。やはり一番重要な区画であることを表すとおり、衛兵が常に巡回し、目を光らせている。
 ちなみに外側から『外壁区画』『内壁区画』『中央区画』と一般的に呼称されている。

 そんな日本ではまずお目にかかることが出来ないだろう光景を前に、御者台に座る薫は口を半開きにしながら呆然と眺めていた。ちなみに『傾国の狐面』を相変わらず装着しているため、その表情は誰にも分からない。

「どうです? この景色に見覚えありますか?」

 薫と一緒に御者台に座るアレクが手綱をしっかりと握りながら薫へ視線だけ向ける。馬の歩みに合わせ、陽の光を浴びて黄金色にも見える茶髪がユラユラと揺れ、それに薫の視線が一瞬奪われるも、彼の赤色の瞳が自分を見ていることに気付くと直ぐに問い掛けに対して首を左右に振る。

「久し振りに来たけど、毎回この行列嫌になるぅ……」

 そんな薫とアレクの間から顔を覗かせたリリアが、目の前に見える景色に疲れた声を上げる。アレクと同じ茶髪は彼とは違い、ボサボサに乱れていてその赤い瞳は微睡んで半眼状態となっている。

 彼女はいそいそと荷台へと頭を引っ込めると薫が出した素材アイテム『グリフォンの羽』を敷き詰め、上から布を掛けた簡易羽毛布団へと飛び込む。
 いくら居住性を高めたと言っても限界があり、サスペンションのような緩和する装置のない馬車は座っているだけでも疲れてしまう。そんな状況に我慢ならなくなった薫が在庫過多の『グリフォンの羽』を使って簡易羽毛布団を作ったわけだが、リリアはそれを気に入ってしまっていた。

「あぁぁ、このふかふか布団だけが私の癒しだぁぁ」

 皮鎧を外し、剣も無造作に置いて横になっているリリアを傍目に見て、アレクが盛大な溜め息を吐く。

「はぁ……すみません」
「いやいや。 まぁ、これだけ待たされちゃうとリリアみたいになっちゃうのも分かるから……」

 そう言って視線を上から下へと移せば、そこには城門の前にズラッと大勢の人からなる行列が出来上がっていた。チラッと馬車の後ろを確認してみれば、後ろにも行列が出来上がっていて、だいたい自分達は真ん中ぐらいだろうと予測がつく。
 そう、現在薫達一行は街に入るための検問待ちの列に並んでいたのだ。

「この調子だと日が暮れてしまうかもしれませんね」

 そう言われて空を見上げてみれば、まだまだ日が昇ったばかりで、日が暮れるとなると数時間は並ぶことになる。

「……マジですか?」

 つい素の反応をしてしまう。
 薫もファンタジー小説を読んだことがあるため、都市に入る際に検問所が設けられていることは想定していたことではあったが、まさかこれほどの時間が掛かるとは思わなかった。
 元の世界の空港等に設置されている金属探知機のような危険物を探知する道具とかないのだろうか……そんな疑問を抱かずにいられない。

「少し前まではここまで徹底されてはなかったのですが、周辺都市に魔族が侵入して暴れ回ったという事件があってからは何処も彼処も魔術師による魔力探知を行ってからでないと入れなくなったんです。それでも例外はあるそうですが……」

(探知するのあったわ。人力だけど)

 まるで薫の考えてることが分かっているかのようなアレクの回答に、素直に驚く。

「へぇ、そうなんだ……アレクって物知りだね」
「いえ、このくらいは常識として爺さんに教えられてますから」
「え~? 私はそんな話知らないけどぉ~?」

 布団の上で足をパタパタさせたリリアの間延びした声が響く。そんな彼女に、ジッとアレクが冷めた視線を向ける。

「……そうだろうな。お前は爺さんの話の時間、逃げ出して森の中で遊び回ってたんだから」
「……ぐぅ」

(まさかの寝たフリ⁉︎)
 
「ったく……それはそうと、もし良かったらカオルさんだけでも先に都市の中に入ってみませんか?」
「えっ、でもまだまだ検問終わらないでしょ?」

 現に薫達の乗る馬車は完全に歩みを止めていて、先程から少しも進んでいない。

「馬車や積荷を都市に入れる場合は検問所で荷物を全部確認するため城門を通るしかありませんが、徒歩で都市に入る場合はその隣の簡易検問所で身分証を提示し、手荷物を見せるだけで入ることが出来るんですよ。一応魔力探知もされますが、城門を通るよりかはずっと短時間で済みます」

 そう言ってアレクが指差す方を見てみれば、薫達が並ぶ列とは別に徒歩で歩く人達の列が出来上がっていた。そちらは少し進んでは止まり、進んでは止まりを繰り返しているが、薫達が並ぶ列と比べても進むペースが断然に早い。

 アレクが片手を手綱から離し、胸元を漁って四つ折りにされた手紙を取り出すと薫へ渡す。元の世界で見る白い紙と違い、その手紙は薄黄色で手触りもザラザラとしているものだった。

「この羊皮紙にはカオルさんの身分を爺さん……ユーグ村の村長が保証することが書かれてます。簡易検問所の衛兵に見せれば問題なく通してもらえる筈です」

 いつの間にこんなものまで用意していたのか。
 薫は村長の準備の良さに感嘆の声を漏らすが、確かにこの世界では薫の身分を証明するものが何も無かっただけにこの厚意は嬉しい。

「中に入ったら内壁区画に『金獅子亭』という宿屋があるので、そこで先に部屋を取って休んでて下さい。慣れない旅で疲れていたでしょう? 俺らも検閲が終わり次第そちらの宿屋に向かいますので」

 そう言ってアレクが薫へと優しげな笑みを浮かべる。

(村長は強面だしアレクもなんだかずっと私を見ているような気がして若干身構えちゃうけど、見た目に反して二人とも気遣いが出来て優しい紳士なんだよなぁ……)

「えぇ⁉︎ 私もカオルちゃんと一緒に行きたいぃぃ!」

 ──対してリリアがポンコツすぎる。

 布団の上で駄々を捏ね始めるリリアを余所に、アレクと薫は揃って大きな溜息を吐いた。


「よっ、と」

 薫がスタッと御者台から地面に降り立ち、ゆっくりと振り返る。その首元には深翠色の宝石の付いたネックレスが揺れ、手には『聖樹の杖』が握られている。
 振り返った先には相変わらず優しげな表情でジィッと薫を見るアレクと心配そうに眉を顰めるリリアの姿があった。

「うぅ~……本当に私も一緒じゃなくていいの? 迷子にならない?」
「どんな心配してるのさ……。大丈夫、迷ったら人に聞けばいいし迷うような複雑な場所って訳でもないんでしょ?」
「ええ。 『金獅子亭』は有名な宿ですから、街の人に聞けば直ぐに分かりますよ」

(みんなが知ってるくらい有名なのか)

 薫は村長から魔族討伐と報告依頼の報酬としてユグランド金貨五枚を貰っている。『L・F』のユグドラシル金貨と名前は似ているが刻まれている紋様は全く違い、ユグランド金貨の方が若干小さくて軽くなっている。
 貨幣が『L・F』と違うため金貨五枚というのがどのくらいの貨幣価値があるのか判断は出来ないが、一応は金貨なのだから前金制だとしても宿代くらいは多分大丈夫だろう。

「分かった。 二人も気を付けてね」

 そう二人に告げると、薫は意気揚々と簡易検問所の方へと歩いて行く。


「簡易検問所は……この列でいいのかな?」

 アレク達と別れ、薫は一人で簡易検問所の列へと並んでいた。
 並んでいる者はどうやら街の外に出ていた住人が殆どらしく、小さな羊皮紙を衛兵に渡しては外壁区画居住であることを申告していた。中には使い古された皮鎧や金属鎧、ローブに身を包んだ者もいて、その風体から冒険者と思われる者の姿であったが、彼らは銅のプレートを衛兵に見せ、申告を済ませている。

(成る程。確かにこっちの方が早いみたい)

 馬車の御者台から覗いていたとおり簡易検問所では衛兵が手荷物と渡された身分証だけを確認し、その先で控えている魔法使いっぽいローブを着た女性が手を翳して何やら呪文を唱えている。そして問題のなかった者はその先の扉を潜って街の中へと消えていった。

(女の人が使ってる魔法……あれがアレクの言ってた魔力探知なのかな)

 『L・F』には魔力探知という魔法はなく、似たようなもので『探知魔法ディテクト・マジック』という、敵性意識のある相手をマップ上に表示する魔法があった。敵性意識と言ってもゲームの中なので結局は敵モンスターのことをそれっぽく言っているだけなのだが、そこは公式のこだわりらしく魔法の概要欄にはちゃんとそう書いてあった。
 薫も一応はゲーマーの端くれ。未知の魔法やアイテムには興味を抱かずにはいられないため、その女性の様子を目を離さず観察する。

「ほら、次。……ん? そこの変な面を付けた、お前だよ」

 夢中になっていたせいか、順番が回ってきたのにも気付かず衛兵に呼ばれてしまった。
 慌てて衛兵の前まで進むとアレクから受け取った羊皮紙を取り出し、衛兵へと渡す。

「旅の魔法使いの薫です。この街の前にはユーグ村にいて、そこの村長さんのところでお世話になってました」
「魔法使いか……だからそんな仮面を?」
「え、えぇ。まぁ……」

 この世界の魔法使いの格好は分からないが薫の答えで納得するあたり、一般人の魔法使いに対する認識は少し変わっているかもしれない。

 初老の男性の衛兵は薫の答えと羊皮紙の中身を読んで一瞬目を見開くと、楽しげに頬を緩める。

「あの『鬼兵長』ガレウス殿の所で世話になったのか! 懐かしいなぁ……どうだ、あの人はまだ元気に剣を振ってるか?」
「は、はい! この前なんかこんな大きな森猪を狩ったみたいで、村中大騒ぎでした!」
「ははっ! あの人も変わらんなぁ!」

 どうやらこの衛兵の男性は村長のことを知っているようで、薫が村長の話をする度に目を細め、懐かしむように何度も頷いたりしている。
 薫としても村長がこの街で兵士長をしていたとは聞いていたがまさか『鬼兵長』と呼ばれていることは知らなかったため、知人の意外な一面が見れたのがちょっと嬉しくなる。

「おぉ、すまん。懐かしくて引き止めてしまってたよ。ほら、先でバネッサ殿の検査を受けてくれ」
「ありがとうございます!」

 男性から羊皮紙を受け取り、そのままローブを着ているバネッサと呼ばれた女性の前へと進む。

 バネッサは大体20代半ばぐらいだろうか。疲労なのか寝不足なのか目の下には濃い隈が出来ていて肌は病的なまでに青白い。肩甲骨辺りまで伸ばした金髪も、所々跳ねていたりしている。フードの付いた焦げ茶色のローブを羽織って体型までは分からないけど、翳した腕は薫でも驚くほどに細っそりとしている。それでも目元は二重でパッチリしており、素の顔立ちが整っているだけに勿体ないと思ってしまう。

 バネッサは毒々しい青色の液体が入った小瓶を一気飲みすると、顔を顰めながら薫の目の前へ手を翳し、呪文を唱え始める。

「『至高神が持つ叡智の書よ その書物の一端を我に授け 彼の者の全てを暴き給え“探知アナライズ”』」

 女性が呪文を唱え終わると同時に彼女の手がボゥッと明るく光る。
 『L・F』には魔法を使うのに呪文は必要なかった。その代わり発動までに時間が掛かるものキャストタイム次の発動までに時間が掛かるものリキャストタイムはあったが、そこはゲームだけあって呪文というものはなかった。

 この世界では魔法を使うのに呪文が必要なのか、それともこの魔法が呪文を必要とするのか分からないが、また一つ調べなければならない事が増えたのは間違いない。
 
「──あら?」

 突然、バネッサが首を傾げながら薫に詰め寄る。
 薫の前の人達を検査していた時には見せなかった変化に、薫は勿論、周りの衛兵や後ろの検査待ちの人々もギョッと目を見開く。薫は相変わらず狐面を付けていたので悟られはしなかったが。
 
「貴女……いえ、そんなまさか……」
「ど、どうかしましたか?」

 バネッサは首を傾げて問い掛けてくる薫を無視すると、舐め回すような視線を向けてくる。

「ば、バネッサ殿? どうされたのです……?」

 薫と会話をしていた衛兵が困惑したようにバネッサへ声を掛ける。しかしバネッサはその呼び掛けなど聞こえていないのか薫を上から下まで確認した後、フルフルと頭を振ると疲れたような声を上げる。

「いいえ、何でもないわ……申し訳ないけど少し休憩させてもらうわね」

 眉間に指を当て、近くにあった椅子へと腰掛けるバネッサ。その様子を見て衛兵の男性が薫の後ろに並んでいた人々を簡易検問所から退出させる。

「あ、あのー……私は街の中に入っていいんですか?」
「ん? あぁ……」

 チラッと男性がバネッサへと目配せする。

「……えぇ、いいわよ」
「だそうだ。 ようこそ、バルザックへ」
「ありがとうございました」

 背中を伝う冷や汗が悟られないよう必死に表情を取り繕いながら、衛兵の男性に促されるままに薫は簡易検問所を後にした。
 
 


 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 バルザック外壁区画。
 整備された道の両端には様々な露店が建ち並び、道行く人々に向け威勢の良い声が投げ掛けられている。

 そんな活気に溢れた雰囲気の中を、簡易検問所を抜けてから未だに緊張の面持ちで薫が歩く。そしてある程度歩き進めたところで道の端に寄って立ち止まると後ろを振り返って追って来ている者がいないのを確認すると、ホッと胸を撫で下ろす。

「良かった……ちゃんと効果あったみたい」

 付けていたネックレスを持ち上げ、眼前に掲げる。その深翠色の宝石が陽の光を反射し、鮮やかな光を反射する。

 『アルテミスの加護』と呼ばれるそれは、装備者をあらゆる探知系の魔法や罠から防ぐ効果がある。
 『L・F』では『探知魔法ディテクト・マジック』を使ってくる魔術系の敵も存在しており、その敵に察知されずに奇襲を仕掛ける時や戦闘を避けたい時に装備することで発見され難くする効果があり、狩人プレイや暗殺プレイを好むプレイヤーがよく使っていたりする。

 薫は魔力探知の魔法による検査を乗り切るため、このアイテムを装備していたのだ。

 というのもこの世界にはステータスを確認する方法がなく、薫自身、自分が現在どの程度の能力を持っているのか分からずにいた。魔族を倒す時に『上位聖結界ホーリーサンクチュアリ』と『拡散爆裂魔法グラウンド・ゼロ』を連続で使えたことから魔力……所謂MPはそこそこあるはずだが、その限界値を知る術がないのだ。

 まだ自分がゲーム時に使用していたキャラクターの外見でもしていれば能力も同じくらいと想像がつくのだが残念ながら薫の見た目は現実の彼女と遜色ないものだった。

 旅の途中、アレクとリリアに気付かれないようにこっそりと様々な魔法(基本的にステータスアップ系)を使い続けた結果、ゲーム時に使えてた支援系魔法は全て使えることが判明したし、MP切れで魔法が使えなくなるということもなかった。
 なのである程度は魔法を使うのに問題はないことは判明したが、ならば攻撃系の魔法はどうだろうか。幸か不幸か、道中魔物や盗賊といった相手に遭遇することもなかったため魔法を行使する機会は訪れず、攻撃系の魔法に関して確実に使えると言えるのは『拡散爆裂魔法グラウンド・ゼロ』のみである。

 魔力の総量や使える魔法も自分自身で分かっていない中、万が一でもこの世界での規格外の魔力を探知されて余計なトラブルに巻き込まれることを避けるため、薫は一筋の希望を込めて『アルテミスの加護』を装備することにした。

 『探知魔法ディテクト・マジック』と魔力探知の魔法が同一であるとは思えなかったが『上位聖結界ホーリーサンクチュアリ』もゲームの時とは違う効果を及ぼしたこともあり、もしかしたら同様に探知を遮断してくれるのではないかと思っていたからだ。

 最悪、もし探知に引っかかってしまった場合は『聖樹の杖』を差し出すつもりだった。一応この杖の説明文に『所有者の魔力を高めてくれる』と書かれていたこともあって、魔力の込められた杖ですと言って差し出せばもしかしたらなんとかなるかもしれない──そう考えて。


「──さて、それじゃあ早速宿で部屋を取って、その後は……」

 とりあえず懸念していた街への入場を無事に済ませたことで気持ちに余裕の生まれた薫は、キョロキョロと改めて辺りを見回しながら徐々に口端を上げていく。

 露店には見たことのない食べ物や道具が並べられており、道行く人々は如何にもファンタジーというような変わった服装をしている。やはりファンタジーの定番なのか、薫のような黒髪黒目のアジア系の顔立ちの人は全く見当たらず、代わりに目鼻立ちがクッキリとした欧米系の顔立ちに金髪や青髪、赤髪などのド派手な頭をした人が其処彼処を歩いている。
 それと意外にも魔法使いは多いのか、薫のように杖を持ったローブ姿の者も何人か見かけられた。

 ユーグ村だけでも大きな森猪や幌付き馬車など十分ファンタジー要素溢れてはいたが、こういった街の雰囲気こそが薫の想像するファンタジー像と言えた。

「少し探検してみても……いいよね?」

 抑えられない好奇心に後押しされ、薫は早足になりながら街の中へと歩を進め始めた。









 



 




 
 
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